今回の話は一週間がたった時の話です。慣れもでき、今後に向けて進んで行く話ですね。では、ご覧ください。
※今回、あとがきに人物紹介を書かせていただきました。キャラクターがよくわからなくなってきている方は特に、それを見ながら見ていくのがいいかもしれません。
一週間。短いようで長いようで短かった。
俺も大分仕事に慣れてきた。まぁ、夏弦さんがいなければなにも出来ないのだが・・・。そう言いつつ大体のフロントでの作業は理解した。しかし、今でも予約の電話が怖い。電話がかかるたびにヒヤヒヤする。そんな呪いがかかった電話を隣に仕事をしていた。
ちなみに今日から夏弦さんの勤務時間が代わる。いつもなら6時半に職場に着いているのだが、今日から10時になる。それがどういうことか?そう、俺一人のフロントタイムが誕生した。これはこれで困った。なかなかの難易度だ。だが、今回は一人ではなかった。さすがの京子おばさんも一人でやらせるのは危険だと思い、後ろで見守っていてくれた。
「本日の宿泊料はお二人様、計4万2千円になります」
「はい、これでええか?」
「4万2千円、ちょうどお預かりいたします。こちらが領収書です」
「ありがとう、とてもいい旅館だったよ」
「ありがとうございます!お気をつけてお帰りくださいませ」
「ありがとよ!」
お客様は軽く手を振り去っていった。付き添いの奥さんはこちらを見て軽く会釈をして、主人の方へ急ぎ足で進んで行った。これで今日のお客様、計7組のチェックアウトをこなすことができた。肩に入れていた力を抜き、一つ息をこぼした。俺の活躍を一部始終見ていた京子おばさんは俺の肩を叩いた。
「やればできるじゃない!完璧だったわよ。これからは一人で大丈夫ね!」
「いやいやいや!大丈夫じゃないですよ!」
「そうかなぁ・・・ 。でも、拓海ができるようになったら夏弦君にゆとりが作れるのよ」
たしかにそうだ。俺がしっかりすれば夏弦さんは楽ができる。たくさん教えてくださり、非常にお世話になった夏弦さんに恩返しができるなら是非ともやりたい。だが、そのためには・・・、考えただけで冷や汗をかいてきた。
「やっぱり時間変更してもらっていいですか?」
「ダメよ、もう決めちゃったから」
俺は失望した。つんだな。終わった。半分意識とんでいたかもしれない。そんな俺を見て京子おばさんは笑って言った。
「もう…しょうがないわね。もう少しの間、見ていてあげるわ」
この言葉が俺の頭にずっとリピートした。その瞬間、俺の目には神々しい光がおばさんから放たれたように見えた。やべぇ。まじめにおばさんが神様に見えてきた。そんなおば様を崇め奉ろうとしていると、入り口が開き、一人の男性が入ってきた。
「おはようございます。拓海君、しっかり仕事は出来とるかぁ?」
夏弦さんだ。俺にフロントを初めて任せて少し不安もあっただろうが、そんなことを一切見せず、俺に声をかけてくれた。それに対し、いつもの答えを返す。
「まあまあですね」
「しっかりせんか!」
俺は軽くシバかれる。なんか、この一連の会話がいつものノリになっているような気がする。こんな茶番から、昼間にかけての仕事が始まった。
*
前々から何度も言っているが、今日は働き出して一週間目だ。そのため、俺の仕事内容も追加されることとなった。
主な追加内容が忘れ物管理だ。俺はフロントを夏弦さんに交代してもらい、従業員室へ向かった。そこには、事前に様々なものを用意して待っていてくれていた八坂さんがいた。八坂さんは準備した書類や実際の例を元にくわしく説明してくれた。
「この付箋を使って、忘れ物に情報を書き込むんだ。部屋番号と名前さえ書いておけばとりあえずオーケーさ」
八坂さんはゆっくり、かつ丁寧に教えてくれた。こちらのペースに合わせてやってくれている。本当に助かる。
「あとは、向こうからの連絡を待つだけだね。最後にまとめだけど、この忘れ物管理の中で重要なのは、誰が忘れ物をしたか、しっかりメモしておくこと。もし、取りに来たとして渡す相手が違ったりすると、取り返しのつかないことになりかねない。そこは徹底するように」
「わ、わかりました」
