ゲート チート自衛官 彼の地にて理不尽に戦えり 作:メガネ二曹
遅れてすまない。
春休みはぐーたらして··ゲフンゲフン宿題があってだな(汗)
この前家族ででかけたら、海を行く護衛艦(?)を偶然見ました。
おそらく横須賀へ行く途中でしょう。
ただ番号?が見れなかったので名前が(てか米軍の艦という可能性も)
わからないのが残念・・・
さあやってくぜ!
暁の小銃が放った一発の弾丸は、炎竜に暁を明確な敵だと判断させた。
怯んで目を瞑り、暁が居た場所へでたらめに炎を吐いた。
「うおっ!やっべえ!」
とっさに暁は、小銃を放棄し、焼かれないよう霊力を纏って横にジャンプして回避する。
だが一瞬間に合わず、左足が炎に包まれる。
「?!あっちッ!」
幸い霊力を纏っていたため、あまり重症にならず、防火性がある迷彩戦闘服は、ほんのり焦げ
ただけで済んだ。
その様子を見ていた伊丹が、高機動車から炎竜を撃ちながら、無線を飛ばす。
『暁!無事か?送れ!』
「こちら暁。一応大丈夫です···小銃は···あーこりゃ駄目ですね···送れ。」
放棄した小銃を見ると、木製の銃床とグリップなどがほぼ炭と化し、高熱のあまりマガジンが壊れ、弾は変形していた。銃身も曲がっている。負い紐(スリング)など、もう影も形も残っていなかった。
『解った。一旦そこら辺の岩影に隠れてろ。多分ドラゴンはお前が生きてるなんて思ってねえだろうよ!』
「了解!隊長、俺のことよりドラゴンに集中して下さいよ!」
『わかってるって!終わり!』ザッ
伊丹からの無線が切れると、暁は炎竜に気付かれないよう注意しながら岩影に身を潜め、そっと戦闘の様子を見た。
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「全員、目に集中して射撃しろッ!」
伊丹が小銃を連射しながら怒鳴る。
「やってますって!動きが速くて狙いが定まらない!」
と、軽装甲機動車の上で12.7mm重機関銃を連射していた笹川士長が言った。
「ちっ!暴れねえで立ってろ!」
伊丹が愚痴を言う。
『ピン抜きよ~し、投げっ!』
すると、無線から暁の声が聞こえていた。
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(流石に動きが速くて難しいか···一瞬でも気を引ければな···)
暁は周りを見渡し、使えそうな道具を探す。が、有るのは馬車の残骸と炭のみ。
すると暁は、手榴弾を持っていたのを思いだし、取り出した
(出来るだけドラゴンの近くに投げねえとな···この足で行けるか?)
と、先ほど火傷を負った左足を見る。
(ま、やってみるっきゃねえな。外したら不味いな~)
暁は苦笑いをしながら岩影から出て、手榴弾を投擲するモーションに入る。
「ピン抜きよ~し!」
野球のように投げる姿勢に入り、左足を上げ、ピンを抜きながら手榴弾を握った。
「投げっ!」
力を込めて足を降ろし腕を振る。トリオン製の腕がしなり、空気を切り裂き、生身である肩が持っていかれそうな速度で腕を降り下ろす。
手榴弾は回転しながら飛び、炎竜の足元へ落ち、音をたてて破裂した。
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突然の爆発音に、炎竜が止まった。
「チャンスだ!よく狙って撃て!」
伊丹、笹川、栗林は照門を覗き、狙いを定め、ふたたび連射する。
止まっていた炎竜の目の近くに弾丸が当たり、炎竜は再び怯む。
「勝本!パンツァーファウスト!」
軽装甲機動車の車上に、笹川と入れ替わって、パンツァーファウスト3(110mm個人携行対戦車弾)を持った勝本が出て、ぶっとい筒先を炎竜に向け、照準を覗き混む。
「おっと。「後方の安全確認。」」
馬鹿、速く撃っちまえ!と、誰もが思った。だが、
「散々訓練したしなぁ」なんて納得もしていた。
それもそのはず。パンツァーファウストは、射撃時の凄まじい反動を押さえる為、後ろに凄まじい勢いでバックブラストを吹き出す。
そのバックブラストの威力は、人の上半身を引きちぎって吹っ飛ばすほどである。
基本即死だ。
勝本が再度パンツァーファウストを構える。が、軽装甲機動車も走行中な為、車が揺れて狙いが定まらない。
「ちっ!揺らすな東!」
「無茶言わないで下さい!」
コンピューター制御じゃないんだから行進間射撃なんて無理だあ!と、東が心の中で叫ぶ。
そして、勝本が引き金を引いた。が、運悪く、ちょうど大きく車体が揺れた時だった。
そのせいで引き金を引く手に力が入り、ガクビキ(引き金を引くときに力が入ってしまい、銃などを揺すってしまうこと。大体当たらない。)してしまった。
「はずれるぞっ!」
すると、後ろ伊丹の後ろから風が吹き込んできた。後ろを振り向くと、後ろのドアが空き、ゴスロリ少女が居なくなっていた。
「うおっ!隊長、上!」
そう言われ、伊丹が窓から顔を出して車の上を見ると、大きいハルバートを持ったゴスロリ少女が立っていた。
少女は微笑むと、持っていたハルバートを
炎竜へ投げつけた。
投げられたハルバートは、炎竜の足元に突き刺さり、周囲の地面をえぐった。
炎竜はそれによってバランスを崩し、自分から突っ込むような形で、左肩に110mm対戦車弾をもろに喰らった。
よくわからない何とか効果等で、炎竜の左肩は吹き飛び、肩から下が地面へ落ちた。
炎竜が耳をつんざくような悲鳴を上げた。
そして翼を広げると、何処かへ飛び差って行った。
隊員達は、飛び差って行く炎竜の姿を、見送っていた。
こんなもんかな。
ではでは。