あと、前回の話を少し修正しました。
ちなみに、今回少しだけソニックっぽくなるシーンがあります。
ジャンナインの銃の名前はオリジナルです。
玲司からISを受け取った零は早速搭乗し、30分程乗り回した。
すると、ISに変化が生じた。
ISは光りだし、色は青を基調にして、そして赤い炎のような模様が腕や脚の外側に現れ、頭部の角も輝きを出した。
そして、武器も新たな武器が使えるようになった。
「これは・・・?『リュウセイ・エクスカリバー』?」
すると、何処からともなく声が聞こえた。
[私の名はリュウセイ・カイザー。これから宜しくお願いします、ナイストゥーミーチュー。]
「おう!これから頼むぜ。後、敬語じゃなくていいよ。何か堅苦しいいさ。縛られるよりも自由な方が好きだぜ。」
[・・そうだな!切り開くのは自由なる力!フリーダム!]
「中々話が分かるじゃねえか!」
[ああ!]
そして、数分後零はISを腕輪に変形させ、右手首に装着した。
「じゃあ、これから宜しく、リュウセイ。」
[ああ、こちらも頼む。]
そう言って零は寮に戻り、夕食を食べてからシャワーを浴び、眠りについた。
そして翌日、授業が終わった後、織斑先生の元に向かった。
「織斑先生、少し良いですか?」
「ああ、柊か。何か用か。」
「ここのジムって何処にあるんですか?」
「ああ、確か道場の付近にあった筈だが・・。何故だ?」
「ええ、先生も聞いたと思いますが、セシリアとの決着を付けたいと思いまして。」
「クラス代表を決める時のいざこざか・・。」
ーー回想ーー
『これより、再来週行われるクラス対抗戦に出る代表者を決める。クラス代表者とは対抗戦だけでなく、生徒会の会議や委員会への出席など、・・まあ、クラス長と考えてもらって良い。自薦他薦は問わない。誰か居ないか。」
「はい。織斑君を推薦します!」
「なっ!」
「私も、それが良いと思います。」
「私は、柊君を推薦します。」
「私も。柊君を推薦します。」
「・・・・・。」
「他には居ないのか?いないなら無投票当選だぞ。」
「ちょ、ちょっと待った!俺はそんなの「納得がいきませんわ!そのような選出は認められません!男がクラス代表だなんて良い恥さらしですわ!このセシリア・オルコットそのような屈辱を1年間味わえと仰るのですか!?大体、文化としても後進的な国で暮らさなくてはいけない事自体、私にとっては耐え難い事で・・!」
一夏が反論しようとした途端、後ろからセシリアの声が聞こえた。
「イギリスだって大したお国自慢無いだろ!世界一不味い料理で何年覇者だよ。」
「!美味しい料理は沢山有りますわ!あなた、私の祖国を侮辱しますの!?」
「先に侮辱したのはテメエだ、オルコット!」
「何ですか!あなたは!?」
零も我慢の限界でつい怒鳴ってしまった。
「日本が後進的だぁ!?じゃあ、テメエの国の料理の技術も随分後進的じゃねえか。それに、イギリス代表候補生なら、お前の言葉はイギリスの言葉ともとられんだぜ。そこはもう少し自重しろ。」
「・・・こうなれば決闘ですわ!」
「ああ良いぜ!四の五の言うより分かり安い!そうだろ、零!?」
「ああ、受けて立とうじゃねえか!その喧嘩、買ってやるよ!」
「わざと負けたりしたら二人とも私の小間使い、いえ、私の奴隷にしますわよ!」
「ハンデはどの位つける?」
「・・!あら、さっそくお願いかしら?」
「いや、どれくらいハンデをつけたほうが良いのかなと・・。」
その瞬間、一夏は周りの生徒に笑われた。
「織斑君、それ本気で言ってるの!?」
「男が女より強かったなんてISが出来る前の話だよ。」
「うっ・・。」
「男と女が戦争したら3日持たないって言われてるよ~!」
「じゃあ、俺がハンデつけてやるよ!」
「零!?」
「柊君まで!?」
一夏が諦めかけた途端、零が割って入った。
「右腕を使わずにオルコットに勝ってやるよ!もし俺が勝ったらこの大衆の前で土下座して詫びな!お前が勝ったらお前の言う通り、奴隷にでも何でもなってやるよ!」
「織斑君に柊君、今からでも遅くないよ。ハンデ付けて貰ったら?」
「男が一度言った事が覆せるか!なくていい。」
「ああ。それに、まだ戦った訳じゃない。完全な0%じゃない。例えお前に勝つ可能性が1%以下でもあるなら俺は、いや、俺達は諦めない。」
「零・・。」
「話はまとまったな。それでは勝負は次の月曜、第3アリーナで行う。織斑、オルコット、零の三人は用意をしておくように。」
ーー現在ーー
「成る程。で?そこをどうするんだ?」
「決戦までの間、そこを放課後の三時間程貸して欲しいと思いまして、使ってもよろしいですか?」
「ああ。構わないぞ。で、その腕輪はなんだ?」
「これは、俺専用のISです。」
「何!?・・まあ、良かろう。昨日なくて今日あると言う事は昨日誰かから貰ったと言う訳だな?」
「はい。」
「よし、では私もジムに用がある。そこで鍵を渡そう。」
「有り難うございます!」
零は織斑先生と共にジムに移動した。
「では、お借りします。」
「ああ。くれぐれも怪我はするなよ。」
「はい。」
織斑先生は最後に鍵を職員室に返すように言って戻って言った。
「よし、じゃあ始めるか!」
[しかし、何をするんだ?]
