魔法少女リリカルなのはStrikerS~機動六課と妖精の尻尾~   作:ZEROⅡ

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事件後の一幕

 

 

 

 

 

 

機動六課の初出動は様々な失敗とハプニングの連続であったが、無事に解決することが出来た。

 

そして事件が終わり、機動六課に帰ってきたナツとハッピーは再会した仲間であるグレイとウェンディ、そしてシャルルを連れて部隊長室へと足を運んだ。

 

 

「はやてー入んぞー」

 

 

「……ナツ君。一応部隊長の部屋やねんからノックくらいはしようや」

 

 

部隊長の部屋にも関わらず遠慮なしにズカズカと入って来たナツにはやては溜め息混じりに言う。そして「まぁええわ」と声を漏らすと、視線をグレイたちに向けた。

 

 

「とりあえず、初めまして。私がここ、機動六課の部隊長、八神はやてです」

 

 

「オレはグレイ・フルバスターだ」

 

 

「ウェンディ・マーベルです」

 

 

「シャルルよ」

 

 

頭を下げて自己紹介をするはやてに若干戸惑いながらも、自己紹介をするグレイ達。

 

これは余談だが、グレイの声を聞いたはやては「ヴァイス君と声が似とるな…」と思っていた。

 

 

「だいたいの話はナツとハッピーから聞かせてもらった。ここが別の世界であることと、アンタらが二人を保護してくれたってこと。それと、元の世界に帰る手段がないってこともな」

 

 

「それで、オレからの頼みなんだけどよ、帰る手段が見つかるまでこいつらも此処で住まわせて貰えねぇか?」

 

 

「ええよ」

 

 

ナツの頼みをあっさりと了承したはやてに一同は目を丸くする。

 

 

「おいおい、そんな簡単に許可を出すなんて信用し過ぎじゃねぇのか?」

 

 

「今日のリニアでの事件で、グレイさんはうちの局員二人を助けてくれたやろ? それで十分や」

 

 

「っ……」

 

 

笑顔でそう言うはやてにグレイは何も言い返せず、言葉を詰まらせた。

 

 

「ほな、話も纏まったところで、グレイさんとウェンディちゃんはどんな魔法を使うんか教えて貰えるか?」

 

 

はやての質問にまずはグレイが答える。

 

 

「オレは氷の魔法を使う造形魔導士だ」

 

 

「造形魔導士?」

 

 

聞き慣れない言葉に首を傾げるはやての問いにハッピーが答える。

 

 

「造形魔法って言ってね、魔力に形を与える魔法なんだ。自由の魔法とも呼ばれていて、術者の力次第でいくらでも強くなるんだ」

 

 

「へぇ、凄いんやなぁ。ウェンディちゃんは?」

 

 

「は、はい! 私は天空魔法を使います。ナツさんと同じ天空の滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)です」

 

 

滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)!!?」

 

 

エリオやキャロと変わらない年頃の女の子がナツと同じ滅竜魔法を使うことにはやては驚愕する。

 

 

「と言っても、私はナツさんみたいに強くないですよ? 使える魔法もみなさんをサポートする魔法しか使えませんし……」

 

 

「いやいや、それで十分や。よろしくな、ウェンディちゃん」

 

 

「はい! よろしくお願いします、はやてさん!!」

 

 

そう言って、はやてにペコリと頭を下げるウェンディ。

 

 

「そういやグレイ、お前らはどうやってこの世界に来たんだ?」

 

 

ナツが思い出したようにグレイに質問する。

 

 

「あぁ、お前とハッピーが行方不明になってから、オレたちギルドは総出でお前たちの捜索を行っていたんだ。んで、オレとウェンディとシャルルが一緒になってお前らを探していたら、突然ウェンディが妙な光に包まれてな」

 

 

「妙な光?」

 

 

「詳しいことはわかんねぇが、とにかくヤバイ感じがしたんで、ウェンディを助けようとオレとシャルルがその光に飛び込んで、気がついたら森の中にいたんだ」

 

 

「それで、私たちで森の中を歩いていたら、ナツさんの匂いがしたんです」

 

 

滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)であるウェンディはナツと同じく鼻が利くのである。

 

 

「んで、ウェンディの鼻を頼りに来てみれば、情けねー姿のお前がいたってわけだ」

 

 

「あ? んだとコノヤロウ!」

 

 

「何だよ、間違ってねぇだろ? 乗り物酔いごときであんなザコ共にやられそうになりやがって」

 

 

「テメェやる気かコラァァァア!!!」

 

 

「上等じゃねぇかぁ!!」

 

 

そう言うと。二人は早速殴り合いの喧嘩を始めた。

 

 

「あーあ、また始まっちゃったね」

 

 

「本当、どうして懲りないのかしら?」

 

 

二人の喧嘩を見て、呆れているハッピーとシャルル。

 

 

「あわわ、どうしよう……」

 

 

「ほっときゃいいのよ」

 

 

慌てるウェンディにシャルルがそう言う。

 

すると、ここで全員が予想もしない出来事が起こった。

 

 

 

「やめんかーーーい!!!」

 

 

 

ゴチィィイン!!

