うさぎのいるこの街で   作:三日月()

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どうも、三日月()です。

シャロちゃん登場回ですが

まぁはい。

ではどうぞ


第五羽◇それでも私はコロッケが食べたい

「ありがとうございました」

 

閉店前最後の客を見送り俺は更衣室(男子用はないので空き部屋)で着替えを済ませ戻ってみるとチノちゃんが買い物にでも出かけようとしていた

 

「あれ?チノこれから買い物行くのか?」

 

心配なのかすこし不安そうなリゼ

 

「はい、卵と牛乳切らしていたので」

 

すると私服姿のココアが目をキラキラさせながら

 

「買物?お姉ちゃんも一緒に行くよ!」

 

「ココアさんは来なくてもいいです、私一人で行きますから」

 

「一人で大丈夫か?外も暗くなってるし」

 

「大丈夫です」とエコバック?を持って今にも外に出ようとそるところを引き止める

 

「待ってチノちゃん、俺が行ってくるよ」

 

チノちゃんは一度目を大きくさせ「いえ、心配はいりません宇佐見さん」といい再び扉の方に

 

「いや、実は俺母さんに買い物頼まれててそのついでに牛乳と卵買ってきてあげるよ」

 

チノちゃんは少し考えたあと

 

「でもやっぱり迷惑は」迷惑じゃないよ」

 

チノちゃんの言葉をさえぎりながら

 

「いつも楽しく働かせてもらってるし女の子一人に買い物させるわけには行かないしね、ココアがいても不安になるだけだし」

 

「それもそうだな、チノが一人で行くよりかは薫が行ったほうが安全だしココアがいるだけで不安要素増えるだけだしな」と俺の言葉に乗っかるリゼ

 

「どういうこと!!」

 

「「そのまんまの意味だよ」」

 

「二人ともひどい!」

 

三人で他愛のない会話をしてると

 

「ふふ」

 

チノちゃんが笑った

 

「そうですね、では宇佐見さん、卵一パックと牛乳二本おねがいできますか?」

 

「受けたわまりました!」

 

と敬礼(リゼの真似)をしエコバックを受け取り少し離れたスーパーへ向かう

 

なんかココアが怒っていたいた気がしなくもないが

 

 

気にしなくていっか、チノちゃんもリゼもいるし

 

********

 

 

今向かっているスーパーは子供の頃からよく言っている馴染のある場所だ、大体夕暮れ時になるとお惣菜に半額!のシールを貼るおばさんが現れる。なのでその時間になる頃に母とよく買い物に来ていた。

 

「母さんに頼まれてたものわっと」

 

俺は携帯を開き母からのメールを確認する

 

水菜、人参、しいたけ、キャベツ、アスパラ、お惣菜を適当に、(安かったら)牛肉も。  お願いね♪母より

 

「改めて見ると結構多いな」

 

これにプラスで卵と牛乳二本。

まぁこれぐらいなら余裕だよな!…

 

 

 

スーパーに到着した俺は手慣れた動きでかごを取り先に潰れないものから順にかごに入れていく

 

 

 

「お、お肉安いじゃん♪」

 

お肉かごに入れお惣菜コーナーに向かう

 

するとお惣菜コーナーにまだかまだかと半額!シールを待つ金髪で癖毛の女の子

 

「まだシールはられてないのね…」

 

「よっ!シャロ」

 

「うわぁぁ?!って薫?!びっくりするじゃない!いきなり声かけないでよね!」

 

彼女はの名前は『桐間シャロ』千夜の幼馴染で非常に頭のいい子、苦手なものはうさぎとカフェイン。カフェインを過剰にとってしまうと酔ってしまうという、らしい。(まだその姿は見たことないが)

 

「わるいわるい、久々のにシャロにあったからついからかいたくなってな♪」

 

「あんた…千夜の性格に似てきてるわね……」

 

ジト目で見てくるシャロ

てか、千夜に似てきてる?そんなことない!!と自分の中で全否定しておく。がシャロをからかうのは好きです、はい。

 

「そんなことねーよ、おっ半額!シールおばさんが来たみたいだぞ」

 

