とある目的で地球にやってきたユミナ達、作戦決行までの自由時間を観光で使うために三人は別々の所へと向かう。
リアラは自身の共感のあるスクールアイドルの名所であるUTXや音ノ木坂高校などを見回り、ホテルへと帰る帰路に入る途中、新たにSAOへと飛び込んだ少女達が病院へと運ばれる光景を目にするのであった。
ダインSIDE
ホテルでユミナ達と分かれた僕は行く当てもなく取りあえず、ぶらぶらと観光をすることを決めて東京の町をあっちこっちとぶらり歩く。
通る人達は何も変哲も無く歩き、不審な物もない…
『ミッドに比べたら本当に治安が良いところですね』
ミッドではゴロツキや、大きな事件などが結構な割合で起きるからそれと比べると地球の治安は良いと歩いている僕は身に染みてわかった。
『…ん?』
道端を歩いていると、前方でなにやらもめ事を起こしている一団を目にする。
「朝田、調子に乗ってんじゃねえぞ」
僕から見た観点では男女混合の集団が一人の僕と同じく、めがねを掛けている女の子をいじめている…といった様子だ。
「だから、あんた達みたいな人たちにお金を貸すなんて嫌だっていってるの」
女の子は集団から睨みをきかされているみたいだけどそれに怖じ気づに反論する。
「朝田ぁ…そんな反抗的な態度取るんだったら」
だったら何だろうと…いつの間にか気になって足を止めて耳を傾けると集団の一人が片手で銃の形を取る。
『いったい何が?』
そんなことをしてと何が変わるのか?と思った矢先変化が起きた。
「っ!」
先ほどまで怖じ気づかなった女の子の表情が一変、顔を青くして何かを拒絶反応を起こしていた。
「バーン」
なんとも迫力もない銃声の真似事、だけど、女の子はそれを聞くと口元を押さえ始めた。
『っ!まさか!』
あの女の子はなんらかのトラウマを持っていてそれを知っていてトラウマを再発させて恐喝しているのではと僕はそう思いすかさず彼女前に立って庇う。
「あ?あんた誰よ」
『別に名乗るほどの者でもないですよ…ですがあなた方を見て見過ごすわけにはいけませんでした』
「正義面かよ!知らねえかもしれねえがな…そいつは…」
なにか男が言おうとしてるけどそんなのに構う必要は無い。
『怪我をしたくなかったら…失せろ』
僕がその一言を言うと空気がふるえるように揺れると共に集団は突如黙り込む。
「な、なんだ…今の…感じ…」
一般人でも分かるレベルで放った殺気、当然何か分からない彼らは恐怖にとりつかれる。
『聞こえませんでしたか?僕は失せろ…と言ったんですよ』
恐怖にとりつかれている彼らに追い打ちでこの場から去るように再度呼びかける。
「あ、あ…うわあぁぁぁぁっ!!」
ただの言葉でも先ほどの殺気をその身に受けてしまったことによる恐怖で忽ち彼らは大慌てで逃げ出し彼らが僕の視界の外へと出ると倒れ込んでいる女の子に視線を向けると彼も僕を見て、恐怖にとりつかれていた。
そこで、僕は殺気を彼らだけじゃなく無差別に発したと自覚し、殺気のコントロールがまだまだと自分の未熟を痛感しながらも彼女に手を差し伸べる。
『大丈夫ですか?すいません、うまく殺気のコントロールができてなくてあなたにも殺気が当たってしまったみたいで』
そう僕はできる限りの優しい声で声を掛けると女の子は戸惑いながらも僕の手を掴み立ち上がる。
「あ、あのその…助けていただき…ありがとうございます。」
『ううん、別にお礼をさせるほどのことじゃないよ』
そう言うと彼女は足を動かそうとするけど上手く歩けないのを見て僕は肩を貸す。
『大丈夫?』
「あ、ありがとうございます」
彼女は戸惑いながらもお礼をして寄り添って歩く。
『まともに歩けそうになさそうですから家まで付き添いますよ』
まともに動けそうにない彼女に寄り添うように彼女の家まで送る。
「…ここまでで大丈夫です」
そう彼女は口にすると僕は彼女の様子を確認してから寄り添うのをやめると僕と彼女は対面するように立つ。
『うん、お大事にね』
「ま、待ってください!」
そういって立ち去ろうとするとき彼女に呼び止められて僕は彼女に顔を向ける。
「あの、どうして、あの時助けてくれたんですか?」