俺は言われることほぼ全てをメモに残した。それを全て見返すというのはしない可能性もあるが、とりあえずメモを取る。まぁ、実際これで助かった時もあるのだがな。
「何か質問ある?」
大方説明してもらったので、最後質問があるか聞かれた。
「特には…」
「また質問あったり忘れたりしたら俺を呼んでくれ。その時にもう一度教えるよ。まぁ、拓海君がしっかりメモしているから、そんなことはないかな」
八坂さんは笑いながら世辞をかましてきた。まぁ、本人は意識していなさそうだが…。
「そんなことないですよ。頼りにしていますよ。先輩!」
「先輩だなんて照れるなぁ…そんな大した先輩じゃなくてごめんね。その代わりと言ってはやけど、後輩がとても優秀でうれしいよ」
世辞返ししたら上乗せして帰ってきた。この人、やるな…。そんな感じに八坂さんとはどっちがどれだけ相手を上に上げていくかの勝負になっているような気がする。彼とはとんでもない仲になりそうだ。
新しい仕事を教えてもらうという名のお世辞合戦も終わり、昼間の通常業務に戻る。教えてもらうだけなのに別の方向で疲れるということがあるだろうか。そんなことを考えていたが、考えれば考えるほど面倒くさくなり、気持ちを切り替えて仕事へ向かった。本日のお客さんは6組。いつもよりは少し少ないっと言ったほどだ。それでもお客様には変わりない。俺は全力で仕事を開始した。
*
「和ちゃん、先上がっていいわよ。続きは私がやるわ」
「いいんですか?」
「いいもなにも今日とても頑張ってくれてたじゃないの?さあさあ、先に帰ってご飯食べて、風呂でも入ってらっしゃい」
「り、了解しました」
遠くの方から大和と京子おばさんの会話が聞こえていた。そういえば、もう勤務終了の時間だった。俺はとある用事でまだ持ち場を離れることはできないのだが…。俺はため息を一つ着いた。すると、帰る途中の大和がフロントの前を通ろうとした時、フロントで作業している俺に気が付いたようだ。
「拓海さん!」
「ん?あっ、大和。もう上がるのかい?」
「はい、今さっき京子さんに言われたので」
大和は嬉しそうに答えた。
時計を見ると、後十分ほどで夜間担当の人と交代する時間だった。
「そうか、俺ももうすぐしたら家に戻るわ。もう少しで交代の時間やし」
「それなら私、待ちますね」
大和の発言に俺は驚いた。先に帰ってくれたっていいのに、待ってくれるのか…。俺はうれしいのだが、本人はいいのかと確認を取る。
「いいのか?」
「いいですよ」
大和は快く待ってくれるようだ。すると大和は腕をフロントに置き、俺がやっている作業を真剣にのぞき込んでいた。
「拓海さん、これなんですか?」
「これか、明日のお客様にお出しする請求書みたいなやつ。俺、明日もやらないといけないからさぁ、ミスのないように計算とかをいろいろやり直していたんだ」
俺は電卓を使い、通常料金に上乗せされた料金などをしっかり書き込み合計を出す。本当ならPCを使ったデジタル管理は間違っていないのだろうが、俺は各二回ほど計算を自分でやり直していた。
「拓海さん、すごいですね。ここまでやっているんですか?」
「仕事じゃないけど、自分のミスを作るのが嫌でね…。しっかりやっておかないと」
しっかり者と見せかけたただのチキン野郎だった。さすがA型。
すると、廊下から物音がした。交代の人だ。彼がフロントに到着すると同時に俺は声をかけた。
「お疲れ様です。後お願いしますね」
「そうじゃないんだよな」
「え!?」
向こうから歩いてきた人をよく見ると、交代の人ではなく、宇治原さんだった。
「拓海君、交代の人。用事で遅れるそうなんだ」
すっかり前からいるものだと思っていたが、まだここに来てすらいなかった。
「え!?じゃあまだ上がれないのかよ!?」
困った。大和を待たせておいてこれはないわと、俺は嘆く。その姿を見て宇治原さんは謎の笑顔でこう言った。
「うーん、それもちがうんだよな」
「え!?」
なんか似たようなやり取りが前にもあったような…。そんなことは置いておいて宇治原さんの話を聞く。
「代わりに俺が見ておくよ。二人はもう上がっていいよ」
