カードファイト!!ヴァンガードK   作:ふぁみゆ

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「いっけぇぇ!!マイ・フェイバリットユニット!!」

「光輝の獅子!プラチナエイゼル!!」

そう、あれがあいつのフェイバリットユニット…お気に入りのカードよ…」

「フェイバリット…ユニット……」

「な、なんだ、なんだよこれ!どうしてたった一回の攻撃で!こんなことになるんだよ!!!」

「ふぁーむがるでヴァンガードにアタックだ!」

「ちくしょぉぉぉぉ!!」

「続いては茂田シゲルさん対黒崎エリカさんです。両者前に出てください」

「次は私ね…」

「まぁ、見てようぜ!あいつのファイトをさ…」


stride2:黒崎エリカ

二人はテーブルに置いたファーストヴァンガードに手をかけた

 

「「スタンドアップ!ヴァンガード!!」」

 

二人のイメージの中、惑星クレイに二体のユニットが並び立つ。

 

「メカ・トレーナー!」

 

シゲルの呼び出したのはスパイクブラザーズのユニット。バトルフェイズ中のスペリオルコールによる擬似スタンドを得意とする攻撃的なデッキだ…

 

「新鋭の騎士ダヴィド!」

 

対するエリカはシャドウパラディンのデッキだ…

「シャドウパラディン…今、かなり強化されているクランですよね…」

 

シンジのように彼女も過去に活躍したカードを使うのかと思っていたアユムだが、ファーストヴァンガードを見て少し安心したようだ。

 

「いや、でもあいつのデッキは今の環境のシャドウパラディンとはちょっと違うぜ?」

 

しかし、その安心をシンジが否定する…

 

「え?…」

 

「ワンダーボーイにライド!」

 

そして、ファイトは進み始めていた

 

「ライド!黒の賢者カロン!ダヴィドのブースト!カロンでアタック!」

 

カロンの放った魔導弾がワンダーボーイに直撃、シゲルのダメージゾーンに1枚カードが置かれた…

 

「なんの!ダットリーメイソンにライド!さらに至宝ブラックパンサーをコールなのです!」

 

相手の盤面に2体のスパイクブラザーズが並ぶ。

 

「ブラックパンサーでアタック!」

 

防具をつけた黒豹がカロンに向けて走る。グレード2のユニットの強烈なタックルがカロンに炸裂した。

 

「メカ・トレーナーのブーストしたダットリーメイソンでアタックです!」

 

「タックルを受けてよろめいたカロンに向けてダットリーメイソンは手に持っていたボールを投げつけた。」

 

「ノーガード…」

 

「ドライブトリガーチェック…」

 

山札の上一枚を確認する。引いたのは…

 

「クリティカルトリガー!効果はすべてダットリーメイソンに!」

 

ボールはカロンの顔面に直撃し再びよろめくカロン。そこへダットリーメイソンは飛び上がった勢いをそのまま乗せて飛び蹴りを繰り出した。

 

この攻撃によりダメージは3になる。しかし、まだ攻撃は止まらない…

 

「ダットリーメイソンのスキル!カウンターブラスト1と手札一枚のドロップでブラックパンサーをソウルに戻し山札からハイスピードブラッキーをスペリオルコールなのです!」

 

体制を低くしたブラックパンサーを踏み台にしてハイスピードブラッキーがカロンに跳びかかっていく。

 

「ハイスピードブラッキーはソウルブラスト1でパワー+5000!」

 

さらにパワーを増して突っ込んでくるブラッキー…

 

「ガード!」

 

その前に黒鳩の魔女ゴエウィンが立ちはだかり、自身を盾にしてカロンを守った。

 

「グレード2なのに、一気に3ダメージ…あわよくばもう1ダメージ与えようだなんて…」

 

その速効性にアユムは息を呑んだ…

そして、その速攻を決めたシゲルも得意げな表情になる。

 

「早々にクリティカルトリガーの乗った攻撃を受けることになるとはあなたも運が無いですね。可哀想に」

 

すると、その言葉を聞いたエリカの眉がぴくりと動いた…

 

「馬鹿馬鹿しいトリガー運の差ごときで、私が負けることなんかないわ…ライド!」

 

