遠山潤は楽しみたい   作:ゆっくりいんⅡ

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『魔剣』編
第一話 勘違いには別の方向を向かせよう


「じゃあじゃあ、何でアリアは潤ちゃんの部屋に住んでるの!?」

「何でって……そういえば何でかしら? 居心地がいいから?」

「「いざ行動する時に手間だから、なるべく一緒の方がいいでしょ」って言ってただろ」

「てーんちゅー!!」

「今の説明でどうしてそうなるのよ!? もう嫌この武装巫女、潤の周りの奴はロクデナシだらけなの!?」

「はいはい白雪、どーどー」

 頭を抱えるアリアを横に、刀を振りかぶる白雪を宥める。何度目だこのパターン。あとアリア、亮だけはロクデナシ扱いしてやりなさんな。

 あの後、斬りかかる白雪を真剣白羽取りで(俺が)止め、とりあえず落ち着けてからアリアがここにいる事情を話しているのだが、いかんせん途中途中で白雪が暴走して切りかかってて来るため、中々進まん。

 カリスマガードをしているアリアは放置することにして、説明を続ける。

「まあとにかくまとめると、アリアとは事件解決のためにチームを組んだのであり、別に恋仲とかではない。今まで泊まっていたのも特に他意があるわけじゃなく、なんとなくの流れから。オーケー?」

「でも潤ちゃん、ハムスターも同じケースに入れておけば自然そういう仲になっちゃうかもしれないし……」

「それはないわよ」

 お、アリア復活した。理子の相手してるからハプニング耐性高くなったんだな。

「言っとくけどアンタも同罪だからね?」

 ジロリと睨まれました。直感の使い方何か違わねえ?

「何でそう言い切れるの?」

 疑わしそうな目で見る白雪。今までみたいに斬りかからないのは、確信的なアリアの態度に引っ掛かりを覚えたからか。

「それはね」

 アリアが何やら耳打ちをすると、ビシッ!! と音を立てて白雪は固まった。おう、何だ何だ?

「……それ、本当?」

「アタシも呼ばれてその場にいたからね。正直、あんなのを真正面から見せられてどうこうしようとは思わないわよ。だから、どっちも応援はしないけど邪魔もしないと誓うわ」

 恋愛してる暇もないしね、と締めくくって肩を竦める。あー、あのこと話したのね。

「そう……分かったよ。潤ちゃん!」

「おう、何だ?」

 貰ったりんごパイを食べて傍観していたら、何か重大な決意をしたらしい顔の白雪が真っ直ぐにこちらを見て、

「私、負けないから!!」

「ん? おう」

「アリアもごめんね、いきなり襲い掛かったりして」

「いいわよ、分かってくれれば」

「おーい」

「じゃあ、私今日は帰るね。潤ちゃん、アリア、お休み!」

「おやすみ」

「……うん、まあいいや。お休み」

 タタタ、と大和撫子の気品を維持しながら白雪は去っていった。何がどうなった。

「はあ……何か疲れたわ」

「お疲れ。ところでドアどうしよっか」

「アンタが原因なんだから直しなさいよ」

「えー」

「えー、じゃない。というかアタシにもお土産寄越しなさいよ!」

 襲撃一番の理由はアリアが声を出したからなんだけどな? まあ遅かれ早かれ似たようなことにはなってただろうからいいけどさ。

 そんなことを考えつつ、アリアとのリンゴパイ争奪戦に興じた。というかさっきはまだ食うのかって呆れてたのに、お前も良く食うなオイ。

 

 