「マジっすか!?ありがとうございます」
なんやかんやで、結局交代の人で間違いはなかった。予想していた人物は違ったがな。俺は一礼をして入り口から外へ出ていった。
「宇治原さん、私も失礼します」
「和ちゃん、おやすみ」
大和も一礼して俺を追いかけた。俺は歩き去る途中宇治原さんの方から独り言が聞こえたような気がした。
「ほんと、楽しそうな二人だな。あの二人、いつか付き合うな」
ボソッとつぶやいたような言葉だった。
*
大和と帰った後、用意してある飯を二人で食べていた。
「このお魚、とても美味しいですね」
「そうだね。さすがここの頼もしい女将なだけあるな」
そう、この夕食を作ってくれていたのは京子おばさん。仕事の間を見つけて二人が帰った後すぐに食事できるよう、うまいこと準備してくれていた。おまけに味は格別。毎日外食しているような感じだった。
「そうだ、拓海さん」
「ん?何?」
突然大和が俺に聞いてきた。
「拓海さんってパソコンをここに持ってきたんですよね?」
「おう、持ってきたぞ」
少し間を空けて違う質問をしてくる。
「電源入れて何かしました?」
「おう、友人と久しぶりに話したり、オンゲーやったり…」
また間を空けて質問してきたが、今回は少し違った。今回に限り、大和が少し苦笑いしていた。
「艦これ…やりました?」
この質問に俺は口を開くことができなかった。
*
俺はさっさと飯を食い終わり、即自室へ戻った。そしてパソコンをつける。ちょうどそのころ、大和が俺の部屋に入ってきた。少し怒っているようにも見えた。
「拓海さんったら…提督業もやってくださいよ…」
「悪かったよぉ」
というのも大和がここにいる時点で、半分艦これをやっているような気持でもあったからだ。まぁ、こんなこと言っても言い訳にしかならないので、何も言わなかった。俺は最速でログインし、艦これを開く。
“か・ん・こ・れ 始まります 提督が鎮守府に着任しました。これより、艦隊の指揮を執ります”
そういやぁ旗艦は誰だろう。大和がこの世界にいるということは、こっちではいないはず。ということは必然的に第一艦隊が一つずつ詰めることになる。そうなると、秘書艦は二番艦…。ていうことは!?
「英国で産まれた帰国子女の金剛デース! ヨロシクオネガイシマース!」
金剛だった。久しぶりに見る金剛に俺はつい言葉が漏れた。
「金剛は相変わらず元気だなぁ…」
「テイトクにそう言われるととても照れマース」
「そんなこと言う…」
え?なんでそんなこと話せるの!?てかなんで金剛照れてるの!?そんなポーズ実装してないよね!?ファ!?
俺は静かにブラウザーを閉じた。
「提督!?何してるんですか!?」
大和が大きめに言う。
「だって、おかしいじゃん。こんなん前やってた艦これじゃないよ!!」
こんなに艦これは進歩してはいないはず。だって声にまで反応するようになって、対応するボイスを返すなどそんな新実装は聞いてない。てか、これができたら二次元の嫁が完成できるだろう。俺はもうわけがわからなくなっていた。すると、大和が言う。
「そういえば拓海さん、私がこっちへ来る前に明石さんが提督と話ができるような機械を作っていたような気がします」
「そういうことは早くいってくれぇ!普通にビビるわ」
このシステムも大和を転送に成功した明石のおかげらしい。本当にとんでもねぇやつだ。リアルで超難関の工業系大学に入学できるぞ、こいつ。
「とりあえず、もう一度つけるわ」
気を取り直しもう一度起動する。さっきと同じように起動中のボイスがあった。ここまではいつも通り。そして、金剛が出てきた。
「テーイートークーー、酷いネー。急に消すなんて私、悲しいネー」
画面に泣いている金剛がいた。これはひどい。俺はすぐに解釈し始めた。
「ごめん、ごめん。ちょっとビビるって…。誰だって急に返事されたらビビるよ。マジで」
金剛は泣き止んでこちらを見ている。なんだかすごく気まずい。
「ね?そういうことだから?ね?」
俺はごり押しで金剛を説得させる。その金剛もどうやら察してくれたようだ。
「わかったネ。提督を信じるネ」
「さすが金剛!」