カロンが光とともに新たな姿に変化する。装飾のついた大きな杖を持つ魔女に…

 

「誘致の魔女アルドラ!」

 

「魔女!?」

 

「あぁ、俺のデッキと同じように新規のカードも色々入ってるけどあいつは黒魔女デッキの使い手なんだ」

 

魔女は一つ前の双闘の時期に出現し、活躍したカード群。当時から癖の強いスキルで人気のあるシャドウパラディンの中では異質なカード達だ…

現環境ではgユニットの登場により双闘能力が扱いにくくなっている…

 

「闇夜の魔女マーハと黒の賢者カロンをコール!」

 

その様子を見たシゲルもまた驚きの色を浮かべていた。

 

「魔女とは、また随分と時代遅れなカードを使うのですね…」

 

「…アルドラでアタック!」

 

アルドラは杖をダットリーメイソンに向ける。突然、ダットリーメイソンの重力が強くなり体制を崩してそのまま地面にたたきつけられるダットリーメイソン…

ドライブチェックでクリティカルトリガーを引いていたためシゲルのダメージゾーンにカードが2枚追加された…

 

「アルドラのスキル!エスペシャルカウンターブラスト1!メカ・トレーナーを別のグレード0のユニットに!」

 

メカ・トレーナーが呪いの黒い炎に包まれる。そして、メカ・トレーナーのいたはずの場所にチアガールティアラの姿が…

 

「カロンのブースト!マーハ!」

 

マーハは短剣を前に突き出して魔力弾を発射し、その弾も見事にダットリーメイソンに命中した…

 

これによりダメージは4対3となる。

 

「これで、メカ・トレーナーのスキルは意味がなくなった…」

 

「ふん、何をその程度でいい気になっているのですか?スパイクブラザーズの速攻はここからなのです!ライド!」

 

ダットリーメイソンはさらなる歓声と拍手を受け次のステージへと進んだ…

 

「魔王ダットリールシファー!」

 

ダットリーと魔王の称号を次ぐ男…伝説のスター選手が現れる…

 

「逆にクリティカルトリガーが仇となってしまうなんて本当に運のない人ですねあなたは…マシンガン・グロリアとハイスピードブラッキーをコール!」

 

空いているリアガードサークルに新たな2体のユニットが現れた。

 

そして、その2体が走りだす

 

「ブラッキーのスキルで再びパワー+5000!」

 

こちらはまだグレード2なのにも関わらず相手のパワーは9000+7000+5000=21000

シールド値15000要求だ。

 

「…ノーガード」

 

ブラッキーの蹴りをもろに受ける

これでエリカのダメージは4幸い、ドロートリガーが出たためヴァンガードにパワー+5000

 

「チアガールティアラのブーストしたダットリールシファーでアタックです!」

 

パワーは18000

 

「ガード!」

 

手札から先ほどのクリティカルトリガーを使用し、敵の攻撃を防ぎきる。

 

「ツインドライブ!」

 

1枚目トリガーなし

 

2枚目ヒールトリガー

 

「パワーをダットリールシファーに与えてダメージを回復するのです。」

 

そして、防がれたダットリールシファーはまだ終わりじゃないとばかりに笑っていた。

 

「ダットリールシファーのリミットブレイク!手札からダットリーダグラスをスペリオルコール!そして、パワー+10000」

 

ソウルに戻ったブラッキーのいた場所に再びあらたな選手がエントリーする。

 

「ダットリーダグラスはアタックする際ソウルブラストでパワーを+5000することができるのです!さぁ!アタック!」

 

ダットリーダグラスは縦横無尽に駆け巡りアルドラにタックルを決めようと走りだした

 

「結界の魔女グラーニャ!」

 

クインテットウォール。カウンターブラスト1を使い、山札の上五枚がガーディアンとして現れる

 

うち三枚がトリガーユニットであったったためダットリーダグラスはその強固な壁を打ち破ることはできなかった…

 

これで、エリカのダメージは4枚…完全に追い込まれた

 

「ターンエンド…やれやれ、大ダメージを受けたうえにヒールトリガーまで引かれてしまうとはどこまでも運のない人ですねぇ、いいのですよ。運が悪かったと言い訳しても…だれもそのことであなたを責めたりしませんから…」

