後、主様との話し合いにより零は男に戻しました。
気になる方は1話の方をご覧下さい。
多分今回からようやく二次創作っぽくなります。
零は席を戻してから、山田先生のISの説明を聞いていた。
要するに、ISは10年前に作られ、そしてここIS学園は唯一のIS育成機関と言う事だ。
そして、HRも終わり、零は机に突っ伏していた。
そして、廊下と教室共に女子達が一夏と零の噂をしていたが、零は正直言ってさっさと寮に行きたいとずっと思っており、一夏は机に肘をついてため息を吐いていた。
(暇だ~・・。)
そしてもう一度顔を上げると一夏と一夏が見ていた女子はどこかに消えていた。
数分後に始業のベルがなり、零も授業の準備をした。
そして数分後に二人も戻り、授業がスタートした。
一時間目はISについての授業で、入る前に[必読]と書かれた分厚い本の中身の事だろうとすぐ分かった。
零は一週しか読んでいなかったが、何故か全て暗記が出来た。
零は、これも神様の能力なのだろうと納得していた。
それに対し一夏は、
「ほとんど全然わかりませ~ん。」
と、ボロボロだった。
しかも、間違えて捨ててしまったらしく、その罰なのか織斑千冬先生に頭を思いっきり殴られた。
(駄目だこりゃ・・。)
とりあえずそんなこんなで一時間目は終わり、休み時間に入った。
そして、一夏の元に一人の金髪の女子が近づいて来た。
零はその様子を一部始終見ていた。
「ちょっとよろしくて?」
「んあ?」
「まあ!何ですのそのお返事!私に話しかけられるだけでも光栄なのですからそれ相応の態度があるのでは無いかしら!?」
どうやらその女子は一夏の事を見下しているように見えた。
「悪いな。俺が誰だか知らないし。」
それを一夏は普通に受け流した。そしてその女子はそれを聞いて机を叩いた。
「私を知らない!?セシリア・オルコットを!?イギリスの代表候補生にして入試出席のこと私を!?」
「あ、質問いいか?」
一夏は途中でセシリアの言葉を遮った。
「ふん、下々の者の要求に応えるのも貴族の務めですわ。よろしくてよ。」
「代表候補生って何?」
そしてまたも一夏以外の全員がズッコケた。
「あ・・、あ・・。」
「あ?」
「信じられませんわ!日本の男性と言うのは皆これ程知識が乏しいものなのかしら!?そこのあなたは知っていますわよね!?」
セシリアは零の方を向いて言った。
「いや全く?つか、それこそ代表ってだけで何が凄いの?」
また全員ズッコケた。
「で?代表候補生って?」
「国家代表IS操縦者の、その候補生として選出される、エリートの事ですわ!単語から想像すれば分かるでしょう!?」
「そう言われればそうだ。」
「そう、エリートなのですわ!本来なら、私のような選ばれた人間とクラスを同じくするだけでも奇跡!幸運なのよ!その現実を理解していただける!?・・って!?」
セシリアは零の方を咄嗟に向いた。
セシリアにとっては、異様な光景だった。
零は机に突っ伏して寝ていた。
「ちょっと!あなた、聞いていましたの!?」
セシリアは零の元に近付いた。
その足音を聞いて零は目を覚ました。
「・・ん?あ~、悪い。話が長いからつい・・。」
「あー、もう!」
「まあ、ラッキーって事で良いのか?」
「2人とも、馬鹿にしていますの?」
「お前が幸運だって言ったんじゃないか。」
「ああ。」
「だいたい、2人共何も知らない癖によくこの学園に入れましたわね。男でISを操縦出来ると聞いていましたけど、期待外れですわね。あなたにも、あの男にも。」
「俺に何かを期待されても・・。」
「ちょっと待て。」
零はとうとう我慢出来なくなり、二人の間に割って入った。
「何ですの?」
「いくらお前が代表候補生とは言え、所詮候補は候補だろ。まだ代表でも無えのにそんな上から目線なんてお前どんだけ自信過剰なんだよ。それに、お前がもし負けたらお前はその期待外れ以下って事になるんだぜ。」
