「よし、話がそれてしまったけどまず6人パーティーを組んでくれ」
席に戻っていざこざが終わった後またディアベルが会場の指揮を取り始め各自でプレイヤーがパーティーを組んでいくなか俺とアスナは完全にあぶられた。
「ど、どうしよう…カイルくん…」
「どうするったって…」
悩んでいるうちにも回りは組み終わっていく。
「あんた達もあぶられたのか?」
そんな俺達にまだ幼さが残る中学生だろうか?黒髪の男性プレイヤーが寄ってきた。
「そういうこともあんたもか…もう残ってる人も居ないようだから組もう」
パーティーを組むことが決まり彼が俺達に申請を出すとそれを承諾して彼の名前とHPが表示された。
「キリト…か…」
「アスナに…カイルだな…ボス攻略だけの暫定だがよろしく頼む」
「それじゃあ組み終わったかな?それじゃあ話を進めるよ、つい先程、ガイドブックの最新版が配布された」
新しいガイドブックを所持されていたことに回りは動揺する。
「この本によるとボスの名前はイルファング・ザ・コボルト・ロード、取り巻きにルイン・コボルト・センチネルといつモンスターが要るらしい」
「ボスの武器はバックラーとアックス、最後のHPになると…っ!?刀スキルの野太刀に変わるようだ」
「刀スキルだって!?」
「そんなモンスター今まで一層にいたか!?」
「野太刀…だって?一層のボスはタルワールじゃなかったのか」
隣のキリトが言う言葉を耳にしてキリトがベータテスターだということは理解した。
確かアルゴも同じこといっていたからな
そんなことを他所に会議はディアベルが先導の元着々と進められていく。
「ボス攻略には明日の昼13時中央広場に集合だ、それじゃあ解散!」
「それじゃあ俺たちも行くか…」
「うん、そうだね」
「ま、待ってくれ」
そういうとプレイヤー達はぞろぞろと立ち去っていき俺とアスナもこの場から立ち去っていこうとするが後ろのキリトが俺達を呼び止める。
「ボス戦では連携もとることになるから…」
「えっと…」
突然に誘われたかは戸惑うアスナ、その横では俺は少し考え連携が取りやすいほうがいいと思った。
「別に構わない、それで何処でする?」
「人目さえ気にならないなら何処かの酒場で構わないけど」
「人目はちょっと…」
やはり、人目を気にしているアスナは酒場でするのは気が引けている様子だ。
「それじゃあ借りてる部屋になるけど…」
「まあ、それが妥当だな」
「俺の借りてる部屋が大きいからそこでしよう」
町中を歩いていきたどり着いたのは宿屋ではなく一般の農家、キリトの話ではこういう所でも泊まることができるらしく中は俺達が泊まっている宿より充実した部屋が広がっていた。
「条件をクリアするとこの部屋を借りれることができるんだ」
「へえ、俺達がいる場所より充実してるな」
「ああ…偶然見つけたんだ」
キリトの歯切れが悪い…まあ既にわかってるんだが…
「カイルくん!!」
後ろからアスナの驚く声で俺を呼び後ろを振りかけると横にある扉を見ていた。
「こ、これ」
扉の上にある看板を見るとそこになバスルームと地球では英語…俺達言えばミッド語で書かれている。
「ああ、此処、風呂もついてるんだ」
滅多に使わないけどと付け足した直後アスナが高速でキリトに詰めよる。
「えっと…」
「お風呂…」
「はい?」
「お風呂貸してくれない?」
ここ一ヶ月風呂場など存在しないと思っていた、だが、やはり女というなは清潔を重視する傾向があるからお風呂があると言われればここまで食いつくのもうなずける。
アスナはバスルームに入ってしばらくその間にバスルームから気持ち良さそうなアスナの声が聞こえて俺達は驚いたのは余談で互いにこれからのボスのことを話していた。
「所で…キリト」
「なんだ?何か問題でもあるか?」
「いや、問題はないさ、けどキリトって元ベータテスターだろ?」
それを口にした瞬間キリトは持っていたガイドブックを地面に落とした。
「ああ、別に凶弾するつもりはない、それと誰かに聞いたとかじゃなくてあの会議でのキリトの反応で結論付けただけだから」
「…カイルは恨まないのか?俺達元ベータテスターを情報を独占しているやつだっている…それで沢山のビギナーが死んだのは事実だ」
キバオウの話でやはり、負い目を受けていたか…
「別に、それは自身が動いた結果…いわば自業自得だと俺は思うし、別にベーターを恨む道理がない」
「そうか、その…そう言ってくれると気が軽くなるよ」
「別にお礼をすることでもない」
キリトの気も軽くなって直ぐに部屋のドアにノックされた。どうやら誰かが来たようだ
「誰だ?」
「この叩き方は…」
キリトは心当りがあるのか、部屋のドアを開けると、俺も見知った人物がたっていた。
「ヨを、キー坊」
「やっぱり、アルゴか…もしかしてアニールブレイドの売却の話なら無しだぞ」
「わかっタよ、ん?」
キリトとの間で何やら話があるのかそれの話し合っていると、アルゴが俺に気づく。
「カーくん、やっぱり、キー坊と一緒ニいたんだな」
「同じパーティだからな…それより、やっぱりって」
アルゴが口にしたやっぱりという言葉に気になり聞いてみるとアルゴは小悪魔のような笑みを浮かべる。
「聞いたゾ、攻略会議のあとにキー坊とカーくんが二人で赤いフードをきた女プレイヤーを周囲に見せびらかすように去っていったと」
「明らかにデマだろ!」
「というか、アルゴじたい、俺やアスナのことは知ってるだろ、それにキリトとも腐れ縁みたいだし」
明らかな嘘話にキリトは強く否定し、俺もアルゴならデマだと直ぐにわかるだろうと冷静に話す。
「カーくんの言うとおリ、だガ、ネタとしてら面白いだロ?」
「本人としたら面白くない話だな」
つうか、その情報源は誰だよ
「それじゃあ、少しお邪魔させてもらうよ、オレっち、夜間装備に変えたいからナ」
そういって、キリトの横を通りすぎ、直ぐ近くの部屋で装備を変えようとしたとき俺は気づいてしまった。
アルゴが開けようとしているそこは今現在アスナか使用していて現状入ってはいけない
キリトも止めようと動き出したが既に遅い
俺は防ぐことをできないと瞬時に察知し部屋の窓を開け窓に足をかける。
その足を開けた直後アルゴが
「おう、これはこれは」
キリトは
「キー坊、短い間だっタ」
「キリト…グッドラック」
火花に巻き込まれないよう、俺は窓から外に飛び出し、アルゴもまた直ぐ様去っていく
「いやあぁぁぁぁっ!!!」
「待て!これにはわけがぁ!!」
そして俺の飛び降りる最中にはアスナの羞恥心の悲鳴とキリトの弁明の断末魔が耳に届くのであった。