9人の女神と一人の男神の物語   作:クリスティア・ローゼン

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穂乃果との電話を終えて桜と話した後、寝ようと決めた雪兎

そんな雪兎の意思とは裏腹に携帯には一つのメッセ―ジが・・・


温厚な人ほどキレると怖い・・・by穂乃果

 雪兎が床に就く少し前、雪兎の携帯にひとつのメッセージが届いていた。

 

 それは・・・『明日の6時半から朝練することになったからユー君も来てね?絶対だよ?』という内容だった。

 

 ・・・が、すでに寝る準備に入っていた雪兎は気づかずに寝てしまい現在朝6時。

 

 携帯のアラームで起こされた雪兎はアラームを止めると同時にメッセージがあることに気づき内容を読むと・・・

 

 「・・・そういう大事なことは電話しているときに行ってよ!!!!!」

 と大急ぎで準備して穂乃果の家に向かった。

 

 雪兎の家から穂乃果の家である穂むらまでは歩いて5分といったところだ。走れば1分とかからない。だからこそ雪兎はすぐに穂乃果の家のドアをノックした。

 

 「はーい。」と返事をしながら出てきたのは絹穂さんだった。「あら?雪兎君。朝早くからどうしたの?」絹穂の質問は当たり前のことだったため雪兎は正直に穂乃果に今日から朝練をするから来てほしいとメールをもらっていたことを話す。 すると「へぇ~、だからあの子珍しく早起きしてたのね~」とつぶやいていたため、雪兎は気になったころを聞くことにした。

 

 「絹穂さん。ほのねぇは?」と聞くと「あの子なら先に出てるわよ?場所に関しては何も聞いてないわ。ごめんね?」と返してきた。すでに出てるのなら携帯に連絡入れようと心の決めつつ絹穂にお礼を告げて穂むらを後にした。

 

 (とりあえずほのねぇひとりで朝練なんてしないと思うし、ここは海未ねぇに聞いたほうがいいかな)と頭の中で整理してからすぐさま海未に電話をして場所を聞き出す。その後ほのかには何も言わないでほしいことを告げた時、海未はもちろん説教する気満々だったのか断ってってきたが、雪兎が懸命に頼むと海未は折れて何も言わないでおくことを約束してくれた。

 

 電話を終えて場所も分かった雪兎はすぐさま目的地に足を進めた。目的地は神田大明神。なんでもこれからここで朝練などをするつもりらしい。体を鍛えなおしたほうがいいかと思っていた雪兎にとってはまさに渡りに船の話だったため明神に着くまでの間ランニングをしていた。

 

 明神に着いたとき、すでに幼馴染3人はトレーニングを始めていた。そのため雪兎が来たことにまだ誰も気づいてない。雪兎は軽くストレッチと柔軟をした後、今は穂乃果とことりが必死に走っている階段”男坂”を3本ダッシュしようと決め、穂乃果たちが登り切ったと同時にスタートした。

 

 もちろんいきなり現れた雪兎に驚きを隠せなかった3人だったが一番早く正気に戻ったのは海未で、1本目を上り切った時にあと2本連続で走ることを伝え下に降りて行った。

 

 それから2本すぐに終わらせて3人と合流するや否や、穂乃果が「何でそんなに走れるの?!息も全然切らしてないし!」と詰め寄ってきたため雪兎は今までも鍛え続けていたからと答え、言葉をつなげる。

 

 「それよりもほのねぇ。僕に何か言うこと・・・ない?」と聞くとなんのことかわかってんないのかきょとんとしていたため雪兎は軽くキレた。

 

 「昨日の夜ほのねぇ僕に電話してきてたよね?なんでその時に朝練のことを教えてくれなかったのかな?(黒笑)」「そ、それは・・・」

 「それにその電話から少したってメッセージに入れてたみたいだけど、もし気づいてなかったらどうするつもりだったの。肝心の集合場所すら書いてなかったし。朝練するから手伝ってほしいのはわかったけど、そういう大事なことは僕が起きてるときに行ってくれないと・・・ねぇ?(黒笑)」「え・・・えぇと・・・(汗)」

 

 いつもと違う雪兎の雰囲気に穂乃果はおろか、ことりと海未まで恐怖を感じていた。が雪兎は続ける。

 

 「いきなりだったから起きてすぐ準備して、ほのねぇの家に行って場所を聞こうと思ったらいなくて海未ねぇに聞いてようやくわかって、でも時間が時間だったから走るしか選択しなくて・・・朝ごはんだべたかったのに食べずに来たんだよ?おまけに絹穂さんには迷惑かけちゃったし・・・どう償ってくれるの?(黒笑)」

 

 海未とことりは雪兎の怒っている理由が嫌でも分かった。どんな人でも約束をいきなりされて、更に集合場所を教えてもらえてなければ怒りもするだろう。ましては朝早くの約束なら特にだ。減に雪兎は朝食を抜いてくる羽目になっていた。

 

 「だから電話で私に説教をしないで上げてと言ってきたのですね・・・」「ユキちゃんご飯抜かれるとすごい機嫌悪くなるもんね・・・」穂乃果に対していまだに説教している雪兎をしり目に海未とことりは小声で話をしていると、穂乃果が助けてと言わんばかりの表情でこちらを見ていた。

 

 その表情を見て海未が、「その辺にしておいてあげましょ?雪兎。ごはんなら後で穂乃果におごらせますから。」と助け舟を出したのかとどめを刺しに来たのかわからない海未の言葉に雪兎は「・・・おにぎり。」「・・え?」「コンビニのじゃなくて絹穂さんのおにぎり6個で許す。」コンビニのではなく絹穂のおにぎりというところに関しては海未たちもよく知っていた。小さいころから期機嫌を悪くした雪兎の機嫌を直していたのがほかでもない絹穂のおにぎりだったから・・・

 

 その後解放された穂乃果はすぐに家に連絡をして絹穂におにぎりを作ってもらえるようにお願いしている間雪兎はほかのことを考えていた・・・

 

 (この行動が、良い方向に転べば・・・きっと廃校も・・・)

 

 

 

 




やっと更新できました!

「ちょっと!なんで僕がほのねぇを説教してるの?」

雪兎君の性格ならこれもありかと思いまして・・・テヘッ

「テヘッ・・・じゃないよ!まったく~!てか僕の機嫌を直すアイテムがお母さんのではなく絹穂さんのおにぎりにしたのは?」

肉親のご飯は食べなれているからこそ他人のごはんで落ち着けるっていうのもありかと思いまして

「なるほどねぇ~それならむしろ大地さんのほむまん10個のが良かった・・」

あ・・・その手があったか・・・

「・・・おい(怒)」

まぁそんなこんなで更新できたので気になる表現や誤字、感想など気楽にお願いします!
では「次回もよろしくね!」

・・・・・・・・・・・・・やっぱり最後のセリフがとられる(泣)
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