「なっ・・。ふん、まあ、でも?私は優秀ですから、あなた達のような人間にも優しくしてあげますわよ?分からない事があればまあ、泣いて頼まれたら教えて差し上げてもよくってよ?何せ私、入試で唯一教官を倒したエリート中のエリートですから。」
「あれ?俺も倒したぞ、教官。」
「あ、俺も普通に倒せたけど。」
「はあ!?」
「倒したって言うか、いきなり突っ込んだのをかわしたら壁にぶつかって動かなくなったんだけど。」
「なっ!でもあなたは苦戦されたはずですわ!」
「俺は横に移動してチョップ一発で打ち落として終わったし。結構簡単だったな。」
「わ、私だけと聞きましたが・・。」
「『女子では』ってオチじゃないのか?」
「あなた達も教官を倒したって言うの!?」
「えーっと、まあ、落ち着けよ。」
「これが落ち着いてーーーー」
セシリアの言葉を遮り、始業のベルが鳴った。
「話の続きはまた改めて!よろしいですわね!」
そう言ってセシリアは席に戻った。
そして、1日が終わり、全生徒は寮に移動した。
「初日がこんなんじゃ、体が持たないよ・・。」
「ああ。全くだ。」
「あれ?君はさっきの・・。」
「ああ、ごめん、自己紹介してなかったな。俺は柊零。宜しくな。しかし、あのセシリアとか言う奴もひどいな。」
「ああ、もう気にしてないぜ。それよりも、ありがとな。」
「気にすんな。どうせここには男子が俺達しかいないし、協力していこうや。」
「ああ。」
「じゃあ、俺の部屋向こうだから。」
「おう。またな。」
零と一夏は寮の広場で別れ、それぞれの部屋へ行った。
「俺の部屋は・・っと、ここか。」
零の部屋の番号は、[0765]号室だった。
「765・・何処のゲーム会社だよ。」
零は部屋の鍵を使って中に入った。
中は凄く綺麗で、まるでどこかのホテルに泊まるかのような錯覚に陥った。
多分同室のようだが、一時間待って来たのは山田先生だった。
「すみませ~ん。」
「はい。何ですか?」
「ここは同室じゃないんですけど・・、良いですか?」
「あっ、大丈夫です。一人の方が楽なんで。」
「そうですか。ではごゆっくり。」
「はい。」
そう言って山田先生は部屋を出ていった。
それと同時に、鞄の中から携帯の着信音がなり、零はスマホを取り出した。
てっきりスマホはゼノブラスターと一体化したと思っていたが、玲司が気をきかせてくれたらしい。
そして、着信の主はその玲司だった。
「もしもし?」
『おう、零か?お前に渡したいものがあるんだ。今すぐ寮の裏に来てくれ。』
「お、おう。分かった。すぐいく。」
零は寮を出て言われた場所に向かった。
そこには、最高神でもあり、零の生前の親友である玲司がロボットらしき物を持って立っていた。
「よう、零。」
「おう、つか、何個か聞いて良いか?」
「なんだ?」
「まず、何故お前がここにいる?そしてなんだそのロボットは?」
「お前がやることなんて全部お見通しだ。そして、これはお前専用のISだ。これを渡すために来たんだ。」
そのISは、グレーを基調としたドラゴンと騎士を組み合わせたような物で、頭の部分には赤と金の角がついていた。
「コイツの名前は?」
「[カイザー]。お前が生前やっていたデュ○マの永遠のリュ○セイ・カイザーと言うクリーチャーを元に作った。お前の一番大好きな奴だろ。」
「おお!ありがとな!玲司!」
「それにこいつの使える武器はジャン兄弟、つまりジャンボットとジャンナインの武器のバトルアックスとジャンナインの銃が使えるようにしてあるし、ジャンナインの全身武装も施してある。」
「助かったぜ、玲司。」
「おう、じゃ、帰るわ。」
「じゃあな。また来いよ。」
玲司は次の瞬間、体から光を発し、瞬く間に空へ飛び去った。
今回はここまでです。
次回はセシリア戦です。
その後に怪獣を出現させます。
でも怪獣はサブで、メインはセシリア戦です。