地上のエースオブエースと呼ばれた騎士R   作:ウィングゼロ

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前回のお話!

攻略組から抜けることになったアスナはアルゴと再会する。
アスナはアルゴにカイルの居場所を聞くが教えてくれないアルゴ、そんな中アルゴは同じくカイルのことについて知りたいプレイヤーがいるという話を口にしてそのプレイヤーと待ち合わせ場所の黒宮殿の前に向かうとアスナ達の前に現実世界でのカイルの同僚となのるセレナと対面する


交渉

『カイルくんの…同僚?』

 

黒宮殿の前で待ち合わせしたプレイヤー…セレナさんという名前だけど話から聞く限り、カイルくんとは現実での知り合いで間違いないみたい。

 

「なるほど、カーくんとはあっちでの知り合いカ…まあ、立ち話も何ダ…すぐそこに腰を休めるトコロがあるから…そこで詳しく話そう」

 

アルゴさんもセレナさんがカイルくんのリアルでの知り合いだと悟ると立ち話もなんだと近くのベンチまで移動して腰を下ろす。

 

「さて…ット、それであんたは…カーくんの情報が欲しいって言ってたケド具体的に何が知りたいんダ?」

 

「カーくん?ああ、カイルのことね…勿論、彼の居場所です…私は彼に会わなければならないと行けないんです」

 

アルゴさんとセレナさんの間で交渉が始まり、まずアルゴさんにセレナさんは何を聞きたいのかアルゴさんは訪ねると私と同じくカイルくんの居場所を教えて欲しいと訪ねられるけど…アルゴさんはやっぱりかという顔で苦笑いしている。

 

「カーくんの居場所は…悪いがお姉さんには話せないんダ…カーくんとは契約をしてるんデネ」

 

そう契約…これによってカイルくんとアルゴさんの間には特別なパイプがあると誰だってわかる。

 

言えないと言われて少し考えるセレナさんすると直ぐに次の手と口を開ける。

 

「では…カイルはその契約にどれほど報酬を?良ければ私はそれを上回る金額を提示します」

 

まさかの買収!?なんか…私が想像する以上の交渉が…繰り広げられてるいるんですが…

 

「まさか買収するのカ?ニャハハハ、これはたまげタ…けどお姉さん、カーくん以上の額を出せるトは思えないケド…」

 

「聞かなければわかりません…恐らく彼のこと…何やら重大な契約のはず…契約報酬はリアルマネー…違いますか?」

 

え!?ちょっ!?カイルくんの契約って現実のお金使っているの!?

 

「凄い洞察力ダナ、そうだぞ、カーくんが支払う金額はこれだ」

 

そういってアルゴさんはニヤニヤとした表情で手の指で8を表す。

 

8ってことは8000円?…けどそれだと少ないし…もしかして80000!?

 

か、カイルくん!?本当にそんなに支払うの!?これって実はリアルマネーは嘘でコルっていうドッキリじゃないよね!?

 

「…800000…いいえ8000000ですか?カイルも大きく出ましたね…それほどあなたの情報屋を、かっていると言うことでしょう…」

 

…あれ?いま物凄い金額が出て来たんだけど…

 

『じゅ、十万!?それに百万!?あ、アルゴさん!?カイルくん一体どれだけの金額を提示しているんですか!?こ、これってドッキリとかじゃないですよね!?』

 

明らかに私達の年代では直ぐに集められないぐらいの金額になってる…お願い嘘なら嘘って言って!

 

「ニャハハハ、アーちゃんも流石に取り乱すヨナ…実はカーくんが提示した金額は…8000…」

 

あ、よかった!8000円だ…もう本当に驚かさないで…

 

「万円なんだナ~ニャハハハ」

 

……

 

え?

 

『は、八千万っっっ!!???』

 

「…これは幾ら何でも予想外…いや、確かにカイルなら払えるだろうけど…」

 

八千万ってもうこれ…普通の人では到底提示できない金額だよ!?一体カイルくんその金額どうするの!?それにセレナさんの反応も可笑しいよ!だって今カイルくんなら支払えるって軽く言っちゃったもん!

