ぼりぼり。
クラスメートに義理義理と念押しされて渡されたチョコレートが今日の昼食だった。
『勘違いしないでね、義理なんだから! いやホントごめん。マジ義理。嘘でも本命って言ってあげたいんだけれど無理なものはその――ええと、つまり、義理だからね!』
そこまで言わなくてもいいじゃねえかよとツッコむ気力はもうなかった。
陸に打ち上げられた魚のようにぐったりと机に覆いかぶさったまま、ハジメはひたすらチョコを消費していく。
もちろん彼の疲労困憊ぶりには理由がある。
ここ数日にわたる幽香との偽装恋愛生活でハジメは身も心もズタボロだ。
何しろハジメの母ちゃんは神出鬼没で、いつどんな気の緩みがウソの発覚に繋がるかも分からない。そういうことで、幽香との関係は学校でも演じ続ける必要があった。
『はい、あーん』
ある日は弁当をすべて幽香のあーんで食べさせられ。
『恋人っていったら、やっぱりお姫様抱っこよね』
またある日はいつかの夜のごとくひょいと持ち上げられ、白昼、学校から家までの数キロの道のりを降ろしてもらえずに晒し者にされる始末。
千晃の莫大なキワモノ少女漫画の蔵書で完全に間違った恋愛のかたちを学習した幽香は、それ以外にもアレコレと変てこな仕打ちを続け、着実に鶴見ハジメのヒットポイントを削っていった。
「せめて今日だけは、平和であってくれ」
かすれた声は心の底からの叫びだった。
ホワイトチョコから頭をのぞかせたドライフルーツのイチゴをかじって、ハジメはふっと笑う。このスカスカで奥歯に挟まるイチゴの酸味が、疲れ切った心にあてがわれる包帯のようではないか。それほどチョコが好きでないハジメも、思わずハマりそうだ。
今日はバスが普通に動いてくれたおかげで遅刻の危機はなかった。
サイフは落としていないし、奇妙奇天烈な襲撃者もここのところは現れていない。例年通りにチョコレートはすべて義理だった。
ハジメ自身、ウソなんじゃないかと思うほどに万事平穏な一日。
波乱に満ち溢れたこれまでを思い返せば、たかだか弁当を忘れたことくらい、そよ風のような出来事にすぎない。
チョコでいい。俺の昼食はこの際チョコレートでいい。
だから、これをかじって飢えをしのぐことが今日最大の不運であってくれと、ハジメが祈るように残りのチョコを口の中に放り込んだ刹那であった。
「ハジメ、話があるんだけど」
そいつの登場にハジメはつい、深々とため息をついていた。
やっちまったと渋い表情を浮かべる彼を見下ろして、江梨香は目を細める。
「話って、ユキのことか」
「正直に答えてね。ハジメ、ユキに何があったのかホントは知ってるんでしょ。どうして隠そうとするワケ?」
まただ。
数日前に同じ質問で二人の間に険悪な雰囲気が漂って以来、このやり取りを数え切れないほど繰り返してきた。
江梨香は雪之丞のことを聞き出そうとする。ハジメはほかでもない彼女のために、かたくなに知らぬ存ぜぬを貫く。その態度に一層イライラを募らせた江梨香の口調は日を追うごとに刺々しくなっていく。
ハジメも、そんな負のスパイラルにいい加減うんざりし始めていた頃合いだ。
「大体、どうしてそう思うんだ。俺はあいつが消える前、ずっと休んでたんだぜ」
「ふうん。それで、一週間も休んで何してたワケ?」
「そんなどうでもいいことを知ってどうする」
「どうでもいいなら教えてくれるよね」
「クドいな」
目を見開いた江梨香を前に、ハジメはまたまた口をついて出た憎まれ口を後悔する。
おまけに今度は追い打ちをかけるように舌打ちまで吐いていた。苛立ってるのはハジメだって一緒だ。そろそろ我慢が出来なくなり始めている。
「そんな――風に、言わなくたって」
しかし、江梨香の悲しげな表情はほんの一瞬のことだった。
「親友なんでしょ。自分で言ってたよね。結局、口だけだったってこと」
今にも飛び掛からんばかりの剣幕に、思わずハジメはイスを引いていた。
「そういうことじゃない、けど」
親友に嘘をついている後ろめたさもある。返しの言葉は歯切れが悪い。
「じゃあどういうことなのかしら?」
口開いて、また閉じて。
結局は彼女をなだめるための言い訳しか浮かばない。そんなハジメの様子を見かねて、江梨花はさっさと踵を返した。
「もういい。それじゃ」
「ま、待てよ!」
これ以上彼女をがっかりさせたくなかった。だからこそハジメは反射的に彼女の手を握っていたし、乱暴に振り払われるまでよほどの力を出していたことに気付かなかった。
