闇ゲ大会に出るために   作:無意識牡鹿

5 / 6
メリークリスマス(遅い)
私はカトリックっぽく家族と過ごしました。
サークルなんてなかったんや・・・




第五話

新しい朝が来た。安物の寝袋で寝たせいか微妙に体が痛い。

 

今日はジャンク屋で決闘盤を実際に改造させて、デザインも少し変えてしまおうと思っている。

改造前提といったのは、この決闘盤、実は少し小さいのだ。もちろん機能面でもいろいろ足りていないためそちらを補うのもあるが、腕に固定した時、小さいため微妙に操作がしづらいのだ。

ジャンク屋の主人にお願いして教えてもらいながら改造する。

液晶のサイズをiPad miniくらいまで大きくし少し縦長にする。長さは大体手首からひじに掛かるくらいだ。

この際ずっとつけっぱなしにするつもりなのでガントレットのように固定できるようにする。真・女〇転生IMAGINEのCOMPっぽいデザインだ。

大型化したためメモリも大きくでき、処理速度の向上とスマホのデータの一部をコピーして保存してあるwikiの情報を見れるようにする。

これがしたいがためにスマホのデータを移したかったのだ。これで今持っていないカードにも対応できる。ルールミスしないようにしておきたいし、

この世界特有のカードだってあるだろうから、その情報をまとめる規格にできる。ネット環境も今の俺の金銭的にも登録はできないためオフラインで完結するしかないのが問題だが、

手っ取り早く知識を広めるにはこういうwikiをこっちでも立ててやればいい。数が多すぎるためできても俺個人じゃ絶対にしないが。

 

そんな感じの注文をして簡易ではないメンテナンス方法を学び、あとは職人による改造だけなので店主に任せてぶらぶら歩くことにした。

なかなか大規模な改造だからか半日はかかると言っていたので、ジャンク部品を見て回っていると・・・なんと、コアキメイルの鋼核のような多面体の筐体を見つけた。

少し大き目なものだが、なんとパソコンらしい。筐体の一部が展開してキーボードと液晶が現れるという。しかもそれなりに画面が大きく、

多面であるため複数の画面を持つデスクトップと同じようにブラウザを並列できるようだ。

これ改造すればスマホ接続して充電しつつネカフェに行かなくてもまとめるくらいはできる。OSから入れなおす必要はあるが、そのくらいの手間は惜しまない。即決で購入した。

 

とりあえず、外装の塗装を完全に鋼核仕様にしよう。熱がこもらないように塗装剤に注意しつつ、冷却装置もつけて・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

や、やりすぎた。

筐体代その他諸々占めて14万。家賃より高くなった。いくらジャンクとはいえ、

本気で改造しようとすれば値段なんて青天井だ。その観点からすれば今回の改造はかなり安く済んだといえる。

だが、本来の目的である決闘盤の改造代の倍近くかかっているという今の懐事情をガン無視している買い物に、

気づいた時にはすべて買ってしまっていた。多額の賞金を経て少し気が大きくなってしまったようだ。反省。

 

しかしも、得られたものも大きい。半自作PCのパーツ集めの際に、いろいろと悪用できる基盤や回路などが周辺のジャンク屋で見つかったのだ。

時間と工具さえあればお手軽に発信機や盗聴器が作れてしまうという。これは警察に見つかればここら一体の店が無くなってしまうだろうが、

ばれなければ問題はない。必要になったときのため目星だけつけて置こう。

新しく手に入れたおもちゃへの興奮と少し薄くなった財布のさみしさを内心、明らかに前者の比重が大きいが、に抱えつつ完成した決闘盤とともに拠点へと戻る。

招待された日まで6日間の猶予がある。早くPCを作らねば・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

