「ーーーくっ!」
「どうしたーーー鈍ったのか?」
衛宮切嗣は後悔していた、バーサーカーのマスターケイネス・エルメロイ・アーチボルトを狙撃失敗した後に、このコンテナの港から出なかった事に
「かかってこいーーー魔術師殺し」
そして出会ったのが言峰綺礼と同類であろう男 間桐鶴野だった事
ーーー
鶴野と切嗣が硝煙の立ち込めてむせる様な戦いを始めた頃、時計塔の講師であるケイネス・エルメロイ・アーチボルトは目の前の男に睨みつけていた、目の前の男はコートにロングボウと言った風貌でこのまま街を歩けば、警官から肩をトントンと叩かれる様な格好をしていた。
「ーーー貴様」
その格好にケイネスは口出ししない、魔術師という事がわかる。
「どうやって認識阻害の結界を破った」
ケイネスは時計塔の講師でも実力もあり位も
「………桜ちゃん寝かせて、聖杯探索している最中だけど良いか…」
男はロングボウを構え、水の矢が発射された。
《
光の矢は水銀の壁に防がれて、水の矢は水銀に飲み込まれる。
「間桐家の者か…極東の田舎魔術師風情が…
「うおっ!あぶねッ!」
ぐしゃり、そんな音を立てて男 間桐雁夜は真上に飛び上がり、そのままケイネスに目掛けて水の矢を五連続で放つ。
「あちゃー、そりゃあ当たらないか…」
雁夜は地面に着地して、ケイネスの方を見るが、一つも傷を負っていなかった。
「不意打ちでやろうかと、思ったが…まあ良いや」
雁夜はそう言うと、自身の身を斬り裂こうと襲いかかる水銀を避ける事にした。
ーーー
「ぐぁ……」
切嗣の脇腹に鶴野の膝がめり込みコンテナに激突した、数発打ち込んで来たかと思うと急激に接近、そして肺を潰すかの如く膝を入れて来たのだ、切嗣は今回だけキャリコM950を持って来ていない自分を呪った。
「どうした、歳を取ったか?」
「ぐっ!」
ダンッ!ダンッ!
切嗣の手にあるWA2000が火を吹いた、その道のプロである切嗣の腕が脇腹の痛みでブレずに二発の弾丸が一発は頭に、二発目は胸に目掛けて飛んでいる、しかし切嗣は少し忘れている間桐鶴野は普通の魔術師でない事を
「ふっ!」
鶴野は首を捻る、銃口から判断した狙いに当たらぬ様にと感で避けた
「チッ!」
頭部への弾丸は避けれたか、胸に目掛けての一撃を受けよろめいてしまう、幾ら肉体強化の呪術を彫っていても痛い物は痛い。
「
それを好機と言わんばかり切嗣は自身の魔術をフルに活用した、今回は勝てる状況じゃない、まず勝てるイメージが出来ない切嗣はこの場から撤退と決めて自身の肉体への負荷も考慮しながら魔術使用してその場から撤退した。
「ふぅ……撤退したか」
鶴野はコートの内側のホルスターにモーゼルを入れて、雁夜に連絡を取った。
ーーー
その頃、雁夜は
「はい!兄貴どうしたァ!?」
「貴様は私をコケにしてるのか!」
ケイネスの月霊髄液の猛攻をギリギリで避けながら、鶴野の連絡を受け取っていた、なお目の前のケイネスはその態度にブチ切れている。
『今、何をしている?』
「戦闘中ゥ!危なッ!」
銀色の刃と化した月霊髄液の一撃をギリギリで避けて鶴野に連絡を取る。
『そろそろ、撤退して来いーそろそろ、次の策を考えるぞ』
「了解ーーさて、ロードエルメロイさん…帰らねえといけねえんだけど……無理だよなぁこれ」
通信を切り、いつの間にか止まった猛攻に安堵しながら前を見ると鬼の様な表情を見せていた。
「先程から…この、この私を侮辱しおって…極東の田舎魔術師風情がァ!」
「ヤバイな…撤退するか」
雁夜は懐から球体状の物を取り出し地面に叩きつけた、叩きつけられた球体状の物から煙が現れる。
「待て!逃げる気か!きさ…ま…」
ケイネスは歩こうとした瞬間、よろけて転ける、その後も立ち上がれずにケイネスのイラつきが増すばかりだ。
「ぐッ!おのれェ!」
この時ばかりケイネスは我を忘れ辺りに怒声を響かせた
説明
球体状の物
中身は吸うと身体が鈍くなる神経性の毒、数時間で効果は無くなる
ーーー
投稿遅れてすみません、次からはキャスター討伐です