今回も少し入れなさそう・・・
真耶とセシリア・鈴コンビは戦闘を開始した。
「デュノア、山田先生が使っているISの解説をして見せろ。」
千冬はシャルルに解説をさせた。
「は、はい。山田先生のISはデュノア社製ラファエル・ディヴァイブです。第二世代開発最高機ですが、そのスペックは初期第三世代にも劣らないものです。現在配備されている量産ISの中では最高ハズでありながら、世界第三位支援を持ち、装備によって格闘、射撃、防御と言った全タイプに切り替え可能です。」
シャルルが話し終わる頃には大きな大爆発と悲鳴と共に勝負は終わり、セシリアと鈴は地面に激突した。
「うう~、まさかこの私が・・・」
「アンタねぇ~、何面白いように回避先読まれてんのよ!」
「鈴さんこそ、無駄にバカスカと撃つからいけないのですわ!」
二人がいがみあっている間に真耶は二人の前に着地した。
「これで諸君にも教員の実力が理解出来ただろう。以後は敬意をもって接するように。次に、グループになって実習を行う。リーダーは専用機持ちがやること。では別れろ!」
千冬の号令と共に女子達は一夏やシャルルの元に近寄って行った。
そして勿論この男も例外ではなく・・・。
「柊君、一緒に頑張ろう!」
「分かんないとこ教えて~。」
「オッケー。じゃ、やってこうか。」
零や一夏、シャルル等の専用機持ち達はISの解説等を始めた。
「じゃあ、最初は装着からやっていこう。まずはISに慣れないとな。えっと、最初は・・。」
「はいはーい!まずは私でーす!9番、藤森百合でーす!陸上部で、趣味は走る事です!宜しくお願いしまーす!」
藤森は挨拶し、礼をして手を差し伸べた。
するとそれを見た他の女子も、同じように礼をして手を差し伸べた。
「あ、えっと・・・。」
零は周りを見渡すと、他のグループも同じような状態になっていた。
[人気者だな、零]
(・・・ああ、そうだね。ハハ、ハハハ。)
リュウセイに言われ、零は苦笑いするしかなかった。
最初の女子生徒のISの装着が終わり、次の生徒が装着しようとした。
「でもこれじゃ登れないんだけど・・・。」
「あっ、そうか。えっと・・。」
零が困っていると、見回りをしていたであろう真耶が寄ってきた。
「あ~、最初の内よくあるミスですね~。柊君、乗せて上げて下さい。」
「えっ「ええっ!?」
「柊君、リュウセイを出して下さい。」
「うい。」
零は腕輪を光らせ、リュウセイを出した。
「それで、どうするんですか?」
「運んで貰うんですよ。コクピットまで。」
「「「ええー!?」」」
真耶がそう言った瞬間、他の女子達が声を合わせて文句のような声を出した。
「は、運ぶの?」
「・・ま、仕方ないか・・。」
零は次に乗る女子の元に近寄った。
「落ちないように気をつけてくれよ。」
そう言うと零は、女子を抱き上げてコクピットまで運んだ。
「乗り方は分かるよな?」
「あ、ええ、はい・・・。」
女子は顔を赤くして答えた。
「じゃ、起動と歩行をやって交代だ。」
「は、はい。」
そして、昼休み。零は一夏に誘われ、屋上に来ていた。
そこにはシャルルや箒、セシリア等がいた。
「・・・どういう事だ。」
箒は苦い顔をして聞いた。
「大勢で食ったほうが旨いだろ。」
「あ、俺もその一人って訳ね。」
「それに、シャルルは転校してきたばっかりで、右も左も分からないだろうし。」
「そ、それはそうだが・・。」
箒と鈴とセシリアは何故かにらみあっていた。
「ええっと、本当に僕と零が同席して良かったのかなあ。」
「ま、別に良いんじゃないの。」
「それに、男子同士仲良くしようぜ。今日から部屋も同じなんだし。」
「・・・ありがとう。一夏って優しいね。」
そう言われて一夏は顔を赤くして照れた。
「俺はまだ個人部屋な訳ね・・ま、良いけど。」
「なぁに照れてんのよ、アンタ。」
「べ、別に照れてねえぞ。」
「顔が隠しきれてないぞ、一夏。」
鈴は持っていた弁当箱を開けた。
「おおっ!」
「良いじゃない!」
その弁当箱の中には酢豚が入っていた。
「酢豚だ!」
「そ、今朝作ったのよ。食べたいって言ってたでしょ。」
セシリアは咳払いをして、一夏と零を呼んだ。
「一夏さん、零さん。私も今朝はたまたま偶然早く目が覚めましてこう言う物を用意してみましたの。イギリスにも美味しい物がある事を納得して頂けませんかね?」
「へぇ~、言うだけあるな。それじゃあ、こっちから。」
一夏はセシリアの作ったサンドイッチを口に運んだ。
「!!」
食べた瞬間、一夏は顔を青くした。
「いかが?どんどん召し上がって下さって構いませんのよ?」
「い、いや、あ、後で貰うよ。」
「おいおい、貰える物は貰えよ。」
「零さんもどうぞ。」
「じゃあお言葉に甘えて。」
零はセシリアのサンドイッチを口に入れた。
そして、次の瞬間、硬直し、そのままゆっくりと飲み込んだ。
「・・・一夏。」
「?なんだ?」
「やっぱ、イギリスの料理は酷いわ・・。」
「・・・。」
