Fate/nolifeking 〜正義を目指す者〜 作:Fateアーカード
楽しんでいただければ幸いです
無残にも荒れ果てた大地、美しく華やかであったその街並みは最早面影すらない。
そしてその光景は徐々に薄れてゆく、いや薄れていっているのは私の方か。
「お前の負けだ、アーカード。」
遠のく意識の中そんな言葉が聞こえた気がした。
「そうか…私の……負け……か。」
ポツリと虚しく言葉を吐く。いつしか目の前には、さっきまでの世界とはまったく真逆の、美しい夕焼けに包まれた世界が広がっていた。
あぁ 、そうだ。
そうだ そうだったのだ。 あの時も こんな日の光だった。
私が死んだ光景は いつもこれだ。
そして…幾たびも思う。
日の光とはこんなにも美しい物だったと。
あまりの美しさに目を閉じてしまいそうになる、いや閉じてしまおう。この美しい夕焼けをまぶたに焼き付けながら。
「目を閉ざすな!!目を開けろ!!アーカード!!」
聞こえる
「
愛しき我が主の声が
「消えるな!!」
今にも消え入りそうなその叫びに最後の力を持って答える。
「いや…さよならだ
こうして私は命を落とした、暗い暗い闇の中にただ一人落ちていった。
闇が全てを包み込む静寂の中今一つの儀式がおこなわれる。
「素に銀と鉄。礎に石と契約の大公。祖には我が大師シュバインオーク」
「降り立つ風には壁を。四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ。」
「閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。
繰り返すつどに五度。
ただ、満たされる刻を破却する」
「告げる。
汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。
聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ」
「誓いを此処に。
我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者
汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ!!」
凄まじい魔力の奔流、渦巻き 掻き乱し 暴れ狂う。
耳に響く轟音、止まらない風、やがてそれらは止み一つの塊となりその地に顕現した。
「やった!最良のサーヴァントを引き当てた!!」
この上ないほど喜びの声をあげる少女の目の前には、
美しい黄金の髪を束ね。
空のように青く澄んだ衣服に、銀の甲冑を着込んだ騎士がいた。
「問おう 貴方が私のマスターか?」
翡翠の瞳が、真っ直ぐにこちらを見て問いかける。
「ええ!そうよ 私が貴方のマスター遠坂 凛よ。」
騎士は静かに頷く。
「サーヴァント セイバー召喚に応じ参上しました。」
「これよりこの身は貴方の剣となり盾となるよろしくお願いしますねマスター いえ…リン。」
これが私とセイバーの出会い。
そしてこれから始まる、大いなる戦いの幕開けでもあった。
どーでしたでしょうか
プロローグということで短めに纏めてみたのですが
文章を考えるのは本当にたいへんなものですね!。
アーカードの時間系列としては最終巻で消えたアーカードが呼び出されると言う物にしております。
連載小説としていますが正直悩んでおります 汗
次回更新は今月中には出そうと思っております。
コメントお待ちしております!
それでは!