タイトル詐欺だけはしたくないんだッ!
福音は波を立てつつ、体勢を立て直した。
鈴も肩の装備から連続で砲撃を行ったが、福音はそれらを素早くよけた。
「はあっ!」
零もジャンフラッシャーで福音に攻撃をした。
福音もそれに応えるように素早く回避した。
「駄目だ!やっぱりアイツには相当のスピードが無いと・・!」
[しかし、どうしたものか・・。]
「零、ボサボサしてる場合じゃないわよ!」
「おわっと!」
鈴に言われ、零は福音の攻撃をすんでのところで避けた。
「あぶねー、サンクス、鈴。」
「はあああっ!」
箒は福音に斬りつけたが、刀を両方とも掴まれ、身動きを取れなくなった。
「やば!」
零は福音の方に向かったが、箒は福音の攻撃を喰らう寸前で足の剣福音の翼を切り裂いて脱出した。
そして、翼を折られた福音は海に落ちて行った。
「大丈夫か、箒。」
「無事か。」
「私は、大丈夫だ。」
しかし、福音は大きな渦の波を立て、青い球状のエネルギーを纏って姿を現した。
そして、福音はその中で光の翼を展開させた。
「ひゃあ~、タフ~!」
「まずい、セカンドシフトだ!」
「!」
そして、福音はエネルギーを拡大させ、辺りには雷きで落ち始めた。
「これ・・かなりヤバいな・・。」
[そのようだ・・]
福音はエネルギーを溜め、鈴に大きなレーザーを放った。
鈴は回避しようとしたが、回避出来ず、煙をあげて落下して行った。
そして福音はターゲットをセシリアに変え、セシリアを追った。
福音はすぐさまセシリアに追い付き、光の翼で包み込み、セシリアは落下していった。
「鈴!セシリア!」
[余所見をしている場合ではないぞ!]
福音はシャルロットに標的を変え、巨大なレーザーをシャルロットに放った。
シャルロットはバリアを張るものの、威力が大きすぎてバリアが割れ、撃ち落とされた。
「シャルロットー!くそっ!」
零は福音に急接近、ナイトビクトリウムスラッシュで福音に攻撃をあてた。
「はあ・・はあ・・。」
福音はもう一度海に落ちた。
しかし、福音はすぐに復活し、海の中から浮き上がってきた。
「まだ・・やるのか・・。」
すると、一機のISが箒の元に近寄って行った。
「あれは・・。」
そのISの操縦者は箒を介抱した。
そして、そのISは零に近付いた。
「・・・ったく、おせえんだよ。」
零は口の端を引き上げて言った。
「待たせたな、零。」
「おう。・・じゃあ、いっちょやるか!」
「「テメーを絶対にぶっ倒す!」」
零と一夏は福音に斬撃で福音と戦い始めた。
[零!一夏は第二形態の用だ!私もパワーアップするぞ!]
