デート ア ライブ ~転生したら遠坂家!?~   作:狩宮 深紅

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皆様、お久し振りです狩宮深紅です!( ・∇・)
2ヶ月近く、投稿をあけてすみませんでした!!

リアルのほうがベリーがつくほど忙しく、なかなか執筆に時間がとれませんでした・・・
具体的に言うと、体育祭が終ったと思ったらすぐに期末テストが入ってきました、はい。

まぁ、要するに、私の時間の作りかたが悪だけです、はい。
いや、本当に申し訳ありませんでした。

次はいつものペースに戻れるので安心してください!
それでは本編をどうぞ!



29話 ~知ってしまった真実とイレギュラー

~紅輝side

 

ある日の祝日、外は天気に恵まれもうすぐ夏を迎える季節になり少し暑いとも感じられる日、俺は使い魔を使って、士道の十香、折紙、狂三とのトリプルデートをまさに愉悦とばかりに顔をサディスティックな笑みを浮かべながら部屋で見ていた。

 

うんうん、やはり複数の女性と関わりをもつとこうなる運命なんだよなー(笑)現に俺の父さんや志貴さんもそうなったからな。(自分も含まれていることに気がついてない)

士織は俺の家に来たと思ったら母さんと一緒に訓練場に行っちゃったし士道のデートを見るのもいいけどやっぱり暇だな~。

 

そんなことを考えていた時。

 

『~♪』

 

携帯から馴染みのある音色が聞こえてくる、

 

「えーと、誰からだ?あ、エレンさんじゃん!

はいもしもし。」

 

『あ、紅輝ですか?私ですエレンです。』

 

「ひさしぶりです!エレンさん、最近はあまり電話をしてこないからやっぱり忙しかったんですか?」

 

『ええ、上司が自由奔放で中々たいへんです。それと、私のことはエレンと呼ぶように言いましたよ紅輝?」

 

「あ、ごめんごめん。ひさしぶりだから忘れてたよ。」

 

『ふふ、次は気をつけてくださいね。それと時間ありますか?今調度天宮市にいるんですよ、よかったらお昼にあのカフェで会いませんか?』

 

「わかりました!今すぐにいきますね。では!」

 

『ええ、また後で。』ピ

 

うぉぉ!ひさしぶりにエレンさ・・エレンに会える!そうと決まれば早速用意しないと!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よし!用意完了!早速レッツゴーだぜ!

 

そして、そのまま外に出ようとしたらモーさんにあった。

 

「あれ?マスター、どこにいくんだ?」

 

「あぁ、モーさんちょっと知り合いが久しぶりに会えるって言ってたからいまから会いに行くんだ。」

 

「ふーん、なるほどな気をつけていけよ。」

 

「おう、じゃあ行ってきます!」

 

「いってらしゃい。」

 

そう言って俺は勢いよく扉を開けて外にでた。

 

 

――――――――――――――――――

 

「・・・マスターの知り合いね、何か嫌な予感がするんだよな。」

 

彼女自身がもつ直感のスキルが何かに警報を鳴らしていた。

そんな事をモードレットが考えていると、ある一人のサーヴァントが横切る。

 

「おい、アサシン、ちょっといいか。」

 

名を呼ばれたサーヴント、アサシンは最近の好物であるたい焼きを食べながら振り向く。

 

「・・・ゴクン、何?赤のセイバー。」

 

「その名前で呼ぶのはあんまりオレとしては良くないんだがな、まぁいいや、ちょっとマスターを尾行してくれないか?オレはもう霊体化出来ないからな」

 

モードレットのその言葉に少し考えると。

 

「・・・いいよ、セイバーの直感スキルが何か言ってるんでしょ。」

 

「まぁ、そう言うことだよろしく頼むぜ、気づかれないように出来たら今度の日曜日になにか買ってやる。」

 

「じゃあ、駅前のたい焼き屋ね、それじゃあちょっと行ってくるね」

 

そう言ってアサシンと呼ばれたサーヴァントは姿を消した。

 

「・・・何も起こらなければいいだがな。まぁ、取り敢えず今は元黒のアサシンに任せるか。」

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

しばらくして、待ち合わせのオープンカフェについた。

外にあるテーブル席にエレンは座っていた。

アニメの中のイリヤにそっくりな(・・・・・・・・)女の子と一緒に。

そしてその女の子はこちらを品定めするように、狩りをする肉食獣のような目でこちらを見ていた。

俺はその女の子は直感的に危険だと思った。

もしかするとアインツベルン関係のものかもしれない。

エレンには失礼だが少し警戒をしなければならない。

 

