地上のエースオブエースと呼ばれた騎士R   作:ウィングゼロ

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前回までのあらすじ
セレナの言葉により強くなろうとする執念により闇に落ちたアスナ、責任を感じるアルゴと偶然居合わせたキリトはその狂行を止めようとアスナを説得するが徒労に終わる。

その頃一方現実でもユミナ達はとある理由で地球へと降り立っていた。


現実での出来事

ユミナ達が何故地球に来たのかそれは、2日前に遡る。

 

モニカSIDE

 

『今日は忙しいところお時間をいただきありがとうございます。ハムラヒル准将』

 

「デュナミスの長女が直々に来るとなったんだ…っで今回はどういった話で?もしや。ようやく我々管理局の傘下になる決心が…」

 

私は今、クラナガンの中心部に立つ管理局の地上本部にいて、地上本部の幹部、ハムラヒル准将のもとにやってきていた。

 

そして面会した直後、私達が傘下になりに来たのか聞かれるけどこの人達まだ私たちを取り込もうとしてるのね…

 

正直言ってデュナミス家と管理局の仲はとても良くない。

 

新暦になってからの管理局の管理に異論を告げたのがおじいちゃんで、そこから何度か管理局とは衝突を繰り返してきた。

 

特に管理局の別の次元世界の管理を行った時点でその状況は変化した。

 

他の次元世界の平和のために次元世界を守る魔導師が大勢、海へと回され地上は新暦でかつてないほどに荒れた。

 

それを正したのがおじいちゃんが発足した騎士団…騎士団の迅速な活躍で治安はそれなりに収まったけど勝手に動いた何とか言って管理局が反発…けれど、その時、クラナガンの市民達のほとんどが騎士団を支持し追い込まれた局員はクラナガンの北部の治安維持という大義名分を与え最悪の事態を回避させた。

 

そしてそれからも管理局とは小さいいざこざで揉めてはいるがカイルが局員なったこともあり、全て大事にはいたらなかったけど、カイルがSAOに囚われたことで事態がまた悪化した。

 

『いいえ、残念ながら私の一存では決められない事案なので…今回私が来た理由は…小耳で挟んだのですが…地球で起きている集団昏睡事件…その元となってるSAOに有能な局員を送り込んだと耳にしたのです』

 

カイルからの情報で知ったセレナちゃんがSAOにやってきたことを彼の前で話すと眉が少しピクリと動いたが平然な顔をして返事を返してくる。

 

「いや~流石は天下のデュナミス家、お耳が早い、ええつい先日、グランガイツ三尉をデュナミス二尉の救出のためあのゲームに入りました」

 

『そうですか、今回はその確認だけのためにこちらに来させてもらいました…ありがとうございます。それでは私はこれで』

 

そういって腰を据えていたソファーから立ち上がる。

 

「そうですか…あのよろしければこれからお食事でもご一緒に…」

 

『申し訳ございません、この後も用事が立て込んでますので』

 

お食事を誘われたけど私は用事があると平然と嘘を吐く。

 

「そうですか…それは残念だ…またいつか機会があればご一緒に」

 

『はい、その時があれば…』

 

そういって部屋から退出し居心地の悪い地上本部から直ぐに出て建物の角を曲がり地上本部の視界から外れると大きな溜め息を吐く。

 

『はぁ…何なのよ、あいつ、私のこと完全に変な目で見てたし、なにが、お食事でもご一緒にって…確実に下心見え見えじゃない!』

 

気が緩んだから私は心の中で溜め込んでいたものをはき出す…それはもう盛大に…

 

「中々、ストレスを溜め込んだみたいだね」

 

そう、男性の声が聞こえてきてそちらに振り向くと高級車に乗る金髪の男性がそこに居て私は彼の姿を見て微笑みながら返事をした。

 

『ジョシュア!』

 

「やあ、モニカ、管理局の件は終わったんだろ?これから美味しいお店に二人でどうだい?」

 

『賛成!いきましょう!』

 

ジョシュアの誘いに即答で答える私。

 

彼の名前はジョシュア・ウィル・クルス、デバイス製造のアレクサンダー社の社長の御曹子で次期社長、私とは大学院で同期で、そして何より…私の彼氏

 

私は彼の車の助手席に乗るとジョシュアは車を出してそのお店へと向かっていく。

 

「それにしてもこの前は驚いたよ、まさかモニカから地球に住む、結城明日奈に関して、調べてほしいなんてね」

 

『本当にごめんね、いきなり変なこと言って…けど今後、必要になるかもしれないの』

 

私があの日掛ける保険…あの時連絡を入れたのはジョシュアであり、彼はかなり顔が広いために地球にいる総務省の友人からアスナちゃんの情報を得た。

 

「でも、君がそこまで言い張るんだ、その可能性は否定できないね…」

 

『ありがとう』

 

あくまで予想のために外れるかもしれないけどそれを信じて調べてくれた彼に対してお礼の言葉を伝える。

 

「けど、この時期に君が地球に行けば管理局は警戒するんじゃないかな?デュナミス家の長女なわけだ」

 

『ふふ、それはちゃんと考えてるわよ』  

 

さてと、今頃ユミナは学校かしら?

 

 

ユミナSIDE

 

一方その頃…St.ヒルデ魔法学院、ここは私は勿論、カイルも通っている学院で今日も私は学院の授業を受けて昼休みに持ってきたお弁当を広げる。

 

「ユミナ少しいいかしら?」

 

そう、いって来たのはいつも一緒に食べているリアラとダインがやってくる。

 

「ユミナ、少し聞きたいことがあるんだけどいいかな?」

 

ダインが私に気になっていることを聞こうと近くの席に座る。

 

「この頃、カイルが学園に来なくなりましたけど…カイルになにかあったんですか?」

 

ダインもカイルのことが心配で訪ねてきた。いやそれはこの教室にいる全員が思っていることだろう。

 

『…うん、わかった…今日、家に来て』

 

この二人なら私とカイルの親友だから話しても構わないだろう。

論より証拠だ…だからふたりを連れて行こう…カイルの所へ…

 

 




どうも!駄作者のウイングゼロです。

今回もお読みいただきありがとうございます。
今回はちょっと長くなりそうだったのでここで一旦、区切りました。

コメント、評価もちろんのこと大募集しております。気軽に投稿してくださいね


次回も現実世界がメインです。これからもよろしくお願いします。
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