時は流れて6日後の夜、ちょっと裏っぽかった感じの大会とは異なり、完全に会社同士のパーティだった。

衣装は主催もちで俺が今着ている服はというと、燕尾のようなものがついた紳士服だ。

今回、俺は依頼でこのパーティの余興としてデュエルを行う。

求められた役割はエンターテインメントとしてスタッフであり、この世界基準での奇抜なデュエルであれば何でもよいらしい。

サモプリ終末チェインワンフォでプリンス全部落としてのワイトキングパンチのコンボは定番中の定番で意外性はないように思えるが・・・

なお、アンデット、というか【ワイト】は見た目が悪いからという理由で禁止らしい。俺を招待する必要あったんですかね。

 

対戦相手は有名な宝石商の一人娘さん。実力はなかなか高いという話だけは聞いているが、実際にどんなデッキかは教えてくれなかった。

まぁ大方、宝石モチーフという事で【宝玉獣】か【ジェムナイト】だろう。

奇抜さで俺に勝てる奴は・・・モリンフェンとかくらいだ。そしてこの世界の特徴の一つである純正テーマの法則を考えれば

厄介なのはジェムナイトの方だ。宝玉獣は獣軸として使うとか永続魔法に残ることを活用するため、汎用エクシーズの幅が少ない状態では脅威足りえない。

よって【ジェムナイト】を想定しておこう。あれは爆発力半端ないからな。

 

奇抜なデッキとはいったものの、【帝】はこの世界じゃ初心者向けとして知られているからなぁ・・・

かといってコアキメイルじゃ安定しない。岩石軸であっても《ジェムナイト・フュージョン》の使いまわしが止められない。

よし、アレ解禁しよう。最初は地味だが日の目を見ないカードであれば奇抜だろう。

デッキを決めて、少し調整していると待機室の扉がノックされ、スタッフさんと、女の子が入ってきた。

 

「ふーん、あなたが私の対戦相手?なんだかさえないわね・・・本当に大丈夫なの?」

 

「初めまして、えっと、君が光津真澄ちゃん?」

 

「ちゃんづけなんてやめなさい。気色悪いわ」

 

何この子、怖い。

褐色ぱっつんとか属性乗りすぎだろ初見で思ったが、この子まさかの毒舌家だ。いや、単純に警戒心が強いだけ?いやSっ気が強いのかも。

・・・年齢差考えて、子供扱いしたのが間違いかな?

 

「ではなんてお呼びすればよいのでしょうか」

 

「私はなれなれしくしなければなんでもいいわ」

 

へりくだってもダメか。ていうか答えになってないぞそれ。

 

「では光津さんと。自分が今回の対戦相手を務めさせていただく上杉一二三と申します」

 

「そう、上杉ね。まぁせいぜい場を盛り上げてちょうだい。私の見せ場をちゃんと作るのよ。いい?」

 

「八百長のお申し込みで?」

 

「違うわよ!互いに健闘を尽くして勝負しましょうと言っているの!」

 

「了解いたしました。では頑張りましょう」

 

んー、とりあえず太鼓持ちでキャラ固定しちゃったけど、クライアントの関係者だろうしいいか。

デュエルの準備ができたから呼びに来たようで、準備が完了した俺は会場へ向かった。

 

 

「これより、第65回神樹会の親交デュエルを行います。今回の対戦カードは・・・

光津宝石流通社長の愛娘、光津真澄ちゃん。対するは我らが出木杉財団の会長直々にスカウトした謎の人物、Mr.ナンバー!」

 

あの招待状くれた人、そんなえらい人物だったのか。そんな人がなんで地下デュエルともいえるような大会にいたんだよ・・・

今の俺の状態?さっきの燕尾服っぽいのにモノクルの意匠が施されたオペラマスクを装着しております。通りで報酬が高いわけだ。顔も名前も売れない代わりの金額なのね・・・。

あぁ光津さん、そんな怒った雰囲気出さないで。俺だってこうなるとは思ってなかったんだよ。絶対ふざけた野郎だみたいなこと思ってるだろうなぁ。

まぁでも・・・こんなのも楽しいよね。

 

「構えなさい。この私に勝てるだなんて百年早いってこと教えてあげるわ」

 

「いえいえ、教えを乞うなど滅相もございません。光津様と比べようなどとは。次元の違いを覚えて帰っていただくだけですので」

 

「!?・・・デュエル!」

 

「では不肖ながら先攻を、スタンバイ、メイン。」

言ったもん勝ち。五枚引いて手札を確認・・・

「私はモンスターをセット、カードを3枚セットしてターンエンド」

懸念通り地味なスタート。だが、このデッキの初手としてはなかなか良い手札だ。

 

「そんな消極的で勝とうなんてなめてるの!?私のターン、ドロー!永続魔法カード《ブリリアント・フュージョン》を発動!