『二年A組神崎アリアさん、同じく遠山潤さん、至急教務科(マスターズ)まで来てください。繰り返します……』

「んむ?」

「お?」

 翌日昼休み。俺、アリア、剛、亮の四人で昼食を摂っていると、呼び出しを受けた。

「おい潤、お前また何かやらかしたのか?」

「何でやらかした前提なんだよコノヤロー」

「ジュン、アタシまで巻き込まないでくれる?」

「オイパートナー、見に覚えのない冤罪を押し付けるなよ」

「遠山君、ちゃんと謝ればきっと許して貰えるよ?」

「亮だけは信じてくれると思ってた日があったよ」

『日ごろの行いだろ(でしょ)(かな)?』

「泣くぞ、すぐ泣くぞ、いい年した野郎がガチ泣きするぞチクショウメェ!!」

 ここ最近、三人のコンビネーションが上がってきてる気がする。そして周囲、『何だまたこいつらか』って目で見るんじゃねえよ誰かフォローしろ。

 とりあえず剛、今度お前の単車を海水で浸してやる。

「何で俺だけなんだよ!?」

 それこそ日頃の行いだろ。とりあえず昼食を食べ終えてからアリアと二人教務科へ向かい高天原先生から話を聞くと、どうも呼び出した張本人は尋問科(ダキュラ)にいるらしい。じゃあ最初からそっちに呼べよ。

 二度手間ながらも尋問科の教室に向かうと、そこにいたのはけだるげに煙草(らしきもの。実際はギリギリ合法なヤバイ一品)を吸っている尋問科の(つづり)梅子先生と、そして白雪がいた。そういや白雪の担任ってこの人だったか。

「遅いぞ遠山ー……何してたんだー?」

「教務科に来いって放送では言ってたのに、実際こっちにいれば時間もくうでしょーよ」

 おまけに諜報科(レザド)のチャン・ウー先生に『遠山クゥン、いい加減戦兄妹の一人でも持ったらぁ?』って絡まれるし。あの透明オカマ、俺にやたらと戦兄妹を付けさせようとするんだよな。しかも女子ばっかで複数同時に見ろと。何かの嫌がらせかよハーレム願望は理子の方だっつの。

「ん~? そうだったけかぁ……? まあいいや、じゃあ遅刻は不問で。

 それでえーっと、あー何だっけ。……あーそうだ、星伽がお前さん達に話があるんだと」

 頭をぐるんぐるん回しながら(なまじ美人なので首振り人形みたいで怖え)途切れ途切れに用件を伝えてくる彼女を見て、少し怯えた様子のアリアが小声で耳打ちしてきた。

(……ジュン、この人大丈夫なの? 目の前にいる白雪のこと忘れるとか健忘症を疑いたくなるんだけど)

(あの煙草吸った後に酒飲めばもうちょいマシになるぞ)

(ただのダメ人間じゃない!?)

 ヒソヒソ話でツッコミとか器用だなアリア。でも、そんなんじゃ綴先生からは逃げられんぞー。

 尋問科は名の通り容疑者の尋問を専門とする故、容疑者の一挙一動一言一句を見逃さぬために五感が優れているものが多い。で、そこの教諭ともなれば聴覚だって地獄耳クラスな訳で。

「聞こえてるぞー、神崎・H・アリア~。人を健忘症だのダメ人間言うような奴には、全校放送で……あー、アレだ、カナヅ」

「わーわーわーわー!? そ、それは大丈夫よ、浮輪あれば泳げるし!!」

 それ泳げる言わん。あと自分からカナヅチだってばらしてどーするよ。

 叫んだ後その事に気付いてハッとした表情になったアリアが、ギギギと音がしそうなほど鈍い動きでこちらを見て、

「……聞いた?」

「おう」

 だって隣にいるし。

「記憶を失えー!!」

 小太刀二刀を抜いたアリアが峰で殴りかかってくる。おお速え、理子の時もこのスピードだったら互角にやりあえたんじゃねえか?

 まあ、羞恥で顔真っ赤にした一撃が単調じゃない訳がなく、避けるけどな。

「お願いだから殴られてよ!」

「何その怖い頼み。つーか言われる前から知ってたぞ?」

 理子から貰ったプロフィールにも『アリアを轟沈させるなら水の中!』って赤文字で書かれてたし。いや艦〇じゃねーんだからさ。

「そう、そうよね。それくらいアンタなら知ってるわよね……ハハハ……」

 言われたアリアは小太刀を仕舞い、地面に『の』の字を書き始めた。そんな落ち込むことでもねーだろうに。

「まあまあ、今度泳ぎ方教えてやるよ。夏になれば海水浴とかプールに行く機会もあるだろうし、それまでに覚えといた方がいいだろ?」

「アリア……大丈夫だよ、私も最初は出来なかったんだから! 落ち着いたら出来るまで付きっ切りで教えてあげる!」

「優しさで追い討ち掛けるなアンタ等ーーーーーー!!?」

 最近衝撃波に近付きつつあるアニメボイスでの叫びが上がった。ちなみに俺はわざとだが「ふぇ!?」と驚いている白雪は素である。根はええ子だし面倒見いいからなー。

 ちなみに綴先生は後ろでニヤニヤしていた。流石、生徒をいじくり倒すエキスパートな御仁である。ここの人間無駄に精密で無駄に鍛えられた無駄な技術持ち多すぎだろ(←ブーメラン)

