魔法少女まどか☆マギカ~二つの奇跡~   作:小人

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初めましてな方もそうでない方にも、取り合えず初めまして小人です。

にじファン閉鎖から五日もたってようやく、ハーメルンにて執筆を再開することが出来ました…(汗


移転に伴い作者から一つ報告があります…
プロローグ(元0話)に大幅に加筆修正を加えました。
元の内容があまりにも酷かったのでww

それでは小説に関して…

これから先、誤字脱字や表現のおかしな所など多く出てくると思います…

ですので、そういった箇所を見つけられましたら遠慮なくビシバシ指摘して頂けると有り難いです。

それでは、『魔法少女まどか☆マギカ~二つの奇跡~』始まります。

あまり過度な期待をせずお楽しみに下さい。


プロローグ

気がつくと俺は"そこ"に立っていた。

 

 

 

 

"そこ"は真っ白な世界だった…

 

 

 

 

何もない、空っぽの空間…そんな場所…

 

 

 

 

 

 

恐らくここは夢の中なのだろう…

 

 

 

 

そんなことを考えていると、真っ白な世界は突如、眩しい光に包まれ…俺は反射的に目を閉じる。

 

 

光が収まるのを待って目を開ける…

さっきの光で目が眩んだのか視界が安定しない…

 

 

ピントの合っていないカメラのように完全にぼやけきった視界に映るのは廃墟と化した街…

真っ白な世界は一瞬にして荒れ果てた市街地へと変化していた…。

 

 

 

目の前に広がる廃墟と化したその世界は…

雷雲が空を覆い、幾つもの竜巻が巻き起こっている。

ビルの類いは大半がなぎ倒され、道路は瓦礫で埋め尽くされていた…

 

 

目を覆いたくなるほど悲惨な光景…

あまりにも突然な変化に着いていけず俺はその場に立ち尽くしていた…

 

 

しかし、それでも世界は止まらない…

夢の世界は俺を残して変わらずに時を刻んでいく…

 

 

 

 

アハハ…ウフフ…アーハハハ…

 

 

ようやく思考が追い着いてきた俺のところに…突如そんな笑い声が聞こえてくる…

 

その笑い声を追って俺は街を見回す…

すると、廃墟と化した街の中心…その上空にそいつを見つけた。

 

 

あいつは……?

 

 

ウフ…アハハ……アーハッハッハ…

 

 

それは、甲高い笑い声をあげゆっくりと空を移動する巨大な"何か"…

 

その"何か"は周囲のもの全てを破壊していく…

 

この世の全てを憎むように…希望に満ちた街を呪うように……

そいつは甲高い笑い声をあげ続けながら空を舞っていた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…なぁ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつまでお前はそうやって破壊を続けるんだ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何でそんなに悲しそうに笑ってるんだ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつになったら………お前は救われるんだ………自由になれるんだ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただひたすらに破壊に尽くすそいつの姿を見て、何故か俺はそんなことを思っていた…

 

 

この惨状は間違いなくそいつが原因だ…

それは、誰の目から見ても明らかだろう。

 

 

 

なら…なんで俺はこんな事を思うんだろう………

 

 

 

何であいつを救ってやりたいと思うのだろう…

 

 

 

 

分からない……

 

 

 

 

 

俺はその場に立ち尽くし…ただただその事を考え続けていた…

 

 

 

 

そんな時、俺はふと…人の気配を感じ…ゆっくりと振り返る…

 

そこには、数人の女の子が立っていた。

視界がぼやけていて、それが誰なのかを判別することは出来ない…

 

 

その子達は俺の方を見て、訴えかけるように…必死に何かを叫んでいる…

 

 

 

「ーーーーーーー」

 

 

 

しかし、彼女達の言葉は何一つ俺の耳には届かない…

 

まるで邪魔をするかのようにノイズが走り…彼女達の言葉はノイズに遮断されていく……

 

 

