ソードアート・オンライン とあるPKのお話   作:しろやん

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第一話

この世界に来てからというもの、僕は何度も同じことを考え後悔した。

なぜ僕はあの時この世界に来る為に必要なキーワードを唱えてしまったのだろうか

なぜこの世界を作った茅場晶彦という人間はこのようなことをしたのだろうか

今になっては誰にも分らない。だが今となっては僕にとっても彼にとってもとてもよかったとも言えるのだろう。

 

このソードアート・オンラインでは正式サービス開始直後まではプレイヤーがそれぞれのカスタムしたアバターが使われていたがこの世界が現実だと実感させるために茅場は装着者の身体データ取りそれを使ってアバターを再構築した。最初は美男美女のグループであったが再構築されるとそこにはもう先ほどの集団ではなくなっていたのだ。

 

まず、男女比率が変わっていた。それは僕も例外ではなくさきほどまでの使っていたイケメンの青年アバターの面影はいっさいなく、髪の毛は銀色に近い白色であり世にいうアルビノと言われるものであり顔は人形のように整っており目は色素が薄いせいか赤色の目でありそして性別は紛れもない女である。

 

他人からすれば15歳の少女がこんなゲームをプレイしようと思ったのかと一度は思うはずだ。人は私のような人間をアルビノという人種かなにかと思われているだろうそれは解釈の違いだ私は一種の先天性色素欠乏症といわれる病気だ。

 

日光や紫外線に弱く私の親が過保護というのか、生まれてからずっと大事に育てられてきた

だから一日中家にいることなんて普通で小学校や中学校も通わせてもらえずずっと通信制だった。外に行くときは紫外線対策はもちろん車などの移動はデフォルトである、一般的な家庭と比べると私の家はとても裕福で旧家名家なんて言われてたりする。これを読んでる人には分るだろうか私は大事な一人娘なのだ。だから外に行くときは許可を取らなければいけないし医者だって私専属の者もいる。

 

これだけ聞けば私がどれだけ両親に大事にされているのか分るだろうだからこそこのソードアート・オンラインというゲームの詳細を知ったときは心が弾んだものだ、なにせ自分自身が自由に行動したり自分がしたいように行動できるのだ。籠の小鳥のような私からしてみればこれほどうれしいことはない。

 

私は正式サービスの前にあったβテストに応募したのだ応募者は当時のナーヴギア購入者の半分の10万人の応募者がいたのだ、正式前の稼働テスト枠に入れるのは1000人そしてそのあとの正式版パッケージが贈られるという特典つきだからこそそれだけの応募者がいたのだろう。ネットによる応募は数秒で終了してしまうほどの人気ぶりだった。だが私は運が良いのかこの応募に当選したのだ。初めてこの世界に来た時はとても感動した、誰にも縛られずに自由にいられるのだ。

 

この世界ではいろいろな事ができるモンスターを狩る攻略者や、その人達をサポートする職業が多種多様に存在しており私はゲームという物がこのSAOが初めてなのでいろいろな事をした。

ゲームというと魔法など現実ではありえないことができたりするものだがこの世界にはそんなものはなくそのかわりソードスキルというモンスターを狩るときに使う必殺技のようなものだが初めて使った時のことは忘れられないほど感動したものだ。ベータテスト中はとにかくモンスターの情報や装備、スキルについてもよく考えて攻略に明け暮れた。

 

今からすれば私が変わったのはこの頃だったろうか、一人のプレイヤーに出会いその人間の考えを聞いてからという物すべてが変わった。なぜ自分は他の人達と違うのだろうなぜ他人は私と違うのだろうと何度も思い何度も考えた。

 

私は誰よりも自由に居たかったのにと・・・

 

だが私はベータテスト期間中にあったプレイヤー、Pohに初めて会ったのは偶然だった。まだ僕だった時に偶然武器屋で会い情報交換していくうちに僕は毎日彼に会うようになっていたそしてPohに僕の悩みを言ってみた。なぜ自分は他の人間と違うのかなぜ他人は僕と違うのかなぜ僕を自由にしてくれないのだろうかとそんな事を彼に言った時は別に特別な意思があって言ったわけでもない、只々僕は言ってみただけのだ。

