バカとテストと召喚獣 ~たった5人のSクラス~   作:黒炉

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八月一日さん、深紅のユウキさん感想ありがとうございました!


第29問

明久と穂乃香、現在吉井家の前に整列中。

 

「ま、マンションだったんだね……」

「うん、父さんと母さんと姉さんは海外だから、僕は独り暮らしなんだ」

「そうなんだ……」

 

明久は笑いながらドアノブに手をかけ、中に入る。明久は笑っているが、穂乃香は少しさみしそうな顔をする。

 

「まあ、他に誰もいないし、ゆっくりしてって……」

 

そう言いながら明久が中に入ると……

 

「お帰りなさい、アキ君」

 

バスローブ姿の奇姉、登場。

 

「………」

「おや?アキ君、後ろにいるのは」

 

 

バタンッ!

 

 

光顔負けの速度でドアを閉める明久。その様子を穂乃香も不自然に思い、

 

「どうしたの?明久君、なんだか焦ってるみたいだけど」

「ナンデモナイヨ?ウン、オウチマチガエチャッタ」

「何で片言?」

 

明らかに動揺している明久。まあ、自然と言えば自然だが。そこにいる筈のない――――というより、いてはいけない――――奇姉がそこにいたりするのだから。

ところが、無情なことに穂乃香は吉井玲という明久の姉がとんでもない奇姉だということを知らない。そのため、明久が必死に隠そうとしているものに気がつかず、

 

「でも、さっき、鍵開けてたよね?」

「キノセイキノセイ」

「…………何隠してるの!?」

「ああっ!?」

 

穂乃香は明久の様子に、やはり彼がなに隠しているのを悟ったようで、明久の隙を突いて吉井家のドアを開ける。

 

「………え?」

「アキ君、女の子、連れ込む、DEAD END。意味、分かりますよね?」

「……はい」

 

が、明久と穂乃香が一緒にいるところを見た玲に死刑宣告をされる。

 

 

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