魔法科高校の劣等生 ~幼馴染たちと共に~   作:ローニエ

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だいぶ話がごちゃごちゃしてきた気が…

一回どこかのタイミングで編集しようかと考えてます


反魔法国際政治団体

翌日翔人は紗耶香に連れられてある場所に来ていた。

なんでも剣道部部長の司甲の兄、司一がリーダーを務める組織のアジトなんだとか。

 

「君が斎藤翔人君かな?どうもはじめまして。反魔法国際政治団体(ブランシュ)の日本支部のリーダー、司一と申します。君みたいな人に会えて光栄だよ。」

 

その自己紹介に翔人は衝撃を受けていた。

 

反魔法国際政治団体(ブランシュ)だって…何でそんな組織と一高生徒がつるんで…)

 

翔人はそのように考えたところで一つの結論を出した。

 

(弟を使ったのか…まぁ反魔法国際政治団体にとって二科生の生徒はいいカモだもんな…。しかしそれだけでどうにかなるもんか?)

 

「斎藤君?」

 

じっと黙っていた俺を不思議に思ったのか一が話しかけてきた。

 

「すみません。斎藤翔人です。まさかうちの組織が反魔法国際政治団体とかかわりがあったなんてびっくりしてしまいまして…」

 

「まぁ確かに無理もないかもしれないね。一般に僕たちの活動はあまりよく思われていないからね。」

 

「まぁ仕方ないですよ。先進者は良く思われないのは世の常ですから。」

 

「そう言ってもらえると助かるよ。」

 

「それより今日僕を呼んだ理由は何なんです?なんか何も聞かずに来ちゃったんですけど…。」

 

「あぁそれはね…こういうことさ!」

 

その言葉に翔人はすぐさま魔法を発動。

空間防御(エリアガード)、自分の指定した範囲に魔法が効かなくなる魔法だ。

とっさに魔法をガードするときには非常に有効な魔法である。

一が使った魔法は邪眼(イビルアイ)、光波振動系の洗脳用魔法。

もちろん翔人には一の魔法は効いていない。

絶対の魔法発動スピードを持つ翔人は、ほとんどの魔法を無力化してしまうのだ。

まぁ模擬戦なんかではそれだとつまらないので、あまり使われることのない魔法なのだが…。

 

「これで君も僕たちの仲間だ!!ハッハッハ、一科生といえどたやすいな!さぁ、言ってみたまえ!君のすることを!」

 

そう大声で笑い始める一。

その姿を見た翔人はこれがこいつの本性か…と呆れる。

しかし魔法が効いていることにした方があとあと楽なのでここは演技をすることに。

 

「俺は一様のために戦います。」

 

 

 

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それから一週間が過ぎようとしていた。

そんな中ほのかは、翔人の夕食を作りながら悩んでいた。

 

(雫は大丈夫って言ってたけど…やっぱり私は心配だよ…。何か危ないことに首を突っ込んでる気がして…。)

 

紗耶香と翔人がカフェであったときからほのかはずっと悩んでいたのだ。

それはもちろん翔人のことだった。

もしかして何か考えがあって翔人はあのようなことを言ったのではないか?

と、思い翔人に尋ねようとしたのだが、もしかして翔人は自分たちに心配をかけまいと何も言わないのではないか?という疑問も浮かんできたためなかなか尋ねることができなかったのだ。

そのことをほのかは周りにうまく隠していたようだが、翔人や雫はほのかが悩んでいることにもちろん気づいていた。

 

 

「なぁほのか、一体どうしたんだ?ここ一週間くらいずっと元気ないけど…。もしかして…俺の晩飯作るのが面倒になったけど言えない、とかか?」

 

ほのかは、そういうこと断れないもんな~、と笑いながらほのかに告げる翔人。

 

「えっ!?ち、違うよ!悩んでたのはそのことじゃなくて…!」

 

「そのことはってことは、やっぱ悩んでたんだな。…俺に言ってみろよ?少しは楽になるかもしれないぞ?…それとも俺に関係のあることか?」

 

その質問にほのかはどうしたものかと考え始める。

ここで翔人に自分の思っていることを告げればきっと答えてくれる。翔人はそういう人だから。

でも、ここまで私たちに心配をかけないようにしていたのならそれは翔人にとって失礼ではないだろうか?