 

こんな僕を彼はどう考えどう接するのか、彼の答えは僕の考えている物を超えていた。いやそれ以上、僕が欲しかった答えだった。

「お前は他人と違うのではなく、他人がお前と違うだけだそしてお前と同じになろうとしないだけだ。俺も考えたことがある、この世界で毎日同じように過ごして同じように生きていって、いつかは死ぬだからこそ俺はこのリアルでは体験できない非日常を欲してこの世界にきたのだ。」

 

その言葉を聞いたとき彼が僕と同じで何かを求めてこの世界に来たのだ。私は自由を求めてこの世界に来てPohは非日常を求めてこの世界に来たのだ。それからという物より一層彼と会うことが多くなった。僕が実は女だって事も自分の今まで生きてきた事もすべて話した。彼はそれを聞き今度は彼の今までの事を聞いた、私にとってPohという人物はなくてはならない存在だった。

 

彼と一緒にいろいろな事をした。彼がPKに目覚めたのも私の事を話してから間もなくだ。彼は私にもPKを一緒にしないかと言ってきたそれは正式サービスが始まってもだ。

 

この頃から私は彼の事を好きになっていたのだろう、なにせこの世界で初めての私の理解者のだから私と彼は一緒なのだだからこそ彼がしようとしていることは私もする。彼のしようとしていることは他人からすればしていけない行為になるのだろうが彼と私は一緒なのだから彼の言葉にはすぐに頷いた私と彼でいろいろなPK方法を考え行った。ベータテスターと言われる物のほとんどはこのゲームを単なる出会い系目的で使用するプレイヤーがほとんどだった。そいつらを見るとへどが出るとか屑共がとか彼が言っていた。

 

それは私も同じで彼らにはいい感情を持たなかった、そんなことをするためにこのゲームを始めたと言うのなら私も彼と同じことを言うだろう。2か月のベータテスト期間の終盤ごろにはリアルで会いそして今までの事やこれからの事を話し合ったりして気がつけば恋人同士になっていた私と彼が体を合わせるようになっていたのは言うまでもないだろうか。それだけ私にとってのこの2ヵ月は充実している物だっただろう。

 

ベータテスト期間の話はこんなものだろうか。話を戻そう、茅場の発言により先ほどまでの楽しいゲームから一遍してクリアするまでリアルに戻れないそしてこの世界で死ねば実際に死ぬというデスゲームになっただろう。説明が終わると茅場はその場から消えた。彼の話によると私たちは自分のHPが無くなるとリアルの自分の脳が電子レンジの仕組みで破壊されるようだ。

 

そんなことはどうでも良かった、私には彼が居ればそれだけでいい、すぐに彼にメールを送り始まりの町の広場の近くの喫茶店に落ち合った。彼と一緒になってこれからの事を話し合った、彼は私と同じで他人と比べるととても落ち着いていた。それは私も同じだろうか彼はこれからの事を私に伝えてくれた。彼は「ゲームを愉しみ殺すことはプレイヤーに与えられた権利」と彼は言った、だがしかし今のこの世界ではこの世界で死ぬ=リアルでも死ぬということなのだ、簡単にいうと本当の人殺しだ。

 

しかし他人なんてどうでもよかった私が彼の言葉に頷くと彼はとてもうれしそうに私にキスをしてくれた、私はそんな彼の首に腕を回してキスをしてあげた。私にとって彼は居なくてはならない存在と言えるだろう、それは彼も同じで私がなくてはならない存在なのだと気ずいた瞬間だったそのあとすぐに私たちは結婚しただがこのSAOの結婚システムとは相手がプロポーズメールを送り、それを相手が受諾するだけと簡単なもので別な意味で驚いたのは秘密にしておこう。そしてその後私達はすぐに先の町に向かって走り出した。