なんとかわかってくれたようだ。でも本当にわかっているとは思えないのだが、この際もうどうでもいいや。
俺は金剛に大和が転送された時のことを聞いた。すると、大和以外が転送されないという事故があったそうだ。転送後、機械の不調により二度目の転送もできず、大和の生存確認すらできないという最悪の事態だったようだ。そんで転送システムと並行して進めていた俺と連絡するこのシステムを完成させたをというところまで教えてもらった。その後、逆に俺らがこれまであったことを全て金剛に報告した。
「なるほど…。大和だけいないと思ったら転送されていたのネー。羨ましいすぎネー」
その発言を聞いて大和も少し、申し訳なさそうだった。
「ごめんね。金剛さん」
「大丈夫ネー。大和は気にしないで。とりあえず、しっかり転送されててよかったネ。転送に成功していて生存確認ができたということと、元気にやっていることをみんなに報告しておきマース」
「ありがとう、金剛」
「お安い御用ネ。その代わり、艦これにインしてくださいヨー?」
「了解。暇があればいつでもログインするよ。じゃあ頼んだよ」
「了解ネー」
俺はブラウザーを閉じた。
「ふぅ、大和はここでも向こうでも大変だなぁ」
「そうみたいですね…」
なんか、二人とも疲れていた。俺は大和に声をかける。
「あっ、風呂沸いてたでしょ?先入ってきなよ」
「はい、すみません。そうさせてもらいますね」
大和が俺の部屋を後にすると、俺は久しぶりにスカイプの方も開いた。
やはりと言っていいのか、ゲーム用の通話のログが300くらい溜まっていた。読み返そうとしたが途中から面倒になったのでほとんどスル―した。最後までスクロールしたとき、あることに気が付いた。個人チャットでとある人物がメッセージを送っていた。見てみる。
“みんたくの就職先、確か旅館だったよな?ダメ元で頼んでみるけど、8人予約できないかな?5日以内に答えくれると嬉しい。日程は××日~△△日だ。いろいろ無理言ってすまん”
このメッセージを送ってきた人物は、蒼龍好き提督でもあるセブンスターさんだ。一年前に京都に遊びに来ており、その時にリアルであったこともある。オンゲー仲間の中ではかなり仲が良い。そんな彼はこのメッセージを4日前に残していた。四日前…。やべぇ、期限ぎりぎりじゃねぇか!?その時、下から声がした。
「ただいまー」
京子さんだ。俺は猛ダッシュで京子さんももとへ急いだ。
*
俺は先ほどのこのことを話した。ダメなのか、オッケーなのか、結果を聞くためだ。京子さんは少し悩んだのちに答えた。
「私的には普通にお客様として来てもらえるなら大歓迎よ。でもその日に部屋が空いていたかしら?」
「へ?」
そういえば8月というのは基本的に夏休みである。休みを取って京都へGO!ということする絶好のチャンスでもあるのだ。嫌な予感がする。俺は一階にある業務用のノートパソコンを開いた。このパソコンとフロントのパソコンのみ予約が見れる。俺はダメということを覚悟して8月××日~△△日を調べた。すると、とんでもないことが起こった。
「…」
「…」
ノートパソコンをのぞき込んでいた二人の顔は、驚きを隠せないような顔をしていた。それもそのはず、奇跡が起こったのだ。とんでもない奇跡だ。まさに雪風だ。
「あ、空いてるわよね?」
「うん…。全部屋」
なんか悲しいような嬉しいような…不思議な気分だ。なんでこの日だけピンポイントで予約がないのか、どうしてなのかよくわからないが、二人とも黙って予約の設定をした。
「とりあえずこうしましょう」
京子さんはマウスを取り、4部屋を予約部屋にした。
「4部屋って、8人を?」
「ここのおすすめ人数は二人よ。せっかくだしくつろいで行ってもらわなきゃ。あと、学生さんなんでしょ?」
「はい…」
「じゃあもっとサービスしないと」
「そこまでやってもらっていいんですか?」
「だって楽しんでもらうのが目的なんだから。そのためなら私は張り切って歓迎するわ」
さすが女将だ。旅を楽しくするため、旅館をとても快適に過ごしてもらうように余裕も持たせるという気遣い、それは巧みな経営術だった。