「……痛いってば」
嫌な感触が指先に残っていた。爪で引っかかれた手の甲を抑えた江梨花は、一瞬だけハジメに軽蔑の目を向けるとさっさと行ってしまう。
――おいおい、やらかしたな。
最悪の場面で最悪のコトをしでかしたと気づいたのは、江梨花が廊下に飛び出してからだった。よろよろと机から立ち上がって恐る恐る廊下へと踏み出したハジメの前には、もはや見慣れた微笑みがあった。
いつも彼女が漂わせる花の香りの中に、今日はなぜかガソリンの匂いが混じっている。
唐突に現れた幽香は、何かを後ろ手に隠し持っているようだった。
「お弁当、届けに来たのだけれど」
ぞくりと、悪寒が背筋を貫いた。
数日間さんざん苛め抜いてくれた彼女が今になって素直に弁当を届けにきたはずがない。
はじかれるように正反対に走ったハジメは窓枠に足をかける。
と、既にその襟首をがっちりとつかまれていることに気付くのだった。
「ハッピーバレンタイン。ハジメ」
振り向けば目尻から腹黒さが染み出すような完全無欠の非人間的微笑と、彼女が掲げ持つ巨大な弁当箱。そいつを促されるままに手に取って、あまりの重さにハジメはそのまま取り落としかけていた。
「落とさないでね。割れちゃったら大変」
「割れる、だって?」
早く開けてと促す幽香の肩越しにイヤでもそいつのにやけ顔が見える。鶴見杏奈。ハジメの母はどうしてか、ぴっちりとした黒のライダースーツを身に着けていた。
「見てみなよ。すごいんだからさ」
ずっしりとした重みは到底弁当のそれではない。
加えて恐ろしいことに、この弁当箱は恐ろしいほど重心が安定している。普通ならおかずやらごはんやら、デザートやら。そういったものをいくらぎちぎちに詰めたところで材料自体の重さで多少の偏りがあるはずなのに。
「あ、開けようぜ。鶴見」
背後からハジメの手元をのぞき込むクラスメートたちも、傍目にこの弁当箱の異様さを感じ取っているらしい。固唾をのむ音がそこかしこから聞こえる。
蓋に置いたハジメの片手が小刻みに震えている。
「まったく、相変わらずへたれちゃってるねえ」
なかなか開封に踏み切らないハジメにしびれを切らしてか、杏奈が肩をすくめた。
「いいかい。幽香ちゃんはね、今日わざわざ早起きして――」
「もう。それは言わないって約束したわよね」
意を決して恐る恐るアルミニウム製の見慣れた容器を開け放って、ハジメは目を疑った。
黒かった。
真っ黒だった。
一瞬、目の前の妖怪が暗黒でも捕まえて中に閉じ込めたのではないかと疑ったほど、弁当箱の中身はただただ黒かった。
「本命よ。心して食べてね」
今日はバレンタインデーだ。
彼女の言葉を聞いた上で目を凝らせば。可視光線を丸ごと吸収してしまいそうなほどに黒いチョコレートがそこにはあった。どよめきがクラス中に波及していく。
「ちゃんと二段目もあるの」
すがすがしく笑った幽香の言葉がとどめを打ち込んでくる。
もはや弁当の全容を確かめる気力すら失ったハジメから弁当箱を取り上げて、彼女はそれを目の前に突きつけてくる。
「二色並ぶともっときれいだって杏奈が言うから」
そこはホワイトチョコの海と、そしてなぜか端っこに詰め込まれた小さな塩鮭のみ存在する世界であった。
「お、お前、やっぱりあのこと、まだ怒ってるだろ」
鮭。
霊夢との一件を経て、もはやPTSDものの出来事をフラッシュバックさせる魚の姿を見た瞬間、ハジメはすべてを理解する。
――押し倒されたこと、まだ忘れてないからね。
幽香は無言で一層魅力的に微笑むだけだ。
「無理だ。できるワケがない」
目の端がけいれんしている。つくづく体は正直である。
「そう。それならいいわよ」
ハジメはかえってその言葉に身構えた。ここまでしておいて、あっさりと幽香が諦めるはずがない。案の定、間髪入れずに彼女は耳元に口を寄せてきた。
「あなたのウソ、ここでバラしちゃおうかな」
ハジメが何か言い返す前に、幽香は弁当袋の中からスプーンを一本取り出すとハジメに渡していた。断るなんて、ハジメにそんな選択肢は存在しないのは明白だ。
大嫌いな母親に、とっさについた強がりのウソ。そいつをこの場でバラされでもしたら、あまりの恥ずかしさと悔しさで鶴見家には引きこもり二号が誕生することになりかねない。
「いっ」
「い?」
幽香が愉しそうに首をかしげる。
チョコレート&チョコレート。ミーツ塩鮭。午後の胃もたれは確定した。ハジメは決然とスプーンを強く握りしめる。