 

 

「「ぐはぁぁ!!?」」

 

 

「「「!!?」」」

 

 

何とはやてがナツとグレイの脳天にゲンコツを落とし、二人の喧嘩を止めたのである。

 

 

「いってぇ! はやて!?」

 

 

「テメェいきなり何しやがる!?」

 

 

当然はやてに食って掛かる二人だが……

 

 

「うるさい…」

 

 

「「(ビクッ)ご…ごめんなさい……」」

 

 

はやてのドスの効いた一言で黙らされた。

 

 

「凄いよ! エルザ以外で二人を止められるなんて!」

 

 

「中々やるわね」

 

 

「はやてさん…怖い……」

 

 

そんなはやてを見て感心するハッピーとシャルルに怯えるウェンディ。

 

 

因みに、何故こんなことになったのかと言うと…はやては小さい頃からヴォルケンリッターの四人の守護騎士たちの面倒を見ていたため、僅か10歳にして母親のような生活を送っていたのだ。

 

そして、ナツとグレイの子供のような喧嘩を見て、彼女の中に眠っている『オカン魂』に火がついたのでる。

 

 

「二人共そこに正座しい!」

 

 

「「は、はい!」」

 

 

「ホンマ、いい男二人がしょうもないことで喧嘩なんかして恥ずかしいと……」

 

 

二人を正座させ、ガミガミと説教を始めるはやて。大の男二人が同じ年頃の女の子に説教されている姿はとてもシュールだった。

 

 

 

 

この二人が説教から解放されたのは、それから二時間後のことだった。

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

グレイとウェンディとシャルルが機動六課に保護されてから数日が経ったある日。訓練場に立体映像で映し出される森林地帯では、何かがぶつかり合う轟音が響いていた。

 

 

「オラァ!! いっくぞぉぉぉぉぉお!!」

 

 

「っ!!」

 

 

グラーフアイゼンを構えて身構えるスバルに突撃するヴィータ。

 

 

「たあぁぁぁぁぁぁああ!!」

 

 

「マッハキャリバー!!」

 

 

[Protection]

 

 

「でぇやぁぁぁぁぁあ!!!」

 

 

「ぐっ……くぅ…うぅ……!」

 

 

ヴィータの強烈な一撃をリボルバーナックルを装備した右手に張ったバリアで受け止める。それでもヴィータの重い一撃により、スバルはどんどん後ろに押され始める。

 

 

「でぇりゃぁぁぁぁああ!!」

 

 

「うあぁぁぁぁぁああ!? ぐぅ!?」

 

 

もう一度振りかぶったヴィータの一撃でスバルは勢いよく吹き飛ばされる。そして真後ろにあった木に思い切り背中から激突した。

 

 

「ふむ」

 

 

「いったたぁ……」

 

 

「なるほど。やっぱりバリアの強度自体はそんなに悪くねえな」

 

 

「えへ……ありがとうございます」

 

 

「アタシやお前のポジション……フロントアタッカーはな、単身敵陣に飛び込んだり、最前線で防衛ラインを守ったりが主な仕事なんだ。防御スキルと生存能力が高いほど、攻撃時間を長く取れるしサポート陣に頼らねぇで済む……って、これはなのはから教わったな?」

 

 

「はい、ヴィータ副隊長!」

 

 

「受け止めるバリア系、弾いて反らすシールド系、身にまとって自分を守るフィールド系。この3種を使いこなしつつ、ポンポンふっ飛ばされねェ様に下半身の踏ん張りとマッハキャリバーの使いこなしを身につけろ」

 

 

「頑張ります!」

 

 

[I'll learn.(学習します)]

 

 

「防御ごと潰す打撃は、アタシの専門分野だからな。グラーフアイゼンにぶっ叩かれたくなかったらしっかり守れよ」

 

 

「はい!!」

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

そんなスバルとヴィータとは離れた場所では、エリオとキャロがフェイトの教導を受けていた。

 

 

「エリオとキャロはスバルやヴィータ、それにナツみたいに頑丈じゃないから、反応と回避が最重要。例えば……」

 

 

自分の位置からすぐ近くに居る狙撃スフィアから低速で撃たれる攻撃をステップを踏むように避けていくフェイト。

 

 

「まずは動き回って狙わせない」

 

 

