ご注文はうさぎですか?~私はあなたあなたは私~   作:れんにゅう

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 あけましておめでとうございます!!はい、遅くなってしまってすみません!!(LOLにはまって時間を忘れてしまっていた)少しゆっくりできましたので徹夜で書きました。急いで書いたので誤字があると思いますがそのときは教えてください。


3羽

ここは木組みの家と石畳みの町。私は春からこの町の高校に通うため引っ越してきた。下宿先のラビットハウスでバリバリ働いている。

 

 「形だけだけど家族もできました」

 

 「そんな他人行事じゃなくても...」

 

 いやいや、これは結構大事なこと。変に勘違いされてもチノちゃんが困っちゃうし。

 

 「そういえば、この前お客さんに"ココアちゃんって妹ちゃん思いだね"って言われちゃってね。お姉ちゃんじゃないし、そんなことないですよって返したんだけど...あんまりわかってもらえなかったよ」

 

 「そんなあからさまに否定しなくても...」

 

 「しっかり言わないと変な誤解が起きて大変なことになっちゃうからね。ばしっと言わないと」

 

 「でも...ココアさんは...その...家族ですから...だから...ブツブツ...」

 

 「チノちゃん?とにかく私もチノちゃんの家族として迷惑をかけないように頑張ってみるよ」

 

 私はチノちゃんの頭を撫で、もう少し自分の行動を見直すことを考えた。

 

 「んっ...ぅ...」

 

 「あ、リゼさん聞いてください。この間......」

 

 「あっ....」

 

 「次がある、頑張るのじゃ」

 

 あれ?またダンディな声が...まぁいいかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 数日が過ぎてここの生活にもだいぶ慣れてきた。そして今日は高校の入学式。小学校や中学校の時にも思ったけどまたこの体験をするとは...

 

 私は、ピンク色の制服に着替え鏡の前でどこか間違ってないか確認した。

 

 よし、この制服けっこうかわいいかも。生前の時は黒くぱっとしないような制服だったからこういう制服は新鮮だった。

 

 「ココアさんそろそろ行きますよ」

 

 「あ、うんわかった.....チノちゃんの中学校の制服可愛いね。青色...これはこれで...」

 

 「何言っているんですか...もう...」

 

 私は身だしなみを整え、チノちゃんの方に行き、いつもティッピーが乗っているチノちゃん頭を見た。そこには青色の帽子があり、さすがに学校にティッピーは無理だよねと心で思った。

 

 「はやくしないと遅刻しますよ」

 

 「あ、そうだね。それじゃあ行こっか」

 

 

 

 

 

 「それでは、行ってきます」

 

 「行ってきます」

 

 「ああ行ってらっしゃい。気をつけて」

 

 「はい」

 

 タカヒロさんにあいさつをし、私たちは学校に向かった。

 

 「あれ?チノちゃんもこっち方向なんだね」

 

 「こっちの方向なんです」

 

 いいことを知ったね。これなら登校の中の楽しさが増えたよ。

 

 「それならこれからは途中まで一緒に」

 

 「行けますね。嬉しいです」

 

 チノちゃんも嬉しそう。こうやって誰かと一緒に登校も悪くないね。せっかくだしチノちゃんと話でも...

 

 「では、私はこっちです」

 

 「....別れるの早い、うん気をつけてねチノちゃん」

 

 「はい、ココアさんも気をつけてください」

 

 こうして、私とチノちゃんは別々になった。チノちゃん学校に友達いるのかな?あまりそういう話してないから少し心配になっちゃう。

 

 「って...人の心配より自分だよね。一応地図で道は見たからわかってるんだけど...」

 

 そう、私は自分が方向音痴なのを知っている。だからこそチノちゃんの心配より自分の心配をしなければならない。

 

 「と、とにかく行くしかないよね...ってあれってリゼさん?」

 

 「ん?ってココアじゃないか」

 

 「おはようございますリゼさん。リゼさんも学校ですか?」

 

 「ああ、ココアもか」

 

 リゼさんの制服姿...ブレザーにネクタイ...似合っている。かわいいというよりかっこいい。

 

 「リゼさんの学校はブレザーなんですね、モノクロでいいですね」

 

