うさぎのいるこの街で   作:三日月()

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お久しぶり?です
三日月()です


少し更新遅れてすいません
これからは更新が不定期になるかもですが
待っていただければ幸いです

ではどうぞ


第七羽◇パン対決はじめました

第7羽 パン対決始めました。

 

日曜日の朝。いつものように姉を起こしに行くとそこに姉の姿はなかった、たまに朝早く起きることもあるので気にせず下へ降りる。

 

しかし、テーブルの上に並べられたパンは三人分

 

「姉ちゃんは?」

 

朝から居ないなんてことはほとんどないのでキッチンにいる母さんに聞いてみた

 

「由実なら朝早くから「遠くの知り合いに会ってくるから〜あとしばらく帰らないからー」て言って出て行ったわよ?」

 

おいおい母よ、あの姉をそんな放置しても大丈夫なのか?

 

とはいえ家に帰ってこないこともないわけではないので俺もそこまで心配はしてないがあの姉が俺に何も言わずに行くのは少し珍しい

 

まぁ珍しいだけだけど

 

俺はいつも通りパン(マーガリンは後塗り派)とほっとココアで朝食を取る

 

そーいや今日皆でパンづくりするって言ってたな〜

 

******

 

2日前

 

あれは俺がたまたま弁当を忘れた時である

 

 

「あら?カー君どこ行くの?」

 

机をくっつけながら聞いてくる

 

「いや、弁当忘れて今から購買に行くとこ」

 

「そーなの?」

 

「すぐ戻るから先食べてていいよ」

 

「了解です」

 

 

購買から戻るとすでにそこは三人揃ったいつもの光景

 

そこで俺が買ってきたパンとコーヒー牛乳お机の上に出した時

 

「薫くんパンなんだね♪いいなぁ〜♪可愛いなぁー♪」

 

「「「かわいい?」」」

 

つい千夜、響、俺でハモってしまった

 

このあとココアのパン愛を熱演されその流れで日曜にパン祭り?的なものをすることになった。

 

****

 

お昼前、俺は服に着替えてラビットハウスに向かうココアによるとラビットハウスに大きめのオーブンがあるらしいのでそれを借りてパンを焼くらしい

 

ラビットハウスにつきそのままキッチへと向かうとそこにはすでにココア、千夜、リゼ、チノちゃんの四人がエプロンをつけ立っていた。

 

「おはよ〜カー君」

 

「おはよー♪」

 

「おっす♪」

 

「おはようございます」

 

「みんなおはよ、パン作る気まんまんだな」

 

千夜、ココア、リゼ、チノちゃんの順で挨拶を済ませ俺も持参したエプロンをつける。

 

「そろそろ響も来るはずなんだが…」

 

一緒に向かう予定だったのだが何やら準備があるらしく「先に言っといて!」と言われたのだ

 

 

「んじゃ先に生地だけでも作っちゃうか」

 

とりリゼが軽く腕まくりをし大きめのボールを棚から出してきた

 

「そうだね!それじゃパン作り始めよっか!」

 

よっぽどパンが好きなのかココアの目はキラキラしている

 

チノちゃんとココアが楽しげに会話しながら材料を混ぜてると

 

「ごめーん少し遅れちゃった!」

 

と入ってきたのは響だ。

響は初対面のチノちゃんとリゼに挨拶を終えると俺の横に来て「美味しいパン作ってあげるね♪」と言いココアのところに向かった

 

パンの生地をこねるのは結構力の必要な作業で千夜少し疲れ始めてる

 

「千夜、大変そうなら俺がやろっか?」

 

「私は大丈夫よ、それよりチノちゃんの手伝ってあげて」

 

チノちゃんの方へ目をやるとココアがつきっきりで教えてるので手助けは無用だろう。

リゼは…大丈夫だな

 

「おい薫、なにか失礼なこと考えなかったか?」

 

「そんなわけ無いだろ〜それより皆はどんなもの持ってきたんだ?各自パンに入れるもの持参って言ってたけど」

 

