もうすぐ終わり。
では、どうぞ!!
さてさて……どうやらお相手さんは未だにめんどくさがっているようだ。
ここは閻魔の部屋から直接来れるように、空間が繋がっている裁判所なんだからめんどくさがる必要もないと思うのに……
それに、仕事もロクにせず部下に任せっきりなのに……
……いや、本当……いつの間にここまで落ちていたんだろう……いや、違うな、僕が高く評価しすぎていただけか。
なんて、僕が落胆していると、影が声を発した。
『君……自分が何をしたのか、分かっているんだろうね?』
「さあ?」
『ふざけるな!!そんな答えが許されると思っているのか!!』
「ふざけるな?ふざけているのはそっちでしょうに」
『何を言っている……』
「ああ、そう……しらばっくれるつもりならいいよ。僕にも考えがある」
刀を抜き、勢いを殺さず一回転。
刀からは神力が光の軌跡となり、影を切り裂いた。
そして、僕は手を前につきだし強く握り締める。そこには十本の鎖が握られていた。
「いらっしゃい。よく来たね」
そして、各鎖の先にはヨボヨボの爺共。
爺共は僕を見た瞬間その拳で殴りかかってくる。
『貴様ぁ!!』
「さすがの僕でも爺には負けないよ」
その拳を一つづつ丁寧に捻り上げていく。
ボキッ ボキッ と規則的な音が鳴り響いた。
「あれ?もう終わり?じゃあ…………大人しく喰われてもらうからね」
僕は刀の先を地面に叩き付ける。すると、後ろから一つの扉……そう、僕の部屋にあったあの扉だ。まあ、あれとは別の物なんだけどね。
扉が開き、先には何もない真っ白な空間。
僕は横にずれ、爺共が自主的に中に入るのを待つが……
『…………』
「どうしたの?あ、まさか、今まで自分達がめんどくさいからって言って二重人格、多重人格、元の人たちまでも無理矢理この世界に閉じ込めてきたのに、嫌だ。なんて、言う分けねえよな?」
『な……何が望みだ』
何を言っているのか分からなかった。
数秒を要して言葉の意味を理解し、僕はソイツ等が存在してはいけないとさえ思ってしまった。
「……大人しく入ろうとするんだったら閻魔大王様に突き付けるだけで済ましたのに……もういいよ。僕の良心もここまでくると働かないらしい」
僕は刀を抜き、一閃。
ソイツ等の一人の頭が飛び、空中で三回転して地面へと落ちる。首がなくなった体からは力が抜け、血が吹き出し、床に血の海を作った。
「入れ。命令だ」
『ふ、ふざけるな!!貴様!!誰にくちをきいt』
何かを叫んでいたやつの口に刀を入れる。
殺さないのは、この空間で消えていった皆と同じ苦しみを味合わせたいからだ。
「聞こえなかったのか?入れ。命令だ」
三人は諦めて大人しく入っていった。残りの七人は抵抗したので無理矢理突っ込んだ。
全員が入ったのを確認し、扉も閉める。
「それでは、永遠にさようなら」
そして、扉は塵となり消え去った。
これで空間転移系の力でも抜け出すことも、入ることも出来ない。
「さて……僕も死にたいところだけど、そしたらアイツ等が出てくる可能性があるからなぁ。このまま閻魔大王様に捕まるのも癪だし……逃げるが勝ち。か」
「何が、逃げるが勝ち。なのですか?」
マリー、フランドール。僕はどいやら会いに行く事は出来ないようです。
まあ、大罪人になちゃったわけだし……これも運命なんだろうから諦めますか。
「そのままの意味だよ。映姫」
お読みいただき有難うございます!!
羅闍くんぶちギレモード。何だかんだで強かった。
次回、次々回辺りで終わると思います。
誤字脱字報告、感想、アドバイスがあれば、よろしくお願いします。
明日、新作出すつもりなんでヨロシクです。
では、また次回~