モンハンクロス楽しいです。
では、どうぞ!!
フランドールとマリーが出会って三年。彼女たちは実の姉妹のように仲良く何時も一緒に過ごしていた。
ご飯を一緒に食べ、一緒に遊び、一緒にお風呂に入り、一緒に寝て……レミリア達も、そんな二人を微笑ましく見守っていた。
「本当に、マリーには感謝しかないわ」
「またその話ですか?」
「幾ら言っても言い飽きないもの。あの子が来てからフランが狂気に呑まれた事があった?ないでしょ?」
それからも興奮した様子で話を続ける主。その姿に門番である美鈴は苦笑いを浮かべ見守る。
だが、美鈴もその気持ちを良く理解していた。
今から約百年前、美鈴は旅の途中ある洞穴で休むことにした。しかし、洞穴の中には既に別の人影があった。そう、その相手こそフランドール・スカーレットである。フランドールは勢いで屋敷から出てきたは良いものの、太陽の光で身動きを取れなくなっていたのだ。そこで、美鈴は日が沈むまでフランドールの話し相手になる事にした。
(でも、その理由が一目惚れ……なんですよね~)
今思えば、吸血鬼の『魅了』が働いたのかもしれないが、少なくとも今は違う。恋……とは違う何かではあるが、貴女を守る。それが、私の誓い。
しかし、その誓いは無惨にも守ることは出来なかった。三年前まであの部屋に監禁しなければならなくなったのは、紛れもなく私のせいだ。フランを止めることの出来なかった私に非がある。
だが、今はああしてマリー・マルタンと言う少女によって、楽しく生活をしている。それが、そんな当たり前の光景が美鈴、レミリア、だけではなく館の地下に住まう魔法使い、妖精メイド達も嬉しく思っている。
「そう言えば……結局マリーの能力を知りませんよね。私たち」
「言われてみれば……まあ、良いじゃないか。そう言う事を無駄に詮索するよりも今ある幸せを噛み締めよう」
―――
「ん?」
「どうかしたか?美鈴」
「……いえ、気のせいだったようです」
――――――
「……美鈴、今なにか聞こえなかったか?」
「お嬢様にも聞こえたようですね」
「ああ……」
ドガァアアンッ!!
「「!!」」
二人は同時に走りだし、部屋の扉をぶち破り、音のした方へと走り出す。
レミリア達が居た部屋は二階の食堂。対して振動、音は下。
紅魔館は広い。それは妖怪である彼女達でもそう思ってしまうほどに。
そして、一分程で震源地へと着いた。場所は一階のマリーちフランに部屋。
壁には大穴が空き、地面には抉れた後がとなりの部屋まで続いている。
そして、砂煙の奥には、マリー・マルタンの胸を貫いたフランドール・スカーレットの姿があった。
こうして、紅魔館の幸せは去り
こうして、紅魔館の平穏が続く
それは、一人の少女が最期にやり残した、一つの善行によって……
お読みいただき有難うございます!!
マリー……フラン……
二人に一体何が……
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双剣ブシドーでやってます。
では、また次回~