 

「スタンドアンドドロー…」

 

その言葉に反応せずドローする。

 

「超越と双闘もできないままダメージ4まで追い込まれてしまうなんて…一体、どうするつもりなんだろう…」

 

不安げにシンジを見上げる

 

「俺もよく分かんねぇけど…」

 

エリカの方を見て言葉を続けた

 

「考えなしにあそこまで追い詰められるような奴じゃないぜ、あいつはさ…」

 

エリカの手に持つ4枚の手札を見ていた…

 

「見せてあげるわ、マイフェイバリットユニット!ライド!」

 

アルドラの足元に現れる魔法陣。黒い炎に包まれるアルドラ。

そして、その炎を切り裂き新たな魔女が姿を現した…

 

「祭儀の魔女 リアス!」

 

そのまま超越フェイズをスキップしメインフェイズに入る

 

「査察の魔女ディアドリーをコール!スキル発動、ダットリーダグラスをグレード0に!そして、山羊の魔女メイヴをコール!」

 

呪いを受けたダットリーダグラスは退場しメカ・トレーナーへと変化する。

そして、メイヴのスキルによりダメージゾーンのカードが1枚表に

 

「双闘!」

 

シークメイトにより、リアスの隣に査察の魔女ディアドリーが現れ並び立つ

 

「リアスの双闘魂スキル発動、相手のヴァンガードのパワーを相手のグレード0のユニットの数×5000ダウンさせる!」

 

メイヴが退却し呪いが発動。呪いにより力を奪われるダットリールシファーは力なく膝をつく

グレード0のユニットは2体のためパワーは-10000

 

「バトル!ディアドリーでアタック!」

 

ディアドリーのパワーは9000だが、ダットリールシファーのパワーは1000に下がっているため、シールド要求値は10000となる

 

「ガード!」

 

手札に来たヒールトリガーを使い逃げ切るシゲル

 

ダットリールシファーもチアガールティアラのエールを受けてギリギリのところで攻撃を回避した。

 

「ヴァンガードでレギオンアタック!」

 

パワーは20000シールド要求値も20000だ。

 

「ノーガード」

 

「ツインドライブ!!」

 

引いたのは2枚ともドロートリガーリアガードのマーハにパワーが+10000される

 

「カロンのブースト、マーハ!」

 

呪いで動けないダットリールシファーに容赦なく魔弾が撃ち込まれた

 

これでシゲルのダメージは5、仕留めることはできなかった…

 

「やれやれ、今のでトリガーを引けないとはもはや、どこまで運気に見放されているのですか?あなたは…次の攻撃を果たしてその7枚の手札だけで全て防ぎ切れますか?あ、ヒールトリガーを引いても構いませんよ。最も今のあなたの運では無理かもしれませんがね…」

 

トリガーを引けないエリカを煽りながら、カードを引く

 

「ストライドジェネレーション!」

 

グレード3のユニットをドロップゾーンへ置きgゾーンほユニットをダットリールシファーに重ねる

 

「魔戦士ダットリージェロニモ!!」

 

未来の世界にてあらゆる記録を塗り替えた偉大なる大戦士…

それが今、魔女たちの前に立ちはだかった…

 

手札からダットリーダンと至宝ブラックパンサーをコール!

 

ダットリーダンはチアガールティアラのいるヴァンガードの後ろに上書きして呼び出されるブラックパンサーの後ろにユニットはいない…

 

「メカ・トレーナーのスキル!カウンターブラストと自身の退却でグレード1のリアガードを手札に!手札に来たワンダーボーイをコールなのです!」

 

ワンダーボーイがブラックパンサーの後ろに呼び出された。そして、この攻撃には超越ユニットのスキルが発動する…

 

「ダットリージェロニモはリアガードのアタック時にパワーを5000上昇させることができるのです。それでは行きますよ!バトル!!」

 

ブラックパンサーがワンダーボーイのパスしたボールをキャッチし、そのボールでリアスに殴りかかる。

パワーは23000

 

「ガード」

 

その攻撃を10000と5000の2枚で防ぎきる。手札は残り5枚

 

ダットリージェロニモでアタック!