【一体何が入っていたんだ・・・。】
「えっと、次は箒の。」
「私は、これだ。」
箒はそう言い、弁当箱を開けた。
「おおー!凄いな!どれも手が込んでそうだ!」
「つ、ついでだ、ついで。あくまで、私が自分で食べるために時間を掛けただけだ。」
「あの、何でも良いんで下さい・・。」
「まあ、そうだとしても嬉しいぜ。箒、ありがと。」
一夏は箒の弁当箱の中身を一つ取り出した。
「じゃあ、まあ、いただきまーす。」
一夏は唐揚げを一つ口に入れた。
「ああ~、旨い!これって結構手間がかかってないか!?」
「味付けは生姜と醤油、おろしにんにく、それと、予め醤油を混ぜてある。それと、隠し味に大根おろしを適量だな。」
「じゃあ、俺も。」
零も唐揚げを口に入れた。
「ああ~、旨い!これ良い!」
「ああ、本当に旨いな!箒、食べなくて良いのか?」
「・・・失敗したのは全部自分で食べてしまったからな。」
「ん?」
「あ、ああ。いや、大丈夫だ。まあ、その、なんだ。美味しかったのならいい。」
「箒も食べてみなよ。ほら。」
一夏は箒の口元に唐揚げを箸で運んだ。
「な、なに。」
「ほら。食ってみろって。」
「そ、そうか。それでは・・。」
箒は唐揚げを口に入れた。
そして、味わってから、箒は嬉しそうに目を細めた。
「良い。良い物だな。」
「だろ!?旨いよな、この唐揚げ。」
「唐揚げではないが・・うん。良い物だ。」
シャルルはその様子を見て察した。
「あっ!これってもしかして、日本のカップルがするって言う[はいあーん]って言う奴「まて、シャルル。それ以上は言うな。」
零はシャルルの口をふさいだ。
「なんでこいつらが仲良いのよ!」
「そうですわ!やり直しを要求します!」
「それなら、皆一つずつおかずを交換しようよ。食べさせあいっこなら良いでしょ?」
「ん?まあ、俺も良いぜ。」
「俺もどっちでも良い。」
「ま、まあ一夏と零が良いって言うんならね。」
「私は、本来ならばそのようなテーブルマナーを損ねるような行為は良しとはしませんが、[郷に入っては郷に従え]ですわね。」
「じゃあさっそく、はーい酢豚食べなさいよ酢豚!」
「一夏さん!サンドイッチをどうぞ!」
一夏は二人に言われて戸惑った。
そして、食事が終わった瞬間、巨大な地響きが起きた。
「な、なんだ!?」
「ゴアアアアッ!」
地中から現れたのは、巨大なムチを持った怪獣、地底怪獣グドンが現れた。
「おっと、こいつは不味いな。一夏、シャルル。この三人を連れて逃げろ!」
「あ、ああ!」
二人はセシリア達二人を避難させた。
零はゼノブラスターを取り出し、振り上げた。
「ゼノーー!」
「ねえ、一夏、零は逃げなくて良いの?」
「アイツはいつもISで怪獣と戦っているんだ。俺たちは逃げよう!」
シャルルは扉の間からそっと零の様子を見た。
「!!」
そこには、零が光に包まれている光景が広がっていた。
「セャッ!」
ゼノはグドンの前に立ち塞がり、ファイティングポーズを構えた。
「さっさと終わらせて貰うぜ。セャッ!」
ゼノはグドンに向かって走り出し、その勢いで胸を蹴り、グドンを蹴り倒した。
グドンは素早く立ち上がり、ムチで反撃したが、ゼノはそのムチを掴み、グドンの体を地面に叩きつけた。
グドンは地中に逃げようと地面に潜ろうとした。
「にがさないぜ!」
ゼノはグドンの尻尾を掴み、空中に放り投げ、拳に炎を纏わせ、グドンの元に飛んで行った。
「ゼノバーニングナックル!」
ゼノはその拳でグドンの体を貫通した。
そして、振り向き、ゼノクロスショットを放ち、グドンは爆発、四散した。
ゼノはそのまま上空の彼方に飛んで行った。
その夜、零はベッドでくつろいでいた時であった。
扉からノック音がした。
「どうぞ~。」
「零、ちょっと良い?」
入ってきたのはシャルルだった。
「おう。どうした?何か用でもあんのか?」
「用って言うか・・その、聞きたい事があるんだけど。」
「? 」
「あの巨人・・って、零?」
「!・・・な、何のこ、事だ!?」
「じ、実はね。僕、見たんだよ。零が光に包まれるところを。」
「・・・。」
「しかも、その光はあの巨人姿を変えてあの怪獣と戦ったんだよ。」
「・・・要するに、全部バレたって事ね。分かった。この事は内緒にしておいてくれ。例え一夏にも言っては駄目だ。俺もなるべくそう言う事はしたくはないが、こればっかりはどうしようも無い。頼む、分かってくれ。シャルル。」
「・・分かったよ。僕は誰にも言わない。約束するよ。」
「・・・!ありがとう、シャルル!」
「ふふ。どういたしまして。じゃあ、また明日ね。お休み、零。」
「ああ。また明日。」
シャルルは部屋を出た。
「さてと、俺も寝るかな・・。」
零はベッドに横になり、眠りについた。
今回はここまでです。
アニメ見ながら書いていたんですが、今回の最初のシャルルのセリフって何て言っていたんでしょう?
誰か教えて下さい。
次こそは、ラウラを入れる!・・と思う。