4 / 46
すべての始まり
これは、デスゲームが始まって間もない話だ。
急に始まった。自分の生を賭けたゲームに挑戦する覚悟をした。
死して良いことなどない。たとえ、遊びであったとしても。
俺は町の外に出て、モンスターを倒した。ひたすらに、ひたすらに倒した。俺は攻略組に混ざるほどの力を持つことができた。
俺は、その中で死の一歩前を見た。この世界に大量に死んだ瞬間は2つある。
1つ目は、デスゲームの始まりに絶望をして自殺した者。
2つ目は、デスゲームの始まりに遊び心で町を出て、弱きまま戦い死す。
俺は、後者になりかけた。ライフが1になった瞬間を見たのだ。
死を感じた。いや、それは間違っている。死を疑った。
自分はここで死ぬのか?それとも、死とは名だけなのか?ライフが0になった時、現実の俺が目を覚ますんじゃないかと。
それでも、俺は生にすがった。俺のライフを1にした植物を切り殺した。
「生き残った…」
俺は、生き残った。プレイヤーたちがモンスターを倒していて沸いていなくて、無事に町に戻れた。そこで、俺は一つのスキルを習得していた。
『脱死』このライフの半分があれば即死しないという、無駄なスキルにスキルスロットを1つ取ってしまった。
10種類しかないスキルスロット。それが俺たちプレイヤーの生死を分ける物だと解っているのに…。
これが、俺の始まりだった。
これが脱死を会得した理由となっています。
特に他に意味はない