Re:胡蝶の夢   作:zEm

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怪異第3。
文章力ありますか?ありませんよね?


バンガード攻撃活性時期
7 キサラギ


俺はベッドに寝てくつろいでいると、このまま寝ちゃう可能性があるためベッドから起き上がった。

 

というかなかなかバンガードを倒す行動ができないんだよなー…。

 

「…あ!いい方法思いついた!」

「ん?なんぞ?」

 

クロが"僕ってすごいやろオーラ"を放っている。

やっぱりコイツちょっとウザいな。

 

「遠くにあるデカい図書館に行くんだよ。そこで何か情報がつかめるかも。」

「ほほう、どうやって?」

 

本当に遠くに図書館はあるんだが、いかんせん遠すぎる。

 

「…あー、携帯でもない?」

「タクシー呼ぶのか。俺が貧乏になるからダメ。」

「…あ、そうだ!電車乗ろう!」

「お!ナイスアイディア!」

 

電車か。そういえば乗るのも久しぶりだな。

やはり電車代は高い気がするがまあタクシーよりは安いだろう。

眠気来ませんように…。

 

「いやーこっちも電車乗るの楽しみなんだよねー!」

「お前前世で乗ったことないのか。」

「無いよ。ずっと学校近い所にあったし。」

 

普通は過去とかのことを聞いたら地雷とかを踏んでしまう人が多いと思うのだが。この人…いや首は大丈夫だそうだ。

 

…ふー、駅に着いた。

この駅の名前は「(ちどり)駅」だ。

何かと謎で不思議な駅だって有名だが俺にはそんなの関係ない。

電車は普通に来るし電車を待っている間に不思議なことが起こることも全くない。

何も知らない人にとっては至って普通の駅に見えるのだ。

 

俺は高い切符を買い、改札口を通る―――。

あれ?クロは?

振り返ってみてみると改札口にいる駅員さんに連行されてた。

俺は素早くそこに行き、クロを取り返そうとする。

 

「ああっすいません返してください!」

「何だ君は!こっちは奇妙な生き物を見つけて今から生物大学とかに送って調べようとしているんだ!」

「それはぬいぐるみなんです…!!」

「何だと!?それにしては喋ってるし少し動いてたような気がするg「喋るぬいぐるみなんです…!動いてたのは隙間風じゃないですか!?」

「…わ、分かった。それがもし君のなら受け取れ。」

 

俺は何とかクロをなくさずに済み、一安心する。

 

「…あ、あー、ごめん。」

「いや許すが次からは駅ではあんまり喋るなよ?」

「分かった。」

 

立ち直りはやっ!

とりあえずクロは言われた通り表情を一切変えず、一切喋らず、まるで人形のような状態になった。

 

俺はクロを抱き、電車に乗り席に座る。

ふー、後は待てばいいだけだなー…。

ちょっと寝とこ。

死亡フラグだって?俺はフラグ(ry

 

 

…いやー寝た寝た。どうやら自分から寝ると悪夢にはならないらしいな。

自然に襲い掛かる睡魔で悪夢に襲われるのだろう。

あれ?乗客誰もいねえ。全員降りちまったのか。というか窓の外メッチャ暗いんだが。俺乗った時はまだ明るかったぞ。

携帯電話で時間を確認すると「23:00」と書いてある。

…ん?23:00…。

は!?夜11時!?俺そんなに寝たん!?

クロ!?おい動いていいぞ!?

 

「…ん?もういいの?」

「ああ、もう誰もいないしな。」

「…というかさっきから心読んでたけどなんかやばい状況になっているらしいね。」

「ああそうだ。これ夢じゃないよな?」

「うん。君は眠ってたけどその時夢は見ていなかったし、これは夢じゃない、現実だ。」

 

…ということは時間はともかく乗り越しか。

次の駅に降りたら駅員に伝えとこう。

…というか、駅はおろか、町の建物すらも見えないんだが…。

ここド田舎?というか家すらないし手を付けられていない原風景しか見えん。

 

数十分待ったら、やっと駅の名前が見えてきた。

…『やみ駅』。聞いたことのない駅だな。

というか、電車から見えた風景ではとても駅には見えなかった。ボロボロの看板に『やみ駅』と、原風景の中にひっそりと立っているだけなんだが。

やみ駅…か。この先嫌な予感がする。

猿夢…ではなさそうだしなぁ。

 

あ、ボーッとしてたら通過をしてしまった。

 

「何やってんの、乗り越し料金増加しちゃったよ。」

「分かったって。次の駅で降りるからさ。」

 

そして、やみ駅の次の駅に止まった。

名前は『きさらぎ駅』と言うそうだ…。

全然見たことのない駅だな。ひとまずここに降りよう。無人駅みたいだし降りたらに車掌に乗り越しのことを伝えるんだ。

 

「おーい、車掌さ…!?」

「電車が即発車していった…!」

「…!?」

 

俺は唖然とした。

あんな早く発車する電車なんて見たことない。

俺が電車から降りた瞬間ドアを閉め瞬く間にスピードを出していった。

…これじゃ帰れないじゃないか!!

時刻表を探してもどこにもない。

…いったん落ち着いて、携帯電話のGPSを使おう。

 

『現在エラーが発生して使えません。』

 

何だと!?というか助けてもらおうとしたら携帯の大部分の機能が使えないじゃないか!?

これじゃあ使い物にならない!