このカードはデッキから素材を墓地に送って融合できる!デッキから《ジェムナイト・アレキサンド》、《ジェムナイト・エメラル》、《ジェムナイト・クリスタ》を墓地に送って融合する!

昼と夜の顔を持つ魔石よ!幸運を呼ぶ緑の輝きよ!玻璃のまなこよ!光渦巻きて新たな輝きとともに一つにならん! 融合召喚!輝きの淑女!《ジェムナイトレディ・ブリリアント・ダイヤ》!」

 

「ただし《ブリリアント・フュージョン》のデメリットで、攻守は0になる、が」

 

「そう、効果は使えるわ。でもまだ先よ!手札から《ジェムナイト・フュージョン》を発動!手札の《ジェムナイト・ラピス》と《ジェムナイト・ラズリー》で融合する。

神秘の力秘めし碧き石よ。今光となりて現れよ! 融合召喚! レベル5!《ジェムナイトレディ・ラピスラズリ》!

ラズリーの効果で通常モンスターのラピスを手札に加え、墓地の《ジェムナイト・フュージョン》の効果で、墓地のラズリーを除外して手札に戻し、

さらに発動!手札の《ジェムナイト・ラピス》と《ジェムナイト・オブシディア》で融合するわ。

鋭利な漆黒よ、碧き秘石よ。研磨の果てに混ざりて現れよ!幻惑の輝き!《ジェムナイト・ジルコニア》!

オブシディアの効果発動!墓地の通常モンスターを特殊召喚できる!《ジェムナイト・ラピス》を特殊召喚!

ここで《ジェムナイトレディ・ブリリアント・ダイヤ》の効果発動!

《ジェムナイト・ラピス》をリリースしてEXデッキからジェムナイトを特殊召喚する!現れよ《ジェムナイトマスター・ダイヤ》!

さらにラピスラズリの効果発動!EXデッキから《ジェムナイト・パーズ》を墓地に送って場の特殊召喚されたモンスター×500ポイントのダメージを与える!

フィールドにはブリリアント・ダイヤ、マスター・ダイヤ、ジルコニア、ラピスラズリの4体!よって2000ポイントのダメージよ!」

 

「くっ!」

 

Mr.ナンバー LP4000→2000

 

「《ジェムナイト・フュージョン》の効果で墓地の《ジェムナイト・オブシディア》を除外して手札に戻し、

《ブリリアント・フュージョン》の効果で手札の魔法カード《ジェムナイト・フュージョン》を捨てることでデメリットを無くすわ。

そして《ジェムナイトマスター・ダイヤ》の効果発動、墓地の《ジェムナイト・パーズ》を除外して名前と効果をコピーする!

得られる効果は二回攻撃と、戦闘破壊したモンスターの攻撃力をダメージにするのよ!さらにダイヤ自身効果で墓地のジェムモンスターの数×100、

つまり400ポイント攻撃力をアップして攻撃力3300よ!これで総攻撃力15300で、さらに効果ダメージも合わせればあなたのセットモンスターがリクルーターでもLPを消し飛ばせるわ!バトルよ!」

 

「ふんふん、さすがはジェムナイト。見事な展開力です。感服いたしました。スタートステップに罠カード発動します。

その努力、すべて泡沫の夢に返しましょう。《カオス・インフィニティ》。効果で場のモンスターをすべて攻撃表示にし、その後デッキ・墓地から機皇モンスターを特殊召喚します。

現れよ《機皇兵ワイゼル・アイン》そしてリバースしろ《カオス・ポッド》」

 