フィールド内を動きまわるフェイトはスフィアに狙わせないように縦横無尽に走り回る。そして一旦立ち止まるると、スフィアが攻撃を放つ。が、フェイトはそれをすぐに避ける。

 

 

「攻撃が当たる位置に長居しない……ねっ?」

 

 

「「はい!!」」

 

 

エリオとキャロは返事を返す。

 

 

「これを低速で確実に出来るようになったら、スピードを上げていく……」

 

 

スフィアの動きは先ほどとは違い、弾速の速度が速くなり、フェイトはそれをより早い動きで回避する。そして足を止めると、全スフィアがフェイトを囲み、一斉に攻撃をする。

 

 

「「あっ!!」」

 

 

爆発が起こり、フェイトがやられたと思った二人は声を上げる。すると…

 

 

「こんな感じでね……」

 

 

エリオとキャロの後ろから聞こえる聞き慣れた声。振り返れば二人の後ろに立っていたのは無傷で微笑んでいるでいるフェイトの姿があった。それを見たエリオとキャロはフィールドへと目を向けると、先ほどまでフェイトがいた場所には、今の位置まで地面が抉れていた。

 

 

「……す、凄い……」

 

 

「今のもゆっくりやれば、誰でも出来るような基礎アクションを、早回しにしているだけなんだよ」

 

 

「「は、はい」」

 

 

「スピードが上がれば上がるほど、感やセンスに頼って動くのは危ないの……ガードウイングのエリオはどの位置からでも攻撃やサポートを出来るように、フルバックのキャロは素早く動いて、仲間の支援をしてあげられるように、確実で有効な回避アクションの基礎をしっかり覚えていこう」

 

 

「「はい!!」」

 

 

「キュク~」

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

その頃、さらに別の場所では、いくつもの爆発音が響き渡る。そこでは、ティアナがなのはの教導を受けていた。

 

 

「うん、いいよティアナ。その調子!」

 

 

「はい!」

 

 

ティアナは返事をしながらも、なのはから放たれる様々な魔力弾を打ち落としていった。

 

 

「ティアナみたいな精密射撃型はいちいち避けたり受けたりしてたんじゃ、仕事ができないからね」

 

 

「っ!? バレット! レフトV、ライトRF!」

 

 

[All right]

 

 

なのはが近くに遭った魔力弾を動かしたのでティアナはすぐに対応させようとするが、その背後から別の魔力弾が飛んでくる。

 

 

「あっ…!」

 

 

それに気付いたティアナは横に飛んで、さらに地面を転がってそれを避ける。

 

 

「ほら! そうやって避けちゃうと後が続かない!」

 

 

なのはは叱咤しながらも、さらに魔力弾を放つ。

 

 

「くっ…!」

 

 

すぐに体勢を立て直したティアナはなのはが放った魔力弾を打ち落とす。

 

 

「そう、それ! 足は止めて視野を広く! 射撃型の真髄は……」

 

 

「あらゆる相手に弾丸をセレクトして命中させる! 判断速度と命中精度!!」

 

 

[Reload]

 

 

「チームの中央に立って誰より早く中・長距離を制す。それが私やティアナのポジション、センターガードの役目だよ」

 

 

「はい!」

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

「いや~やってますなぁ」

 

 

「楽しそうだよな~」

 

 

「初出動が良い刺激になったようだな」

 

 

「いいっすねぇ、若い連中は」

 

 

「台詞がジジ臭ぇぞヴァイス」

 

 

新人達の様々な訓練。それを空間モニターで見ているナツ、グレイ、シグナム、ヴァイスの四人。

 

いつもは訓練に参加するナツだが、今日は新人メンバーの個人訓練なので、今回は不参加なのである。

 

 

「おいおいグレイ、ジジ臭いはねぇだろ? オレはまだ二十代だぜ?」

 

 

「だったらもうちょっとそれなりの台詞を言うんだな」

 

 

「「…………」」

 

 

グレイとヴァイスのそんな会話をジーッと見ているナツとシグナム。

 

 

「ん? 何だよお前ら?」

 

 

「いや、お前たち二人の声は本当に似ていると思ってな」

 

 

「目ぇ閉じて聞いてっと、独り言にしか聞こえねぇぞ」

 

 

「「ほっとけ」」

 

 

ハモるグレイとヴァイスだが、声が似ているので一つの声にしか聞こえない。

 

 

「声の話はさて置き、シグナム姐さんは参加しないんで?」

 

 

「私は古い騎士だからな。スバルやエリオのミッド式と混じった近代ベルカ式とは勝手も違うし、剣を振るうしかない私が、バックス型のティアナやキャロに教えられることもないしな。ま、それ以前に私は人に物を教えると言うガラではない。戦法など、届く距離まで近づいて斬れ、ぐらいしか言えん」

