マリー・マルタンSIDEでは『●』を付けさせていただきます。
羅闍SIDEには何も付けません。
そして、予定としてもう一人出てくるのですがその子は『▲』を付けさせていただきます。
それ以外の時は羅闍SIDEと同じく何も付けません。
では、どうぞ!!
『ずきんちゃん。遊ぼ!』
『ずきんちゃんお使いかい?偉いねぇ。よし、オマケも付けようじゃないか!!』
『ずきんちゃんの事が好きです!!付き合ってください!!』
『ずきんちゃん。おばあちゃんの家にワインと干し肉を持っていってちょうだい』
『ずきんちゃんだね?叔父さんと一緒に食事でもどうだい?』
『ずきんちゃん……よく来たねぇ。どれ、今アップルパイでも』
最初は嬉しかった。真っ白なずきんも、私自身も褒められているようで、ただ純粋に嬉しかった。
でも、何時からか私の名前は『呼ばれなくなってしまった』
私の名前は『マリー・マルタン』
皆知らない。
友達も野菜屋さんも私の事が好きだと言った人も……おばあちゃんも、お母さんですら少し顔を捻って『ああ』と言う。私をさらいに来た叔父さんも知らなかった。
ただ、皆……『ずきんちゃん』と私を呼んだ。
『ほぉら、ずきんちゃんの大好きなアップルp』
気が付けば『ずきんちゃん』がおばあちゃんの頭に包丁を降り下ろしていた。
おばあちゃんは何度か大きく跳ねると、そのまま動かなくなった。
『ずきんちゃん』は私たちをさらいに来た叔父さんに近付きお腹に包丁を刺した。
叔父さんは私を殴ろうとしたけど、その前に『ずきんちゃん』がもう一度お腹を刺して叔父さんは動かなくなった。
家には誰も居なかった。
だから、私たちは村へと行った。
皆は私を見て、驚いて心配してくれた。
ずきんちゃんずきんちゃんずきんちゃんずきんちゃんずきんちゃんずきんちゃんずきんちゃんずきんちゃんずきんちゃんずきんちゃんずきんちゃんずきんちゃんずきんちゃんずきんちゃんずきんちゃんずきんちゃんずきんずきんずきんずきんずきんずきんずきんずきんずきんずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずず―――――――
うるさい……うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい!!!!!!!
『マリー……大丈夫?』
『ずきんちゃん……もうヤだよ……誰も私を見てくれない……私はここに居るのに……』
『大丈夫。私はマリーの味方だから。ずっと一緒に居るから。マリーを守るから』
皆『ずきんちゃん』を見てる。けど、『ずきんちゃん』は私を見てくれてる。此処に、一緒に……
『待っててね。直ぐに帰ってくるから』
目の前で人が死んでいく。本当なら叫び、助けを呼ぶのかもしれない。
でも、しんな事はなかった。飛び散る血はルビーの様に輝き、その絶望、恐怖に染まった顔は昔見たどの絵画よりも美しい。
こんな素晴らしい芸術を何故怖がることが出来るのか……
辺り一面ルビーの海に真っ白だったずきんを被った少女は、愉快だと声高らかと笑い続ける。
その頬に……一筋の光を流しながら。
ただひたすらに……笑い続けた……
『アハハハハハハハハhhh!!!!!!!!』
お読みいただき有難うございます!!
取り敢えず……母親サイテー
と言うわけで、マリー・マルタンが狂いました。
誤字脱字報告、感想、アドバイスがあればよろしくお願いします。
これから、マリーはどんな道を歩んでいくのでしょうか……
では、また次回~