やはり俺が奉仕部へ入ったのは間違いではなかった 作:randason
朝だ、学校だ・・・いきたくねぇなぁ
普段よりも早い時間に目が覚めてしまった。......億劫だ。
再び布団に潜り込むと再度眠りにつこうとするが、できようはずもない。すでに日は上り目は覚醒しきっているのだ
やだよやだよー寝る体制をとったら2秒以内に寝れてしまう枕とか出してよ~ドラ〇も~ん...そんなことなら友達作り専門のキビ団子とかがいいな、うんそれがいい。
・・・友達ほしい
のっそりと怠ける体に鞭を打ち布団から出る
改めての口頭一番
「友達ほしい」
...イヤ、これついさっきも言ったじゃん
登校の支度を終えてからリビングに向かう。
そこにはいつも俺のために毎日朝晩欠かさずご飯を用意してくれる天使がいる。
「あ、おはよーお兄ちゃん」
「おぅ、おはよう小町」
「なんか今日は一段と気怠そうだねー大丈夫?何かあった?。あっ今の小町的にポイント高~い♪」ピコピコ
我が家の麗しき天使であり妹である、《比企谷 小町》である。
ん~今日も一段と可愛いねっ...なんて、わ~いまの八幡的にポイント高~い♪・・・なに?キモイ?シスコン?ハッ 何をいっている。これが千葉(兄妹)の常識の一つなんだよ。
これぐらいがちょうどいいんだよ。フツーだよ、フツー
「毎度ながら最後のPは一体何なんだよ、あれか?その貯まったPで何かと交換できちゃう形式なの?」
なら是非とも交換してもらいたいものである、……
・・ ・・
「な~いしょ♪でも、このポイントは最高で最強なんだよ!だからねお兄ちゃん頑張って貯めてね~☆」
「はいはい」
妹の意味不明な物言いに適当にあしらいながら学校へ向かう
区切
変わらぬ時間を過ごし放課後。
いつもなら道草などくわずにさっさと帰路に着くのだが、おあいにく様どこぞのアラサー教師に無理やり入らされた部活動に行かなければならない。
そのまま帰ってやってもいいんだけどね?別にあのアラサー教師(暴力)が怖いとかそんなんじゃぁないし?
内心でぐちぐち文句を垂れてる間に奉仕部の前に到着
教室に入ると彼女は、昨日と同じ処に椅子を置き、もうそこが定位置かのごとく凛とした姿で書物を嗜んでいた
絵になるなぁ・・・
「こんにちは」
「うす」
「昨日の今日でもう来ないかと思っていたわ」
「おいまて、さすがの俺もそこまで捻くれてないぞ」
「あらそうなの?見た感じから言うと面倒ごとには関わりたくないような人間じゃない貴方」
「そうできないからここに来てるんだろ?あの人だけは敵に回したら後後が怖いからな(物理的な意味で)」
「他人に迷惑をかけない程度には頭が回るのね、感心したわ」
「ちょっと?ナチュラルに俺のこと馬鹿にしないでもらえますかね?;」
「フフッごめんなさい。意外と貴方との会話が面白かったものだらつい・・・ね?」
「ムッ…(人のことを揶揄するのがそんなにも楽しいとか、雪ノ下様は毒舌すぎるんではないでしょうか…あと微笑みながら頭傾げるのやめろ!一寸ドキッっとしちゃうだろ!)」
「言っとくがな、俺のスペック自体そこまで低くはないんだぞ?」
「どのあたりなのか説明をお願いできるかしら?」
「国語科学年順位は総合3位、顔だってそこそこ自身あるんだぞ?」
「それを私に言うの?」プッ
「なにおぅ!?」
コンコン
「!」
「依頼か・・・?」
「とにかく入ってきてもらいましょうか・・・どうぞ」
「し、失礼しまーす」
そこに現れたのはオレンジ髪を右上のほうで団子の様に結んだ一人の女子。「うぉ~・・・ビッチっぽいかも」ボソッ
「いきなりビッチ呼ばわりとかなんだし!?っていうかなんでヒッキーがここに?!」
「俺が聞きたいわ、つかお前だれ?依頼なの?出口は回れ右をしてまっすぐですよ」
「普通に帰らせようとしないでよっ!?」
「2年F組の由比ヶ浜由比さんね?座ってちょうだい」
「うん!」
「ところで依頼はなんなんだ?」
「そうね、まずそこから聞かなければ始まらないわ」
「うんそうだね、えっとね…ある人にお礼をしたくて。お礼の品にクッキーを作ろうと思ってるんだけど・・・」
「?えぇ...それで?」
「その、手伝ってほしいの!」
かくして、由比ヶ浜のお礼の品作成のために家庭科室を借り、作り始めたいいものを・・・
ブスブスッ...
