デート ア ライブ ~転生したら遠坂家!?~   作:狩宮 深紅

33 / 35

えぇ、4ヶ月も放置を決めてすみません、狩宮深紅です。はい、言い訳をさせてください、お願いします!TRPGのシナリオやら書いていました、後、少し行き詰まってしまってしばらく放置してました、本当に申し訳ありません、これから元に戻れると思いますのでこれからもよかったら見ていってください!

それでは、本編をどうぞ!


32話~白い悪魔

 

紅輝side

 

俺は今、かなり良くない状況におかれている。

それは、時崎狂三の精霊の能力〈時喰みの城〉が発動され、魔術師の俺や士織、ベルディエを含む精霊達は問題ないみたいだが、これはメドゥーサの宝具である〈他者封印・鮮血神殿(ブラッドフォート・アンドロメダ)〉とたいして変わらない凶悪なものだ。

放っておいたら確実に死者が出るだろう、幸い、まだ発動されたばかりなので、早めに手を打てば何とかなるだろう。

 

令音さんからの指示で屋上にいつでも入れるようにドアの前で士織と待機している。

道中、狂三の分身体と複数体遭遇したが、ネロとベルディエに任せて対処してもらっている。

そうしているうちに〈時喰みの城〉は解除され、体の倦怠感も感じられなくなった。

 

ドアの前で狂三と士道の対話を聴いているとなかなか手応えがあるようだが、さっき、昼休みの屋上での事があるから、今動揺している狂三は恐らく分身体の方だろう、だが、分身体とはいえあの狂三をここまで気持ちを揺さぶることができる士道もやはり主人公なんだなと、思う。

 

そんな時、何が貫かれる音がし、その直後肉が潰れる音もした、血の臭いがドア越しからでも感じることができた。

 

「やはり・・・か、恐らく本体の方が出てきたみたいだな。(一応このまま俺が何もしなくても原作的にはほとんど変わらないが何か嫌な予感がするな)士織、〈ナイトメア〉との対話は恐らく失敗だ、士道が殺される前に向かえ打つぞ」

 

「う、うん!紅輝くん。私も頑張るよ!」

 

士織は、実際まだ戦いが出来るほど魔術を修めていない、だから基本的に士織を守りながら戦う戦法になってしまう、それでいて、警戒をしなければならないのは狂三の能力による他の分身体の攻撃もだが、最も気を付けなければならないのは、奴が最も危険な精霊を裏付けている理由の一つである時間操作の能力だ、一応、対魔力、対物理と少しばかりの対霊力を着けた礼装を士織に持たせているが、奴が本気の一撃を放ったとしたらこんな礼装は紙切れ程度だろう。

 

(最悪はジャンヌやあの人を令呪を使って呼び出すか・・・?)

 

「士織、準備はいいな行くぞ!」

 

そういって俺はドアを開けると俺の目に入ったのは狂三の影から出ている腕が士道の足を捕らえ、

今にも士道を喰おうとしているところだった。

 

「くそっ!やらせるか!!」

 

俺はただの日本刀を一本投影し、狂三に全力で近づく、だが間に合わない、そんな時だった。

狂三の右腕が吹き飛ぶ、狂三の切られた方の腕は綺麗に切られ、切った得物の鋭さを証明していた。士道の前に立っていたのは士道や士織に少し似ているASTなんかが着ている武装の上位互換系を身に纏った女の子だった。

その少女は淡々としかし目は狂三を鋭く睨みつけながら話す。

 

「兄様、また危ねぇところでしたね。」

 

「真那!?と紅輝先輩に姉ちゃんも!?」

 

士道は突然の救援に驚いているようだった、狂三は狂ったように笑いながら俺達と距離をとる。士織はドアのところで見ているようだが、士道が見えているように、半分体を出して見ている。

 

「兄様?もしかしてあそこにいるのはねぇ様と言うことですか?。」

 

「あ、ああ昨日は姉ちゃん紅輝先輩のところに止まってて、いなかったからな。」

 

「なるほど、そういう訳ですか、ですが兄様、お話はここまでみたいでいやがります。」

 

「全く、真那さんったらわたくしの礼装を意図も容易く切ってしまうとは、それに紅輝先輩も昼休みぶりですかねぇ?」

 

狂三は切られた腕を痛がる様子もなくとても楽しそうに笑う。

 

「こうも、揃われると本気を出さざるを得ませんか、お出でなさい!〈刻々帝(ザフキェェェェェル)!!〉」

 