 

PKとは一区切りされがちだが、私達が考え実行しできたPK方法は多種多様ある。

私とPohはあの日から1ヵ月モンスターを狩りまくりさらに武器や防具を強化していた、Pohは筋力値振りのアタッカータイプの短剣使いで私も同じ筋力値振りのアタッカータイプの曲刀使いである。

 

そしてもうすでにあの始まりの日から1ヵ月も経とうとしているのに第1層のボス部屋すら発見されてなく、死亡者は2千人を超えている。そしてもうすぐ第1層ボス攻略会議が行われる。私は現在の攻略組の様子見ということで参加するつもりだ。そしてその会議が開かれるトールバーナーというに向かっている。私がPohに行ってくると言うと彼はああと返事をしたあとキスをしてくれた。トールバーナーの噴水広場に行くと四十八、人現在攻略組と準攻略組メンバーと思われる人達がいた。

 

私はその人達とは離れて一人端の方に座り一人一人観察していった、前線近くの町やダンジョンで会ったことがある顔が20人程度、そしてまったく知らない顔が残りである。これから推測すると私やPohのレベルが14Lvだ、ボス攻略には基本安全マージンと言われる物があり基本的に階層+10Lvと言われている。

 

そんな事を考えていると、ディアベルという青年がボス攻略の説明を始めた、彼の装備は胸と肩、腕とすねをブロンズ系の装備で統一していた、装備だけ見ると彼が高Lvプレイヤーと分るほどだ、ディアベルの説明はボス部屋を見つけたということこれによって、ボス攻略の日程は明日か明後日だと決まったらしい。そしてそのあとディアベルがこの一層攻略を待っている人たちがたくさんいる、そして俺たちがこのデスゲームを攻略できるということを証明することが俺たち攻略組の義務だろうと、ディアベルの言ってることはとても立派で拍手をしている人たちがたくさんいる。

 

その直後にキバオウというサボテン型の頭をしたプレイヤーが話を割って入ってきて彼が言うにはこの1ヵ月で死んでいった二千人のプレイヤー達にベータテスターがお詫びをしろというもだったが私もPohもベータテスターであるが死んでいった二千人の約三百人ほどはベータテスターだと知らないのだろうかそんなことを考えているといかにも外人と思われる、身長百九十ぐらいの肌はチョコレート色で背中に掛けてある両手用戦斧がかかっていたが彼の風貌からか分らないがその斧がとても軽そうに私は思えた。その人物はエギルという名らしいキバオウが反論するが、エギルの正論によってふて腐れながらキバオウが席に戻って行った。

 

その後すぐにレイドといわれるパーティーを作ってくれと言った、その後すぐにみんなは各自で話し合っていたが私からしてみれば攻略組と言ってもこの場にいるソロの攻略組は一握りと分る、そしてすぐにグループが作られていった。四十八人この場にいるので余りが出ないけど私は最後の残り組でいいと思っていたらまだ声が大人に成りきれていないような声が聞こえてそちらを向くと童顔な片手剣使いがいた。もうすでに彼のグループには七人いた端に座っていた私の事を思って誘ってくれたのだろう、彼が自分のウィンドウを操作すると私の目の前にパーティー申請が出ていた、kiritoから誘われましたと出ていた。

 

キリトと言うのだろう画面の左端にはメンバーの名前とHPが表示される、キリトの画面にも私の名前Wightと表示されてるはずだろうこの世界での私の名前は私の髪の毛が白だからホワイトのワイトの部分をとったものという簡単な物だ。そして私の今の姿は古いフードをかぶり骨系のモンスターの素材が使われている仮面をつけている、プレイヤーキラーは顔がバレルと困るとPohが言っていたので二人そろって同じ物を買ったのだ。

 