「久しぶりです。エレン!そちらの女の子は?」

 

俺は心の中の事を隠すように満面の笑顔で挨拶をした。

 

「ええ、久しぶりです紅輝、紹介します。こちらの方はレイアスフィール・フォン・アインツベルンさんです。」

 

「・・・どうも」

 

っ!やっぱりか、アインツベルン!仕掛けてくる可能性なら十分にあると思っていたがここで来たか!間桐は父さん達が桜さんと慎二さんを残してぶっ潰した、だがアインツベルンの本拠地はドイツだ。そう易々と攻略で知るような所でもないし、戦闘用のホムンクルスだってうじゃうじゃいる。

アインツベルンが来たってことは俺の中の聖杯の存在がばれているということになる。

俺は遠阪の家の者だから魔術教会に狙われることはかなり少ない、だが聖杯に異常な執着を持っているアインツベルンは別だ。

さて、どうするか・・・。

 

「取り敢えず、なにか頼みましょうか?」

 

エレンがメニュー表を見ながらそう言う。

 

「そうですね、ジュースは何があります?あるならファン○グレープがいいです!」

 

「えーと、ありましたよ。そうですね。私は取り敢えず紅茶にしておきましょう。レイアスフィール、あなたは何にしますか?」

 

「・・・紅茶。」

 

「わかりました。それじゃあボタンを押しますね。」

 

エレンがボタンを押ししばらくすると、店員さんが注文表を持ってくる。

 

「いらっしゃいませー!ご注文は何でしょうか?」

 

「ええと、ファ○タグレープと紅茶を二人分をお願いします。」

 

「かしこまりましたー。」

 

店員さんはそう言いながら去っていった。

しばらくすると、飲み物が運ばれてきて俺とエレンは仲良く談笑をしていたのだが、レイアスフィールはその間は軽い返事しかしなかった。

 

「~♪」

 

エレンと話していると聞き覚えのない音楽、エレンの電話がなった。

 

「あ、すみません上司です。少しこの場を離れますね。すぐに戻っときます。」

 

そう言って、エレンは席を離れた。

 

エレンが席から離れて数秒経った、その時だった。

 

止まったのだ。そう、俺の身の回りにあるもの全てが、さっき注文を取りに来た店員さんも、電話のために席を離れたエレンも俺以外の全てが、否、俺とレイアスフィール以外が。

 

「・・・何をした、アインツベルン。」

 

俺が声色を変えてレイアスフィールに尋ねる。

彼女はさっきの様子とは打って変わってクツクツと笑っていた、いや、嗤っていた。

 

「ふふふ、エレンみたいにレイアスフィールとは呼んでくれないのね、と・お・さ・か・こ・う・き?いや、私と同じ、転生者(イレギュラー)。」

 

「てめぇ、どこまで知っている。」

 

「あらあら、怖いわねぇでも安心して、今のところエレンや他の人間に危害を加える気はないわ。それと私はあの女神からの転生者では無い、今答えられるのはこれくらいかしら。」

 

「どういうことだ、アルテミス様から転生させてもらって無いだと?」

 

「ええ、あ、一応だけどちゃんとアインツベルンの人間としても来てるわ、まあ、来る前にはもうお爺様も他のホムンクルスもぜーんぶ、殺しちゃってるんだけどね、ははは!」

 

そう言いながらレイアスフィールは席を立ち俺の方に少しづつ近づいてくる

 

「・・・っ!このゲスが!」

 

「あらあら、女の子に向かってゲスなんて使っちゃ駄目なんだよ~、だいたい、君だってアインツベルンをよく思ってないんじゃない、それなら遅かれ早かれどうせ殺されるんだから私が早めに殺してあげようとおもってね。ふぅ、久しぶりにいっぱい喋ったから体も少しは動けるようにはなったかなー。」

 

レイアスフィールは笑いながら俺の数メートル前に立つと。

 

「それじゃあ、あなたの中のその聖杯、貰うね。」

 

そう言うと亜空間らしきところから白と黒の剣を二本取り出したかと思うと、その少女のような体からは想像も出来ないような速さで俺に向かって剣を突き付けてくる。

 