彼女が叫ぶと同時に後ろに大きな時計が現れる、その大きな時計はゆっくりとだが、その時を刻んでいた。

 

「最初からお遊びは無しですので覚悟をしておいてくださいねぇ!!」

 

そういうと、彼女は時計の1の数字の部分から持っている銃に弾をこめると自身に向かって射つ。

 

【一の弾】(アレフ)

 

彼女が自身を射ち抜いた瞬間、彼女のスピードが先ほどとは比べ物にならないほどに上がった。

だが。

 

「速いだけならどうにでもなる!あと、士道、士織のところへ行け、早く!」

 

「で、でもっ!」

 

士道は俺に抗議するかのように言う、分からないこともない、士道が望んでいるものは精霊との対話による解決、だが、俺が今やろうとしていることは武力による解決なのだから。

俺の威圧に士道は悔しそうに顔を歪ませながら士織のもとに行く。

 

「・・・士道、お前の気持ちは分からないこともない、だが、交渉はほぼ決裂したここはもう戦いの場だ、なに、安心するんだ何とかしてみるからな。」

 

 

俺はそう言いながら日本刀の投影を消し狂三の弾丸を避けながら、いつもは使わないが一番投影しやすく、しっくり来る宝具、干将莫耶を投影する。

おっと、お前らもしかして、俺が干将莫耶を使わないと思っているんじゃないか?だが、残念!基本的に父さんと訓練するときは干将莫耶の方を使っているからこっちでも戦えるんだぜ。

 

「さて、ここからは遠坂じゃなく、エミヤとして戦わせてもらううぞ!」

 

リーチが短くなった代わりに小回りが聞くようになり、先程よりも断然弾丸を打ち落とし安くなる、一気に狂三に肉薄し礼装である二丁の拳銃を狙う、だがそう簡単にやられるようでは最悪の精霊とはよはれないない、俺と共に狂三を戦っている真那ちゃんもやっているがかすり傷程度のダメージは与えていれているが決定的な攻撃が出来ていない。

 

「ほらほらぁ!どうしたんですかぁ?そんなんじゃわたくしを倒せませんわよ!」

 

狂三は何時までも決定打を与えられない俺達を煽るように言う。

 

「ちっ、今までの奴とは格が違うってことですか。」

 

「・・・真那ちゃんだったか、五秒でいい時間を稼いでくれないか、一つだけ手は無いこともない、結構最低だが。」

 

「はっ、やつを倒せる物があるなら早くそれを出せって話です、まぁ、五秒程度の稼いでやりますよ。」

 

「すまない。」

 

俺はそういってバックしながら詠唱をする。

 

投影、開始(トレース・オン)

 

魔術回路に魔力をフルで流す、今から投影するのはギルガメッシュの宝物庫の中にあり、この前見せて貰った宝具、だが、これはそれこそ神秘が高い時代の宝具である故に投影することは難しい、

体が悲鳴をあげる恐らく血管の何処かが破れた、俺には過ぎたものと訴える。父さんならもっと上手くやれただろう、だがまだ未熟な投影技術では体の負担が大きすぎた、三秒かかって投影が完了する。

俺の腕に巻きついている宝具こそが今回の切り札。

 

「真那ちゃん、オッケーだ。時間稼ぎありがとう。さぁ、いけ!我が身を贄とす鎖契(アルフェラッツ)!」

 

そういうと、俺の腕に巻きついている鎖が狂三を捕らえる、捕らえた瞬間にその鎖は狂三の全身に巻き付く。

 

「なっ!?ですが、この程度の鎖でわたくしを・・・」

 

狂三は力ずくで破ろうとするが全くちぎれる気配がない。

 

「破れないだろ、俺の魔力の3分の1を使ったんだそれぐらいでなければ困る、しかもそれは神秘のあるものを絶対に離さない、もう一つ付け加える

ならそれは"女"というものを離さない、しかもそれが"処女"ならなおさらだ」

 

 

 

 

 

 

「「「え"」」」

 

俺以外のほとんどが絶句した、それはそうだろう、俺だって初めて知ったときはあまり、使いたくないなーとか思いながら見てたもん。ていうかこの宝具、精霊のほとんどに入るんだよなぁ。

おい、お前ら、やめろぉ!そんな目で俺をみるなぁ!!