 

26000+4000でパワー30000そして、トリプルドライブを持っている…

 

「結界の魔女グラーニャ」

 

クインテットウォールが出現

 

グレード1 5000

グレード0 10000

グレード2 5000

グレード0 10000

グレード3 0

 

ガード値は30000

トリガー3枚で貫通…

 

「トリプルドライブ」

 

トリガーはなし

 

ダットリージェロニモは圧倒的なボディーパフォーマンスで5体のユニットを蹴散らしたが最後の攻撃をリアスの杖で防がれてしまった。

 

「ダットリーダンのスキル!ソウルブラストと自身のソウルインで山札のからハイスピードブラッキーをスペリオルコールなのです!」

 

3度現れる神速のネズミはマシンガングロリアのパスを受けてそのまま走りだす。

 

9000+5000+5000+7000=26000

 

「…」

 

しかし、2体のユニットが現れ、ハイスピードブラッキーの進路を防いだ

 

「ガード…」

 

「ふん、まさか、ここで終わらないとはまぁいいでしょうどの道次のターンで終わりです。その残り2枚の手札じゃ何もできないでしょうからね…」

 

ついに追い込まれたエリカ…その姿を見てアユムからは笑顔が消えていた

 

「へへっ」

 

しかし、隣から聞こえるシンジの笑い声

 

「シンジさん、どうして笑ってるんですか?」

 

「あいつの顔見てみろよ…」

 

言われてエリカを見るアユム…

 

「!?」

 

笑っていた。静かに目をつむり手札を見て妖しく笑っていたのだ

 

「あいつのあの顔はさ、勝利を確信した時の顔だ…」

 

「ドロー…」

 

そして、グレードのユニットをドロップゾーンへ置いた…

 

「ジェネレーションゾーン!開放!」

 

背後からくる光に振り返るエリカ、その先にあるのは未来の可能性、新たなる自分の姿…

 

「掴みとる!更なる可能性!ストライド!ジェネレーション!!」

 

ジャキン!!

 

ジャキン!!

 

ジャキン!!

 

そして、光に包まれたエリカは新たなる姿を手に入れた。

 

漆黒の鎧と盾、そして、血塗られた赤い鎌を持つ騎士…

 

「暗黒騎士 グリムリクルーター!!」

 

そして、ディアドリーの背後にもう一体のユニットを呼び出す

 

「貴石の魔女ダーナ!スキル発動、ブラックパンサーをグレード0に!」

 

再び現れるメカ・トレーナー、これによりインターセプトか封じられる…そして、これにはもうひとつの意味があった…

 

「ダーナのブースト!ディアドリーでアタック!」

 

パワー16000、シールド値10000要求…

 

シゲルの手札は7枚10000のシールド値を持つカードが1枚ある。ダメージは4、一回は受けられるとふんだシゲルはgユニットの攻撃を受けるつもりで

 

「ガード!」

 

杖を振り衝撃波にシゲルの呼び出したガーディアンに阻まれる。

 

 

「カロンのブースト、マーハ!」

 

パワー17000、そのため、シールド要求値は10000だ。しかしここで

 

「闇夜の魔女マーハのジェネレーションブレイク!カウンターブラスト1、山札からグレード1のリアガードをスペリオルコール!」

 

そして、現れる新たなユニット…

 

「ナイトスカイイーグル!」

 

パワー7000、しかしジェネレーションブレイクによりパワー+4000、単体でパワー11000となる。

 

「さ、さらにシールド5000要求!?」

 

マーハの攻撃に2枚の手札を使い、手札のシールドは5000が2枚、まだ耐えられる…

 

グリムリクルーターでアタック!

 

「えぇい!攻撃型のトリガーさえ来なければ勝てるのです!!ノーガード!」

 

「トリプルドライブ…」

 

1枚目、トリガーなし

 

2枚目、トリガーなし

 

3枚目に手をかける…

 

シゲルは息を呑んだ…

 

3枚目…

 

「ゲット、ドロートリガー…パワーをナイトスカイイーグルへ」

 

勝った…そう思った。

ダメージ5

トリガーが乗ったとはいえ次の攻撃のパワーは16000、残りの手札をすべて使えば勝てる。そう、思っていた…

 

「ふぅ、危ないところでしたが、君の攻撃はこれで終わりで…」

 