*
「へぇー、拓海さんのお友達が泊まりに来るんですね。しかも貸し切りとは!」
「まだ決まったわけじゃないからね…。もし来るとしても、他のお客さんだって来るかもしれないし」
俺は大和の次に風呂を上がり、ちょうど二人とも寝る前だ。セブンスターさんが来るのがあまりにも楽しみだったため、大和に報告しに来たというわけだ。俺は大和のベットに軽く座りながら話をしていた。本人は整理整頓をしながら会話していた。
「でも楽しみなんでしょ?」
「まぁ…それはな。一年ぶりだし」
「私も会ってみたいな。セブンスターさんっていう人に」
「ほんとイケメンでとてもいい人なんだよなぁ…」
到底自分が敵うことのないくらいハンサムな男性だ。さらに性格も良い。どこをとっても勝てる気がしない。そんなパーフェクトな人物に負けていないということを言おうとしているのか、大和が俺を言葉で持ち上げようとする。
「拓海さんも頑張ってるじゃないですか!?それだけでかっこいいですよ」
「そんなことないよ。ただ俺は背伸びしてるだけ。普通に働いてるただの新米さ」
大和は口が止まる。また世辞を言うのかと思ったが言わずに終わった。時間を空け、大和は明るく言う。
「じゃあ負けないように頑張りましょうよ。彼が来るときにびっくりするように頑張っている姿を見せつけてやりましょうよ」
まさかそんなこと言われるとは思いもしなかった。だが、この言葉がとても嬉しかった。
「そうだね。俺、頑張るよ」
すると、大和は笑顔で俺を見て、うなずいた。
「よし、こうしちゃいられないな。今日は寝るよ。おやすみ」
「おやすみなさい」
俺は自室に戻った。すると、つけっぱなしのパソコンにはスカイプがついていた。
「あっ、そうだ。返事しないと」
俺は急いで椅子に座り、キーボードでメッセージを打ち始めた。予約できたことを報告。そして、安くなるのかわからんが、サービスしてくれるということ。さらには俺の活躍を含め、この旅館の素晴らしさを楽しみにしておいてほしいこと。後、書類。
『その日予約取ったよ。8名4部屋でいいかな?ちなみにこの日、珍しく予約がまだはいってないから、貸し切りかも。なお金の方は聞いてみたけど…ちょっとだけなら安くなるかな…。まぁ、あまり綺麗な旅館じゃないけど、のんびりできると思うしおたのしみに!あ、手続きの書類は後日送ります』
俺はこのメッセージを送信し、パソコンを閉じた。
コラボや普段の話を数倍わかりやすくするため人物紹介を作りました!
書いている本人すらわからなくなりそうな人物紹介ですが、大体どういうキャラクターなのか把握していただけると数倍楽しめると思います。
~人物紹介~
☆主な登場人物
・北大路 拓海
この作品の主人公。大学を落ちた浪人生だが、何やかんやで旅館に就職。
新米フロント係として仕事をこなしていく。
・大和(大宮 和)
艦これの大和型一番艦である大和だ。向こうの世界から唯一転送することに成功し、拓海と出会うこともできた。
拓海と同じく旅館に努めることになり、若女将になるために人一倍頑張っている。
☆旅館の人達
・藤原 京子
拓海の大叔母(祖母の妹)。夫を亡くしてから旅館の女将兼オーナー。
基本事務関連と食事を出すことやお客様の出迎えのみ接客をする。
・宇治原 晃太
ほぼ拓海とは年が変わらないため、親しく接してくれるよい先輩。しかし、彼には裏の顔を持っている!?
客間や廊下などの清掃をメインの仕事としている。
・八坂 和成
少しぽっちゃり体系の先輩。就職は三年目で、とても優しい兄的な存在でもある。
仕事は宇治原と同じく清掃が基本。特に風呂掃除の達人。
・御池 優
JK。でも、見た目小学生。貧乳。ツンデレ。バイトの子。なので、大体昼から21時までのシフト。
仕事は調理のアシスタント。
・西京 拓磨
ベテランのシェフ。腕を京子に買われてここに就職することに。
超クールで超絶イケメン。しかし卵焼きだけは作れない。
・山科 夏弦(←カイトって読む)
フロント担当。体格がしっかりしているため結構門番的な感じになっている。
接客などはTHE関西人の対応。ここのムードメイカー。