闇ゲ大会に出るために   作:無意識牡鹿

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更新遅くてすまない・・・
これからも不定期に更新します。
かける時に書いてるんで進みは遅いですが、プロットはできてるので・・・
まぁアニメが進んだり、制限変わったりすると修正必須なんですけどね・・・

あ、今回オリカ注意です。


第三話

俺が試合を終わらせたのが早すぎたのか、こちらのブロックでは試合が行われていなかった。

ド派手な格好をしたところどころ金歯の主催者がトークで間をつないでいるようだ。

 

「向かいのBブロックは早くも試合終了し決勝進出者が決定しました。その名も上杉一二三!

突如として表れた無名ながらも強力なカードを操る彼と戦うのははたしてどちらとなるのか。非常に気になるところであります」

 

おぉ、ちょうど俺の紹介か。名前が出ると少し気恥ずかしいが、こういった祭りは嫌いじゃない。

にしてもあの司会者なんかこう、うさんくさいんだよなぁ。外見というかがさ。いや遊戯王の世界で外見が派手なのはデフォルトだったか。

 

「機材トラブルにより長らくお待たせいたしました、Aブロックセミファイナル。対戦者はこちら、LDSエクシーズコース所属 志島北斗!」

 

司会者の示すほうに目を向ければ、さっきの紫髪の少年だった。北斗・・・北斗七星?

あぁなるほど、星の髪飾りじゃなくて北斗七星の髪飾りなのね、あれ。

 

「対する相手は元・権現坂道場所属、現在フリーの決闘者、暗黒寺ゲン!」

 

えっ、こっちも残っていたのか。さっきのでかいおっさん。モニターに出ているトーナメント表を見ると、

年齢が・・・年下ぁ!?ていうかこいつまだ中学生なの?でかすぎだろこいつ。いや服とかなんかメタルっぽい黒Tシャツ着ているし若々しいとは思っていたけどね。

同年代か少し上くらいだと思っていたから驚いたわ。俺が言える立場じゃないけど、ここら辺の年齢層そんな高くないし余計に老けて見えていたのかも・・・すまん暗黒寺くん。

 

「ようやくデュエルが行える環境が整ったようです。では両者準備はよろしいですか?ではジャッジ、コールを」

 

「決闘開始ィ!!」

 

審判が開始を宣言する。マイク使わないでこの声量すごいなこの人ら。大会スタッフお疲れ様です。

 

「「デュエル!!」」

 

「僕の先攻!僕は《セイクリッド・グレディ》を召喚!効果で手札から《セイクリッド・カウスト》を特殊召喚!

《セイクリッド・カウスト》の効果で、グレディとカウストのレベルを一つずつ上げる!レベル5となった二体でオーバーレイ!

星々の光よ!今大地を震わせ降臨せよ!エクシーズ召喚!ランク5!《セイクリッド・プレアデス》!カードを二枚セットしてターンエンド」

 

「志島北斗選手、なんと1ターン目からエクシーズ召喚!!これまでの全試合すべてで《イクリッド・プレアデス》の召喚を決めている!」

 

うげー。初手プレアデスか。面倒な。セイクリッドってたしかプレアデスとか連打するデッキだったよなぁ・・・しかも光だからあれも使ってくるし。マジで面倒だ。

 

「いきなりエクシーズ召喚だと!ふん、まぁいい。俺のターン、ドロー!《バーバリアン3号》を召喚。カードを3枚セットしてターンエンドだ」

 

「おっとエンドフェイズに《セイクリッド・プレアデス》の効果!ORUを一つ使ってフィールド上のカードを手札に戻す!

よって真ん中のセットカードを手札に戻してもらう。そして僕のターン、ドロー。もう一つのORUを使って今度は右側のカードを手札に戻す!

素材が無くなったプレアデスでオーバーレイ!眩き光もて降り注げ!エクシーズ召喚!現れろ!ランク6!《セイクリッド・トレミスM7》。

さらに《セイクリッド・ソンブレス》を通常召喚!効果発動!墓地の《セイクリッド・グレディ》を除外して《セイクリッド・カウスト》を手札に戻し、

僕はもう一度セイクリッドを召喚できる!戻った《セイクリッド・カウスト》を召喚!効果でソンブレスとカウストのレベルを5にしてエクシーズ召喚!

《セイクリッド・プレアデス》!効果で最後に残ったセットカードを手札に戻す!