「くっ!させるか!投影、開始(トレース・オン)!」

 

俺は応戦するために刀を投影しようとしたが、刀が全く現れる気配がない。

「な!?くっ、仕方ない!」

 

俺は仕方なく、亜空間から天上天地天下無双刀を取り出して、二本の刀を受け流す。

 

「ふふふ、それが貴方の得点の1つかしら、あぁ、そうそう、言い忘れたけどこの結界中では魔術は使えないわ。」

 

「ちっ、厄介なことを!」

 

レイアスフィールは二本の剣を使って、舞うように連続で攻撃してくる。

その技量は俺と同じかそれよりは上だろう。

 

レイアスフィールは剣を振るう手を全く止めようとしない、むしろ俺をこのまま仕留めるために剣を振るっているように感じるほど殺気を振り撒いている、だが、そんな状況下でも彼女は笑っていた、この命の取り合いを悦しむように、俺だってそう簡単に殺される訳にはいかない、このまま俺が殺されれば俺の中の聖杯もとられ一体どうなるかもわからない。長い剣劇の嵐の中に一瞬、彼女の動きが鈍くなった。俺はそのチャンスを見逃さないために刀を降り下ろす、だが、それが俺の失態だった。彼女はニヤリと笑うと黒い方の剣から黒い稲妻を発声させてそのまま放電を放つ。

 

俺はその放電に対応出来ずに後ろにぶっ飛ぶ。

 

「ぐっ!・・・がぁ」

 

俺は傷みを噛み殺し、受け身を取りそのまま立ち上がる。

 

だが、レイアスフィールが追い討ちをかけてくる様子が無い。

 

「・・・?」

 

「ふふふ、やっぱり強いわね、私と違って才能も有って羨ましいわ、でも、それじゃあ私の目的が達成出来ないから予定を変更することにしたわ。」

 

そういうと、レイアスフィールはエレンのいる場所に瞬間移動をした。そのままエレンの喉元に剣の刃を突きつける。

 

「なっ!てめぇ!」

 

「あら、卑怯なんて言わないで頂戴、さっきちゃんと言ったでしょ、"今のところ"って。大体、エレンが私と一緒に居たことで少しはエレンの事は敵だってわかってたんじゃないかしら。」

 

「っ!」

 

「もしかして、今日までエレンがDEMの人間だって知らなかったのかしら?ふふふ、そうだとしたらとても滑稽な話ね、敵同士がこんなにも仲良く今までしていたんだから。まぁ、エレンは貴方がラタトスクの人間だってわかってたみたいだけどね。」

 

「・・・。」

 

・・・わかっていた。彼女の言う通り、エレンがレイアスフィールと一緒にいたと言うことはエレンも俺の聖杯を狙っているんじゃないかって、 だけど最後まで信じていたかった。事実をストレートに突きつけられ俺の中でさまざまな感情が渦巻く、エレンは敵、倒すべき敵の中の一人。

それは俺の心をぐちゃぐちゃに乱すには度が過ぎているほどだった。

 

「あら?もしかしてショックで何も話せないのかしら、まぁ、いいわさっさとその武器を捨てて両手を頭の後ろで組みなさい。」

 

俺はなすすべもなく刀を地面に突き刺す。

普段ならばもっと違う方法があるといて抵抗しといただろうけれどそれほどまでに突きつけられた信実が大きかった。

だが、俺は内心を悟らせまいと、思いきり相手を睨み付ける。

そうしているうちに彼女は何か詠唱的なものを初めてこちらに手を伸ばしてくる、その瞬間、俺に半透明な巨大な手が俺をつかむ。

 

「ぐっ!?」

 

そしてそのままその巨大な手はゆっくりと俺をレイアスフィールの元に持っていく。

 

「ふふふ、無様ね、さっきまでの威勢はどうしたのかしら?」

 

「・・・だまれ、この外道がっ!!」

 

俺が精一杯の抵抗叫ぶと彼女は目を細め、冷淡な目でこっちを見てくる

 

「ふぅん、そんな事は言っちゃうんだ。」

 

彼女がそう言うと、俺を握る半透明な手は俺を握る潰すかのようにその力を強めた。

 

「がぁぁぁぁあ!?」

 

「いま、貴方の生殺与奪は私が握ってるのは理解してるかしら?今私があなたを殺さないのは聖杯に異常が出ないように気をつけてるだけなんだから、私が殺そうと思えば何時でも殺せるのよ?