 

「ええ、本当…。どうしよう…。」

 

クロが不安げな声で俺に尋ねてくる。

 

「と、兎に角線路の上を歩いて脱出しないと。町に出れれば…。」

 

俺は今思いつく限りの最善の策を出した。

 

「そ、そうだね。公衆電話もないようだし…。」

 

クロはそれに賛成する。

 

俺とクロがトンネル内を歩いていると、何やら音が聞こえる。

シャン、シャン、シャン。と、鈴の音のような音だ。

あと、ドンドコ、ドンドコ。という、太鼓のような音も聞こえる。

近くに祭囃子でもやっているのだろうか。俺たちには関係ない。と言うか怖くて近寄れなかった。

 

伊佐貫(いさかん?)』と書いてあるトンネルに到着した。

これがトンネルの名なのかはわからないが、今怖がって後戻りしても先に進めない。俺とクロは恐る恐る先に進んだ。

 

灯りすらない真っ暗闇のトンネルを俺たちはコツ、コツと音を立てて歩く。

遠くでガタンゴトン、ガタンゴトンと電車が通り過ぎる音がする。

そして、このトンネルには電車は全く来ない。

 

「怖い…。」

「…怖いってお前、じゃあどうする?暗闇の中ここに籠ってるか?」

「いやそれはもっと怖い。」

 

俺達の声がトンネル内で反響する。

 

俺達はさらに歩き続けた。

 

…。

 

「おーい…。危ないから線路の上を歩いちゃだめだぞー…。」

 

遠くからおじいさんらしき声が聞こえる。

俺が後ろを振り返ると、片足の無いおじいさんが居た。

おじいさんは少し微笑むと、消えていった…。

 

「ひぇぇぇぇ…。」

 

クロが少し叫びをあげる。

…可愛い。

多分あのおじいさんはここらへんで事故って片足無くして死んだおじいさんなのかな…。

俺は思わず合掌した。

 

「さあ、先へ急ぐぞ。」

「わ、分かった。」

 

 

20分後。

 

俺は足が疲れてきた。

クロには足がないからうらやましい。

クロが俺を載せることができればいいんだけど…。

 

「乗せれないからね。」

「分かってっから。」

 

…ん?

 

あ、明かりだ!!

出口か!?

 

「お、あれは出口じゃないかな?」

「そ、そうだと思う!」

 

一応携帯で時間を確認すると『14:00』となっていた。

これでわかる通り、時間が巻き戻されている。

これは元の世界に帰れてるのか?みたいな。

俺は走り出した。

クロも急いでついていく。

 

…抜け出せた!!!

空気がおいしい。

 

だが、俺の行く先に人が立っている。

 

「あれぇ君も迷子になった人かな?よかったら車でどっかに送ってってやるか?」

 

非常に陽気な声で俺に話しかけ来る。

名前を聞くと『フウライ』と言うそうだ。

お言葉に甘え、俺はその人の車に乗せてもらった。場所は衛駅と言っておいた。

 

「いやぁ助かったぁ…。」

 

俺は思わず安心した声を出す。ってこれいつもじゃないか?

クロは肯定しているように首しかない首をうなずく。

 

 

…だがその運転している人は少しおかしかった。

さっきから山の方へ向かっている。

そしてなにか意味深な笑い声をあげている。

その笑い声は何ですかと聞いても、全然返事してくれなくなった。

 

…一番去ってまた一難?

 

(おい、クロ。)

(何?)

 

俺は小声でクロに話しかける。

 

(さっきからこいつ様子変だ。隙を見て逃げようと思う。あとは心を読め。)

(…分かった。)

 

フウライは訳の分からない独り言をつぶやき始めた。

…これは、本当にこのまま乗ってるとやばいことになる。

早く逃げないと…。

 

山のふもとまで入っていった。

車が揺れている。俺はそのときに発生する音を利用して窓を開ける音をかき消し、少しずつ開けた。

 

「…なんか、音しない?」

 

フウライが独り言をつぶやくのをやめて、こっちに尋ねてきた。

俺は「き、気のせいですよ。」とか言って誤魔化し、それからも少しずつ窓を開けた。

 

…よし、何とか窓を完全に開けた。

だが、ここはすでに山のど真ん中だ。

このままじゃあ気付かれるのも時間の問題だしなぁ…。

 

俺は急いで車の窓をくぐって抜け出した。クロも同時に抜け出す。

そして、俺をクロを手に持ち山の道を走って駆け下りる。

振り向いてはいないが、なにやらエンジン音の音がどんどん聞こえてくる。

おいクロ!後ろちょっと見てくれないか!?

俺はそう心の中で思う。

 

「モノ!車が迫ってきてるよ!多分あの人の!」

「早くね!?おいクロ!ちょっと気をつけろよ!」

 

俺はそう叫ぶと森の中に入っていった。

持ち前の動体視力で木の間を次々と潜り抜ける。

 

「いやあああ!!怖い怖い怖い!!でも車は来てないよ!!」

 

はあ、よかった…もう走らなくてもいいだろ。

俺は少しゆっくり歩く。

この中を車で走るというのは正直無理だ。

木と木との密度も高い。

 

俺は山の中を下り、森を抜けだして山のふもとに着いた。

そしてもう少し歩き、町に着いた。

ここが何処かなんてもう関係ない。丁度通りかかったタクシーに送ってもらうことにした。

 

「どこへ送って行きますか。」

「衛駅で。」

 

そして俺は衛駅に帰り、自分の家に着いた―――。

もうこれで安心だな。

俺はクロを下ろし、自分の家へ帰っていく。

その後ももう、変なことが起きることはなかった。

 

 




うん、読み返してみたけどやっぱ文章力ない俺。
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