それよりもまずこのパーティーの男女比率が可笑しい事が分る、なんせ八人パーティーの四人が女性プレイヤーなのだ。これはいわゆるハーレムという物だろうか深く考えるのはやめようと自分に言い聞かせ、そして攻略は明日に決まりすぐに解散となった。

 

すぐにメールでPohにメールを送り落ち合った、私は会議での事を彼に話この世界での初めての獲物を決めることにしたのだ。ボス終了後には消費しているプレイヤーが多いのと気が抜けているというところ突くと彼が言った。オレンジになると一定期間安全圏内に入れなくするために、二人でアイテムを持たなければならない。そして二人でスキルを分担しているPohと私のLvは同じなのでスキルスロットも四個×二で八個なのでPohは武器スキル以外は索敵スキルと、調合スキルである私は鍛冶スキルと投剣スキルを上げている。

 

そのあと宿ですぐに二人一緒に眠ったが私たちのやろうとしていることが明日から始まるという楽しみのせいか寝るまで少し時間がかかってしまった、朝になると彼が私を抱いて気持ちよさそうに寝ていて少し彼の顔を堪能してから彼を起こしてあげた後、私は彼に行ってくると告げて今日のボス攻略の集合場所のトールバナーの広場に行った。

 

その後すぐにボス攻略をする為にボス部屋まで歩いて行った。その道中ではフードをかぶった細剣使いがスイッチについて聞いていたのが聞こえたので彼女はソロでここまで来たのだと分かった。長時間の移動でボスの部屋に着くと、ディアベルが今回の攻略の参加者全員に言った

 

「勝とうぜ!!」

 

そいうとディアベルはボスの部屋を開け、次々とプレイヤーが入っていった。私はベータテスターなのだからボスの攻撃パターンもすべて分る、ボスの部屋の奥にいるのは第1層のボス獣人の王「イルファング・ザ・コボルドロード」というわれている青灰色の毛皮をまとった。二メートルを軽く超える逞しい体躯、血に飢えた赤金色に爛々と輝く隻眼右手に骨を削って作った斧、左手には革を貼りあわせたバックラー携え、腰の後ろには一メートル半ほどある湾刀をさしている。

 

そしてボスが私たちに気がつくと同時に王の周辺にモンスターがポップした。これもβテストの物と同じで「ルインコボルト・センチネル」という小型の人間型の重装装備のモンスターだ。直後ディアベルによる掛け声によって全員がボスに向かって走り出した。私のG隊はボスの取り巻きのセンチネルを排除しつつ、他の隊の人間とスイッチしてボスを攻撃する役割だった。コボルト王+衛兵対プレイヤー四十八人の戦いは私の思っていた予想を上回る速度で推移した。

 

デイアベルが率いるC隊がボスの一本目のHPバーを、そしてスイッチしたE隊により二本目を削り今はA、B隊が主力となってボスのHPを順調に削っている。壁役のD隊、F隊はをでボスの攻撃を受けている、そして私達のF隊がセンチネルを片しながらボスに攻撃できているという、余裕があるほどだ。私はボスのLAはもちろん「ルインコボルト・センチネル」はこのボス戦でしか湧かないモンスターなので基本的に今まで狩ってきた

 

モンスターと比べるとお金と経験値が1.3倍ぐらいだが入るのだ、といってもボス戦の戦闘報酬の分配方法はコルは自動均等割り、アイテムは手に入れたものの物なのだ。そして私はセンチネルを曲刀スキルの一つであるリーパーを放つとセンチネルは後方に飛んで行った

 

私の武器である曲刀系のククリを使用しており、私が使っているアナコンダ・ククリは最前線付近の町で売られている物で攻撃力補正がある今現在NPCが売っている最高の武器と言えるだろう。

 

後方に飛んで行ったセンチネルに殺す為にリーパーの一段階上のソードスキルのリースパーを使用し。起き上がろうとしているセンチネルの頭に叩き込むとHPバーが消滅しすぐにポリゴン状になりモンスター消滅時特有の音が鳴り消えていった。

 

