バカとテストと召喚獣 ~たった5人のSクラス~   作:黒炉

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数日前にある方から再更新希望のメッセージをいただき、たまたまバカテスブームが自分の中で再来していたので更新を再開させていただきます。長らくお待たせして申し訳ありませんでした。

どうでもいいけどラブライブとバカテスのクロスオーバー書きたい(切実


第54問

「……おい、明久」

「……何、雄二?」

 

明久と雄二が常夏コンビと突如現れた女子生徒、永遠島未来(とわじまみらい)の方を見て呆然としている。

 

「「何なんだ、あの女……?」」

 

そう漏らした二人の気持ちはよく分かる。なぜなら、突然現れた女子生徒がいきなり男子生徒の二人組を思い切り蹴っ飛ばしたのだ。そりゃ漏れるよ。

その永遠島と言えば……

 

「あのねえ、確かに新香はそー命令してたけど、こんな下劣で卑怯で汚い方法とるとか私がゆるさねーよっての!」

「何なんだよ、テメェらは……やれとかやるなとか、わかんねえこと言いやがって!」

「口答え、禁止!」

「あぶれら!!」

 

言い返した常村の顔面に蹴りが入る。

やっぱ扱いの差が激しいよね。

 

「……おい、坂本。今あの女、『命令』っつったよな」

「ああ。坂上、明久。あの女捕まえて吐かせるぞ」

「二人とも悪役の顔だよ」

 

そう指摘されても華麗にスルー。どうやら常夏コンビのバックにまた別の人間がいると気がついた以上、これ以上妨害をされないためにもとっ捕まえて知ってることを吐かせなければならない。

 

「分かったらその無い頭ひねってもうちょっとまともな作戦を―――――誰?」

「悪いな、2年Fクラスの坂本雄二って言うんだが、あんた達の会話にちょっと不穏当な単語が混じってたんでな」

「事の内容次第ではテメェら絞めて色々聞きださなきゃいけねえだろ?」

「悪いが、少し付き合ってもらうぜ?」

 

非常に真っ黒な笑顔を浮かべて永遠島に詰め寄る二人。状況だけみるとどう見ても雄二と竜が悪者なのだが、永遠島もちっとも負けてない。

 

「あー、Fクラスの人?いたんだ、聞かれちゃったんだ。あーあ、このバカどもが考えなしで能なしでアホだから……」

「オイコラ好き勝手言ってんじゃごぶらぁ!?」

「夏川、口答え、禁止ね」

 

また顔面キックで黙らせる。蹴りの時のポージングと言い、カンフー好きなんですかね、この人。

 

「「………」」

 

そして繰り出される怒涛の攻撃に、雄二と竜も固まるしかない。

とは言え、目の前の凶暴女子が常夏コンビの企てた陰謀に関わっているのは明白。雄二達としても、取り押さえて話を聞かないわけにはいかないのだが……。

 

「「(………戦いたくねえ)」」

 

悪鬼羅刹の名をとどろかせた雄二と、その雄二と対等以上の実力を誇る竜が思うほどに、少女の常夏コンビに対する暴力の嵐は激しかった。

 

「ほら、どうしてくれんのよ、全く」

「ぼがっ、ぐはっ、うごっ!?」

 

「「(………容赦ねえ)」」




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