どうでも良いけどヒロインてやっぱりいるのかな?
※今回怪獣は出ません。
その夜、零達1年1組で『織斑一夏クラス代表就任パーティ』が開かれていた。
「織斑君、クラス代表決定おめでとー!」
クラッカーを持った3人の内の1人が祝辞を言い、3人が同時にクラッカーを引いた。
「「「おめでとー!!」」」
他のクラスメイトも祝っていた。
「なんで俺がクラス代表なんだよ?」
一夏は不思議そうに言い、それをセシリアが答えた。
「それは私と零さんが辞退したからですわ。まあ、勝負は「要するに大人になったって事だ。良かったじゃん、一夏。」
零はそのままセシリアに任せておいては長くなると思い、要点だけを話した。
「しかし、セシリア分かってるね~。でも、なんで柊君まで?」
「俺は、ただ単に一夏に任せただけ。俺よりも、一夏の方が適任だし。」
「まあ、そうだよね~。折角男子がいるんだし、持ち上げないとね~。」
「・・人気者だな、一夏。」
「・・そう思うか?」
一夏の横でジュースを飲んでいた箒がそっけ無く言い、一夏もそっけ無く答えた。
「・・ふん。」
「何でそんなに機嫌が悪いんだよ?」
すると、不意に二人の前からカメラのシャッター音が聞こえた。
「はいは~い。新聞部で~す。ああ、セシリアちゃんと零君も良いかな?注目の専用機持ちだからねぇ~。握手とかしてると、良いかもね。」
「3人で、ですの?どうせなら2人で・・。」
「だ、そうだけど、零君は?どうする?」
「あ、どっちでも。」
「じゃあ先ずは一夏君とセシリアちゃんからね。零君はその後で。」
「あの、撮った写真は当然頂けますのよね?」
「そりゃ勿論!はい、じゃあ立って立って!」
セシリアが嬉しそうな反面、一夏は渋々と言った感じで立ち上がった。
「じゃあ、握手して貰えるかな~?」
一夏とセシリアはまるで恋人のように手を繋いだ。
その裏で、箒は嫉妬した様に2人を見ていた。
「それじゃあ、撮るよ~。は~い。」
新聞部の女子が写真を撮る瞬間、他のクラスメイト達が写真に入り込んだ。
「何で全員はいってますの!」
「まあまあまあ。」
「セシリアだけ抜け駆けは無いでしょ。」
一夏は苦笑いしていた。
その後は、零も写真を撮って貰った。
勿論、3人の写真である。
その夜、零はまた呼び出された。
今度は千冬1人であった。
「柊、ちょっと良いか?」
「・・?はい。」
2人は前に来た部屋に入った。
「お前とあのウルトラマンの事でだ。」
「・・・。」
「お前が変身する所はこの目にしっかりと焼き付けた。その上で聞こう。お前の正体は何だ?この世界にはウルトラマンは愚か怪獣の出現例も無かった。それに、ウルトラマンは空想上の物語だ。しかし、そのウルトラマンはお前だ。どう考えてもお前は別の世界の人間としか言えない・・違うか?」
「・・全てその通りです。」
「やはりな。だが、前にも言ったが、この事は決して口外したりしない。お前の正体を言ってみろ。」
「本来は言ってはいけないんですが・・話しましょう。僕も元々は普通の人間でした。ですが、事故に会い、命を失ってしまいましたが、あの巨人ーーーウルトラマンゼノと一体化し、ルシフェルと言う魔獣から地球を救い、そして地球を離れました。そして、M78星雲に行き、ウルトラセブンに頼まれ、この宇宙の地球に来て、この学校の生徒としてこの地球の防衛に着いたんです。」
「ふむ。話が話だが、嘘では無さそうだな。・・分かった。ではこれからは我々がお前をサポートしよう。ISで怪獣を退治出来るかどうかは分からないが、我々も出来る限りを尽くそう。」