 「そ、そうか?ココアのほうがカラフルでかわいいと思うけど」

 

 「わたし的にはシンプルのほうがしっくりしますね」

 

 前の制服は白と黒だったからこういう明るい色の制服は慣れない。それに、スカートが短すぎる。

 

「っとそろそろ学校に行かないとな。またラビットハウスでなココア」

 

 「はいそうですね...あ、リゼさん...待ってください」

 

 リゼさんの髪に葉っぱが付いているのを見つけた私はリゼさんの近くに行き葉っぱを取った。

 

 「葉っぱが付いていたので取っておきましたよリゼさん」

 

 「な、なな...!?」

 

 「ふふ、ではこれで...」

 

 そのままリゼさんとは反対方向の道に進んで歩き始めた。

 

 さて、はやく学校に行かないと遅刻しちゃう....

 

 

 

 

 

 

 それから数分歩いていると、路地裏で女の子の声が聞こえたような気がした。

 

 「ちょっと、またあんた!?こっちこないで!!」

 

 「ん?やっぱり聞き間違いなんかじゃ...」

 

 とにかく行ってみよう。

 

 私は、駆け足で路地裏の通路に向かったが、そこには金髪の女の子と灰色のうさぎがいた。

 

 ......これはどうゆう状況なんだろう。

 

 「ひぃ...!!」

 

 「見てみぬ振りはできないし...仕方ない」

 

 女の子とうさぎの間に入った。

 

 まぁ、やることはうさぎを追い払うことなんだけどね...

 

 「はいはい、この子が困ってるから他の所に行こうね」

 

 「....」

 

 うさぎは無言で奥の方の路地へ歩いていった。

 

 よし、これでもう大丈夫だよね。

 

 「あ、ありがとう...ございます...」

 

 「いえいえ、ってはやくしないと入学式遅刻しちゃう...!」

 

 「あっ」

 

 「それじゃあ、気をつけてね」

 

 私はそのまま、その場を走り去った。

 

 「今の制服...でも入学式は明日って...」

 

 その後、何故かリゼさんに3回くらい会って、流石に迷子と自覚してリゼさんに学校の位置を聞いた。

 

 

 

 

 

 

 

 リゼさんから学校の場所を聞き、なんとか学校に向かえそう。やっぱりこの方向音痴は何とかならないのかな...

 

 「えっと...確かこの公園を抜けて....ん?」

 

 ふと周りを見渡すと、異様に野良うさぎがたくさんいた。少なくとも10匹は軽く超えている。

 

 チノちゃんが見たら喜びそうだね。

 

 「それにしても、なんでこんなに...ってあれ?」

 

 「ほら...栗羊かんよ~」

 

 うさぎが密集している中心に着物を着た女の子が栗羊かんをうさぎにあげようとしていた。

 

 うさぎって羊かん食べて大丈夫なのかな...ってこんなこと考えている場合じゃなかった。

 

 私は、女の子の隣を歩いて....

 

 「あら、その制服...」

 

 行けなかった。

 

 「ど、どうも...」

 

 「その制服ってことは私の入る高校と同じ人ね」

 

 「...同じ制服ってことはあなたも新入生?」

 

 「ええ、偶然ってあるのね、私驚いちゃったわ」

 

 同じ高校の人か...ん?じゃあなんでこの子は制服じゃなくて和服なの?

 

 え?入学式をサボるの?それとも忘れているの?

 

 「えっと...なんで和服..?今日って入学式じゃ...」

 

 「あら?入学式は明日よ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 え?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 私は急いで鞄に入っているプリントを取り出し内容を確かめた。

 

 「あ、明日だ...私ってば勘違いを...」

 

 勘違いをした恥ずかしさがこみ上げてきて私はベンチにもたれかかった。

 

 「ふふ、間違いは誰にでもあるわ、気にしちゃだめよ」

 

 「そ、そうだけど...」

 

 「これでも食べて元気出して」

 

 「うぅ...それじゃあもらう...」

 

 「そうだ、ここであったのも何かの縁...少しお話しましょ」

 

 これが、千夜ちゃんとの出会いだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「私は保登 心愛。 ココアで大丈夫だよ」

 

 「ココアちゃんね。暖かそうな名前ね、私は宇治松 千夜。千夜って呼んで♪」

 

 「わかったよ千夜ちゃん。それにしてもこの栗羊かん美味しいね」

 

 「気に入ってくれた?それ私が作ったの」

 

 「和菓子作れるんだそれはすごいね」

 

 私はパンやある程度の料理しかつくれないや...和菓子...昔よく食べてたな...

