突然だがキャラ紹介
マリー・マルタン 『ずきんちゃん』
身長120センチ (フランドール 115センチ レミリア 123センチ)
体重、スリーサイズ 秘密
能力 ???
髪色 金色に近い茶色
瞳 茶色
主人公の一人。真っ白(?)なずきんが特徴。今はまだ能力は分かっていない模様だが『ずきんちゃん』は知っている様子。基本的に明るい子だが、自分の名前を呼ばれない事がきかっけとなり何処か壊れてしまった。
次回は羅闍。
では、どうぞ!!
二階に上がって、左側の通路。その通路の手間から四つ目の右側の扉の直ぐ隣。
そこには本来あるはずの壁がなく先が見えない廊下が続いていた。
「……?」
ねえ、『ずきんちゃん』……どうして此処だけ壁が無いのかな?
『なんでだろう?』
それに、この先から呼ばれている気がするの……
『マリーが行きたいんなら行けば良いよ』
……うん。行ってみる。
マリーはその闇が続く廊下に足を踏み入れる。
一歩一歩進むたびに音が反響し不気味な音を響かせる。
『先が見えないね。マリー大丈夫?』
うん。大丈夫。でも、何でずっと緩い下り坂なのかな?
『まあ、単純に考えるのなら地下室に続いているんだろうけど』
本来であればこの館の構造的にあり得るはずのない通路を、黙々と進んでいくマリー。
通路は緩い下り坂がずっと続いているが、最後まで行けばどうなるか分かるかな?とマリーは楽観的に進んでいた。
マリーが歩き始めて大体十分経っていないぐらいの時、遂に通路の一番奥へとたどり着いた。
通路の一番奥には無骨な鉄の扉。
……重そうだね……
『……うん……』
開けれるかな?
『気を付けてね、マリー』
うん。分かってる。
マリーは鉄の扉の取っ手に手をかける。手の平に刺さるような冷たさを感じながら、マリーは扉を押した。
が、か弱い乙女にはその扉は重すぎた。
『マリー……ちょっと借りるね』
え?うん。良いよ。
マリーが『ずきんちゃん』と入れ替わる。とは言っても入れ替わっていた時間は十秒にも満たない。
『良し。これで開けてみて』
一体何をしたの?
『魔法を掛けた……って言いたいけど、マリーの持つ能力の応用だよ。今ならこの扉も開けるはず』
ほんと!?
マリーは驚きながらも、もう一度鉄の扉の取っ手を握った。先程とは違いあの刺さるような冷たさを一切感じない。どころか、キチンと握っているのかさえ怪しい程に何も感じなかった。
マリーはゆっくりと扉を押す。さっきまでのびくともしなかった扉は重さを感じさせない滑らかな動きで開いた。
『ね?開いたでしょ?』
……私にこんな力があるんだね……私も使えるようになれるかな?
『私としては危ないからあんまり使って欲しくはないけど、マリーも自分に向き直って練習を重ねれば使えるようになるよ』
そうなんだ……でも、使ってみたいから練習してみようかな。
『そう。だったら私は応援するよ』
ありがとう。『ずきんちゃん』
そして少女は扉の先へと足を踏み入れる。
数々の拷問器具や処刑道具。そう言う役柄でもない限り胃の中のモノを吐き出してしまいそうな光景と臭い。
だが、マリーの目には拷問器具も処刑道具も一切、一切写ってはいなかった。
何故か?
目の前に繋がれている、マリー達を呼んだ張本人である少女がいたからである。
少女はマリーへと手を伸ばす。
マリーは少女へと手を伸ばす。
そして、マリーと少女の手が触れた、瞬間、少女の姿が半透明となり重力に従って落下した。
ガチャン 少女を繋いでいた鎖が壁にぶつかり音を響かせる。
マリーの胸のなかには、美しい金色の髪を持つ少女。
「貴女が……私を呼んでいたの?」
『うん……ねえ……アナたが私の求めた……』
「うん。多分。私はマリー・マルタン。貴女の名前は?」
『私?私、は……フラン』
紅い月が地上を照らすその日、二人の少女が出会う。
そして、歯車は加速する。
『フランドール・スカーレット』
お読みいただき有難うございます!!
ようやく、マリーとフランが出会いました。
これで物語が本格的に動き出す……と、良いな~
誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。
次回は……誰いこう……その場のノリで決めてるから何とも言えん!!
では、また次回~