終わりのセラフ〜繋がる未来〜   作:shu.

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終わりのセラフって原作が漫画だから難しいなぁ……
特に地の文……
それに、矛盾がホイホイ出てきそう……

なんか、色々と不安になってきたけどこれからよろしくお願いします!


百夜優一郎

第二渋谷学校。なんのへんてつもなさそうな学校での授業中、窓際の女子とその隣にいる男子がノートに文字を書いてやり取りをしていた。

 

『なぁ、シノア。あの百夜優一郎だっけか?あいつ、本当に軍所属なんだよな?』

 

『えぇ、一応そうみたいですよ?じゃないと私と真冬さんがここにいる意味ないじゃないですか』

 

というやり取りをしながらシノアと真冬と呼ばれる二人はすぐ目の前にいる男を見る。

 

『だよな~。でも、あいつ本当に大丈夫なのか?なんかブツブツ言ってるが』

 

『大丈夫じゃないからここにいるんでしょう?』

 

『納得』

 

ここまでのやり取りをしていると、先生がなにかブツブツ言っている男。百夜優一郎に注意していた。しかし、優一郎はプイッとそっぽを向く。すると先生は優一郎の態度に怒り、停学を理由に脅すが、優一郎はそれに喜ぶ始末。この光景を見ていたシノアはため息をつき、トントンと優一郎の背中をつつく。優一郎がシノアの方へ振り向くとノートを見せた。

 

『私は柊シノア。軍からの監視官です』

 

「あ?監視官?」

 

優一郎はシノアが書いた文字を読むと目を細める。するとシノアが真冬の方を指差し、優一郎の視線を促す。

 

『俺は柊 真冬。シノアと同じ監視官だ』

 

真冬は優一郎が文字を読み終わったことを確認すると次のページを開く。

 

『もしお前が協調性がなさそうな行動したら軍に報告して謹慎を延長することになってるから、あんま問題起こさないほうがいいぞ』

 

「ああ!!?」

 

「百夜!!」

 

優一郎がいきなり席を立ち、大きな声を上げたため先生再度優一郎に注意する。

 

「「協調性」」

 

真冬とシノアにそう言われ、優一郎は悔しそうにはを食い縛りながらも素直に自分の席に座った。

 

「ちなみに協調性の欠片もないあなたの謹慎はこの一般高校で「友達」が作れない限り解けないことになっています。頑張ってお友だちを作ってくださいね」

 

シノアがそう言うと優一郎は何やら昔のことを思い出しているようだった。すると、授業の終わりを知らせるチャイムが鳴った。周りの生徒はそれぞれ好きな話などをしている。そして真冬とシノアは優一郎の席まで移動した。

 

「お前も誰かに声をかけてつるんでくればいいじゃねーか」

 

「何なんだよお前ら……初対面なのになれなれしい……」

 

「グレン中佐は言われてました」

 

「あなたは子供時代に吸血鬼に家族を皆殺しにされたせいで他者と触れ合えなくなってしまっている……と。だから怖くて怖くて仲間も友達も恋人も作ることが出来ない」

 

シノアがそこまで言うといきなり優一郎がシノアの肩を掴む。

 

「てめぇ他人のこと勝手にベラベラしゃべってんじゃねえよ。くだんねえこといってねえで早く俺を吸血鬼殲滅部隊に入れろって中佐(バカ)に伝えろ。俺にはもう奴らを殺れるだけの力があるってな」

 

「……お前がそういい出すだろからってこれを渡せとお前のいう中佐(バカ)に言われてるんだよ。ほれ」

 

真冬は中佐から貰った手紙を優一郎に渡す。その手紙の中はこう書かれていた。

 

『仲間も友達も恋人も作れないような童貞くんは軍には要りませーん。くやしかったら一人で学校で友達作ってみろっての。俺に紹介してみろっての。まあお前にゃ無理だろうけどなー。プップー』

 

「だあっ!!」

 

手紙を読んだ優一郎は手紙をクシャクシャにし、思いっきり床に叩きつけた。

 

「どいつもこいつもバカにしやがって!!」

 

すると突然ガタン!と音がした。音がした方向へ向いてみると、三人の男が一人の男をいじめていた。しかし、それを見た優一郎は知らないというふうに無視する。

 

「平和だねぇ。じゃ……俺帰るから」

 

「あれを見てその感想じゃ当分友達作るのは難しそうですねぇ」

 

シノアの言葉に思いとどまる優一郎。そして、いじめている三人を見据えた。

 

「おい」

 

「ん?」

 

優一郎の言葉にいじめていた三人が優一郎の方へ振りかえる。

 

「そのへんにしとけよ」

 

「あ?なんだお前?」

 

「おいおいおーい。え、何?まさか正義の味方?ミカタっすか?」

 

「それとも何?お前が与一の代わりにパシられてくれるの?」

 

いじめられていた男の名は与一というらしい。

 

