ゲート チート自衛官 彼の地にて理不尽に戦えり   作:メガネ二曹

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どうも。
待たせたな!(某蛇風に)
メガネです。
え?
12日も何でサボったんだカスがって?
だって先週テスト(2日連続)だったし··········
テストの出来は···(お察し下さい)
遅れて本当に申し訳ない···
あと暁君の名前を変えようかと思っとります。
理由?「灯弌」が変換しづらいのと読みにくい事があります。
なんで、「暁 大河」とかに変更しようかと···その辺の、名前変えるなとかだったらこういう名前の方が···とか意見あったらヨロシクです。
ただ「暁」は変えません。


避難民の旅立ち

特地での「死」は、それほど遠くない物である。

森で迷ったり、

川に落ちたり、

崖から落ちたり、

馬に突き飛ばされたり。

人は簡単に「死ぬ」。

現代日本に住まう暁や伊丹(まあ自衛官だから危険は高いが)

それに、この話を見ているであろう人だって、「事故死」は身近にある。

特地では、川に落ちるなどの死は、自業自得とされている。

危険な所に行くのが悪い。こういう考え方を持つ人がいるからおかしくは無い。

が、今回の炎竜騒動は、「自然災害」に該当する。

これに自業自得もなにも無い。

人々は犠牲を哀れみ、家族の死、友人の死で悲しんだ。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

炎竜を撃退してからしばらく進み、丘へたどり着いた。

すっかり夜になっている。

自衛官達は、エンピ(携帯シャベル。サイズの割に重い)で埋葬用の穴を掘っていった。

そして回収できた遺体を入れ、土をかける。

その後ろで、無事だった避難民が、すすり泣いていた。

自衛官も、憔悴していた。

そんな様子を、暁は、扉が開いた高機動車の後ろに座って見ていた。

先ほどの戦闘で、足に火傷を負ったため、迷彩服の右足の裾が上がり、包帯が巻かれていた。

埋葬が終わり、自衛官達は一列に並び、手を合わせる。

黒川に、「あまり動くな」というお言葉を、背筋が何故か寒くなる、キレイな笑顔と共に受け取っていた暁は、その場で手を合わせ、目を瞑る。

避難民達も、目を瞑った。

――――――――――――――――――――――――――――

そして、避難民が出発した。

避難民達は、自衛官達に、「ありがとう」と言いながら手を振っていた。

 

自衛官達は、少し涙目になりながらも、手を振り返した。

 

この先、避難民達は、親戚の家に行ったり、そのまま町で働いたりしてやっていくらしい。

 

だが、暁の乗る高機動車には、まだ子供とお年寄りが残っている。

 

これは、親などを失った者、ケガをした者達である。

彼らには、行き場が無いのだ。

 

彼らをどうするか。そこで、伊丹は、ものすごい拡大解釈をして解決した。

 

「同じ炎竜のせいで行き場が無くなったエルフは保護OKだったし、大丈夫でしょう!」

 

と、笑った。

 

のこされた人々は、その笑顔で安心したのか、こちらも笑顔になっていた。

 

暁は、「賛成だけど、どうなってもしらんよ?」という気持ちで、苦笑いしていた。

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

そして、アルヌスへと帰還したのだが···彼らを迎えたのは、蒼然とした表情の幹部自衛官達と、今にもストレスでぶっ倒れそうな伊丹の上司、檜垣三等陸佐であった。

 

その目線の先には、ストレスの原因である、伊丹が居た。

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

伊丹率いる第三偵察隊や、他の偵察隊に与えられた任務はこうだ。

 

「この世界の住人について調査すること」である。

 

これは、資料や情報だけでなく、こちらの人間と交流、親交を深めるのもそのうちである。

 

そこで伊丹は思ってしまった。

 

「あれ?じゃあ自分の意思で付いてきてくれる住民が出来たってことは、この任務大成功じゃね?」

 

読んでる人の一部も、そうじゃないの?と、思っているかもしれない。

 

が、役人さんのような考え方だと、これはひっじょ~に不味いことなのだ。

 

これで、住民があとあと、「拉致」だとか「強制連行」だ、なんて言ったりしたら、

 

それこそ国際問題だ。

 

門の向こうでも、日本でも、外国から色々言われるのは間違い無い。

 

他にもあるが、要するに伊丹がやったことは大問題であり、

 

そして伊丹のように拡大解釈をする人間は、お役人さんや上司に、凄く嫌われるのだ。

 

で、大成功だと思っていた伊丹は、いきなり怒鳴られたのであった。

 

「だっ···誰が連れてきて良いと言った!」

 

「あれ?まずかったですか?」

 

半笑いの伊丹が頭をポリポリと掻いた。

 

「まずいに決まっているだろう·····」

 

「あ~···どうしましょう?」

 

「知るかッ!······はあ····上に報告してくる···」

 

部屋から出てきた檜垣と出くわした暁が、敬礼をする。

 

檜垣は、右手を軽く上げて応じた。

 

ここまでくると、檜垣が可哀想に思えてくる暁なのであった。

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

「と言うわけで、陸将の許可が出た。人道的な配慮として、避難民受け入れを許可する。」

 

「ただし。」

 

「ただし?」

 

「君が面倒をみろ。必要な書類、物資なども、お前が管理するんだ。」

 

「ええ~···」

 

伊丹が嫌そうなな顔をすると、檜垣も流石におこりだし、

 

「ええ~じゃ無いッ!お前が連れてきたんだろう!お前が面倒を見ろっ!」

 

「はっ、はいっ!」

 

驚いた伊丹の背筋が伸びる。

 

「わかったら···さっさと行けッ!」

 

檜垣は、書類の束を伊丹に押し付け、顔を抱えた。

 

 

 




暁の出番が少なかったですね。

そして、原作が濃くなってます。

もうすぐイタリカ防衛戦ですか。

結構楽しそうです。

あ、あと、この作品、多分三人娘(途中で4人に増えるが)の出番は原作より大幅に少なくなります。

作品自体が、暁視点ですし、暁がずっと伊丹の近くに居るわけじゃないですしね。

まあそもそも、僕はこの作品に対して、「自衛隊+チート転生自衛官」というイメージを持っています。なのでメインは自衛隊であり、自衛隊の兵器であり、暁なんです。

という訳です。まあ実際に書かないとわかりませんが。

そして最後に、熊本等の地域の皆さん、警察、消防、救急、自衛隊、etc···
の皆さん。辛いかもしれませんが頑張って下さい!
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