その後すぐにボスの四段HPバーの一番最後のバーに突入すると、イルファング・ザ・コボルトロードは持っていた斧とバックラーを放り投げ腰にかけてある武器に手を掛けた。私たちは今まで壁役だったD隊とF隊の回復を済ませ一気にボスに攻撃を浴びせると最後のHPバーが危険領域になった。しかしこの時私は分ってしまったのだ、彼・・・ディアベルが一人でボスに突っ込んでいったのだ、これからすぐに私は彼がLAボーナスつまりボスを最後に攻撃し倒した者に与えられるボーナスみたいなものを彼が取りに行ったと思った。

 

だが良かったのはここまでだ、私の位置からだとボスが持っている武器が見えそしてそれがβテストの時と違っていたのだ。βテスト中では1層のボスの武器は大型のカタナだったのに明らかにあのボスが持っている剣が細すぎたのだ。私は何度か見たことがある。ここよりさらに上にいる刀系を使うモンスターの中に同じような剣を使っているモンスターの事を。そうだプレイヤーが使用できないスキルであるモンスター専用カテゴリーに存在する《野太刀》コボルト王が垂直に跳んだ。空中で体を捻り武器に威力を溜める。落下と同時にソードスキルが発動され、真紅の輝きを放ちながら竜巻の如く解き放たれる。

 

「だめだ、下がれ!!後ろに跳べー」という私と同じ隊のキリトが言うがディアベルはその忠告が聞こえなかったのだろうか、ボスにソードスキルを発動しながら走っていた。そんな彼にボスのカタナ専用ソードスキル重範囲攻撃《旋車》が放たれた。

 

それを胸に受けたディアベルは後方に吹っ飛んだ、彼のHPゲージが安全域の中間ぐらいの状態だったのにそれを受けた瞬間すごい速度でディアベルのHPを5割を削ったのだ。そんな彼を守ろうと壁役の隊がカバーをしようとするがボスの追撃が彼らの考えていた物よりも早かったのだ。

 

ボスはディアベルを斬ったのと同時にコボルト王が両手で野太刀を握りソードスキルを発動させ彼のもとに向かっていった。ソードスキル《浮船》床スレスレの軌道から高く切り上げたのだ、普通なら対応できるだろうが不運な事に彼、ディアベルはこのソードアート・オンラインに存在するバッドステータスが10種類前後存在しているだが、そのほとんどが数十秒で治るという物だが直るまでの時間がないのだ。

 

そして彼はその中に存在するスタン状態になっていた。つまり彼は身動き一つすらとれない状態になっていたのだ。コボルト王はソードスキルを当てるとキリトの少年の近くに飛でいった。すぐに少年がディアベルにHPポーションを飲ませようとしたがディアベルはそんな彼の行為を断った、見れば分る残りの五割ほどあったHPがすごい速さで減っていくのだ。

HPポーションは時間ごとに一定数回復するアイテムなのだが、彼は今飲んでもHPが0になると分かってしまったのだろう。

 

HPバーが消滅したのと同時にディアベルの髪の色と同じ青色の光が彼の体が光っていく、最後に彼はキリトに向かって何かを言いっていたがすぐに彼のからだはポリゴン状に爆散していった、モンスターを殺した時の消滅音ではなく人間が死亡したときの独特の高音のガラスが割れるような音を聞いたメンバーはみな悲鳴をあげたり叫び声がボス部屋に響き渡った、無理もないリーダーが一番最初に死ぬとは誰も思っていなかったのだろう。

 

ディアベルの最後を一番近くで見ていたキリトは立ち上がるとボスの元へと歩んでいく。それを察知したかのようにローブを被った細剣使いが彼に話しかけていた。その直後彼らはすごい勢いでボスの元へ走っていた、その最中動くのに邪魔になったのだろうか細剣使いのアスナがローブを脱ぎ捨てた私も少しは驚いた、艶やかな栗色のロングヘアがとても似合う美少女だったのだ。恐怖で動けない多くのプレイヤーがその壮絶な美しさに目を奪われ、沈黙した。