 

 

「ははっ、すげぇ奥義ではあるんすけど……確かに、連中にはちぃっと早いっすね」

 

 

「そうか? すっげぇ分かりやすくて良いと思うぞ?」

 

 

「そりゃお前が単純バカだからだろ?」

 

 

「んだとグレイ!!」

 

 

「やる気か!?」

 

 

一触即発の雰囲気になる二人。見かねたシグナムは「ハァ…」と溜め息をつき……

 

 

「主はやてに報告するぞ」

 

 

と言った。

 

 

「「ぐっ……チィッ…」」

 

 

すると、二人は舌打ち混じりに喧嘩を止めた。どうやら前回のはやての説教が身に染みているようである。

 

 

「時にフルバスターよ」

 

 

「あ? 何だよ?」

 

 

「貴様、服はどうした?」

 

 

「あぁ!? いつの間に!?」

 

 

いつの間にかグレイは先ほどまで着ていた上半身の服を脱ぎ捨てていたのだった。

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

「お、ウェンディにシャルルにハッピー」

 

 

「あ、ナツさんにグレイさん!」

 

 

ナツとグレイが昼食を取るために食堂に行くと、入り口前で偶然ウェンディたちと遭遇した。

 

 

「お前らも今からメシか?」

 

 

「はい」

 

 

「んじゃ、一緒に行くか」

 

 

「はい!」

 

 

グレイの提案にウェンディは快く了承し、ナツ達は食堂に足を踏み入れた。

 

 

「そういや、ウェンディたちは訓練中は何してたんだ?」

 

 

「私はシャマル先生に、この世界の治癒魔法を教えてもらっていたんです」

 

 

「オイラは二人の付き添いだよ!」

 

 

「頼んでないけどね」

 

 

「ガーン!」

 

 

シャルルの言葉にショックを受けるハッピー。

 

そんな会話をしている間に一同は大量の料理を受け取っていた。

 

 

「あ、あそこに居るのフォワードのみなさんとシャーリーさんじゃないですか?」

 

 

「お、本当だ」

 

 

と、ウェンディが指差す方にはFWメンバーとシャーリーがパスタを食べていた。

 

 

「あ、ナツ達だ!」

 

 

すると、スバルもナツ達に気がついた。

 

 

「よぉお前ら。何の話をしてたんだ?」

 

 

ナツたちは近くのテーブルに腰を下ろしながら尋ねた。

 

 

「私達の故郷の話よ」

 

 

「ナツ達の故郷はどんなところなの?」

 

 

スバルが尋ねると、ナツはポリポリと頭を掻きながら答える。

 

 

「故郷って言われてもなぁ……オレは気がついた時にはもうイグニールに拾われてたからなぁ」

 

 

「私も同じです。物心がついた時からグランディーネと一緒にいました」

 

 

「あぁ、そう言えばナツとウェンディはドラゴンに育てられたんだよね?」

 

 

「前から思ってたけど、その話本当なの? 何か胡散臭いのよねぇ」

 

 

ティアナがそう言うと、ナツとウェンディは凄まじい剣幕でティアナに迫る。

 

 

「イグニールは居るっつうの!!」

 

 

「私たち嘘なんてついてません!!」

 

 

「うっ……わ、悪かったわよ…」

 

 

あまりの剣幕にティアナは素直に謝罪する。すると、グレイが口を開く。

 

 

「まぁ、今のオレ達にとっての故郷は妖精の尻尾(フェアリーテイル)ってことだ」

 

 

「だな!」

 

 

「ですね!」

 

 

「あい!」

 

 

「…そうね」

 

 

グレイの言葉に妖精の尻尾組みは笑い合う。

 

 

妖精の尻尾(フェアリーテイル)かぁ……行ってみたいなぁ~」

 

 

スバルの何気なく言った言葉に、ナツが反応する。

 

 

「おっ、スバル! 妖精の尻尾(フェアリーテイル)に入りてぇのか!?」

 

 

「いや…入りたいかどうかは別にして、いつもナツが楽しそうに話してるからどんな所か興味があるんだぁ」

 

 

「僕もです!」

 

 

エリオも手を上げて共感を示す。

 

 

「んじゃあみんなで来いよ! 妖精の尻尾(フェアリーテイル)に!!」

 

 

「どうやってよ? 帰る手段がないからアンタ達は此処に居るんでしょう?」

 

 

ティアナの言葉にナツは「うっ」と声を漏らす。

 

 

「それは…えっと……ど、どうにかしてだ!!」

 

 

「なんだよそりゃ」

 

 

『あははははははは!!!』

 

 

その後、食堂には楽しそうな話し声が響いていたのだった。

 

 

 

 

 

つづく

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