「大丈夫。もう考えてあるんだ。」
そういって零はジムの倉庫の中に入り、100Kg程のダンベルと錘を4つ見つけた。
「これこれ。これだよ。」
零は早速それを体にくくりつけた。
そして、そのまま腕立て伏せを始めた。
[まさか、それを続ける気か!?]
「ああ。お前と会う前はこれでトレーニングをしたもんだぜ。リュウセイは三時間になったら教えてくれ。」
[わ、分かった。]
そして、零は三時間程それを続けた。
そして、その後、零は錘だけを借り、鍵を返した。
そしてリュウセイを戦闘モードにし、それを担いでグラウンドを夕食の時間まで走り、ジムのトレーニング以外はずっと走っているというのを月曜まで繰り返し、トレーニングは日ごとに変えて特訓した。
そして・・決戦当日。
零は試合を見ていなかったが、【勝者、セシリア・オルコット】と流れていたので、一夏は負けたのだと察した。
そして、メンテナンスの終えた二人は離陸場に降り立った。
「先程織斑君は倒しました。次はあなたの番ですわ!」
「ヘッ、面白え。やってみろよ。」
「よし、じゃあ行くか!」
零は飛び立ち、セシリアの前で浮いた。
セシリアはもう戦える状態だった。
「最後のチャn「いらねーよ。むしろ、こっちがハンデ無くそうか?」
「くっ・・でも、私が一方的な勝利を手に入れるのは自明の理。今ここで「さっさとやろうぜ。俺は遅いのが嫌いなんだ。」
「それなら・・お別れですわね!」
セシリアは早速銃で攻撃してきた。
しかし、零は片手で受け止めた。
「ヘッ。その程度か?」
「なっ!?受け止めた!?」
「何!?」
零の行動を、管制室でも山田先生と織斑先生が見ていた。
零は次の瞬間、セシリアの前から目にも止まらない速さでセシリアの後ろに周りこみ、バトルアックスでセシリアを叩き落とした。
セシリアはその落ちる勢いを利用して零に銃で連射しながら、
「さあ、踊りなさい!私、セシリア・オルコットとブルー・ティアーズの奏でるワルツで!」
「俺はクラシックよりもロックなんでね!アツイ演奏が欲しいんだよ!」
零は地面に着地すると両腕を後ろにするという世界最速のハリネズミのような走りと身のこなしで音速をもこえる速さでセシリアの光線をよけた。
「ヘヘッ。チョロイチョロイ!」
「くうう~!これでどうですの!」
セシリアはISからビットを出して攻撃してきたがそれも簡単に避け、ジャンナインの銃、バトルハンドガンを取りだし、ジャンスターダストでビットを全て破壊した。
「お前のISの機能はもう何となく分かってるからな。それに、お前以上の奴らとは何度もやりあってんだよ!とどめだ!」
零はバトルアックスでセシリアに止めを刺しに掛かった。
しかし、セシリアは不敵に笑い、零がバトルアックスを振り上げた瞬間、全弾集中砲火をし、辺りには煙が立ち、アリーナにいた生徒も零が負けたと思っていた。
「詰めが甘かったですわね。まあ、これで私の力を思い知ったでしょう。」
セシリアは勝者の放送を待った。
しかし、いつまでたっても放送は流れない。
その時だった。
煙の中から零が飛び出し、リュウセイ・エクスカリバーを装備した零が出てきて、不敵にニヤリと笑った。
「詰めが甘いのはお前だ!」
「なっ!?」
セシリアは攻撃しようとしたが、時すでに遅かった。
「永遠(とわ)に眠れ!!フォーエバー!!!」
零はエクスカリバーを横に凪ぎ払い、セシリアを地面に叩き落とした。
そして、セシリアのISは解除され、【勝者、柊零】と言う放送が流れ、踵を返して戻ろうとしたその時だった。