「なんですって!?なんて古臭いカードを!」

 

「《カオス・ポッド》のリバース効果、場のモンスターをすべてデッキに戻し、自分のメインデッキに戻った数の通常召喚可能なレベル4以下のモンスターが出るまでめくり、

裏守備表示で特殊召喚する。さぁ努力の結晶たちよ。EXデッキにお戻りを」

 

ニタニタと笑いだす壺の中身がすべてをあれだけ並べた融合モンスターをすべて呑み込んでいく。

光津さんが唖然とした表情で自分のエースたちが消えていくのを見ている。手札のカードに対抗カードはなかったようだ。

古臭いと言われてしまったが、このカードは警戒しにくく、除去能力は非常に高いカードだ。しかしそのステータスの低さからこの世界じゃ日の目を見ないものの一つでもある。

 

「《カオス・ポッド》はメインデッキに戻した枚数で判断しますので、光津さんはデッキをめくる必要はありません。よかったですね」

 

「ふ、ふざけないで!あなたの目、腐ってるわ!」

 

腐っているとは何だ。このキャラだと煽っていった方がぽいじゃないか。演出だよ・・・ごめんよ、そこまで怒らないでよ。

大学生にもなって中学生をマジ激怒させてしまったことに申し訳なさと情けなさが浮かんでくるが、今はデュエル中なので必死に呑み込む。

 

「私が戻したカードは二枚なので、二体分出せるまでめくります。

《機皇兵ワイゼル・アイン》《亜空間物質転送装置》《強欲で謙虚な壺》《ツインツイスター》《バースト・リバース》《リバース・リユース》

《亜空間物質転送装置》《チキンレース》《皆既日食の書》《デビルズ・サンチュアリ》《死者蘇生》《シェイプシスター》《月の書》《闇の仮面》、よってワイゼル・アインと闇の仮面をセットします」

 

ぐあぁぁ、めちゃくちゃな落ちで出たのもしょぼい。これは短期決着しないと厳しい。

 

「ターンエンド・・・」

 

「では私のターン、ドロー。モンスターをセットして、反転召喚《闇の仮面》、リバース効果で墓地から通常罠を手札に、《亜空間物質転送装置》を選択。

さらにリバースカードオープン《ゴーストリック・パニック》!セットモンスターを表側に!セットモンスターは《機皇兵ワイゼル・アイン》とさっき伏せた《幻想召喚師》!」

 

「幻想召喚師?」

 

「おっとご存じないのですか?このカードはリバースした時、他のモンスターをリリースしてEXデッキから融合モンスターを特殊召喚できるのです。

最もエンドフェイズに破壊されますが。では効果で《闇の仮面》をリリースしてEXデッキから《地天の騎士ガイアドレイク》を幻想召喚!」

そう、このデッキはリバースを使いまわす【幻想召喚】。奇抜なデッキの注文を受けて持ってきたが、元の世界でもなかなかに使い勝手はよく、初見殺ししやすいデッキだ。

ガイアドレイクが幻想召喚師の作った泡から飛び出して登場し闇の仮面が代わりに砕け散った。

幻想召喚師のおっさんがこっちに向かってサムズアップしてきたのでこちらもサムズアップし返してやる。古めかしいカードだがしっかりとしたモーションがあるらしい。

「ワイゼル・アインを攻撃表示にしてバトルフェイズに!攻撃力3500の《地天の騎士ガイアドレイク》でダイレクトアタックします!螺旋天槍殺!」

「攻撃宣言時!手札から《虹クリボー》の効果発動!」

「残念ですが、ガイアドレイクはモンスター効果の対象にとられません。よってそのまま攻撃が通ります」

 

光津真澄 LP4000→500

 

「続けて《機皇兵ワイゼル・アイン》で攻撃しますが」

 

「ならそっちは止めるわ。《虹クリボー》の効果でワイゼル・アインに装備して攻撃宣言を行えなくさせる!」

 

「攻撃可能なモンスターがいないので、メインフェイズ2。カードを二枚セットしエンドフェイズ。

エンドフェイズ時に《幻想召喚師》で召喚したモンスターは破壊されてしまいますが、《地天の騎士ガイアドレイク》はモンスター効果で破壊されません。ターンエンドです」

 

「お願い・・・私のターン!ドロー!来た!!魔法カード《シャッフル・リボーン》を発動!自分フィールドのモンスターがいないとき、墓地のモンスターを、その効果を無効にして特殊召喚!