 

キリトはアスナに指示を出すとボスの元へと駆けて行った。ボスはそんな彼らに気がついたのだろうか今までに攻撃していたプレイヤーを放置し、キリトとアスナにソードスキルの《浮船》を発動させ向かっていった。その攻撃をキリトはソードスキル《スラント》で跳ね返すと同時にアスナとスイッチした。

 

短く鋭い気勢に乗せ放たれた《リニアー》が深々とコボルト王の腹の横に突き刺さったのだ。

それから何回だろうか数えてみれば十数回もの回数をキリトとアスナはスイッチをしボスにダメージを与えていたのだ。だが、コボルト王がキリトが放ったソードスキル《バーチカル・アーク》を放つがボスの《幻月》をはね返したのだがボスはその勢いを生かし体をひねってキリトの胸に叩き込んだのだ。あまりの威力にキリトはそのまま後方に飛び倒れこんでしまったのだそこをコボルト王は狙いそこに先ほどと同じ幻月で攻撃しようとしたコボルト王から守るためにアスナは彼の事を庇いに行った。

 

あのプレイヤーの防御力では武器で受けたとしてもからなりのダメージを受けるだろうだがそれはなかった。当たるとアスナは思っていたのだろうが壁役のプレイヤーの一人であるエギルというプレイヤーが両手戦用斧で叩き返したのだ。彼らはキリトのHPが回復するまでボスの攻撃を受けると言ったのだ。

 

キリトのHPがフルになったのと同時にコボルト王は重範囲攻撃「旋車」を受け壁役の五人が吹っ飛んだところだった。そんな彼らに追い討ちをかけようとコボルト王は後方に下がり真紅色のソードスキル「旋車」を発動し垂直跳んだ。

 

キリトはそんなコボルト王に向かってソニックリープを放ち腹の横一線に切り込んだ、いきなり空中での攻撃によりコボルト王はバランスを崩しながらも地面に落ちて行った。そしてキリトとアスナはボスにとどめをさす為に走り出した。

 

アスナの渾身の「リニアー」がボスの左脇腹に打ち込みそれに怯んだボスに向かってキリトの青い光芒を纏った剣はボスの右肩口から腹まで切り裂いた。HPゲージ残り一ドット、そして先ほどの攻撃をしたキリトが剣を返し切り刻んだ逆にまた斬撃を浴びせV字のようなものを作った。

 

コボルト王はその攻撃でHPバーが消滅し後方によろめき、高く吠えるとその体にひびが入り消滅した、そして私たちの視界にはそれを祝福するようなメッセージが表示されていた。

 

『CongratuLations!!』

 




初めまして作者のしろやんです。

今回から川原礫さんが書かれているソードアート・オンラインの二次創作を書いていきます

えー作者は今までにSAOという小説の二次創作をたくさん読んできましたが

なぜどれもこれも主人公側の物語なのだろうと思っておりました。

それの疑問を解消するために原作を買い読んでみたのですがその理由が分りました。

まずこのSAOという作品がとても読みやすいという事とオリジナルを加えることで新たな物語として作り変え、読んでくださる人達に簡単に楽しむことができる作品にできるという事でいろいろな二次創作サイト様で人気なんだと分かりました。

ですがそのほとんどの物語が主人公サイドのお話ばかりで、敵サイドのお話が無かったのが今回この作品を作ってみようと思ったのです。

最後に作者から読者の人達へのお願いなのですが、誤字脱字や、こうしたらもっと面白くなるのではないかとかそういった感想などをお持ちしております。

最後までお読みになってくださった読者様今後ともこの作品をよろしくお願いします

追伸、指摘に受けていた改行を訂正しました。

感想での指摘でWeb版の話でこのままだと問題があるという指摘があったので友人に頼みWeb版
の物を探してきてもらいました。今後はそれを踏まえて話を作るので更新は不定期になりますがご了承ください。
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