マリーSIDE
なんか久しぶりな気がする。
では、どうぞ!!
「ごっはんーごっはんーごーはーんー」
私はご機嫌です。だって十日ぶりのご飯が食べられるから!!
『あははー』
むー……ご飯は大切なんだよ『ずきんちゃん』!!
「マリー様。お食事の用意が出来ましたので、食堂までご案内致します」
「はーい!!ごっはんごっはんごーはーんー」
美鈴ちゃんの後に付いてくと、大きな扉。ここに私のご飯が……
『はしたないよ、マリー』
えへへ~でも、すっごく良い匂いが扉越しにも漂ってきて……
『分かった、分かったから。ならせめて、ヨダレは拭こう?』
はう……ハンカチハンカチ……これで良い?
『うん。大丈夫だよ』
「では、マリー様は彼方の席に……」
「いえ、貴女は私の隣に来なさい」
「えっと……」
私どっちに座れば良いの?
『館の主はレミリアちゃんだから、レミリアちゃんの隣の方が良いじゃないかな?』
そっか!
「ふふ……良い子ねマリー。それじゃあ頂きましょうか」
レミリアちゃんが手元の鈴をチリリンと鳴らすと、妖精さん達がたっくさんの料理を持って出てきた。
すっごいご馳走だね!!
『あはは……ちゃんと噛んで食べるんだよ?』
「うん!!頂きます!!」
「「「「ッ!?」」」」
『急ぎすぎて喉に詰まらせないようにね』
ガツガツムシャムシャ まさにこの擬音が合う食べっぷりで、汁物は勿論の事、魚、野菜、肉までもがまるで飲み物のようにマリーの口に吸い込まれていく。しかし、レミリア達が驚いたのはそれだけではなかった……
マリーが食事を初めて二十分。勢いは落ち着き、用意されていた約四十人前の内二十人前近くがマリーのお腹に吸収されていた。
「…………ふぅ~ご馳走さまでした!!」
「凄い食欲ね……デザートも用意させてたけど、少し時間を開けましょうか」
「デザート!?」
『マリー……少し落ち着きなさい』
……ごめんなさい……
『まったく……美味しかった?』
うん!!
『お腹一杯になった?』
うん!!
『そう。なら良かった。ほら、お礼を言いなさい』
はーい!!
「レミリアちゃん。ありがとう!!」
「これはまた……唐突なお礼ね」
「だって、美味しかったし、十日間食べずにここまで来てたからお腹好いてたのに、今ではお腹一杯になったから!!だから、ありがとう!!」
「十日間……ね……ええ。貴女のお礼は受け取っておきましょう。それと、お礼を言うのならキッチンのメイド達にも言っておいて。ほら、貴方達こっちに来なさい」
……ちっちゃいね。みんな。
『レミリアちゃんよりも小さい。まあ、可愛らしいし良いじゃないかな?』
この子達のお歌を聴いてみたいな~
『それはまた今度ね。今はお礼を言わないと』
「美味しいご飯。ありがとう!!」
ああ……早くお歌を聴きたいよ……妖精サン?
『…………』
お読みいただき有難うございます!!
なんか最後無理矢理になってしもうた……
マリーちゃん……十日も食べてなかったけど……それは体がヤバイんじゃ……
誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。
お歌。貴方のお歌を……きかセて?
では、また次回~