心を読まれたのかと思いビクっとしたがなんとかごまかした。

各自が持参したものは

ココアはうどん。焼きそばパンならぬ焼きうどんパン…

チノちゃんはいくらに鮭…納豆にごま昆布…

千夜は小豆に梅干…海苔…

リゼはいちごジャムにマーマレード

響はココアパウダー

 

ちなみに俺はブルベリージャム

 

「……なぁリゼ…これはパンに入れるものなのか?」

 

「私にもわからん、がみんなは本気みたいだから止めるに止められず…」

 

果たしてどんなパンが出来るのか……梅干しって千夜…流石にないだろ…

 

できた生地は一時間ほど寝かせないといけないらしくみんなで使わないものを片付けていると

 

 

「せっかく男が一人いるのだから誰が一番美味しいパンを焼けるか競ってみない?」

 

千夜が提案する

 

俺に皆のパンを食べて順位をつけろと…

 

「いいねえー♪私は賛成!」

 

「いいなそれ」

 

ノリノリな響とリゼ。

 

リゼよ…俺に梅干パンやごま昆布パンを食べろと?

まぁ流石に入れないとは思うが…。

 

 

 

 

~1時間後~

 

 

 

 

しっかりと寝かせたパンを取り出し各々でパンづくりを開始する

 

作り方はココアに聞きながら各自好きなものを作っていく

 

俺はクロワッサンが好きなのでクロワッサンの作り方を聞き早速作ってみるわけなのだが、これがかなか難しい。生地をうすーく伸ばしくるくると巻いていくがなかなかお店においているような形にならなくブサイクだ。

 

出来たパンはオーブに入れ焼いていく

 

 

 

焼きあがっパンで一番の自信作を俺が食べる事になったのだが…

 

 

 

何だろこの罰ゲーム感は…。

 

美味しいものは最後にとって置くタイプなので先にきつそう?なものから食べますか

 

「最初に千夜のから貰うわ」

 

「あら?一番に指名してくれるの?嬉しいわ〜」

 

手にとったパンはアンパンみたいな見た目でとても美味そうなのだが…梅干パンの可能性があると思うと食べるのに躊躇してしまう

 

「じー…。」

 

食べてくれないの?と言いたげな目

 

「千夜…そんな目で見るな」

 

パクっ

 

うん?美味しい?なんというか…普通のパンほんのりバターの香りがしてうまい、ジャムとかあったら最高かも

 

「想像してたのよりうまいな♪」

 

「想像してたのよりってどーゆうこと!」

 

少しほをふくらませながら怒っている

 

「さすがの私でも梅干は入れないわ!少し悩んでけど!」

 

悩んだのか!まぁ結果的に入れなかったのだから良しとしよう

 

次はチノちゃん

 

「これはチノちゃんが作ったの?」

 

「はい!数あるおじいちゃんの中で一番きれいに焼けました!」

 

数あるって…チノちゃんのパンはおじいちゃんの顔のパン、なんかちょっとだけ食べにくいけど

おじいちゃんの頭から

 

パクっ

 

「おー美味しい!」

 

サクッとした外側ともちっとした中身

 

「あまりパンに味をつけずに作ってみました」

 

なるほどパンそのものの味ってわけかこれはこれでうまい!

 

「うん♪そのままの味ってのもいいねぇ」

 

褒められたのが嬉しいのか少し顔がにやけてる

 

「次は私だな」

 

そう言いながらパンを持ってきたリゼ

 

 

リゼのパンは楕円形のパン

リセが作るパンだし一番普通だろう。

 

パクっ

 

一口食べると中にはマーマレード

 

「なんていうか〜予想通り?」

 

「おい」スチャッ

 

ちょ!すぐにモデルガン取り出す癖直したほうがいいぞ!てかどっから出した!