「い――いただきます。よろこんで、食べさせて、いただき、ます」
「うふふ」
いい子いい子をされつつ、もはやハジメは彼女の手を振り払う余裕など忘れている。この悪夢の塊を平らげないことには明日はない。
「たんと召し上がれ」
ついに耐え切れなくなった杏奈が、爆笑しはじめた。
◆◆◆
「うぷ」
早速右ほほに新しいニキビが顔を出していた。
あの黒と白の悪魔をどうやって攻略したのか、よく覚えていない。
彼が気付くと恐ろしい倦怠感のなか、目の前には空になった弁当箱。そして笑い転げる杏奈と、満足そうにハジメの頭をなでる幽香。
『あぁ、今日は幽香ちゃん借りるから。一人で帰ってね』
息子の恋人にバイクの乗り方を教えてやると杏奈は言っていた。
またもや不穏な出来事の予感しかしない危険発言であったが、今更ハジメに何ができようか。
二人を見送ってからクラスのいたたまれない空気から逃げるようにして屋上に来て、ようやく人心地がついたようだった。
「ぐえええぷ」
それにしてもげっぷが止まらない。
飛び降り防止用の背の高いフェンスに体を預けて、ハジメは深呼吸してみる。吹きすさぶ春一番に目を細めつつも、やはり遠ざかっていく銀色はよく映えた。
杏奈の自慢だった大型バイクのハンドルを握るのはおそらく幽香だ。つくづく適応が早い。
「にしてもあいつ、免許持ってねえだろ」
もう一度げっぷをして座り込むと携帯を取り出す。
既に何通か江梨香にメールを送っていたが、いまだに返信はなかった。とはいえ直接話をできるような雰囲気でもなかった。
とにかく、先の会話で完全に関係がこじれてしまったのは明らかだ。
「今日はずいぶん辛気臭い顔してるのね」
屋上に現れた新たな影。
彼女が身につけたものはハジメの学校の制服だった。
さも当たり前のように、既に幽香によって倒されたと思い込んでいた相手が現れたので、ハジメは思わず自分がどうするべきかを見失ってしまう。
「どうしてお前が」
ようやく我を取り戻したハジメが心臓を跳ね上げるころには、すでに霊夢はその隣に腰を下ろして、持参した購買部の袋をがさごそとやっていた。
「別に今日はドンパチやりに来たってワケじゃなくてさ。あんたといろいろ話がしたいと思って。紫に頼んでこんな動きづらい服まで用意したんだけれど――ねぇ」
横っ面に突き付けられたハジメの指先を見つめて、霊夢はあきれたように笑った。そっと彼の手を握って、燃える指先を自分の額に押し当てる。
ハジメの肩が震えた。
「お前の言うことなんて、信じられるかよ」
同じく、その声も震えている。
「本来私はそう何度も何度も負けていい立場じゃないの。だからしばらくは様子見と充電期間ってかんじ。それでも私と戦いたいならどうぞ?」
霊夢に離されるなり、ハジメの手はするりと下げられた。
それから霊夢もハジメも動かないまま、しばらくにらみ合いが続く。離れたところでフェンスにとまった数匹のカラスだけが、このやり取りを見守っていた。
やがてよろめくようにフェンスに体を預けたハジメ。霊夢は小さく頷いて、ビニール袋の中から紅茶の紙パックを取り出す。
「ありがとう。じゃあさっそく一つ目の質問ね。あんた、幽香をどうしたいワケ?」
とうの昔に町の方角に姿を消したバイクを探すように視線を走らせたハジメの隣で、霊夢はちゅうちゅうとストローで紅茶をすすっていた。
「正直、殺し合いなんてする気はないんだ」
ハジメが隣を見ると、眠た眼で霊夢はストローをくわえたままだった。風が吹く。彼女の足元でレジ袋がかさりと渇いた音を立てた。
「で?」
「あいつと何とか仲良くなって、わーい争いなんてバカバカしいよねって感じでさ。それで解決。だろ?」
「いいわね。バカっぽくて」
霊夢は目に見えて、軽蔑の色を隠そうとしない。
「あんたは女の子との約束も守れないような、ひどいヤツなんだ」
その言葉にはハジメもカチンとくる所があったが、ぐっと堪える。紙パックを無造作に投げ捨ててしゃがみこむと、彼女は袋を漁り始めた。中身は菓子パンやらスナック菓子やら。例え異世界からやって来たとはいえ、女の子の興味の向く先は大体同じだ。
「霊夢は幽香のダチだったんだろ?」
――あぁ、また言っちまったじゃねえか。
霊夢も感じるところがあったようで、不思議そうな顔でメロンパンを手に立ち上がると小首を傾げた。やっちまった渋みを顔に浮かべたまま、ハジメは改めて口を開く。