来て!《ジェムナイト・クリスタ》!さらに《シャッフル・リボーン》を墓地から除外して第二の効果を発動!

自分フィールド上のカードを一枚デッキに戻して1枚ドロー!《ブリリアント・フュージョン》をデッキへもどして1ドロー。来たわ!墓地の《ジェムナイト・フュージョン》の効果発動!

墓地の《ジェムナイト・ラピス》を除外して手札に戻す!そして《ジェムナイト・フュージョン》を発動!

手札の《ジェムナイト・ガネット》と場の《ジェムナイト・クリスタ》を融合!紅の真実よ!玻璃のまなこよ!今猛る業炎となりて現れよ! 融合召喚!《ジェムナイト・ルビーズ》!」

 

ここまで追い詰められ、かつ手札0からそこまで持ち直せるか。そのドロー力と運命力。すさまじいな。

そうだ、こんな予測もできないような逆転劇。それこそが遊戯王の楽しみなんだ。

 

「バトルフェイズ!ルビーズで《幻想召喚師》に攻撃!ルビーズには貫通効果があるわ!」

 

「すみません。その攻撃も通せません。リバースカード《皆既日食の書》、すべてのモンスターを裏側守備表示に変更します」

 

「くっ、ターンエンドよ・・・」

 

「エンドフェイズに、相手の裏側守備表示モンスターを表側にして、その枚数ドローしてください。

では私のターン。ドロー。光津さんに敬意を払い、最大火力をお見せしましょう。《地天の騎士ガイアドレイク》を反転召喚、

《幻想召喚師》を反転召喚し、効果発動、裏側守備表示のワイゼル・アインをリリースします」

 

ここで恥ずかしがってちゃ闇ゲ決闘者は名乗れない!!あの状況から持ち直した彼女に敬意を払って全力で倒させてもらう!

 

「極限至りし赤き鋼、その王威を奮いて我が敵を打ち払え!幻想召喚!レベル12《極戦機王ヴァルバロイド》!

バトルフェイズ、攻撃力4000の《極戦機王ヴァルバロイド》で守備力1300の《ジェムナイト・ルビーズ》に攻撃!アルティメット・ブレイザー!」

 

「《ジェムナイト・ルビーズ》が・・・」

 

「《極戦機王ヴァルバロイド》の効果!戦闘によってモンスターを破壊した時!相手に1000ポイントのダメージを与える!」

 

光津真澄 LP500→0

 

ヴァルバロイドの放った光線がルビーズの装甲を破り、赤の宝石の戦士が爆散し、その破片が光津さんのLPを0にした。

勝った。光津さんは少し悔しそうにうつむいていたが、顔を上げるとこちらへ詰め寄ってきた。

 

「完敗よ・・・あなた、どこで融合召喚を教わったの?幻想召喚なんてきいたことなかったわ」

 

「すみません、その話は後でしましょう。今は観客に応えなければ」

 

そういうと光津さんは「ちゃんと話してよ?」と上目づかいで言って周囲に見えるように俺と握手をした後、観客に手を振って退場した。

俺もそれに倣い最後までキャラを守るよう、気障っぽく一礼した後続く様にして退場した。

 

 

 

デュエルの後には、絶え間ない観客の拍手だけが残っていた。

 




はい、一二三君の趣味暴走と真澄ちゃん回でした。
褐色勝気ぱっつん毒舌ちょっとレズ風味。
こんなにも属性もりもりでいいキャラです。
デッキも強めなので、ツァンちゃんみたいにデュエルで使いやすいんですよね。

口上は一部オリジナルが混じっています。
考えるの楽しい。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。