 

 「それは私の自信作なの!......」

 

 急に何かを考え出した千夜ちゃん。でも本当に美味しい。

 

 「幾千の夜を行く月...名付けて千夜月!栗を満月に見立てた栗羊かんよ!」

 

 「...そ、そうなんだ良い名前ダネ」

 

 「ふふ、私たち気が合いそうねココアちゃん♪」

 

 「ソウダネー...コホン...同じ学校だしこれからよろしくね千夜ちゃん」

 

 「ええ、よろしくねココアちゃん!」

 

 こうして、友達が1人できた。やったよ姉さん、少し変わった子だけど仲良くなれそうです。

 

 「ココアちゃんせっかくだから高校まで行ってみる?一目見ておいたほうが良いと思うのだけど」

 

 「あ、そうだね。また迷子になったら嫌だし...お願いできるかな千夜ちゃん?」

 

 「ええ、任せて!それにもしよかったら一緒に登校しましょ?その方が迷子にならないと思うの」

 

 「それも...そうだね。ならそうしよっかな」

 

 千夜ちゃんの言っていることには一理ある。道を知っている千夜ちゃんと一緒なら迷子にはならないよね。

 

 一緒に登校する約束をして、私たちは高校に向かった。

 

 

 

 「ここが私たちの通う高校よ」

 

 「ここが...高校...楽しみだね。ここで3年間いろいろなことを...」

 

 喋りながら千夜ちゃんの方を見ると、何かに気づいたような素振りを一瞬した。

 

 「...千夜ちゃん?まさかここ中学校で最近まで通ってたから間違えたってことはないよね?」

 

 「.......てへっ♪」

 

 「千夜ちゃん...もうしょうがない千夜ちゃんだね」

 

 私は千夜ちゃんの方に手を向けて千夜ちゃんの手を握った。迷子になった私は何もいえないしこれはこれでかわいいと思った。

 

 「...あ、あれ?怒ってないの?」

 

 「こんなことで怒るわけないよ。それにここが千夜ちゃんの中学校って知れたし私的には嬉しいよ」

 

 「ココアちゃん...」

 

 「それじゃあ、高校に行こっか千夜ちゃん」

 

 「うん♪」

 

 手は握ったまま私たちは高校に向かい、無事辿り着けて明日の集合場所を決め今日は解散した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 チノちゃんより早く帰ってきた私はお店の掃除をしていた。

 

 「ただいま...」

 

 あ、チノちゃんが帰ってきたみたい。さて、今日のことをなんて言ようかな...

 

 「あ、おかえりチノちゃん」

 

 「あ、ココアさん。ただいまです高校の方はどうでしたか?」

 

 「えっと...」

 

 ここは素直に話したほうが良いよね。うぅ...けっこう恥ずかしい。

 

 「それが入学式明日だったんだよね...あはは...」

 

 「そうだったのですか。よくわかりましたね、高校で言われたのですか?」

 

 「行っている途中でたまたま同じ新入生の子と会って教えてもらったんだ。その子が面白い子でせっかくだから一緒に登校する約束もしたんだ」

 

 「そうですか...(なんでしょうなんかモヤモヤします)」

 

 「あ、チノちゃんの方はどうだった?久しぶりに友達に会えた?」

 

 「はい、メグさんマヤさんは変わらずお元気そうでした」

 

 「そうか、メグちゃんとマヤちゃんって言うんだ。今度会ってみたいな」

 

 チノちゃんの友達どんな子なんだろう...元気な子かな?落ち着いた子かな?

 

 「そうですね。私も制服に着替えてきます」

 

 「うん、そろそろリゼさんも来るころかな」

 

 こうして、今日も楽しく日々を暮らしていますよ姉さん。

 




 ISの方も書いていきます。ごちうさが終わってしまってけっこうショックを受けています。
 3期期待したいですね~

 それではまたの投稿で!感想評価お待ちしています。
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