「グリムリクルーターのスキル!山札からグレード1のユニットをスペリオルコール!」

 

「な!なんですとぉ!?」

 

言葉を遮り、その安堵を打ち砕くかのように後列に現れるナイトスカイイーグル、当然パワーはこのターンのみ11000

 

これによりパワーは

11000+5000+11000=27000

 

シールド値20000要求…

 

「その手札じゃトリガーが乗ってなくても勝てなかったわね…せめて、ヒールトリガーを引いてたら守りきれたのに…あんた、運のない人ね…」

 

「あばばばば…」

 

ここへ来て意趣返し。

シゲルと同様に慌てふためくダットリールシファー…

 

そこへ、ナイトスカイイーグルの爪が襲いかかった

 

「ひぎゃぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ダメージ6

 

最後の最後でエリカの勝利となった…

 

「す、すごい…あんな綺麗に…」

 

「やっぱ、魔女で戦ってる時のあいつ楽しそうだよな…」

 

その言葉を聞いてはっとなる。その目は再び手元のカードに向いていた…

 

エリカは戻ってくるなり椅子に座り込んだ

 

「お疲れさん、お前、あいつに言われたこと、結構頭にきてたんだな…」

 

「…別に、大したことじゃない。」

 

「嘘つけ、そうじゃなきゃ、あんなお返しなんてしないだろ?な、アユム…アユム?」

 

振り返ったアユムは少し真剣な顔をしていた。

 

「あ、あの、どうして二人は、その…みんなが使ってるデッキを使わないんですか…二人共、その…前に活躍してたカードばっかり…」

 

それを聞いた二人は顔を見合わせる。

 

「なんでって、好きなカードだからよ」

 

「でも!…それで負けたら悔しいじゃないですか……」

 

それを見たシンジは声をかけた

 

「でも、それで勝てたらめちゃくちゃ嬉しいんだぜ!」

 

シンジはデッキからプラチナエイゼルのカードを取り出す。

 

「自分の好きなユニットを見ながらさ、どうやって戦うかどうやって勝つか…それをイメージする。そんでもって、そのイメージが実現した時はさ、もう本当に嬉しいんだ!」

 

アユムは思い出す。二人の勝ったあとの本当に嬉しそうな笑顔を…

 

「ただ勝つために戦うのもいいかもしれないけど、俺は好きなユニットと一緒に戦う喜びを忘れたくない…かな?」

 

それはシンジの熱い気持ち

 

「それに、」

 

エリカも続く

 

「負けると決まったわけじゃない。色々工夫して考えて戦えば勝つことだって出来る…」

 

それはエリカの不屈の闘士

 

好きなカード、自分のフェイバリットユニットで戦う二人の気持ちだった…

 

「…」

 

手に持ったカードを見つめるアユム…

 

「僕にも…できるかな?、僕の好きなカードで勝つことが…」

 

二人はそれぞれアユムに笑いかけた

 

「できるできないもなにも、やらなきゃ始まんないでしょ…」

 

「あぁ、アユムならきっとできるさ…」

 

そして、二人の言葉を聞いたアユムの瞳には力強い光が灯っていた…

 

「ぼく、デッキ作ってくる!」

 

走って外に出た行くアユム…

それを見つめる二人…

 

これが輝導アユムと二人との出会いだった。

この後、すぐにこの二人と再開することになること、そして、この二人との出会いがアユムの運命を大きく変えていくことになることを、この時のアユムはまだ知らなかった…




次回予告

「好きなユニットで勝つイメージ…僕にもできるかな?…」

「そうね、まずはそのユニットのスキルや特徴を見て判断する、そして、そのスキルを活かせる方法をイメージすることね…」

「うぅ、難しいな…」

「なら、諦める?」

学校の教室で驚きたち上がるアユム…
その視線の先には転校生として紹介されたシンジとエリカの姿が…
そして、現れる多田野ケントと茂田シゲルは一人の女性を連れてきた。
リーダー格であるその女性と謎のポーズを取る三人

そして、アユムのファイト…
不安そうな表情のアユムを励ます二人。
そしてアユムは超越を発動させる。

次回
stride3:輝導アユム

「いや、やってみるよ!僕だってヴァンガードファイターなんだ!」
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