文字数は今のところ、にじファン時代と同じで行きます!
第25問
「あわわ、制服の予備どこだったっけ……」
そういう内々の事情は放っておくとして、普段家からの通学である穂乃香は基本的にこの寮に寝泊りすることはない。掃除とベッドのシーツの交換、衣類の定期的な洗濯は専属メイド(Eカップ。穂乃香は密かに憧れているらしい)がやってくれるのだが、なにせ滅多に来ない部屋である。どこに何があるのかイマイチ良く覚えてないのだ。
「ひゃぁっ!こ、このスカート、凄いすーすーするよぅ……」
ムッツリーニが用意した(以上に丈の短い)スカートについたフリルが、穂乃香の太股をくすぐる。ちなみに優希に頼んで放置してあった自分の制服を回収してもらおうとメールしたのだが、
これには穂乃香も耐え切れず、明久には後でお説教しなければ、と考えながら、必死に予備の制服を探す。ちなみに明久が競売に参加しているのはやましい気持からではない。どうか、これだけは、信じてあげてください……!!
「うーん、こっちの箪笥だったかな……」
いくつもある箪笥を次々空けていくが、どれも中は空っぽ。当然である。基本的にここで生活していない穂乃香は、最低限の衣類以外はほとんど何も置いていないからだ。
穂乃香は続いて、3つ目の箪笥を探索し始める。すると、上から3つ目の段から制服が出てきた。
「み、見つかったぁ……これでとりあえずは何とかなるかな」
早速着替えようと、メイド服を脱ぎ、スカートも脱ぐ。そして、部屋の外から階段をかけのぼってくる音。勘の良い読者の皆様はきっとお気づきだろう。定番のあのハプニング。
バァン!
勢いよくドアが開け放たれ、明久が入ってくる。
「穂乃香、着替え取り戻して……きた……よ……………?」
「な、な、な、」
当然、予備の制服に着替えている途中だった穂乃香を包んでいる衣類は下着のみ。そして穂乃香の目の前には自分の制服を手にした恋人。
明久からすれば、穂乃香が制服がなくて困ってるだろうから、競売にかけられている制服を回収して穂乃香に届けてあげよう。ついでにメイド服もチラッと見れたらいいな。という9割の人助けと1割の欲望からの行動だったのだ。明久は別に穂乃香の制服で何をしようというわけでもないし、そもそも彼はそこまで変態ではない。……多分。
「あ、あの、穂乃香……さん?お着替えの方、こちらに置いときますね……?
(貧相なくぁwせdrftgyふじこlp;@:)胸を手で隠しながら真っ赤になって震える穂乃香を見て、心のアラームが危険度レベル99を鳴らしている。これはあれだ、温厚な人ほど怒らせると怖いって奴だ。おまけに今の穂乃香には逃げ場所がない。なぜなら今いる場所が、いつも逃げ込む寮なのだから。つまり、追い込まれた穂乃香は……
「な、な、な、何してるの明久君―――――――――――――――――!!!!!」
「ご、ごめんなさ―――い!!」
ほの火山の大噴火を大噴火させ、溶岩を明久にぶつけまくる。というか、ビンタ時々グーの嵐なだけだが……。