ゲート チート自衛官 彼の地にて理不尽に戦えり 作:メガネ二曹
暁 灯弌の休日 初日前半
9月下旬。
特地 陸将室
「入ります」
「おう。入れ。」
ノック不要と書かれたドアを開けて、暁が部屋に入り、狭間陸将に敬礼をする。
「お呼びでしょうか!」
「ああ。立ったままなのもあれだ、座ってくれ。」
暁と陸将は向かい合ってソファーに腰かける。
「今日から休暇らしいな。」
「?はい。午後にこっちを出て、3日後の5時位に戻ります。」
「そうか。ゆっくり休んでくれ。暁海将補によろしく言っといてくれ。」
「親父は居るか解りませんよ。海大好きですし。またどっかの護衛艦に乗りに横須賀でしょうよ」
暁は苦笑いで答えた。
暁海将補。もとい、暁 宏城(あかつき ひろき)は、暁を引き取った本人であり、暁が自衛隊に入るきっかけの一つでもある(宏城は海自に入って欲しかった)
性格は根っからの船乗りで、海が大好きな人である。
「それで···ここからが本題だ。」
「はい。」
「最近こういう話があってな。休暇中に尾行されていた、と。」
「尾行?」
「ああ、顔は中国か韓国人だと思うっていっててな、」
「はあ。」
「他の国も特地の情報は喉から手が出るほど欲しいものだ。下手すると自衛官でも何でも拉致してくる可能性がある。」
「···流石にそれは無いんじゃ」
「俺達だってそう思いたい所だ。だが、そういう話が出ている以上、無視する訳にもいかなくてな。」
と苦笑いで9mm拳銃と紙と黒い手帳を取りだし、テーブルに置いた。
「これを持っていってくれ。」
「いいんですか?いくら自衛官でも、何もないのにに持ってたら捕まりますよ?」
「そのための···これだからな。」
陸将が黒い手帳を開く。
そこには暁の顔写真と、警視庁の文字があった。
「警察と自衛隊の人事交流ってあっただろ。」
「ああ、警察官と自衛官を一時期交換するっていう」
「ああ。今回はそれを利用する。防衛省から警視庁へ頼んでくれたらしくてな。」
「随分スケールの大きい話ですね。」
「まあ、上としても無視は出来んだろうしな。」
「さて。暁灯弌二等陸曹!」
「はっ!」
暁と狭間は立ち上がり、暁は直立不動になる。
「四日間、帯銃と、緊急時の発砲を許可する!」
「はっ!」
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「暁、おっせーぞ」
「わりい小島、話が長引いた。」
「お前も、コレの話か?」
小島は手で拳銃の形を作る。
「ああ。陸将から直々にな」
「ったく。うらやましいぜ」
「そうでもねえよ。緊張して肩こったし」
『開けますよ』
門の開閉担当のひとの声がすると、門を覆っていたドームの扉が開いた。
「んじゃ、行きますか。」
暁と小島は、暗い門の中に消えていった。
テキトーですみません。来週もテストなんで次回はこれの続きです。