まぁ、いいわそろそろ聖杯の回収でもしよー。」

 

そう言うと彼女は手に手に魔力を纏わせて俺の腹をそのまま貫いた。

 

「ぐっ・・・」

 

だが、傷みはない、おそらく聖杯だけを探しているのだろう。俺の心境を表しているかのごとく、周りが少し霧がでたように感じた。

 

「ふふふ、やっと見つけたわ。聖杯を!」

 

彼女はついに聖杯を見つけてしまったらしい、

そして彼女が聖杯を引き抜こうとした瞬間だった。

 

 

 

 

 

 

 

聖母解体(マリア・ザ・リッパー)!!!」

 

「「っ!!?」」

 

結界を突き破るように俺が使役しているアサシンの一人、ジャックがレイアスフィールに一直線に近づくと、宝具を解放して切りつける。

それにいち早く反応した、レイアスフィールは俺の聖杯を途中で放すと二本の剣で防御姿勢に入り、ギリギリ受け止める。

受け止められたのは今の時間帯が夜では無いこと、結界中で霧が十分に発生させることができなかったからだろう。

 

「ジャックっ!」

 

「大丈夫?マスター(お母さん)

 

「ああ、何とか、助かったよ・・。」

 

ジャックはレイアスフィールから俺を担いで離れると、数十メートル離れたところで俺をおろしてナイフを構える。

レイアスフィールはあと一歩のところで目的が叶ところだったのを邪魔されて、顔に怒りを浮かばせながらこっちを見ている、だが、しばらくすると溜め息をついて、肩を下ろす。

 

「はぁ、後もうちょっとだったのに、流石にサーヴァントが相手じゃ流石に勝てないわ、この結界の維持にも相当な魔力が必要なものだからね、いいわ、今日は取り敢えず見逃してあげる。

その代わり今度はちゃんとその聖杯をもらうからね、その時は、ちゃんと殺してあげる。」

 

「言ってやがれ、このやろう。」

 

俺は吐き捨てるようにレイアスフィールにいった。実際、ジャックの力が有れば今ここであいつを倒せるだろう、だが、レイアスフィールの話じゃ、この結界もそう長くは展開出来ないらしい、このまま戦闘を続けても途中で結界がきれて、周りに被害が出るのは良くないだろう。

 

「ジャック、すまない手を貸してくれ、このまま逃げるぞ。」

 

「わかった、マスター(お母さん)。」

 

俺達はこのままジャックがこじ開けた穴から逃げるように結界の外に出る。

 

出た場所は、カフェの外ではなく、どこかの路地裏のようだ。

俺は傷の痛みと極限の緊張感から解放されて腰が抜けて近くの壁によりかかるように、倒れこんでしまった。

 

「畜生!!」

 

怒りに身を任せて地面を叩く、それほどまでに俺の心はズタズタにされてしまっていた。

 

マスター(お母さん)・・・」

 

ジャックが心配そうに俺の顔を覗きこむ。

 

・・・だが、ずっとこれを引きずっていてはいけない、次はさっきのような敗北を味わいたくない、だから、もっともっと強くならないと・・・

 

でも、その前にちょっとだけ。

 

「すまない、ジャック、少し君を抱かせてくれないか?」

 

普段の俺とは比べ物にならないくらい弱々しい声が出てしまった。ジャックも俺の気持ちを察したのか俺に身を寄せてくれる。

 

「ありがとう。」

 

俺はジャックを抱きながら悔しさに少し泣いてしまった。彼女を強く抱き締めながら。抱き締めた彼女の体はとても温かかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回はここまで!
紅輝はついに信実を知ってしまいましたね。
さて、これからどうなるのでしょうか!
次回もお楽しみに!

次回予告
紅「もっともっと強くならないと!」
ジャック「マスター、今度駅前の鯛焼き屋で鯛焼き買って!」
紅「え?まぁ、いいけど。」
ジャック「やったあ!マスターやさしい!」
紅「そうか?まぁ、ありがとな。」ナデナデ
士織「紅輝くん、そのちっちゃい女の子は誰?
紅「はっ、しまったぁ!?」
士織「また女の子をそんなに侍らせて!しかも今度はそんなにちっちゃい子なんて!このロリコン!」
紅「ぐはぁっ!!」





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