バカとテストと召喚獣 ~たった5人のSクラス~   作:黒炉

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第22問

第22問

 

『メイドさん、眼福だったな』

『ああ、さすがSクラスだな』

『俺、来年Sクラス入りてぇ』

 

Fクラスの生徒(バカども)は、戻ってきながら好き勝手なことを言っており、中には到底不可能なことを言う者もいる。

そして、ゾロゾロと戻ってきたFクラス生徒が教室のドアを開け、中に入ると、最初に目に入ってきたのは、

 

『お、お帰りなさい、皆さん』

『ま、待ってたわよ』

 

ミニスカメイドでポーズを決める穂乃香と優希。ちなみにかなり顔が引きつっている。

 

「「「眼福じゃあぁぁ!!」」」

 

が、そんなことに気がつく知能を持つFクラス(バカども)ではないので、二人の格好だけに意識が向いている。

 

「(……なんだろう、この人たちの気持ちだったら弄んでもいい気がしてきた)」

「(奇遇ね穂乃香。私も全く同じことを考えたわ)」

 

そんなFクラスの反応を見て、さっきまでの意見をひっくり返してFクラスに冷たくなる二人。きっかけを作ったのが自分とは言え、ここまであからさまな反応をされれば不快感が募るのは仕方がないと言えば仕方がない。

 

「(……優希ちゃん、遠慮する必要、ないと思うんだ)」

「(そうね……。坂本君に何言われるか分からないけど、それ以上にこの人たち、現実を見た方がいい気がするわね)」

 

穂乃香と優希が話し合った結果、とりあえず演技をするのはやめて、Fクラスのバカどもに現実を突きつける(突きつけたところで何か変化するとは思えないが)ことに。

そして、優希が口を開こうとしたところで、

 

「一体何の騒ぎでしょう?」

 

学園長と話し合いに行っていた静真が返ってきた。すると……

 

「「「イケメンメガネは帰れ!!」」」

 

一斉に非モテ男代表(バカども)が反応する。そこまでFクラス生徒に嫌われる理由が静真には分からず、首をかしげる。

Fクラス生徒からすれば、成績優秀でイケメン、優しい上に人望もある静真は天敵以外の何物でもなかったりする。

 

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