今回は説明だけになります。
後、マリーの能力が分かります。
では、どうぞ!!
人間にはリミッターが掛けられている。何故か?そのリミッター以上の力を出せば体が壊れるから、脳が勝手にリミッターを掛けているのだ。
では、リミッターを外す事は出来ないのか?答えは出来る。俗に言う、火事場の馬鹿力。体が危険な状況になったときき起きる現象。これが人間のリミッターが解除されたときの事を指す。
では、偶然などではなく簡単にリミッターを外す事は出来ないのか?完全ではないが出来る。大声を出したり、暗示で約八十パーセントは出せる。しかし、百パーセントは出せない。
さて、何故こんな話をしたのかと言えば、マリー・マルタンの能力を説明するためだ。
『騙す』
幻想郷風に言うのであれば『騙す程度の能力』もしくは『欺く程度の能力』とも言えるかもしれない。
まあ、ほとんどそのまんまの意味で捉えてもらって構わない。
美鈴が気を探知できなかったのも、レミリアが運命を視ることが出来なかったのも、探知魔法に引っ掛からなかったのも、一重にこの能力のお陰なのだ。
人、感情、見た目、記憶、匂い、視界etcetc……
彼女はこの対象全てを騙し、欺く。
それには自分自身も含まれている。マリー本人が無意識に能力を発動し見た目を騙し、欺いていたのだ。
さて、ここで最初のリミッターの話に戻ろう。
先ほども話した通り、人間の体は自身の体を守るためにリミッターを掛けている。
そして、そのリミッターを解除する方法は二通り。
後に話した、大声を出したりする方法は子供だろうが大人だろうが出来る。
そして、もう一つの火事場の馬鹿力を出すためには危険な状況にならなければならない。
では、これにマリーの能力を使うとどうなるのか?
脳を『騙し』リミッターを解除する。なに、簡単なことだ、脳に今自身が危険な状況だと勘違いさせれば良いだけの事。
だが、それだけでは届かなかった。
なら、どうするか……限界を騙せばいい。これで、マリーの細い腕からも岩をも砕く怪力が得られた。
だが、それだけでは届かなかった。
今度は速度を騙した。マリーの細い脚で音速をも越える速さを出すために。
だが、それだけでは届かなかった。
体の至るところから痛みが襲ってきたから、痛覚を消した。
だが、それだけでは届かなかった。
動きについていけなかった。だから、動きに付いていける視力を手に入れた。
だが、それだけでは届かなかった。
マリーは死すらも騙した。結果としてどんな攻撃を受けても何も感じなくなった。
種族の壁?
友達?
そんなもの関係ない。
「アハははははははハハハハ!!!!」
しかし、限界は唐突に訪れる。
結局は、吸血鬼すらも圧倒してみせた彼女も、人間だった。それだけのことだ。
お読みいただき有難うございます!!
マリーの能力は『騙す程度の能力』でした。
分かったかな?
誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。
次回 マリーVSフラン そして、幸せは去り、平穏が訪れる。
では、また次回。