「よし!」
『メテオライト・リュウセイ!』
リュウセイ・カイザーは体を光らせ、姿を変えた。
羽は大きくなり、体も幾分かスリムになった。
そして、剣もより大きくなり、鋭くなった。
「いくぜ!」
零は先程の2倍以上のスピードのマッハ15で福音に近寄った。
福音は無数のビームを撃ってきたが、ジャンアックスを振り回して弾き飛ばし、リュウセイ・エクスカリバー・ネオで素早い斬撃を放った。
そして、間髪入れず、強化されたナイトビクトリウムスラッシュを福音に放った。
箒も復活しており、福音のビームを幾つか喰らったが、体勢を立て直してビームを避け始めた。
そして、セシリアとラウラも復活した。
「すまない、回復に手間取った。」
「さあ、反撃のお時間ですわよ!」
「ラウラ、セシリア・・。」
「一夏、零。さっさと片付けちゃうわよ。」
「エネルギーは十分。心配はいらないよ。」
「シャルロット、鈴・・。」
「よーし!はあっ!」
「はっ!」
一夏に続き、零達は飛び上がった。
一夏と零は福音に向かって行った。
「うおおおおおっ!」
「はあああああっ!」
零と一夏は福音の攻撃が激しく、中々近付けないでいた。
「くそっ!」
「ヤバい、エネルギーが・・!」
「何!?」
[こちらもエネルギーがそろそろ切れて来たぞ。]
【すまない、もうこれ以上は・・!】
「大丈夫だ、ゼノ。多分もう倒せる筈だ!」
零は福音に斬撃をし、遠くからシャルロットが援護射撃をした。
「はああっ!」
零は続けてリュウセイドライバーをしたが、福音にガードされ、弾き飛ばされた。
その間に一夏はエネルギーを回復していた。
「零も!早くこい!」
零は箒に言われ、箒にエネルギーを回復してもらった。
「これは・・?」
「いいか、絶対に奴を倒せ!」
「ああ。」
「おう。」
「「行くぞ!」」
他のメンバーはそれぞれ力強く返事をし、福音に向かって行った。
福音もそれを応戦し、総選力で戦いを始めた。
箒は激しい連続攻撃で福音を攻撃した。
そして、箒は福音の動きを止めた。
「今だ!」
「行くぞ、一夏!」
「ああ!」
福音は箒に0距離射撃を行い、箒を引き剥がした。
そして、福音は零、一夏と斬り合いを始し、その後に無数のビームで二人を撃った。
二人はそれを回避し、ラウラに射撃を頼んだ。
ラウラの銃撃は福音に直撃し、そこを一夏が斬り、そして、飛んで来た所を零が追撃した。
しかし福音は直ぐ様体勢を立て直し、ラウラに無数のビームを放った。
零は一瞬でラウラの元に飛び、ビームを弾き飛ばした。
「大丈夫か?」
「ああ。すまない。」
セシリアはビットで福音にビームを撃った。
鈴もセシリアに応援し、砲撃を放った。
「二人共!もう一度!」
福音は急いで体勢を立て直し、無造作にビームを放った。
鈴はそれに当たりそうになったが、シャルロットが間一髪で鈴を助けた。
「急いで!もう持たない!」
「行くぞ一夏!」
「ああ!」
「「流星零落!」」
零のISのワンオフアビリティーである[リュウセイスラッシュ]と一夏の零落白夜を合わせた合体技をした。
猛スピードで一夏と零は福音を押し込み、岩盤に叩きつけた。
「うおおおおおっ!」
「はあああああっ!」
二人の斬撃で二人の周りには火花と電気が起こっていた。
そして、二人の剣は福音の体を貫き、福音は機能を停止した。
「・・・終わったな。」
「ああ。やっとな。」
すると、福音に変化が生じた。
零はそれを見逃さず、福音を投げ、リュウセイドライバーとナイトビクトリウムスラッシュで完全に粉砕した。
「・・・。」
「ふぅー、あぶねえ。またこいつ暴れる気だったぜ。」
そして、零は横に片手を差し出し、福音の頭の部分をキャッチした。
七人は、千冬と真耶の前に整列していた。
「作戦完了!・・と言いたいところだが、お前達は重大な違反を犯した。」
「「「「はい。」」」」
「帰ったら、すぐ反省文の提出だ。懲罰用のトレーニングも用意してあるから、そのつもりでいろ。」
「あの、織班先生。そろそろこの辺で・・。皆、疲れてる筈ですし・・。」
「・・・しかしまあ、よくやった。」
「・・!」
「全員、良く帰ってきたな。・・・今日はゆっくり休め。」
