前回のあらすじ
ダイン達を連れてデュナメス家へと戻ってきたユミナ、カナの部屋にてSAOで戦いっているカイルと久々の語り合いをするダインとリアラ、その後ユミナの部屋に来たモニカの妙案でユミナはダインとリアラも連れて地球へと向かうことになった。
ダインとリアラが同行することになり、モニカ姉さんが伝えた計画、管理局にも悟られてはいけないために表向きは観光という名目で地球に向かうことになった
そうして、無事に地球へと辿り着くことになった私達はまず東京へ、電車などの交通機関を使って、問題なく辿り着き、泊まるホテルにもチェックインして、部屋にここに泊まる荷物を置いて後ダインとリエラと部屋で話し合う。
『さてと、ここに来た目的は出来れば人目を避けないと行けないから、決行は夜になるし、ここからは一人でも問題ないから表向きな目的の観光でもしよう』
こっちに来たのだから楽しんだ方が良いと思った私はふたりに提案すると、2人とも微笑んで返事をする。
「問題ありませんよ、僕は地球に来たのは初めてですから行きたいところも色々とありますから」
「私も、行きたいところあったから、別にそれでいいよ」
2人とも目的をよそに観光する気であったみたいで、なら別に問題ないだろうと思った私達はそれぞれ行きたいところがあったためにバラバラになって観光を楽しみに行くことにした。
私は、色々はまず始めに来たのは秋葉原という場所、秋葉原まではリアラと一緒だったけどリアラとはそこで別れて家電製品などを売り扱っているビ○クカ○ラで家電製品やゲーム機器などを見回っていた。
『ふむふむ、やっぱり日本ってこの世界ではこういう技術が飛び抜けているな』
やっぱり、茅場さんに協力した私もSAO事件が始まってからのVRゲームについてこの目でどうなっているのか確かめたかった。
それでその私に目がとまる品がそこに鎮座されていた。
『アミュスフィア?』
どうやらVRゲーム機器だが窮地と言える今の地球のご時世、それでもなお、信用の回復のため安全さを考慮した後続機といった所であろう。
そしてそのアミュスフィアが置いてある横にはVRゲームのソフトも置かれている。
『アルブヘイムオンライン…か』
ソフトを手に持ってどういう者なのか確認をする。
『あれ?この会社は…』
裏に記載されている開発会社を見て私はふと思い出す。
『レクト…たしか、アスナさんの父親が勤めている…』
まさか、こんなところで、この名前をきくことになるとは…
『買って帰ろうかな』
どういったゲームか見てみたいという興味本位で私はアミュスフィアのはいった箱とアルブヘイムオンラインのソフトを持ってレジに持って行き、代金を支払う。
二商品を買った後、秋葉原を歩き観光を楽しむ。
「なあ、良いじゃねえか、少しぐらいよ」
「ちょっと、止めてください」
『ん?なんだろう?』
通り過ぎようとした路地裏から何やら声が聞こえてくる。
「私、急いでいますので…」
「だから、少しだけだって言ってるだろ?」
ああ、これは質の悪いナンパですね。
見た感じナンパされているショートヘアの黒髪の女の子は嫌がっているもよう。
その女の子が肩に下げている長い細いバックは恐らく中身は竹刀や剣道で使う道具などが入っているのだろう。
その気になれば撃退は容易、けど出来ればしたくないのだろう。
見てしまったのだから仕方がない。
私はそのいざこざをしている路地裏に入ると手には通信端末を持って、彼に聞こえるように口を開けた。
『はいはい、その子嫌がってるんだから、止めてあげたら?』
「え?あなたは?」
突然の第三者の私が話の中に加わったことで女の子は驚いた表情で私に顔を向ける。
『話はさっきから聞いてましたよ、今警察にも連絡入れましたから…それと誤魔化そうなんて思わない方がいいですよ、先ほどのあなたと彼女の会話はちゃんと録音しておいたから』
そういって手に持っている通信端末を見せびらかすと男は血相を変えた。
「くそ!」
そうくやし言葉を吐き捨てると私を強引に押し倒して路地裏から逃げるように走り去っていった。
『ふぅ…あなた大丈夫?』
「あ、はい。あの助けていただいてありがとうございます」
『別に構わないわ…あ、それじゃあ1つ聞きたいことあるんだけど…』