「誰も死なないオチの方がいいに決まってる」
「まぁね。そうだろうけど」
受け答えしつつ、ハジメは高校受験の面接を思い出す。何を言っても手応えがない感じ。一分一秒一句一言ごとに相手の不興と失望を積み重ねていく錯覚。これはよく似ていた。
霊夢は彼の言葉に何一つ納得していない。
「いいよ。じゃあ次。あんた、このあたりでクジラを見てない?」
「鯨?」
「そう。めちゃくちゃ大きいやつ」
こーんな。と霊夢は両手を広げて見せるのだが、陸の上で鯨などと、ハジメにはそれがタチの悪い冗談にしか思えない。霊夢は霊夢で自分の子供っぽい仕草に気づいたらしく、僅かに顔を赤らめてそっぽを向いた。
「ま、見てるはずがないか」
その場に座り込んでもくもくとパンを食べ続ける霊夢は、もはや口など開く気もないくらいのではないかと思わせるほどげんなりとした表情を見せていた。
「ユキは元気?」
「うん。一応は。肉体的には完璧に死んでるようなものなんだけどね」
ぽいと投げた質問にさらっと常軌を逸した答えが返ってきたのはこれが最初ではない。
だが『親友は死んだけど元気にやってるよ』と言われてあぁそう良かったねと返せるほどにハジメは非日常に染まりきってはいない。
「あいつと戦ったんなら見たんでしょ、胸のアレ」
嫉妬の炉心。
雪之丞の能力の源であるそれから魔剣が抜き放たれた瞬間が、つい今朝見た夢のように脳裏に踊る。彼に触れた時の異様な冷たさも。
「吸血鬼なんてみんな半死体だけど、ユキは相当な変わり種よ。能力の代償として失った心臓を、吸血鬼の生命力でなんとかしている」
もし彼が人間に戻ることがあったとすれば、それが死ぬ時なのだろう。
もはや夜の世界にしか生きられず、ヒトとしての生を願うこともできない。幽香を巡る嫉妬心が、彼をそこまで取り返しのつかない場所へと突き動かしてしまった。
「なにもかも幽香と出会っていなければって、思ったことはない?」
フェンスを握るハジメの手が、わずかに強ばった。
「あるさ。実際何度も何度も後悔してきた」
嫌いになろうと努力したこともあった。
自分を殺すという彼女の存在を許し、家族として迎え入れ、未だ同じ屋根の下で暮らしている。ひどくいびつな関係であることは、ハジメでも理解はしていた。
「それでも一緒にいるのは何故? もしかしてあいつのコトが好きになっちゃった、とか?」
「そうかも、しれない」
菓子パン袋の音が止んだ。
「……悪いかよ。それで」
不意に訪れた沈黙を彼がどう受け取ったかなど、霊夢にとってはどうでもいい。
今のは唯一彼女にとって予想し得なかった返答だった。小さな小さな動揺を隠すように紅茶を探すが、それはずいぶん前に飲み干して足元に転がしている。
「あいつのことは、嫌いになりきれない」
決して恋とか愛とか、そんなむず痒い感情ではないと思いたい。それでも彼女との間に不思議な絆は感じている。面と向かって礼を言ったことも、謝ったことも、数える程しかないが。
「だからお前のダ、友達、は絶対に死なせないし俺も殺されないさ。まだ方法はいくらでもあるはずだ」
「はは」
せせら笑って、霊夢が気づけばおろしたてのスカートの裾をぐしゃぐしゃに握り締めていた。
それでも彼女の表情は姿を現した瞬間からさほどの動きを見せていない。一方で彼女の指先は偽りのない感情を物語っている。
「どうあがいても道は二つっきゃないわよ」
つとめて、その声は平静だ。
「幽香を殺す、みんなを助ける。幽香を生かす、あんたは一生後悔する」
「みっつ目。幽香は死なない。みんな幸せに生き続ける」
ハジメは照れを隠すようにフェンスの外へと視線を向けた。気配で霊夢が腰をあげたことを知りつつも、最後までその顔を見ることはできなかった。
「俺の言ったことがオカシいってんなら好きに笑えよ」
「笑えない。救えなさすぎて、笑えないわ」
次第に彼女の足音は遠ざかっていく。
「あいつが最後に花の育て方を間違えるなんて。とんだ皮肉よね」
ぱたん。
屋上のドアが静かに閉まった音を背中で聞いて、ようやくハジメは緊張をほぐした。
霊夢の言葉は相変わらず謎めいてはいたが、それでも言ってやりたいことは言えた気がする。
捨てていったのか忘れていったのか、ハジメの足元には霊夢の持ち込んだビニール袋が転がっている。新品のお茶のペットボトルを拾い上げて、ハジメはつと考えた。
――ま、いいか。
渋味のきついお茶を一気に流し込む。
甘甘地獄の後では、いい口直しだった。