「変なネーミングつけないでよ」

 

シールが無事?張り終えるとシャロはお目当てのものだったのか1番にコロッケに手を出した

 

「ふふ♪今日はコロッケが残っててよかったぁ♪」

 

実はここのコロッケはそこそこ人気で半額!が貼られる前に売り切れることがよくある。

噂によると一個一個手作りらしく、レンジを使って温めるとまるで揚げたてみたいになる♪と評判の人気商品だ

 

コロッケはひとつしか残ってなかったのでシャロに譲り俺はメンチカツ(コロッケと比べ人気はないらしい)と天ぷら詰め合わせを2つに唐揚げを一パックかごに入れる

 

「なぁシャロ」

 

「なによ」

 

何かを察したよな顔をしている

 

「今夜は一人コロッケパーティーだな」

 

「うっさいわね!このコロッケめったに食べれないのよ!」

 

やはりシャロをからかうのはやめられそうにないな♪

 

会計を済ませシャロと世間話をしながら分かれ道まで一緒に歩いている

 

「そ~言えばあんた千夜同じ学校なんだって?」

 

あぁと答えると「あんたも大変そうね」と同情された

 

「なぁシャロ、また今度勉強教えてくれよ」

 

「………そのうちね」

 

 

***********

 

 

シャロと別れ俺は香風家に向かう

 

インターホンを押すと扉からチノちゃんではなくココアが出てきた

 

「おかえりー今丁度ラテアートの練習してたんだけど薫くんも飲む?」

 

「それは俺に後処理をしろってことか?」

 

「いやいや!そーゆうことじゃないけど。外寒かったと思うし…ね♪」

 

まぁココアなりの気遣いと受け取っておくか

 

「わかったよ飲ませてもらうよ」

 

「わかった!中で少し待ってて」と言うと奥へ走っていった

 

あれ?チノちゃんがいない

 

俺は家に上がりチノちゃんに頼まれた卵と牛乳をテーブルの上に置く

あれ?ここ香風さんの家だよね?なんでココアが我が家のようにしてるんだ?まぁ住んでるっちゃー住んでるんだが…。

 

すると後ろから

 

「宇佐見さん。卵と牛乳ありがとうございました」

 

 

頭から少し湯気が立って髪が濡れている。

多分風呂上りであろうチノちゃんが出てきた。

 

どうやらチノちゃんとココア二人で風呂に入っていたのだが俺がいつ戻るかわからなかったので先にココアが上がり俺を待っていたらしい。その待ち時間にラテアートの練習をしてたって事みたいだ。

 

「はいレシート。お金はいつでもいいからね」

 

「はい、バイト代に上乗せしときます」

 

「薫くーんラテアートできたよ!」

 

2つのマグカップを持ち駆け寄ってくるココア。

頼むから転んで俺にぶっかけないでくれよ…

 

「あれ?チノちゃんもお風呂上がったの?」

 

「丁度今上がりました」

 

「チノちゃんちょっと待っててね。はい薫くんの」

 

そう言って渡されたカフェラテには可愛らしいウサギの絵が描かれていた

 

再び戻ってきたココアはチノちゃんにもラテアートいりのカフェラテを渡すと

 

「今回はなかなかの出来でしょ!」と自信満々の表情だ

 

「いや、すごいなココア。いつの間にこんなに上手に…あのココアが…」

 

「ホントですね、あのココアさんが…」

 

「ちょっと!ふたりともひどい!私だってやればできるんだから!」

 

俺はチノちゃんと顔を合わせたあと二人して笑ってしまった。

笑ったことが気に食わなったのか少し怒った顔をしたがすぐに元に戻り、三人でゆっくりと…少しでもこの時間が続くようにカフェラテを飲んだ

 

 

 

 

帰宅後姉に「なんでコロッケじゃなくてメンチカツ!騙されたわ!」と叫んでいたが俺気にせずメンチカツを頬張る。

(メンチカツも結構美味しいとおまうんだけどなぁ)なんて考えながら

 




シャロちゃんの出番少なくね?

まぁメインはココアですから〜

ここら先は視点変わったりするかもです
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