「はい、なんでしょうか?」
私が訪ねてきたことで少し不安そうな瞳でこちらを伺ってくる女の子…そんな女の子に私は何もためらいもなく口にする。
『ここら辺に美味しい喫茶店とかあれば教えて欲しいんだけど…』
…
……
「お帰りなさいませ御主人様」
『どうしてメイド喫茶?』
「えっとなんかすいません」
女の子に連れられて人気の喫茶店にやってきた…のだけどまさかのメイド喫茶とは……
予想外のことで口を漏らした言葉を聞いた女の子に謝られたが…私が喫茶店を訪ねたのだから謝ることはなかった。
とりあえず女の子と一緒に席に座り、飲み物を頼むと対面して座っている女の子に顔向けた。
『ごめんなさいね、案内してもらわせちゃって』
「いえいえ、助けられたのでそれぐらいお安いご用です、それに案内はしましたけど少し、お話もしたかったので…えっと…」
『ユミナよ…ユミナ・デュナメス…ユミナって読んでくれて良いわ』
「はい、ユミナさん…私は桐ヶ谷直葉です」
『直葉ちゃんね、実は日本には余り来たこと無かったから教えたくれてありがとうね』
「いえ、大したことじゃありませんから…ここの喫茶店秋葉原の伝説のカリスマメイドがいるって噂の店なんですよ」
『へえ、そうなんだ…』
そうして女の子、直葉ちゃんと喫茶店で頼んだ飲み物を飲みながら会話に花を咲かせていく。
「あの、少し気になったんですけどユミナさんが持ってるその紙袋の中身って…アミュスフィアですよね?」
直葉ちゃんは私の席の隣に置いてある紙袋の中身がアミュスフィアだと気づいてその話題をふってきた。
『ええ、そうよ』
「ゲームお好きなんですか?」
『好きといえば好きな方ね…もしかして直葉ちゃんも?』
「私も…一応ALOをやってますけど…実はそれ以前までは全くゲームなんかは、やってなかったんです」
何故が深刻な…思い詰めている顔をして話す直葉ちゃんを見て直葉ちゃんのゲームをする理由はただしたいだけではないと簡単に理解する。
『ごめんなさいね、どうやら軽はずみで聞くべきことではないみたいだし』
「いえ、実は私にはお兄ちゃんがいまして…そのお兄ちゃんが…その…」
なるほど…そういうことね…
直葉ちゃんの話から察するに直葉ちゃんのお兄さんはSAOに囚われているのだろう…カイルと同じように
「お兄ちゃん、ゲーマーだったので、その…お兄ちゃんが魅了したVRMMOがどんなものか見たくなってそれでALOをやり始めたんです」
『そう…』
まさか、SAOの被害者の家族に会うとは思わなかった…やっぱり、手伝っていた私にもこれの責任があるから重く感じてしまう。
それから、VR関連の話題話から離れてまた花を咲かしていたら既に四時半とそろそろ戻った方が良い時刻になり喫茶店を出て取りあえず直葉ちゃんと最寄りの駅まで一緒に向かった。
「それじゃあ、私はこれで、お話しできて楽しかったです。ALOでも出会ったときはよろしくお願いしますね」
『ええ…それと直葉ちゃん』
わたしは彼女の心配していることが少しでも軽く出来るように…わたしは口を開けた。
『明けない夜がないように…いつか、帰ってくるわよ…永遠なんて存在しないんだから』
「…っ!はい」
そういうと直葉ちゃんは駅へと向かっていき、それをわたしは手を振って見送った後私もこの日本に来た本当の目的を完了させると心の中で意気込みながらホテルの方へと向かって歩き出した。
どうも!駄作者のウイングゼロです
今回も最後までお読みいただいてありがとうございます。
今回は直葉の初登場回でした。他の小説でも序盤に現実で直葉が登場することは余りないでしょうからこういう話にしてみました。
SAO事件中の直葉の心境を同じく家族がSAOに囚われているユミナとの語り合い…彼女以外で他のふたりはあまり接点がなかったのでそうさせてもらいました。
さてと、お気づきかと思いますが今回クロスオーバーした作品…言わずもしれたあの伝説のカリスマメイドが出てきた作品です。
次回はリアラ視点でやっていきます、話的にクロスオーバーした作品がおおくでてくるのでその時にタグも追加したいと思います。
そしておなじみでコメントと評価はどしどし募集しております。
これからも駄作者の小説をよろしくお願いいたします。