 

「いや!いい意味でだからな!」

 

「褒められてる気がしないな」

 

「つ、次はココア…ってココアは?響もいないし」

 

よく見るとココアも響もいない

 

「二人は「まだ私の最高傑作じゃない!」って言ってキッチンにもどって行ったわよ?」

 

そこまで気合入れなくても…。

ココアはともかく響まで

 

「「できたぁー」」

 

 

キッチンの方から完成の声が上がるとすぐに自信作のパンを乗せて持ってきた

 

「まずは私から!」

 

響の作ったパンは少し黒っぽいクロワッサン。さすが幼馴染、好みをわかっていらっしゃる

 

パクっ

 

この黒いのはココアパウダーの黒かなんか俺の好きなものを集めたみたいで少し嬉しいな

 

「うん、さすが響だな、うまいわ」

 

「ふふ♪薫が好きなもの集めてみました〜」

 

正直これを超えるのは無理そう

 

 

 

 

と思っていた時期が俺にもありました

 

 

 

 

 

それじゃ次は私だね!と差し出されたパンはすごくうまそうな香りがする

 

パクっ

 

 

んんん?!なにこれ…千夜やリゼのシンプルさとチノちゃん外サク中モチ……それに口の中に広がるココア…。なんと中が真っ黒のパン。

 

 

「…優勝はココアだな」

 

「やったー!」

 

「嘘でしょ…」

 

その場に崩れ落ちる響、相当自信があったんだな。

確かにかなり美味かったし俺好みだったが、ココアのはその一つ…いや二つ上だな

 

「さすがココアちゃんね♪あれだけパン愛を語るだけあるわ」

 

「ココアさんを初めてすごいと思いました」

 

「確かにな」

 

「ありがと♪」

 

「ココア、褒められてないぞ?」

 

 

(必ず次は勝つ!!)なんて声が聞こえた気がしなくもないが無事パン対決は終了

 

 

千夜と響が帰ったあと洗い物を引き受けた(俺は食べてばっかだったからな)俺は一人せっせと食器を片付けてると

 

「私も手伝うよ」

 

「うん?チノちゃんの手伝いするんじゃなかったのか?」

 

「いやー「こっちは大丈夫なので先着替えてていいですよ」って言われちゃって」

 

なるほど、邪魔になるからどいてと言われたのか

 

「それなら洗い終わったやつ拭いてもらえるか?」

 

「まかせて!」と食器を拭き始める

 

 

「それにしてもココアがあんなにパン作るのがうまいとは思わなかったよ」

 

「えへへ、そんなに褒められるの久々だなぁ〜いつものおねえちゃんよりうまく焼けなかったから」

 

ココアには姉がいるのか。

 

少しココアらしくない顔をしたので

「そんな顔するなって、あんだけうまいパン作れるんだから十分凄いって、毎日作って欲しいぐらいだ」

 

あれ?さらっと告白まがいなこと言ってない?

 

「毎日はさすがにむりだよぉ〜」

 

よかった、誤解されてなくて

 

「薫くんが良ければなんだけど、新作とか考えたらまただべてくれる?」

 

「もちろん、俺パン好きだからいつでも味見するよ」

 

「なら今度また作ろっかなぁー♪薫くんが好きなものって何?」

 

「俺か?俺はココアが好きだけど」

 

 

 

…………………あれ?やってしまったのでは?

 

 

今度は流石に…

 

 

「え?」

 

「いや!飲む方のココアね!ほら甘くてうまいだろ!朝はいつも飲んでるんだよ!」

 

「だよねーびっくりしたぁ〜…」

 

最後の方は何言ってるか聞こえなかったが誤解は解けた?と思う…

 

「俺もう帰るわ、また明日な」

 

「うん、また明日ね〜」

 

 

その場から逃げるように家まで走った

 

ココアのことだから変な気回さないと思うが。




今更ですがこんな文章力のないssをよんでくれてありがとうございます!

次回は遠足(オリジナル)のお話


感想はいつでもお待ちしてますので!



お待ちしてますので!!w
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