零達は夕飯を食べている時にそれぞれ今日のことを聞かれたが、何も詳しいことは答えなかった。
すると、凄まじい地響きが起こった。
外にでると、鳥のような怪獣、宇宙大怪獣ベムスターと、大きな角が生えた怪獣、アーストロンが暴れまわっていた。
「なんて時に・・!ゼノー!」
零は傷が癒えぬままゼノに変身し、二匹の前に立ちはだかった。
「セャッ!」
ゼノはファイティングポーズを取り、アーストロンに向かって行った。
ゼノは拳でアーストロンに攻撃をしたが避けられ、アーストロンの頭突きをすんでのところで押さえた。
しかし、後ろからベムスターが角から光線を撃ち、ゼノはアーストロンを離してしまい、頭突きをまともに喰らって吹き飛ばされた。
そして、早くもカラータイマーが鳴り始めた。
「なっ・・!なんでこんなに早く・・!」
そして、二匹の怪獣はゼノに向けて炎と光線を当て、ゼノはさらに吹き飛んだ。
「くっ・・!」
ゼノは立ち上がろうとしたが、力が入らず、立ち上がれなかった。
カラータイマーの鳴りもますます早くなっていく。
そして、その後ろには旅館があり、これ以上は下がれない。
アーストロンとベムスターが次の攻撃をしようとした瞬間であった。
「エーックス!」
光の柱とともに、一人のウルトラマンが二匹の攻撃をはじいた。
「大丈夫か?」
「あ、ああ。あなたは・・!」
「私の名はウルトラマンエックス。」
「俺はウルトラマンゼノ。こいつらを一緒に倒しましょう。」
「ああ。」
「セャッ!」
「シャッ!」
ゼノはベムスターへ、エックスはアーストロンへ立ち向かった。
ゼノはベムスターの腹を蹴り、そのままベムスターを掴んで放り投げた。
エックスは連続でアーストロンの腹を殴り、それを蹴り飛ばした。
そしてエックスは青いアーマーのような物を着けた。
ゼノもジェネレーションソードと呼ばれる武器を取りだし、ベムスターに攻撃を始めた。
「ゴモラ振動波!」
「ゼノスラッシュ!」
エックスは肩の部分から雷のような物を出してアーストロンを攻撃し、ゼノはベムスターを通りざまに斬りつけた。
そして、エックスはアーマーを解除し、エックスとゼノは頷き合った。
「ザナディウム光線!」
「ゼノクロスショット!」
エックスは腕をX状にして放つ[ザナディウム光線]をアーストロンに放ち、ゼノはゼノクロスショットをベムスターに放った。
そして、二人が踵を返した瞬間、二匹は爆発した。
そして、二人は強い握手を交わした。
零は森の中で一人の青年と出会った。
「もしかして、あなたがエックス?」
「うん。僕の名は大空大地。そして彼が。」
大地は腰の通信機のような物を外して零に見せた。
『私がウルトラマンエックスだ。君は?』
「俺の名は柊零。ウルトラマンゼノです。」
零は変身道具を見せた。
「そう言えば、大地さんはなぜここに?」
「ああ、時空を移動するという実験をしていたらここに来てしまって。」
「そう言う事でしたか。」
『ああ。でも、君を助けられて良かった。』
「ええ。大地さん達が来てくれなければどうなっていたことか・・。本当に感謝しています。」
「良いんだよ。そんな事。」
『もし、ピンチの時は私たちをいつでも呼んでくれ。そのときは、すぐに駆けつけよう。』
「じゃあ、せめて連絡出来るように・・。」
零はスマホを取り出した。
『私達は時空間を越えて連絡がとれるようにしておこう。』
「ありがと、エックス。」
【ありがとうございます、エックスさん。】
「急にしゃべるなよゼノ!」
【すまない。だが、一度挨拶しておこうと思ってな。】
『あなたがゼノなのですか?』
【ええ。とはいっても顔は出せませんが・・。】
『では、これから宜しくお願いします。』
【ええ、こちらこそ・・。」】
「では、僕たちはそろそろ行くよ。またいつでも呼んでね。」
そう言うと大地はエックスに変身し、ゼロのウルティメイトイージスを装着して時空に穴を開けて飛び立って行った。
零は海を眺め、朝日を眺めていた。
後ろを見ると、箒を抱き抱えて走っている一夏とISを装着した他の専用機持ちが一夏を追っていた。
「あーらら。一夏も散々だな。ま、いっか。俺は戻ろ。」
今回はここで終わりです。次回から夏休み・・かな?