「...どうしてこうなった;」
「っれ~?おかしいなぁ;」
「おい雪ノ下・・・わかるか?」
「なぜかしら、作業工程にミスはないはずなのだけれど...;」
「なんだこの出来栄えの差は...」
ブスブスッ←由比ヶ浜作 サックリホカホカ←雪ノ下作
「やっぱり料理系でお礼はやめとこうかな…私が作るといつもこんな炭の状態か殺人料理になるんだよね」
「認めるのね」
「認めるんだな」
「二人とも少しはフォローとかしてよぉっ!!」
「ま、まぁ見た目はともかく、肝心なのは【味】のほうよね…」
二人「…」ジー
「なんだよ、俺に食えっていうのか」
「あらひどいのね鬼畜谷君、不味いなら不味いと素直に言ったらどうかしら?」
「まだ食べてないからっ!まだ一口も頂いておりませんから!!お前は逆に素直すぎるんだよ、食べたのかよ;!?」
「き、決まってるじゃない、依頼を引き受けたのは最終的に私なのよ?なのに最初に味見をしないなんてありえない…じゃない」
「えっ!ゆきのん食べちゃったの!?」アセアセ
「…」
「全然説得力ないんだが、皆無なんですが?」
「た...食べればいいんでしょう...(そうよ、ただ無心に口を動かせばいいだけの話なのよ...」
「?」
(どこの難聴主人公だよ...)→ユイガハマ「?」→ユキノシタ「…」ブツブツ
「雪ノ下」
「ブツブツ…え?な、なにかしら;」
「味見のほうは俺がするから、お前は由比ヶ浜に付きっっっきりで料理の援護(補佐)をしろ。俺たち以外で犠牲者を出さないためにも尽力するんだ」
「わかったわ、まかせてちょうだい!」
「なんで無駄に力強い返事するんだ(お前そんなキャラだっけ…)」
「なんだかよくわからないけど、ありがとっゆきのん!ヒッキー!」
(さて…)
ガリッ…ジャクジャク……
「うまいっ!!?」
「「えぇぇぇぇえっ!!!!?」」
「っっっってのは一瞬だけかよコンチクショウー!!!!!」バターン
「ヒッキーが後ろにぶっ倒れた;!?」
「比企谷君!!?」
こうして依頼者の、由比ガ浜由比のお礼の品「クッキー」作りは、二人の奮闘も虚しく、されど極めて小規模の被害で済んだ…被害にあった奴乙~プークスクスクス いや俺なんですけどね…
因みに、残った炭(クッキー(笑))は由比ヶ浜本人経由で周りの男子共に…結果はご想像におまかせっ★
~後日~
ガラッ
「うーす」
「こんにちは比企谷君」
「あっヒッキー!やっはろー!」
そのまま自分の席につく、鞄から書物を取り出し抱く所に励むって…
「いやいや、なんで君がいるんですかね?」
「あら酷いわ比企谷君、あんなにも信頼しあっていた私を元から居なかったみたいな言いぐさをするなんて…」
「うわぁ~ヒッキー最低ぇ…」
「いや、貴方だよ君だよお前だよ?そこのビッチィ!」
「紅茶の準備をするわね」
「あたしも手伝う!」
「なんで流されてる俺ガイル…」
なんでかわからないが、部に新たな仲間が加わった。些か不安だが、一方的に絡んでる由比ヶ浜を拒否しないあたり雪ノ下は了承しているのだろう。なんか百合百合してるのは目の保養になるからいいけど。つか雪ノ下もまんざらだもなさそうだな...。
「あっお前部員じゃねぇし」
「えぇ?!なんでぇ!?」
「入部届けだしてないわよ由比ヶ浜さん?」
「そ、そんなものいくらでもかくしっ;!」
この日、改めて奉仕部に由比ヶ浜由比が入部した。
投稿のたんびに気づく。
なんで朝方何だろぅ・・・NONNONそれはね?作者が起きるのが早いせいで暇だからよ。
別に仕事にも支障…はないし?問題ないかなぁと、思い耽る今このころ。(まだ暗いなぁ・・・