一体何を言ってるんだ…君たちは…

 

 

俺は届かないその言葉を求めるように、彼女達の方へと足を進める…

しかし、その足は目的地にたどり着くことなく途切れることになる。

 

ぼやけた視界が更にぐにゃりと歪み、意識が遠退き始める…

ここが夢の中だというのなら…どうやらもうタイムリミットのようだった…

 

 

廃墟と化した街も、見知らぬ少女達も…

そして、今もまだ破壊を続けるそいつも…その姿を消していき、世界は再び真っ白に染まっていく……

 

 

失われていく意識の中で俺が最後に見たのは…

真っ白に染まった夢の世界でにっこりと微笑む今は亡き姉の姿だった…

 

 

 

 

 

ーーーーーーー

 

 

 

とあるアパートの一室…

 

早朝の静寂の中で神木優人(かみきゆうと)は目を覚ます

 

 

 

 

「もう、朝か…」

 

 

何かとても不思議な夢を見ていた気がする…

 

頭の中にはさっきまで見ていた夢の内容がちらついている…

 

 

真っ白な世界と廃墟と化した街…俺に向かって何かを叫ぶ少女達…そして夢の最後に見た姉の姿…

 

 

思い出せるのはそのくらいだった。

 

 

 

 

何かが足りない……

 

 

 

 

ふと、そんな考えが頭をよぎる…

 

 

まだ何かあった筈だ……あった筈なんだ……大切な………そう…一番大切な何かが…

 

 

それが、とても重要な事だったということは思い出せる…

 

でも、それが何だったのか……それだけはどうしても思い出すことは出来なかった……

 

 

 

ーーーーーーー

 

 

 

それにしても、姉さんが夢に出てくるなんて久しぶりだな…

 

ベットに寝そべったまま…そんなことを考える…

俺は身に付けている首飾りを取り出す。

その首飾りには指輪を括り付けてある、姉さんの形見だ…

 

姉さんが死んでからもう二年…最後に姉さんが夢に出てきたのは一年半は前のことだろう…

 

姉さんの死を受け入れられるまでは、よくそれでうなされてたいへん大変だったな…

 

もう立ち直れた思っていたけど、案外まだそうじゃ無かったのかもな…

 

 

 

俺は首飾りを仕舞いベットから体を起こし現在の時刻を確認する…

6時59分55秒…後5秒で目覚ましが鳴る…いいタイミングだ。

 

 

5、4、3、2、1…

 

 

頭の中でカウントをしつつ目覚ましが鳴るのを待つ。

 

 

……0…ッガチャ!!

 

 

目覚ましを鳴ると同時に止める。

ベットから立ち上がり窓に向かいカーテンを開け放つ。

 

 

窓から眩しい日の光が射し込む…

 

 

よし!いい天気で何よりだ!

さすがに転校初日から雨だと軽く凹むしな…晴れて良かったよほんと…

 

 

俺は一度に大きくノビをして、学校に行く準備を始めることにする…

顔を洗い、食事を済ませ、新しい制服に袖を通し、鞄を持ってドアへ向かう。

家を出る前に振り返り机の上に置いてある姉の写真に目をやる…

 

 

「それじゃあ姉さん…行ってきます」

 

 

 

 

そう言い残してから俺はドアを開け放つ…

新しい生活に期待と不安を寄せながら俺は最初の一歩を踏み出す…。

 

 

この時から運命の歯車は少しずつ噛み合い始めていた…

 




読者の皆様、最後までこんな駄文にお付き合い頂きありがとうございます!

如何だったでしょうか…少しでも楽しんでいただけたでしょうか…?
次回も楽しみにしていただけると嬉しいです。

報告の続きになりますが、取り合えずこれから少しの間はにじファン様にて既に一度にアップした話に修正を加えたものを随時更新していきますので、最新話の更新はもう少し先になります…ご了承下さい。

それでは、読者の皆様、また次回でお会いしましょう…
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