 

この交渉の場に何故が普通の人は私だけなのだろうかと思いながらも…アルゴさんとセレナさんの交渉を横でみる。

 

「八千万…流石に個人で支払える金額ではないですね…カイルあまり、お金使ってなかったから…ここぞと出してきたんですね……局からアルゴさんの報酬金…経費で落とせないかしら…流石に八千万は…無理かな…」

 

流石にセレナさんも無理な様子…でもなんか後半からぶつぶつと何か言ってるみたいだけど…聞き取れない。

 

「流石に…無理だから…カーくんの居場所と目的ハ…聞くのは諦めてくれ…」

 

「…どうやら、そのようですね…はぁ…居場所は…自力で突き止めるしかないでしょうね…目的の方はなんとなくわかるので別に構いません…」

 

『っ!!?』

 

セレナさんの言った言葉に私は驚愕した。

 

彼女はカイルくんの今やっていることの、目的を知っている?誰かから聞いたのだろうか、それにそれを聞いてアルゴさんまでと驚きの顔を隠せていない。

 

「な、本当…二カ?」

 

「ええ……こちらにも時間は余りありません…情報が聞けないのでこれで私は失礼します」

 

「ま、待つんダ!」

 

もうここにいる意味はないと立ち去ろうとするセレナさんをアルゴさんが止める。

 

「1つダケ聞かせてくレ…あんたは…外から来たのか?」

 

『外?え?まさか!』

 

アルゴさんからの口にされた言葉その意味をわかった私も驚く。

 

「…ええ、私は…カイルを連れ戻すためにこの世界に来ました」

 

つまりこの人はデスゲームだと知っていてこの世界に来たプレイヤー!?

 

『ちょっと待って…カイルくんを…連れ戻す?』

 

セレナさんのいった言葉が引っかかる…連れ戻すって現実に戻るにはゲームクリアしか方法は…

 

「…納得してもらうには手札を晒す必要があるみたいね…」

 

仕方ないとセレナさんは呟きそして彼女は口を開けこういった。

 

「私とカイルは詳しくは話せませんが…とある軍事組織に所属しています」

 

『軍事組織…?』

 

「カイルが敵の罠でこの世界に囚われ…組織の上は所詮ゲームと軽視していましたが…一ヶ月、二カ月と月日が経過してもカイルは帰ってくる様子はない…流石にこれ以上彼不在の朝を埋めなければならない、上も流石に重い腰を上げなければならなかった…そして私に告げられた命令がこの世界に囚われている、カイル・デュナミスの救助」

 

セレナさんはカイルくんと一緒で軍人で…カイルくんも…軍人…セレナさんはカイルくんを連れて帰る命令を受けてここに来た。

 

色々と新しい情報が多すぎて混乱してしまう私だがあるひとつの疑問が浮かび私はそのことを口にする。

 

『…でもこの世界から出るにはゲームクリア以外方法がないはずよ』

 

それが、茅場明彦が提示した唯一の脱出方法…それ以外に抜け穴なんて…

 

「それならご心配なく…手は打ってます」

 

『で、でも、カイルくんが居なくなったらみんな困るの!』

 

さらっと返されたことで、私は焦りを募られながらこの世界の攻略にはカイルくんがいると反論するがそれを平然と聞いてセレナさんは依然冷静にしゃべる。

 

「問題ありません、カイルと脱出した後…私とカイルでこの事件を外から終わらせます」

 

『外から!?』

 

「ええ、これで問題はないでしょ?それに先程からカイルの名を聞きますがあなたは…カイルの何なのですか?」

 

『私は…カイルくんのパートナーよ!』

 

カイルくんのなにかと言われて咄嗟にパートナーだと主張する。

 

「あなたが…カイルの?…」

 

じっと私を見るセレナさん私を観察しているのであろうかじっくりと私を見ている…

 

「……にわかに信じられません……彼のことはどれだけ知っていますか?」

 

『え?それは』

 

カイルくんのことを訪ねられ動揺する私、間違いなくセレナさんの方がカイルくんのことを知っている…私が知っていることは殆どない。

 

「やっぱり、知らないですね…なら、一つだけいっておきましょう…あまり、カイルとは関わらないでください…あなたとカイルとでは住んでいる場所が違うんです」

 

冷酷とも思える一言が、私の胸に刺さる。

 

ここで得た情報でもカイルくんは私とは住む場所がちがうとわかった。

 

『けどわたしは!』

 

それでもカイルくんの隣にいたいと言おうとした矢先だった。

 

「あ、アスナお姉ちゃーん!」

 

すると向こうの方から教会にいる子供が血相を変えてこちらに向かって走ってきた。

 

『ど、どうしたの!?』

 

思考を切り替えて、私は子供の方に耳をかたむける。

 

「ま、また軍の奴らがやってきたんだ!税金を払えって今、先生と教会前で対立してる」

 

『っ!』

 

こうしてはいられない!私は急いで教会へと向かうためこの場を後にした。

 

 




いつも駄作者の小説を読んでいただきありがとうございます。

前回の投稿後に寿弘様からコメントをもらいました。
寿弘様本当にコメント、ありがとうございます

これからもコメントや評価などどしどしと募集いたしております。
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