あのとき、助けられたことが不思議だったのかそんな質問を聞かれて僕は昔にカイルに言われた言葉をそのまま答えた。
『助けることに理由なんていりませんよ』
「え?」
『強いて言えば、見過ごせなかった…だけです、それじゃあもしまた会えればその時に』
そういって僕は彼女元から離れていった。
???SIDE
私…朝田詩乃には決して消えない罪がある。
それは人を殺したこと、精神不安定のおかあさんを守るためとはいえ犯人の拳銃を奪い射殺した。
それから私は銃やそれらに関連する行動なんかでも発作をおこすPTSD Post Traumatic Stress Disorder(心的外傷後ストレス障害)になった。
地元でも私のことは人殺しと腫れ物のように扱われ、中学生になると同時に都会に一人でやってきた。
ここなら、マシだろうと思ってたんだけど…どこから漏れたのか私が人殺しということを知った人達は、私ことを都合のいい人物として扱われるようになった。
今日も金を貸せと迫られ、始めはきっぱりと断ったけど、あの人達は私のPTSDを抉ってきた。
片手で銃の形をとり、素っ気のない銃声の真似、私にとってはまさに、効果があり、すさまじい吐き気と発作にうずくまった。
どうしようもないとき、偶然通りかかった、人が私を助けてあの人達を追い払った。
追い払った時感じたこともない気配におされ助けた人に恐怖したけど、追い払った後、私に優しい声で手を差し伸べてくれた。
外国人でも珍しい碧銀の短髪に青い瞳、そして赤色の眼鏡を駆けた男性
なぜここまで親切に接してくれたか判らなかったけど、彼はただ助けたかったからといって私の元から去って行った。
色々とまさに嵐のように過ぎ去ったこの出来事に圧倒されて…私は彼の名前も聞いていなかったことに気付く。
『でも、さすがにもうあわないわよね』
多分、日本にきた観光客だったのだろう…それでいてまた偶然にも再会するというのは万が一でもあり得ないことだと直ぐに分かる。
『…あの人のこと気にしていても仕方ない、夕飯の支度しないと』
頭を切り替えて、夕飯の支度をはじめようと冷蔵庫を開けて中身を確認して私は気づいた。
冷蔵庫の中は調味料などはあるけど空いているスペースが目立つ。
『買い物行かないと』
冷蔵庫をしめて財布をポケットに詰め込み外へと繰り出す。
そう遠くない場所にスーパーが立っているためにそこで夕飯と明日の食料も購入して家の帰路に入る。
『……』
明日からもあいつらから嫌がらせを受けるのだろうか…
今回みたいにあの人が助け船を出してくれることはない。
あの人みたいに力に屈せず堂々としているたっている力が欲しい、そうすればわたしは弱い私を克服することもできるはずなのだ。
あの人の強さを思い返し魅入られていると人気の無い裏路地に差し掛かると突然後ろから近づいてきていた人が私につかみかかってくる。
『えっ!?いやっ!』
突然のことで反応が遅れたが私は必死に抵抗する。
けどつかみかかってきた人はどうやら私より年上の上に男性勿論組み伏せられてなにやらハンカチを鼻と口をふさがれてハンカチからはなにか知らない香りが漂っている。
その香りを嗅いでしまったことでか意識が遠のく感じがする。
『だ…め…』
必死に意識をとどめようとしたが勝つことができず私は意識失ってしまうのであった。
どうも~駄作者のウイングゼロです。
エースオブエース久しぶりに更新しました。
今回はユミナ達が別れて観光にいった、最後の1人ダインの視点で描きました。
そしてGGOの主役ヒロインのシノンこと朝田詩乃が登場
最後は朝田詩乃視点で終えましたがまあこっちのほうがいいかなと思いそうさせて貰いました
さてと次回はいよいよ現実編は終わりにしようと思います。
皆様リアル編が面白くないように思われているのかもしれませんが(コメント来ないことに関しての自分の偏見)少しの辛抱です。
次々回はカイル視点にするかアスナ視点にするかいま迷ってます。
どっち視点がみたいかコメントあるならばそっちを優先しようと思います。
それではこれからもこの駄作者の小説をお楽しみください。