さらにさらに手札から装備魔法《エクシーズ・ユニット》をプレアデスに装備!効果でランク×200攻撃力を上げる。つまり攻撃力3500だ!!」

 

「なんだと!!」

 

「バトルフェイズ!攻撃力2700の《セイクリッド・トレミスM7》で攻撃力1000の《バーバリアン3号》に攻撃!

《セイクリッド・プレアデス》でダイレクトアタック!」

 

 暗黒時ゲン LP4000→2300→0

 

「決まったー!息をのませぬ速攻で一気にけりを付けました!これがエクシーズ!これがLDS!勝者は志島北斗選手!決勝進出です!」

 

うっわ、えぐいえぐい。まわると強いなセイクリッドは。にしても攻撃反応しか伏せてなかったのかね?。

一枚くらい落とし穴系の罠があったらワンチャンあったかもだけど、まぁ志島君も伏せあったしなぁ。

でも、相手がセイクリッドとわかっているならやりようはいくらでもある。わかっていても止められない事故じゃない限り大丈夫だ。

帝でも《真帝王領域》使えば素の打点の低さで打ち負けないし。

試合場をボケっと眺めてるとスタッフさんが決勝戦のステージに案内してくれた。時間押しているから早めるとのこと。

お昼食べてないんだけど。弁当持ち帰ってもいいですか?

いいの?やった。とっととやって次に備えさせてもらおう。今日の大会はもう一回あるんだ。

 

「はやく準備してくださいね。決勝はアクションデュエルなんですから」

 

えっ?アクションデュエル?演劇しながらやるの?

 

「アクションデュエルも知らないんですか?」

 

あぁそんな呆れた表情をしないでください。そんな目で見られても男相手じゃちょっと。

 

「すみません、浅学でして」

 

まぁそんなことを実際に口に出すわけでもなく、普通に教えを請おう。

 

「アクションデュエルとは質量をもったソリットヴィジョンを使った決闘者とモンスターがフィールドを駆け回り、

フィールドに散らばるアクションカードという魔法を駆使して戦う新時代のデュエルなんです」

 

マジか。そこまで発達した世界なのかここ。質量を持ってるってことはモンスターに乗ったりできるのか。うっわやっべテンション上がってきた。

その後心がぴょんぴょんしながらもルールを教えてもらう。

聞きながら、思ったけど、Aカードシステムはあまり好きになれなかった。

自由に使ってもいいカードが散らばっているって、デッキ構築なめてるのというとしか、いいようないんだけど。

自分で選んだカード以外を使えるってちょっとなぁ。

まぁいいけどね。それよりももっと心配しなければいけないことがある。フィールド魔法が使えない。

正確には《アクションフィールド》というフィールド魔法が既に存在しているため張替えができないということだ。

そうなると《真帝王領域》によるメタ展開ができない。普段だったらエクストラ型の構築に直せばいいだけなんだけど、

現状たかがプレアデス程度で盛り上げるくらいなのだ。ランク6やランク8のエクシーズの大量展開とか大騒ぎ確定だろう。

相手、セイクリッドだろ?ならこいつらつかってやろうじゃないか。

・・・いいこと思いついた。さっそくデッキを調整しよう。

 

「いよいよ決勝戦!まずは選手の紹介から、Aブロックより、LDSエクシーズコース所属 志島北斗選手!

セイクリッド使いの超新星。ジュニアユースでもトップクラスと噂される実力をいかんなく発揮してきた強者だ!」

 

「続いてはBブロックより、なんとまさかの無名の選手、上杉一二三!

ここまでワンターンキルで勝ち残った帝使い!LDS相手にどれだけ食いつけるか!?」

 

あ、挑戦者側なのね、俺。そりゃ名門っぽいのと全くの無名ならまぁそうなるな。

 

「ふーん、君が決勝の相手かい?帝デッキなんて初心者が使うデッキで勝ち上がれるなんて、

なかなか君の対戦相手も弱かったんだね。でもその運もここまでさ。僕のエクシーズの前ではね」

 

おう、ビックマウスだーね。確かに弱かったといえば弱かったけど。ちょっとその言い方、カチンと来ちゃったかな。コイツゼッタイナカス。

「・・・確かに、帝デッキはデュエルの基本、除去して殴るというコントロールの大切さとビートを学ぶいい教材だ。

それは認める。とはいえ、こっちのデッキが強かっただけで、相手を貶めるのはどうかと思うが。まぁいい、巻で頼むといわれているんでね。はじめようじゃないか」

 

あまり大物ぶるのもどうかと思うが、仕方ない。闇ゲで鍛えたボス感がどれほど通用するかわからないがせっかくの決勝戦なんだし楽しみたいのだ。

 