「ありがとうございます、織斑先生。後、1つ良いですか?」
「何だ。」
「僕がウルトラマンとは言っても、いつも通りでお願いします。」
「元よりそのつもりだ。」
千冬は得意気に笑った。
その笑顔に、零は絶対なる信頼を得た。
「じゃあ、もう戻って良いぞ。」
「はい、失礼します。」
零は自分の部屋に戻り、テレビをつけた。
そこでは、『ウルトラマンX』が始まっていた。
「・・エックス・・か。一度会ってみたいものだ。」
そう呟きながら、その番組を見ていた。
そして次の日、クラスは2組のクラス代表が変わった事で盛り上がっていた。
何でも、この時期にまた転校生が来たらしい。
「どんな奴だろ?強いのかな?」
「今の所専用機を持ってるの1組と4組だけだから、余裕だよ。」
「その情報古いよ!」
すると、1人の女子が来て、全員その方を見た。
「2組も専用機持ちがクラス代表になったの。そう簡単には優勝出来ないから!」
全員が驚いているなか、最初に口を開いたのは一夏だった。
「鈴?鈴か!?」
そう言いながら一夏は立ち上がった。
「そうよ!中国代表候補生、鳳鈴音!今日は宣戦布告に来たって訳!」
「あれが2組の候補生?」
「誰ですの?一夏さんと親しそうに。」
「鈴?何格好付けてるんだ?すっげー、似合わないぞ?」
一夏は半分からかうような口調で言った。すると、鈴は怒ったように、
「なっ、なんて事言うのよアンタは!」
と、言った途端誰かの拳が鈴の頭に飛んだ。
「いったー!なにすんの!?」
鈴の後ろには千冬が立っていた。
「もうSHRの時間だぞ。」
「ち、千冬さん・・。」
「織斑先生と呼べ。さっさと戻れ邪魔だ。」
「す、すいません・・。」
鈴は、横に退いた。
「また後で来るからね!逃げないでよ一夏!」
「アイツが代表候補生・・。」
「つか、一夏、逆に逃げれるの?」
「普通に無理だろ。」
そして、昼になり、零達は食堂に移動した。
「びっくりしたぜ。お前が2組の転校生だとはな。連絡くれりゃ良かったのに。」
「そんな事したら劇的な再開が台無しになっちゃうでしょう?」
「なあ、一夏、早く言ってくれよ。そいつとお前はどういう関係なんだ?」
「ああ、悪い。紹介するよ。鳳鈴音。俺が小5の時に箒と入れ違いに入って来たんだ。」
「入れ違い?」
「私が小4の終わりに引っ越してしまったんだ。」
「あっ、そう言うこと。取り敢えずどういう事かは分かった。」
「一夏、この2人は?」
「私は篠の之箒。宜しく頼む。」
「俺は柊零。宜しく。」
「私は鳳鈴音。改めて宜しくね!」
零達と鈴の自己紹介が終わり、昼食も終え、教室に戻った。
午後の授業はISの実習で、何人かでグループを作り、その中の2人で模擬戦を行い、残りのメンバーがレポートを書くと言う物である。
零と一夏は同じグループになり、そのままの勢いで零と一夏が戦う事になった。
「取り敢えず、それなりに。可視出来る速さで俺もやるからさ。」
「おう。じゃあ、頼むぜ。」
零と一夏はISを起動させた。
一夏のは[白式]。零のとは違いグレーを基調としていた。
千冬の号令で一斉に模擬戦が始まった。
「よし、じゃあ行くぞ!」
「おう、こっちも全開で行くぞ!」
零と一夏は剣と刀を同時にカチ合わせた。
今回はここまでです。
一応、今はテスト中なので更新ペースが遅れるかもしれません。
後、零についてですが、零の姿はエヴァのレイのロングヘアーVerだと思ってください。
ゼノについてはギンガビクトリー、ティガ、ダイナを合わせたような感じです。
取り敢えず格好良い感じにイメージしてください。