そんな感じでずっと黙って考えていたことを翔人は肯定ととったのか、

 

「そうか…俺が何かほのかに悩ませるようなことをしたんだな…。何をしたかは思いつかないけどごめんな。」

 

と、告げる。

そう告げた翔人に、ほのかはかなり焦っていた。

 

「ち、違うよ?翔人君が関係してることは確かだけど、謝るようなことじゃ…ってキャッ!」

 

「ほのか!」

 

焦ったほのかはバランスを崩し転びそうになる。

そしてそんなほのかを守るために手をのばす翔人。

 

「うおっ!」

「キャッ!」

 

翔人が手を伸ばすが、そのまま二人は倒れてしまう。

翔人は、(せめて俺が下に!)と思い、自分が下になることでほのかを守る。

 

「大丈夫か?」

 

「う、うん。ありがとう。」

 

そう告げるほのかであったが、自分に起こっていることを確認すると顔が真っ赤になった。

(ひ、翔人君に抱きしめられてる!?普段ならドジな私の行動に落ち込むところだけど、今日の私GJ!)

 

などと考えながら悶えるほのか。

そんなほのかを知ってか知らずか翔人はほのかに声をかける。

 

「…すまん、ほのか。そろそろどいてくれると助かるんだけど…。」

 

「えっ?あっ、ごめんっ!」

 

そう言ってほのかは顔を真っ赤にしながら翔人から離れた。

 

 

 

 

 

 

 

「―――なるほどな。あの話を聞いてたのか。」

 

「ごめん。盗み聞きみたいなことをして…。」

 

その後結局ほのかは翔人にすべてを打ち明けた。

紗耶香との話を聞いていたこと、それに対して自分と雫が思ったことを。

そして翔人は打ち明けた。

これまであったすべてのことを。

 

「いや、別にそのことはいいんだけど…悪いな迷惑かけて。」

 

「えっ?」

 

ほのかは自分の耳を疑った。

なぜ自分が謝られるのだろう?と。

 

「いやぁ、昔から2人には心配ばかりさせてて悪いなぁと思ってさ。今回だってほのかは俺の心配してくれたんだろ?」

 

「う、うん。」

 

「じゃあ、ありがとな。いつも心配してくれて。」

 

その言葉にほのかは思った。

翔人君を好きになってよかった、と。

そして自慢したくもなった。

自分の好きな翔人君はこんなにも素晴らしい人なんだ!と。

 

「それで、その話なんだけど、明日生徒会と部活連に交渉を要求するつもりなんだ。…放送室を乗っ取って。」

 

ほのかが翔人に対しての思いを再確認していると、翔人が物騒なことをほのかに告げた。

 

「えっ!?それ大丈夫なの?生徒会と部活連って七草先輩や十文字先輩、それにたぶん騒ぎになれば風紀委員の渡辺先輩も出てくると思うし…。」

 

「大丈夫だ。おそらく実力行使はしてこないだろうし、もししてきても俺なら難なく対処できる。…まぁ反魔法国際政治団体の奴らに思うところは色々あるが、あながち二科生の同盟の方は手伝ってやりたいって思ってるしな。」

 

「…やっぱ翔人君は一科生が嫌いなの?」

 

翔人の告げたその言葉にほのかが不安げに尋ねる。

 

「一科生が嫌いっていうか、一科生の考えが嫌いなんだよ俺は。前、校門で一悶着あったときの…なんて言ったっけあいつ…森田?」

 

「森下君だよ。」

 

2人とも間違ってはいるが、その事実に気づかずにそのまま話を続ける。

 

「あぁその森下なんていい代表例だよ。少なくてもあいつが考えを変えない限り俺はあいつとは友達になれない。一科生がすべてにおいて敵ってるわけじゃないんだ。一科生だって二科生に劣る部分はある。なのにあいつと来たら、ブルームだのウィードだの…。一科生はどんな点においても二科生に優っている…そういう考えが嫌いなんだ俺は。」

 

「よかった。そうだとは思ってたけど、聞いてみないとわからなかったから…」

 

「あぁ、だから俺はそういう意識をなくせるようにしてほしいと願っているんだけど…。なかなか難しいもんだよな」

 

あの七草が生徒会長じゃな…。

下のものの気持ちがわからないあんなやつに生徒会長をまかせていたら一生かかっても不可能だろうなぁ…

なんて考えていると、

 

「なら翔人君が生徒会長になって、そういう意識を変えさせたらいいんじゃない?」

 

ほのかが滅茶苦茶なことを翔人に告げた。

 

「はっ?」

 

「翔人君が生徒会長になればきっとそういう意識はなくなるよ!私が保証する!」

 

そう元気に告げるほのか。

よく見ると目がキラキラ輝いている。

 

「い、いやそうは言っても俺そういうキャラじゃないし、仕事できないし…」

 

「それなら大丈夫!翔人君のキャラなら何ら問題はないし、仕事なら私が生徒会に入って支えるから!」

 

「いや、だからちょっと待てってほのか…」

 

その後もほのかに生徒会長になるよう何度も催促されるが、翔人は長い時間をかけてなんとか断った。

 




翔人君は生徒会長になるのか?
必見ですw
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