「両者ともに準備完了!アクションフィールドを設定します!今回は・・・これだ!アクションフィールド《プレイン・プレーン》!」

 

宣言とともにステージが広大な草原の広場へと変貌する。それと同時にAカードが散らばった。じゃ、あれ行きますか。

 

「戦いの殿堂に集いしデュエリストたちが!」

 

「モンスターとともに地を蹴り宙を舞い!」

 

「フィールド内を駆け巡る!」

 

「見よ、これぞ、デュエルの最強進化形!」

 

「アクション!」

 

「「デュエル!!」」

 

決闘盤の表示が俺の先攻を告げる。

手札は5枚、やれることは・・・いっぱいだ。

 

「俺のターン、手札から魔法カード《コア濃度圧縮》を発動!手札の《コアキメイルの鋼殻》を見せ、さらに手札のコアキメイルモンスターを一枚捨ててデッキから二枚ドロー。

永続魔法カード《炎舞-天キ》を発動!発動時の効果でデッキから獣戦士族モンスターを手札に加える。俺は《コアキメイル・ウルナイト》を手札に!」

 

「おい、あんだけ言っておいて帝デッキじゃないじゃないか!しかもそんな聞いたこともないようなマイナーで僕に勝てると思っているのか!?」

 

「いや、俺帝も使うけどさ。別に帝で打倒しようとは思ってないし。じゃ、続けるよ。手札から魔法カード《コアキメイルの金剛核》を発動、

デッキからコアキメイルカードを加える。二枚目の《コアキメイル・ウルナイト》だ。そしてそのまま通常召喚。

手札の《コアキメイルの鋼核》を見せて《コアキメイル・ウルナイト》の効果を発動。デッキからレベル4以下のコアキメイルを特殊召喚する。こい《コアキメイル・ドラゴ》!

じゃ1枚セットしてターンエンド。エンドフェイズに維持コストでドラゴン族と獣戦士族モンスターを公開する。

手札の《コアキメイル・マキシマム》とさっき加えた《コアキメイル・ウルナイト》を見せる」

 

俺の場に人馬一体となった古代の騎士と淡い水色の小竜が現れる。社長じゃないが、ふつくしいと言いたくなる

。立体的なヴィジョンと違って実体をもつため、ウルナイトの鎧のぶつかる音も、蹄が土をける音も、ドラゴの羽ばたきによる風も感じ取れる。

いい。これはいいものだ。まさしくモンスターと共に戦える感じだ。

 

「ふ、ふんレベル4モンスターを二体出しておいてエクシーズもできないくせに!僕のターンだ。ドロー!ふふん、じゃあエクシーズ使いである僕が見本を見せてあげよう。」

 

「僕は《セイクリッド・グレディ》を召喚!効果で手札から《セイクリッド・カウスト》を・・・出せない?」

 

こっちが初のアクションデュエルの興奮の余韻に浸っている中、カードを使おうとしてエラー音が響いた。

志島君の顔が羞恥と驚愕に染まる。決勝に来てまさかのルールミスだ。かなり恥ずかしいだろう。

これで分かった。カード知識の不足の理由が。対戦中、相手のカードのテキストを読むことができないから知識はおのずと自分とその周りの使うカードだけに偏るんだ。

 

「悪いな。《コアキメイル・ドラゴ》は場にいるとき光と闇属性のモンスターの特殊召喚を封じるんだ」

 

意地が悪いがこれがコアキメイルの特徴の一つ。光闇へのメタだ。

 

「く・・・メタとは卑怯な!大方僕のセイクリッドに恐れをなしてそんな手を使ったんだろうけど、それじゃ僕には到底勝てっこないよ!」

 

そういうと彼は俺に背を向けて走り始めた。

 

「あった!バトルフェイズ!《セイクリッド・グレディ》で《コアキメイル・ドラゴ》に攻撃!Aカード《鼠兵の援軍》!

