今回初めて書いたssになります(処女作)
文章力も文才力もない私が書いたので(愛だけで書いてます)読めたものではありませんがまぁー暇なら読んでくださいw
オリジナル要素やオリジナルキャラなどこのあとも追加するかもしれません。苦手な方は読まないほうがいいかと
ちなみにメインヒロインはココアの予定です。
ではどうぞ
第一羽◇喫茶店での偶然を超えた出会い
春、石畳が美しいこの街で俺はいつもと変わらぬ朝を迎える
「ふわぁぁ〜…明後日には高校生か〜」
そんな独り言をつぶやきながらベッドから体を起こす。
俺の名前は宇佐見薫(うさみかおる)今年の春から高校生。うちは小さな雑貨屋を家族で経営していて生活に必要なものから小物まで、母が作るオリジナル雑貨なんかもある。
俺ら家族は昔からこの街に住んでいて、この慣れ親しんだ街はどの角度から見ても様になるぐいとても美しい街。
そして全国でも珍しい…『うさぎの楽園』だ。
いたる所に野良うさぎがいてそれ見に来る人もいるぐらい。
そんな街で俺はどんな青春を過ごしどんな未来が待っているのか。
「ご飯できたわよー」
どうやらや朝食が出来たらしい
「ついでに由美の事も起こしてねー」
宇佐見由美(うさみゆみ)俺の姉で今は大学生。
性格はおっとりとしていて掴み所のない
まるで雲のようで、自由な人だ。
姉の部屋は俺のすぐ隣で、下に降りる階段の途中にありいつも朝食の際に起こしてから降りている。日課というやつだ。
「おーい、飯が出来たってー」
「ふぁ〜い」
なんとも頼りない返事…。
姉の起床を確認し階段を降りていく。
ダイニングテーブルにはすでに焼かれたパンと目玉焼き、それとほのかに甘い香りのするホットココアが2人分と珈琲2人分並んでいた。
俺と父と母、少し遅れて来た姉と4人で朝食をとっていると
「おい、薫。バイトをしてみないか?」
「ふぁいと?」
いつも喋らない父がなんの前触れもなく喋りかけてきたのでまだ口の中にパンが残ってる状態で返事をしてしまった
流石に行儀が悪いので飲み込んだ後再度聞き直した
「バイト??」
「そうだ」
俺が頭に?マークを浮かべてると
「知り合いに喫茶店を経営してる奴がいてな、少し人手不足らしいんだ」
それにいい人生経験にもなるしな。とそんなこといきなり言われても。
とはいえ俺自身バイトをしてみたいという気持ちがないわけではない
「やってみたらぁ〜楽しいよ〜バイト♪」
横から朝食を食べ終え残ったココア飲みながらにこにこと会話に入ってきた
てか!もう食べたのかよ!早すぎないか!?
意外と早食いの姉である。
「すごくいい雰囲気の喫茶店だから薫、気にいると思うわ〜」
と話しかけてきたのは母だ
姉は母似なのである
「わかった」
「それじゃあ早速香風さんのところに連絡入れとくから今日のお昼にでも顔出しに行きなさいよ〜」
今日!?いきなりだなおい…。
こうして俺は"人生初のバイト"を始めるのであった
*********
昼過ぎ、俺は母さんにもらった地図を見ながらバイト先"ラビットハウス"に向かっていた
歩き慣れた街なので道に迷うこともなく目的地にたどり着き店内に入ってみると
「非売品です」
「そんなぁー」
店員とお客の会話が聞こえてきた
何だあの面倒くさそうなお客は
「それじゃあもふもふするだけでも!」
どんだけ触りたいんだよ…。
「コーヒー1杯につき一回で」
「じゃあ3杯で!」
お客は物凄いスピードで指を三本立ててコーヒー3杯を注文した
ここでようやく俺が入ってきたのに気づいたのか店員は「い、いらっしゃいませ」と挨拶すると慌ててカウンターに戻っていった
俺ってそんなに影薄い?
さっきから店員、店員と言っていたが多分頭にもふもふした何かを乗せてるのが香風チノ、ここのマスターのお孫さんらしい。
この情報はどこで手に入れたのかって?
地図を用意してくれた母さんが「頭にわたあめみたいなの載せたチノちゃんってかわいい看板娘がいるから♪」と言っていたのである。
「すいません、ここは香風さんのお宅でいいですか?」
「はい、うちが香風です。もしかして宇「ここ香風さんの家だったの?!」
と話し終わる前に例の客が割り込んできた
「え、ええそうですけど…」
どうやらただの客ではなかったようだ…色んな意味で
「下宿先の香風さん!?」
「すごいよ!これは偶然を通り越して運命だよ!」
物凄い勢いで迫るお客さんは目ををきらきらさせながらそのままチノちゃんの手を両手で握る
「私はココアだよ♪よろしくね。」
「ち、チノです」
「チノちゃんね♪よろしくねチノちゃん♪」
まるで怯えた子うさぎ状態だなありゃ
「あと、学校の方針で下宿する代わりにその家でご奉仕しないといけないんだけど…」
「働くという事ですか?」
おや?どうやらこのココアちゃん?彼女もここで働くらしい……まじで?
「取りあえず挨拶はしたいんだけどー…マスターさんは留守?」
「祖父は去年…」
これは事前に父から聞いた事だがここのマスターは去年なくなっており今はお父さんと孫のチノちゃん、これにバイトの子が一人と(彼女も入れれば二人)だけ。
流石にバイトの子一人と孫一人は大変だからということらしい
ちなみにここは夜バーに変わり、お父さんはそこでバーテンダーらしい
「ごめん…これから私のことをお姉ちゃんだと思ってくれていいからね!」
「はい、ココアさん」
「お姉ちゃんってよんで!」
「はい、ココアさん」
「お姉ちゃんッテヨンデ!」
このやり取り、長く続きそうだな…
ここは少し強引に
「あの、少しいいですか?」
また忘れられていた俺の存在に気づき
取りあえずは会話をやめてくれた
「お父さんからお話し聞いてると思うけど、今日からここで働かせてもらう宇佐見薫です」
少し硬くなりすぎたか?
「へー君もここで働くの!?、なかこれも運命を感じてしまうね〜」と何故か彼女は渋い声で言った。何故そんな声で…。
「父から話は聞いてます。制服を用意してあるので案内しますね、あとココアさんも付いてきてください制服渡します」
これは退屈しないバイト生活になりそうだ。