うさぎのいるこの街で   作:三日月()

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どうも、三日月()です

少し台詞少なめかな?

ごちうさは相変わらずみんな可愛いですよね♪

ちなみにココアちゃんが一番ではなくシャロちゃんが一番好きです(シャロちゃんがヒロインのも書こっかな?)

あとココアちゃんと千夜ちゃんの通う学校は共学です

でわどうぞです


第三羽◇栗(千夜)と羊羹(ココア)は相性バッチリ

朝九時。入学式を明日に控えた俺は散歩がてら高校への視察?も兼ねて通学路を歩くことにした

 

俺が通う学校はつい最近まで姉が通っていた高校だ、姉は特に成績優秀というわけではないが人との繋がりは異常なまでに広く、隣の街にある高校の生徒とも友達になっているという話だ…。

それが今では大学生…何キロも離れた先にある大学にも知り合いがいてもおかしくはない。すれ違う人すれ違う人と話しているレベル…。

 

そんな姉が通っていた高校に向かう途中で見たことのある髪色に見たことのある花の髪留めしてる子がうさぎを抱きかかえて幸せそうな顔をしている、ココアだ。

 

「おー……ぃ」話しかけようとしたのだがそのすぐ近くにこれも見たことのある和服の女の子が手に栗羊羹を持ちウサギに与えようしていた。

 

俺はあの和服姿の女の子にあまりいい思い出がないのでそっとこの場を離れようとした時、ココアが抱いていたうさぎが腕から飛び降り俺の方へ向かってきたのだ…。

 

「あー!薫くんだぁ!」

 

こっちを向くなり手を振ってくる

 

…ばれた…

 

和服姿の彼女も視線をこちらに向け俺を見るなりニコリと笑うと

 

「あらあら〜?かーくんじゃない?久しぶりね〜3ヶ月ぶりくらいかしら?」

 

そうにこにこしながら喋りかけてくるのは俺の友達の、"千夜"だ。

 

 

********

 

時間を遡ること二年前、中二の頃の話だ。

 

 

俺は名前が宇佐見って名前のおかげでよく

「うさぎー!」「うさちゃん」挙句の果てには「らびっと大佐」とわけのわからないあだ名までついた。

そう、昔はよく名前でいじられていたのだ

 

学校で名前を呼ばれたり、テストで自分の名前を書くときなどはいつも嫌な気持ちになっていた。親に聞いたことだってある「なで宇佐見って名前なんだ!もっとマシな名前が良かったよ!」ってね

そんな自分の名前をちゃんと呼んでもらえなくなった頃ぐらいに、学級委員だった俺が月一の集会に集まった時。

 

「2年c組の○○さんが風邪で休みなので彼女の代わりに来ました宇治松千夜です」

 

初めて彼女に出会った。

 

 

 

 

集まりが終わったあとたまたま千夜と俺が残って作業するはめになったのだが

 

「こんなことするのね〜学級委員って〜大変ねえ〜」

 

「ま、まぁー慣れればそんなに大変でもないよ」

 

向こうがいきなりしゃベリ出したので反射的に答えてしまった

 

「そんなものなのかしら〜…そういえばみなさんの名前、聞き忘れていたわ」

 

そして視線がこちらに向く

 

「あなたの名前は?」

 

「う、宇佐見薫です」

 

はぁーまた俺の名前を知る人が増えた…

 

「とも素敵な名前ね〜この街にぴったり♪」

 

初めてかもしれない、他人に自分の名前を素敵だと言われたのは…

 

それからかなり仲良くなり名前もうさぎからかけ離れた『かーくんってのはどう?』これがかーくんの誕生である。

 

そんな優しく友達思いの千夜なのだが…。

 

 

*************

 

「ち、千夜、久しぶりだな」

 

「久しぶり」

 

うぅ…やはり苦手だ

 

「えーと…二人はお知り合い?」

と俺と千夜こ右後に見ながら聞いてきた

 

「あぁ、こいつは千夜で同じ中学だったんだよ」

 

「そうなんだ〜」

 

「私はココアだよ♪よろしくね千夜ちゃん……はっ!こんなことしてる場合じゃなかったんだ!入学式に遅刻しちゃうよー!」

 

 

あれ?あんま気にして見てなかったがあの制服…俺が通う学校のじゃないか?

 

「じゃあまたね!」

 

「ちょ!ちょっと待て!ココア!」

 

「ふぇぇ?!なに!薫くん!私今時間ないんだけど!」

 

「ココア、○○高校に行くつもりか?」

 

ココアが豆鉄砲くらったウサギのような顔をしている

「ど、どうしてわかったの?!薫くんに私言ったっけ?!それとも超能力者だったり?!」

 

「いや違う、俺もそこの高校に入学するんだよ」

 

いきなり多くの情報入ってきてなのかアタフタしている

 

「じゃ、じゃあなんで薫くん私服なの?!」

 

 

「ココアちゃん………入学式は明日よ」

と俺と同じ高校に入学する千夜がとどめを刺した

 

 

 

 

 

 

 

 

ココアは恥ずかしさのあまり顔を隠してしゃがみこんでいる

 

「ココアちゃん、私もそこの高校、

良かったら案内しましょうか?」と手元に持っていた栗羊羹を差し出しながら聞いている

 

ココアは「ありがと」と受け取り一口食べるたびに見る見る元気になっていった

 

「それにしてもここにいる三人とも同じ学校とはなぁ〜」

 

世の中案外狭いのかもしれない

それにしてもココアは美味しそうに栗羊羹を食べるなーなんて思いながら見ていたら

 

「あら?かーくんもこの千夜月食べる?」

 

そう言いがらもうひとつの栗羊羹を出してきた

今どこから出した?

 

「千夜月?」

 

どうやらココアはなんのことがわかってないな

俺も最近わかるようにはなってきたがいまだにあのネーミングから何が出てくるかわからない…

 

「幾千の世をゆく月…名づけて!千夜月!栗を月に見立てた栗羊羹よ!」

 

「なんかかっこいいー」

 

え?かっこいいの?

 

「私たち気が合うわね♪」

 

この一瞬で仲良くなれるなんて、千夜もココアも似た物同士なのかもしれないな

 

「せっかく三人とも同じ高校に通うのだからこれから三人で見に行かない?」と提案したのは千夜だ

 

「いいねーいこいこ♪」

 

「俺も元からそのつもりだっからな」

 

こうして思いもよらぬ再開をし目的であった高校への視察も無事終わらすことができた

 

(千夜だけではなくココアも同じ高校か………俺の高校生活大丈夫か?)と不安だけを残し明日は入学式だ。




なんかキャラ崩壊しがちな気がしますがあくまでもオリジナル展開なので…………w


次回はシャロちゃん……ではなく入学式、学校編みたいなのになります
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