 

「コホン、ともかく狂三お前は今は絶対絶命って奴だ。」

 

「・・・悔しいですが、本当のようですわね。あと紅輝先輩、最低です。」

 

「ぐっ、まぁいい、何とでも言うがいい。」

 

鎖でぐるぐる巻きにされた狂三が半分諦めたようにため息をつく。

 

「あっけねぇですね〈ナイトメア〉、こんなよくわからないものに負けるなんて。」

 

真那ちゃんは狂三の近くに行くと流石に同情してはいるが、まだ油断はしていなかった。恐らくすぐにでも狂三の首を取るためだろう。

「あー、すまない、真那ちゃん、よかったらこいつの待遇は俺に任せてくれないか?」

 

「何をいっていやがりますか、こいつは最悪の精霊、〈ナイトメア〉ですよ。生かしておいたらそれこそまた被害者が増える一方です。」

 

「まぁ、真那ちゃんの言うこともわからないこともないんだけど、この鎖がある間は狂三は能力の行使も出来ないんだ、それに、士道だって精霊を殺すことは望んではいないからさ。」

 

「・・・わかりました、その代わりこれは貸し1です。」

 

「すまない、ありがとう真那ちゃん。」

 

 

 

 

 

「どうやら、何とかなったみたいですわね。」

 

屋上の入り口からベルディエとネロが入ってくるどうやらそっちも片付いたらしい。

 

「ああ、何とかな、そっちも上手くいったようで何よりだ。」

 

「奏者よ!余を誉めるが良い!やはり余はそなたの最優の英霊だな!」

 

ネロが撫でれっ!と言わんばかりに頭をつきだしてくる、彼女に犬の尻尾があったら今ごろぶんぶん振れているだろう。

 

「よく頑張ったなネロ。よしよし。」ナデナデ

 

「うむ、うむ!」

 

先程の戦闘の空気も収まり、狂三の今からをどうするかラタトスクの零音さんに聞こうとしていたその時だった。

 

『っ!コウ!君達のいる屋上の水平上から巨大な魔力反応だ!距離はそんなに遠くない!』

「なっ!?」

 

急いで回りを見渡すと桜色の魔力の塊があった、

しかもそれは尋常じゃない密度だと分かる、その光の固まりは後ろには魔方陣が展開されており、その大きさを増していっている。

まずい、あれは恐らく〈熾天覆う七つの円環〉では防ぎきれない、確実に俺達は吹き飛ぶ。

 

「みんな!一ヶ所に集まれ!差もなくば死ぬぞ!!令呪をつかって命ず、ジャンヌ、来い!。」

 

右手の甲の令呪が一画使用されジャンヌが緊急召喚される。

ジャンヌは魔力の塊をみると察してくれたのか、旗を両手に持つ。

 

「任せたぞジャンヌ!」

 

「えぇ、任せてください!。我が旗よ、我が同胞を護りたまえ、我が神はここにありて(リュミノジテ・エテルネッル)!」

 

???「ディ・・ン・・・ター!」

 

術者の叫び声が聞こえたかと思うと、その桜色の塊から魔力砲が撃たれる。その魔力砲はジャンヌの宝具にぶつかる、そのぶつかり合いをみると凄い威力だと言うことがはっきりとわかる、もし直撃していたら間違いなく俺達は消しとんでいただろう、だがこちらのジャンヌの宝具も負けてはいなかった、ぶつかり合うこと数秒、その攻撃は収まった。

 

ジャンヌが宝具を解除し、魔力砲がきた場所をみるともうだれもいなかった。

 

「あれは一体なんだったんだ・・・」

 

その場にいる俺を含めた何人かが突然の危機を免れたことにより少し放心していた。

 

 




うーん、やっぱり久しぶりに書くと少し違和感がありますね、書いてる途中で7章が配信されましたね、私はまだ半分ぐらいですが、皆さんはどうでしょうか?あ、ネタバレはやめてくださいね。
私もですが、もしかしたらまだやってない人もいるかもしれないので・・・。最後に出てきた人って誰なんだろぉ、私わかんない(すっとぼけ)まぁ、察しのいい人ならわかってるかも知れませんがね、紅輝くんの人生がハードモードになっていますねぇ、今回はこのぐらいで、次回も見ていってくださいね!

次回予告
紅「くそっ!あいつは一体なんだったんだ。」
士織「魔力の砲撃って魔法少女って感じだね。」
紅「いや、そんな楽天的な問題では無いんだが・・・」
ベ「いや、まさか、そんなはずは・・・。」
紅「ベルディエ、もしかして心当たりがあるのか?」

狂三「あのー、そろそろこの鎖を外してほしいのですが・・・」

次回もお楽しみに!


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。