効果でモンスターの攻撃力を500ポイントアップさせる!これでドラゴの攻撃力1900を上回って2100だ!」

 

《ルイーズ》のような鼠の兵士がグレディを援護してドラゴを追い立てる。なるほど、見た目や直前の駆け引きにはなるのか。

オネストを警戒していたがこっちということは今は握っていないということだろうか。一応隠し持っていることを疑っておこう。

 

「攻撃は通そう。200ダメージもな」

 

上杉一二三 LP8000→7800

 

「ふん、やっぱり口ほどにもないじゃないか。僕はカードを一枚セットしてターンエンド!」

 

「おっとエンドフェイズにリバースカードオープン、《強化蘇生》、対象はさっき捨てた墓地の《コアキメイル・サンドマン》。

攻守を100とレベルを一つ上げて特殊召喚。俺のターンドロー。とりあえず魔法カード《マジック・プランター》を発動。

フィールドの永続罠《強化蘇生》を墓地に送って二枚ドロー、《強化蘇生》が場から離れたのでサンドマンのステータスは元に戻る。

墓地の《コアキメイルの金剛核》を除外して効果発動。このターンのコアキメイルの破壊を防ぐ。

《コアキメイル・ウルナイト》の効果、手札の鋼核を見せてデッキから《コアキメイル・ガーディアン》を特殊召喚。

さらに《コアキメイル・ウルナイト》を通常召喚、同様に鋼核を見せて効果を発動して《コアキメイル・ベルグザーグ》を特殊召喚」

 

さて展開はした。本当だったら《魅炎星王ソウコ》とかを出していくしベルグザーグではなく《コアキメイル・クルセイダー》などでさらに展開したいところだが、

エクストラを使わない今ならこれ以上する必要はない。

 

「さらに手札から永続魔法《コア・オ-バーリミッツ》を発動。コアキメイルの攻撃力を500アップ。

手札の《コアキメイルの鋼核》を捨てることでさらに1000アップさせる」

 

「攻撃力3000オーバーが5体も・・・」

 

「さぁ力押しの本領発揮だ。バトルフェイズ!《コアキメイル。ベルグザーグ》で《セイクリッド・グレディ》を攻撃!」

 

「僕は手札から《オネスト》の効果を発動!」

 

「せめてダメステ計算前まで待てばいいのに。どっちにしろ止めるけど。《コアキメイル・ガーディアン》の効果、

リリースしてモンスター効果の発動を無効にする」

 

飛び上がろうとした筋肉の天使(オネスト)の背後からガーディアンがとびかかってパロスペシャルを仕掛け、

勢いそのままに地面へとたたきつけるパロスペシャル・エンドへと派生させる!

地面にたたきつける瞬間には墓地へ送られていたが、観客からは、ひぃと若干引いた感じの悲鳴が聞こえた。

「バトル続行!何かある?」

「くっ、いやまだだ。Aカードを探すんだ!」

Aカードを探そうとする志島君だがパロスペシャルのパワフルさに驚いてたのか行動が遅い。

グレディがオーバーリミッツによって3500まで攻撃力が上昇したベルグザーグによっ

て袈裟懸けにされる。1900のダメージ。

 

志島北斗 LP8000→6100

 

「相手モンスターを破壊したベルグザーグは連続攻撃ができる。プレイヤーへダイレクトアタック!」

 

「Aカード《回避》!攻撃を無効にする!」

 

「なら続けて攻撃力3400の《コアキメイル・サンドマン》で攻撃!」

 

「罠カード発動!《ガード・ブロック「悪いがそれもだめだ。《コアキメイル・サンドマン》の効果で自身をリリースして発動は無効だ」

 

「天キで100、オーバーリミッツで1500上昇して攻撃力3600の《コアキメイル・ウルナイト》二体で追撃!」

 

Aカードを探す志島君の背後から二体の人馬が駆け寄って捕まえる。某逃走ゲームのハンターのようにあくまでタッチするだけだった。騎士は紳士。はっきりわかんだね。

 

志島北斗 LP6100→2500→0

 

勝負は決着したのに、司会者も観客も声を上げない。しょうがないのでタッチされた後へたり込んでしまっている志島君へと歩み寄り立たせてやる。

かなり呆然としているが・・・もしかして本物の闇のゲームでマインドクラッシュされ・・・はないな、ないない。

 

「ゆ、優勝は・・・上杉ひ、一二三選手・・・」

 

ようやく再起動した司会者が弱弱しく俺の名を告げるが途端に観客からブーイングだ。

俺なんかしたか?ワンショットで決めちゃったのが悪いのか?今までだって同じだったじゃないか。

まぁいいか、祝福されてないならと割り切って金だけもらってさっさと帰った。

 

夜にあった大会?まぁワイトキングTUEEE、で終わったといえばいいだろうか。

 




二回デュエル入れると長すぎですね。
今度からは場面転換も考えておきます。

今回のオリカ
A魔法
《鼠兵の援軍》
モンスター一体を指定して発動。ターン終了時まで攻撃力を500ポイントアップする。

はい、《ルイーズ》と《援軍》です。草原といえばルイーズコンボですからね。
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