大きな地震が起き、アリーナの近くに怪獣が現れた。
「ゴアアアア!」
「あれは・・!超古代怪獣ゴルザ!くそっ!」
零は地面に着地するや否やISを解除した。
[戦うんだな。]
「ああ!」
零は制服に着替え、誰も居ない所に移動し、ゼノブラスターを取り出した。
「ゼノー!」
零はゼノブラスターを振り上げた。
そこから光が溢れだし、ウルトラマンゼノへ変身した。
その頃、教員達がISでゴルザと交戦していた。
「ゴアアアア!」
「ISの攻撃が効かない!?」
「怯むな!まだ武器はある!」
織斑先生が攻撃しようとした瞬間、ゴルザは超音波光線で織斑先生以外の教員を撃ち落とし、全員ISが解除されてしまった。
「何!?くっ・・!」
ゴルザは超音波光線で織斑先生を撃ち落とした。
しかもタイミングが悪く、途中でISが解除された。
「しまっ・・!すまない・・、一夏。」
織斑先生は目を閉じ、死を覚悟した。
しかし、織斑先生が地面に叩き付けられると言う事は無く、巨大な手の中に横たわっていた。
「・・?光の・・巨人・・?」
織斑先生はゼノの手のひらの上にいた。
ゼノは織斑先生を安全な場所に降ろした。
そして、立ち上がり、ゴルザに向かってファイティングポーズを取った。
「セャッ!」
「ゴアアアア!」
ゼノは勢い良く走りだし、ゴルザの腹をドロップキックで倒した。
ゴルザも反撃したが、その攻撃を利用し、背負い投げを決めた。
そして、ゴルザの尻尾を掴んで上空に投げ飛ばした。
「ゼノクロスショット!」
ゼノは胸の前で腕を交差させてエネルギーを溜め、そこから腕を十字に組んでゼノクロスショットを放った。
その光線はゴルザに直撃し、ゴルザは爆発した。
そして、ゼノは破壊された建物を直す光線を出し、学校を直した。
そして上空を見据え、飛び立った。
「セャッ!」
「零ーーー!」
「柊くーーん!」
「柊ーーー! 」
クラスメイトや一夏、織斑先生などの教員達は零を探していた。
「まさか・・怪獣の攻撃で・・!?」
「こっちにもいません!」
「そんな・・・れーーーい!」
てっきり、全員は零かほ死んだものだと思っており、何人かは涙を流していた。
その時である。
「おーい!」
「おーい・・・。」
「「「「え?」」」」
全員が声のした方を向いた。
そこには、手を振って走ってくる零の姿が有った。
「零!」
「零君!」
「柊!お前何処に行っていたんだ!こっちは心配したんだぞ!?」
「すいません・・。その、怪獣の攻撃で・・でも、さっきの光の巨人に守って貰って・・それで安心して気絶してしまって・・。」
「・・まあ良い。無事でなによりだ。ところであの巨人の名は・・。」
「光の巨人・・ウルトラマン。彼は時空を越えてここに来た・・つまり・・ウルトラマン・・ゼノ。」
「ウルトラマン・・?」
零の言葉の真意は誰にも分からない。しかし、これだけははっきり解った。
あの巨人は人間の味方だと。
「あ、オルコット。」
「・・セシリアでいいですわ。約束なら果たしますわよ。」
「ああ、それならもう良いわ。あの時は俺もキレてたから・・。ごめん。それとさ。」
「なんですの?」
「俺はクラス長は辞めておくよ。俺は何かに縛られるよりも風のように自由に生きたいんでね。」
「・・・・。」
「・・とりあえず、事態は収まった。寮に帰るぞ。」
織斑先生の指示で生徒達は夕焼けを背に寮に戻って行った。
この後、零が質問攻めにあったのは言うまでも無い。
今回は少し長くなりました。
今回は少し程ネタを入れております。