間桐家の長男は転生者   作:坂東武者

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三話 邂逅

 

「どのツラ晒して帰って来た」

 

間桐邸の居間には四人がテーブルを挟み会話をしていた、3人に対して座る老人は五百年も生きる怪物 間桐臓硯

 

「このツラだ、蟲ジジイ」

「昨日、このツラ晒したけどな…ボケたか?ジジイ?」

「……………」

 

臓硯に対して、つらつらと暴言を吐くのは鶴野と雁夜でその二人の背中の後ろで隠れているのが養子として来た桜だ。

 

「ふん…この家に帰って来た理由はなんじゃ……どうせ、貴様らの背後にいる娘の事だろう?」

「そうだ、未だにあの醜悪な魔術を残そうとしてるのか?」

「兄貴の言う通りだ!」

 

雁夜はテーブルを叩き臓硯に怒鳴りつける、雁夜は顔を歪めていた。

彼もその醜悪な魔術の贄にされかけた一人だ、あの時は鶴野が背中にある物を彫り込んでくれたお陰で助かったのだ。彼が数年前に凛と桜に兄が作成したお守りを渡していなかったら、桜も醜悪な魔術の贄になりかけたのだ、自身の腐れ縁と幼馴染の娘を贄にしようとする臓硯に怒りが収めれなかったのだ。

 

「雁夜、座れ…冷静に事を運べ」

「…………」

 

鶴野は臓硯を見据えたまま、雁夜に座る様に促した。雁夜は鼻息を荒くしたまま臓硯に怒りの籠った視線を向けたままドカッと座った。

 

「カカッ、手間のかかる弟を持つと苦労するのぉ」

「お前の様な老人に付き合う方が苦労するよ…取り敢えず、要件を言わせて貰おう」

 

臓硯の言葉に軽く返しながら鶴野は本題に入る事にした、幼少期から誓ったある事を叶える為に臓硯に話を持ちかけた。

 

「聖杯戦争に参加させろ、見えづらいが令呪もしっかりと存在している」

「ほう?」

 

鶴野は臓硯に右手を見せた、呪詛やルーンのせいで見えづらいがはっきりと令呪が現れていた。

 

「聖杯が欲しいのだろう?くれてやるよ…その代わりだ、聖杯がお前の手に渡ったら…二度と俺と雁夜…そして桜にも近寄るな」

「良かろう……お前は儂の魔術を継がずとも優秀な魔術師、遠坂の魔術師より優勝に近いだろう…聖杯を儂にくれればお前らなんぞ要らんわ」

「ふむ…それは良かった、それじゃあ俺と雁夜…そして桜は此処を出る」

「ふん…霊媒はどうする?せめての父心よ…用意してやっても構わんぞ?」

 

ニヤリと醜悪な笑みを浮かべて、臓硯は言うが

 

「断らせてもらおう、既に幾つか確保してある」

 

鶴野は断り立ち上がる、そしてチラリと臓硯を見て

 

「行くぞ、雁夜と桜」

「わかった…行こう、桜ちゃん」

「……うん」

 

二人は立ち上がりそのまま外に出る、最後に出た鶴野は再び臓硯を見て

 

「じゃあな、蟲ジジイ」

 

そう言って戸を閉めて行った。





鶴野の令呪なんですが、prototypeのサンクレイド・ファーンの令呪と一緒です

そして改変雁夜のステータス

名前 間桐 雁夜
身長 178㎝
体重 72㎏
イメージカラー 紺
特技 文章作成・礼装作成
好きな物 旅・手作業
苦手な物 間桐の魔術
属性 水
魔術系統 召喚・肉体強化
魔術回路 質・B/量・B

略歴
冬木市の有力者の間桐家の次男
戸籍上の父である臓硯からは兄である鶴野の出枯らしと称される程、平々凡々な魔術師
その為魔術も基礎中の基礎しか出来ないが基礎を極めている為、二流ぐらいの実力者ではある。
本作では兄である鶴野のサポートに回る。

人物
原作ではケイネス先生と同レベルで酷い目にあった人物
本作では鶴野と共に設定が色々変わっている
鶴野と違い属性は水しか持っておらず、間桐の魔術は教わる事なく育った、理由は兄である鶴野が彼の背中に破壊のルーンを掘り彼の血を染み込ませていた為、蟲達が発狂して死ぬ為教えれなかったのである。
魔術は平々凡々な彼であるが降霊に近い召喚や肉体強化などの魔術は魔術師の中では高く、鶴野からは時計塔に来ないかと誘われたが堅苦しいのが苦手で断っている。
遠坂時臣と禅城葵とは交友関係があり、特に葵とは年に数回会っていた、時臣とは腐れ縁の様な関係で、彼が葵と結婚した時には軽くショックを受けたが、そのショックを乗り越えて古い友人として付き合っている。
その為、彼が遠坂桜を間桐の養子にした時は気が狂ったのかと思ったが、兄である鶴野の言葉で彼には彼なりの愛があってとった行動と知り安堵した

能力
過去に死にかけながらも召喚した悪魔種のバルバトスから教わったロングボウやナイフ術を駆使する、バルバトスからは毒薬などの作り方を教わっている為、毒などを駆使して戦う

ーーーー

そして現在サーヴァントの候補になっているのが

レオニダス
ロムルス
ブリュンヒルデ
クー・フーリン
の4人ですね……濃いなぁ〜
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