「いやあ……お前らわかりやすくっていいわ。俺こういうのは得意だから何かうれしいなぁ。いいよ喧嘩か?やるか?」

 

「ああ!?てめ完全になめてんだろ!!」

 

そしていざ殴り合い……と、その時真冬が口を開いた。

 

「あ、いい忘れてたけど民間人に手を出したら謹慎延長になるからな(笑)」

 

「はああああああ!!?絶対わざと今言ったろ!?」

 

「ピンポーン(笑)」

 

与一をいじめていた三人は優一郎が真冬に気をとられている隙に優一郎を思いっきり殴る。

 

「ギャア!!」

 

そして結局、優一郎もパシりをやらされることとなった。

 

 

 

 

ーーーーーーー

 

 

 

 

 

「何で俺がパシり……何で俺が……」

 

「ご、ごめんね僕のせいで……」

 

優一郎と与一はいくつもの缶ジュースを持っていた。

 

「おいシノアと真冬!お前らも持てよ」

 

「面白いジョークですねぇ~」

 

「自分で持て。童貞(笑)」

 

「こ、こいつら……」

 

「ご、ごめんね……」

 

すると優一郎は与一の方へ振り向く。

 

「おめーもさっきからヘコヘコ謝ってくんな!だいたいなんなんだよ、何であいつらにいじめられてんだ?」

 

「い、いじめられてるわけじゃ……」

 

「はいはい。いじめられてる奴はみんなそう言うんだよ」

 

優一郎と与一のやり取りを見ていた二人はヒソヒソと話し出した。

 

「なぁ、シノア。優一郎が普通に友達してるぞ?これは早くも謹慎解除か?」

 

「いえ、与一さんがあの態度じゃまだ友達とは言えないと思いますよ?」

 

「シノアって意外と厳しいんだな……いや、もしかして遊んでるだけか?」

 

「さあ?どうでしょう?」

 

真冬とシノアがヒソヒソと話していると与一のある言葉が耳に入った。

 

「山中君……実はあの有名な吸血鬼殲滅部隊の……月鬼ノ組入りが内定してるらしくて……」

 

その言葉にシノアと真冬は不信感を覚えた。

 

「シノア……多分さっきの話……」

 

「ええ、おそらく与一さん騙されてますね。山中君といわれるあの人が月鬼ノ組に入れるとは思えませんから」

 

そして二人は再度優一郎と与一の会話に耳を傾ける。

 

「僕は……僕はどうしてもお姉ちゃんの敵を取りたいんだ」

 

「敵?」

 

「うん。お姉ちゃん……僕をかばって吸血鬼に殺されたんだ……僕……怖くて動けなくて……」

 

与一の表情がどんどん暗くなる。

 

「後悔……してるんだ……。あの時……助けに行けなかった自分を……だから…………いて!?」

 

いきなり優一郎は与一の頭を殴り付けた。

 

「バーカ。何が後悔だよ。助けに行ってたら死んでたよ。お前は間違っていない」

 

「でも……」

 

「でもじゃねぇ。悪いこと言わねぇから入隊なんてやめとけ。何より……復讐なんて姉貴も望んでねぇだろ」

 

「…………」

 

「お前みてぇなひ弱なお坊ちゃんは吸血鬼退治の邪魔なんだよ……」

 

優一郎にそう言われ与一は今にも泣き出しそうな顔になる。

するといきなりドンッと爆発音が四人の背後から鳴り響いた。そして数秒後、学校中に放送が鳴り響く。

 

『緊急警報。緊急警報。全生徒及び職員にお知らせします。隣接の生体実験施設から吸血鬼が一匹逃げ出しました』

 

「まさか!!なぜこんな所に吸血鬼が!?」

 

『全生徒及び職員は大至急敷地外に避難してください。吸血鬼は血を吸うと力を取り戻します。見つけても決して近づかず……』

 

「こ、この学校に吸血鬼がいるの?」

 

「二人は避難してください!!私は月鬼ノ組に出動要請を……!!」

 

「いらねえ!吸血鬼は俺が殺す!」

 

「は!?」

 

シノアは与一と優一郎に避難するように指示を出す。しかし優一郎がとんでもないことを言ったために、シノアは一瞬優一郎がなにを言っているのかわからなかった。

 

「実際に殺してグレンの奴に認めさせてやる!」

 

優一郎はそう言いながら吸血鬼の元へ向かった。

 

「あ……ちょっと!百夜くん!」

 

「シノア!早くグレンを呼んできてくれ!俺は優一郎を追う」

 

「わかりました!お気をつけて!」

 

こうして真冬は優一郎の後を追った。




やっぱり地の文が難しい……
なんかコツとかないかなぁ~
まだ慣れてないので地の文が少ない傾向になりそうだ……

設定を全然考えてないのでこうして欲しい!みたいなのがあれば教えてくれると嬉しいです!

ではまた次回、作者が気がむいた時に会いましょう!
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