特訓の再開から、数時間後 太陽は沈み始め ベルノ王国の美しい鐘の音が響き渡ると 1日の終わりを告げた。
「そろそろ終わりにしよう。」
俺は3人にそう 告げ、特訓の幕を下ろした
特訓の成果は、レオがかろうじて 魔力を武器に込めて戦えるようになった事だ。
「帰ろう。」
俺達4人は広場を去り、研究所前の中央広場に足を運ぶと
レオ、レナは一足先に自宅へと帰宅、俺とギンは中央広場に残ってギンからある噂を聞く
「そう言えばシイナさん この国の消失事件って知ってる?」
「消失?」
「うん。この間 衛兵と騎士が話してたんだけど、国民が服だけを残して消えちゃうらしいんだ。衛兵が消えた国民を調べて、その人の家に行ったらしいんだけど 帰った形跡が一つもないんだって。」
「消える…?」
俺は不思議そうにギンに尋ねると、ベルノ王国の鐘が再び響き渡った。
俺はその瞬間、街の方を見ると、
夕暮れに沈む太陽、その光に照らされた オレンジ色に輝く街 儚くも美しい その光景が目の前に広がっていた。
俺はその光景に釘付けになっていると、ギンが声をかけてきた
「じゃあ そろそろ帰るね。」
「そうか。気をつけて帰れよ?」
「うん。 シイナさんもさっき言った事件に巻き込まれないように気をつけてね。今日はありがとう。じゃあまたね。」
そう言ってギンは俺に手を振りながらこの場を立ち去って行くと、俺もギンの姿が見えなくなるまで 手を振り続けた。
「俺も…帰るかな。」
俺は中央広場を後にして、自宅へと帰宅 玄関を開けると、そこには 微笑んで母親が立っていて 出迎えてくれる
「おかえり。」
「ただいま。」
俺と母親はリビングへと移動し 椅子に腰掛けると母親は試験の結果を尋ねてきた。
「試験の結果はどうだったの?」
「ん。無事合格だよ。」
俺は母親に今日の結果を知らせると
「おめでとう。あなたの事だから試験に関しては心配していなかったけれど…明日から科学者ね…。」
母親は心配そうな表情を見せる。
理由は一つ
科学者は魔法に関する何かを発見した場合 その場へおもむき、調査をしなければならない
時には何者かに襲われると言ったケースが報告されている。新たな魔法の情報を持つという事は 何者かに命を狙われるという事でもあるからだ。
「うん。 まぁ、小さい頃からの夢…だったからな。」
俺は幼い頃の記憶を振り返る。
ー回想ー
「父さん!父さん!魔法って何で出来てるのー?」
「私たちの身体には粒子となったエネルギー
つまり、つぶとなった力が 入っているからだよ。」と、幼かった自分と優しい父親の声が聞こえてきた。
「そうなんだ!父さんはやっぱり 僕も科学者になった方が嬉しい?」
「はは…。科学者としては嬉しいよ。だけどね、シイナ… 君の父さんとしては 正直あまりなって欲しくないかな…。」
「そうなの?でもやっぱり科学者ってすごいんでしょー!」
「もちろんだよ。でもシイナ それは君が決めなさい。父さんは君の選択を否定したりはしないよ。」
ー回想終わりー
心の広く優しかった父親、 しかし 今は家に十年近く帰ってきていない。
俺は母親の心配を掻き消せる様に、ありったけの笑顔で言い放った。
「今の俺に後悔はないよ。大丈夫!!」
「わかったわ。明日からは疲れるわよ。もう身体を休めた方がいいんじゃない?」
「ん そうするよ。」と俺は2階へ上がる。
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そして 今彼が見てる《夢》 これは追憶。
《この子の魔力は異常だ…!
やはり奴の…!どうにかしなければ…!
アイナ 大丈夫か……!?》
《この子の力は…強大…だけど…私は…この子を信じてみたい…。あなたにはいつも悪いと思っているわ……特に今回の2回も……!!でも…あなたお願い……。どうにか……この……子を……》
《アイナァァァァ!!!!》
意識してやってみてこれ皆さんのアドバイスを活かせてるのか…?と自問自答を繰り返しましたoh......。
少しずつでも変わっていけるように頑張ります。