やはり俺が奉仕部へ入ったのは間違いではなかった 作:randason
「いい風だ・・・やはりボッチ飯のベストプライスはここに限るな...」
一人寂しく呟いているのは、現ボッチ進行形でこの先もどんな未来へと進むかもわからぬ流浪の身。
比企谷八幡本人である。
いやいや誉めないでね?八幡照れすぎて口から吐血しちゃうから★
ついでにHPもMPもATもDFその他もろもろ削れるまである、ほとんど瀕死状態じゃない。どこのトラップカードなの?最恐すぎでしょそれ...死角までないまである
今は昼休み、教室に身の置き所のない俺の、唯一落ち着いて食事の摂れる処。
夏を過ぎ秋に差し掛かろうとする間際で、気温的にも比較的過ごしやすい季節である。
特にいいのがここから見える景色、目の前はグランドとテニスコート。なによりテニスコートのほうでは一人でテニスの修練に励む少女が一生懸命に壁打ちに精を出していた。
「う~ん、いい眺めだねぇ...眼福眼服」
特にやることのないこの時間は嫌いじゃない。だってそう思うでしょ?休めるときに休んどかなきゃ動かないといけないときに動けなくなるよ?ふふん!いつ来るのかね、その時が?…そうそうないでしょ(嘲笑
こんな下らないことを永遠と考えながらマッ缶を煽る。うん、やっぱりマッ缶だわ、やっぱりコーヒーはこの甘さじゃないとな。じゃないと千葉県民である俺がこの地上を「火の七日間」の歴史を作るまである。
...あ、無理だ、無理でした。うちの高校には絶対零度の瞳を持つ氷の女王こと雪ノ下雪乃がいなすったわ...っべーわ、まじっべーわゆきのん。まぁ、まだ見たこともないんですけどね?
キ~ンコ~ンカ~ン...
「っとぉ・・・戻るか」
時間もきたことなので教室に戻ることにする。
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全ての授業を終え奉仕部へと足を運ぶ。
階段を上がりきって曲がったところに雪ノ下と由比ヶ浜の姿を捉える。
「雪ノ下?」
「あ、あらこんにちは比企谷君」
「あっヒッキー...やっはろー...」
「どしたし、入んねーの?」
その態度は焦ってるように見えて戸惑っているようにも見える。え?まじでどうしたん?真っ黒くろすけでもでたん?めいちゃん呼んできな?めいちゃーん!
「いえ、なんだか教室の中に不審者がいるのよ」
「うんうん、なんかねー部屋の真ん中で突っ立てるんだよ!」
「...とにかく入って見てみなきゃわからん」
普段通りの動作で教室に入ってまず気づいたのは、床に散乱している大量の原稿用紙。ついでにコートを羽織ったデブ。
やばいなぁ、いかにもな雰囲気だ。めんどくさそうなオーラ?的なものをそいつから感じる。関わりたくない、帰りたい。
「フフフフフフ、まさかこんなところで出会うとh...」八幡「はいはいはいはいやめーぃ、ストーップアンダスターン?」
「ちょ、ちょっとまって最後まで言わせて!」
「誰が言わすか、いちいちめんどくさいな。薄ら寒いんだよ」
「ひ、酷い!そこまでいうのっ?!」
「というわけで、お引き取りねg..してください。お出口はあちらになるでーすぅ」
「それどのナニナニ家!?言い直さないで、八幡の口調が辛辣だよぅ!(泣」
「うっせーなナニナニ家だよ!お客様御一人お帰りになられまーす!」グイグイッ
後に控える二人にとっては見知らぬ人、それと漫才を披露している八幡。見てるそちら側はポカーンとしている。
それもしょうがないだろう
傍から見れば、意味深な格好をした痛い眼鏡デブが一男子高生の腰あたりに纏わりついてわめいてるんだからな。いい加減離れてほしいものである。インパクトで吹っ飛ばすよ?
「わかった、わかったからぁ!帰らせないで、お話聞いてぇお願いきいてぇ」
「なら星の入った7つの球でも探すんだな、話はそれからだっ…ってやめだやめ。埒があかん」
「で、そこの不審で意味深な生活習慣病を患ってそうな人は比企谷君のお友達なのね?」
「へ、へぇーヒッキーって友達いたんだ..あれだね、ちょー個体的?だね!」
八幡「おい、勝手に友達とか決めないでくれません?こんなのが友達とか肯定したくないんだけど。
あと由比ヶ浜、そこは個性的な?なんだ「ちょー個体」ってなんだか超硬体みたいでかっこいく聞こえちゃうじゃん」居そうだよそんな個性もった人間、もうあれだな「雄英」いくしかないな。
「ふっ自己紹介が遅れたな。我こそが!剣豪将軍・材木座義輝である!」
「んで?なんの用だよ剣豪さんよ」
「うむ、端的に言えばだな。我の書いた小説を読んで、尚且つ感想とアドバイスを頂きたい!」
「らしいわよ?お仲間谷君?」
「この話はヒッキー宛のだね!ヒッキーがんばっ」
「お仲間谷君ってなんだよ、同類にしないでよ。後、笑うな雪ノ下。仮にでも奉仕部の一員でしょ?放置どころか押し付けて放り投げるなよ...」
もうもう!ぷんぷん!八幡怒ったぞー!。悲しみで滅びの歌とか歌っちゃうぞ?ふぇぇ...最後は俺自身がが滅びちゃうよぉ。
badENDしかないのかよ...
雪ノ下や由比ヶ浜は、もう興味の欠片もないようでいつもの席に着くなり。雪ノ下は紅茶の準備を、由比ヶ浜は目を携帯と雪ノ下を行き来しながら談笑を始めた。
流石にここまできっぱりと流されると逆に話しかけづらい。しょうがない、こいつの相手をするか。
「感想&アドヴァイスは後に聞くとしよう。ところで八幡よ少しいいか?」
「あ?、なんだよ」
(あの美女二人組は一体だれぞなっ!?我輩きいておらぬぞ)ヒソヒソ
「あいつらはこの奉仕部の部員だ」
「…え、それだけ?」
「他に何を求めてんだよお前は。あれか「ふふふいいだろぅ?あいつらはこの部活動のメンバーであり俺の狙ってる子たちさっ」とかいってほしかったのか?頭にネジぶち込むぞ?」
「ごごごごごめんでおじゃる、べ、別にそんなことは考えてはおらぬよっ(汗」
「つか要件は済んだんだろ?帰れよ」
「ぬぐぅ…気を抜けばすぐにそのような物言いを...まぁよい。確かに今回の要は既に済んだ。帰るのも当たり前のことなのだが」
「なんだよ」
そういって彼は少し言いづらそうに体を揺らし、先ほどの美女2人組の方へ眼をチラつけさせながら
「少しぐらい、雑談に華を咲かせもよいではないか…」モジモジ
「帰れ」
お前みたいなはた迷惑な厨二病にそんなものは求めてない。せめてデコモリーでも連れてきたら最悪考えないでもない。厨二同士でうちとけあえそう!それあるー! 俺はそんな黒歴史シラナイ、だからチュウニ、チガウ。
そんなこんなでまた新たな顔見知りが増えました まる