 

 

「潤ちゃん、アリア! 私のボディーガードになってください!」

 あの後、どうにかアリアが(自力で)復活し、盛大に横道へと逸れた用件に戻ると、どこかで聞いたような言い方で白雪が頭を下げた。あ、アリアがトラウマ思い出してうーうー言ってる。

 ざっくり内容を三行にまとめるとこんな感じだ。

・最近、『魔剣』(デュランダル)と呼ばれる誘拐犯が超偵(簡単に言うと超能力を使える武偵)を次々と誘拐しているらしい。

・SSR(超能力操作研究科)の秘蔵っ子である白雪の身を案じてボディーガードを付けるよう何度か言っていたが、本人は渋っていた。

・が、今日の朝何があったのかいきなり俺とアリアをボディーガードに指名してきた。理由は本人から聞け。

 以上である。三行でまとめるにはなげーなオイ。

 アリアはこの件を「アタシに任せなさい!」と胸を張って即決した。魔剣は自分の母親に冤罪を被せた一人だからな、まあ無理もない。

 ちなみに俺は二人分の報酬と単位を要求しておいた。綴先生は「あー、そうだなー……」と曖昧にボヤいていたが、好物の酒を渡したら色好い返事をくれた。やはり持つべきものは誠意(袖の下)だな。

 

 

「ジューンてめえ!! 星伽さんと同棲とか羨ましいじゃねえか死ゴポァ!?」

「だから仕事だって言ってるだろうがしつけえんだよテメエはあ!!」

 時間は進み、放課後。24時間態勢で護衛が必要なため剛に頼んで白雪の荷物を運ばせ(白雪の名前を聞いて無料(ロハ)にしてくれた、バカだコイツ)、昼から帰って以降しつこいアホをラリアットで沈めてから搬入を開始する。

 剛? 『私は非モテです。女の子が欲しい!!』って書いたプラカードを首に下げてトラックに吊るしといた。

「ジューン、そっちのカメラは設置し終わった?」

「おう、動作も確認したぞ。ところでアリア、機雷の設置はもうちょいずらした方がいいんじゃないか?」

「でも、ここだと機関銃との位置関係が」

 然程の量でもなかったので荷物はすぐに入れ終え、ただいま俺とアリアはあーでもないこーでもないと言いながら部屋のトラップルーム化中だ。白雪は夕飯を作ってくれている。

 機雷とか機関銃とか物騒な単語が飛び交っているが、俺達が使うのは理子が使っていたようなガチで殺しにいくのではなく、対テロリスト用の非殺傷制圧兵器だ。『武偵は人を殺してはいけない』という制約があるため、こういうタイプの武装は結構な数が流通している。

 まあ、非殺傷といっても痛いもんは痛い。そこの機関銃はゴム弾仕様だが、喰らった理子曰く『死ぬほど痛い』らしいし。何で喰らったかは……まあ、察してくれ。

 ちなみにこれらの品はアリアが用意した。何でも実家にいる妹に頼んだ対超偵用の一級品で、転入時に自分の部屋(VIPルームだった、寝心地あっちの方が良くね?)を要塞化した際の余りらしい。

「~~♪」

 というか、楽しそうですねアリアさん? 鼻歌まで歌ってご機嫌に機雷を設置してるし、俺と設置場所について語り合う姿はいつもより生き生きして見える。白雪とは別の意味で怖え。

「ねえジュン」

「ん?」

 鼻歌が止んで呼ばれたのでそちらを向くと、アリアは神妙な顔でこちらを見ていた。唐突なシリアスモードだなオイ。

「理子のことなんだけど……あんた、どう答える気なの?」

 アリアが切り出したのは、先日理子との一戦前に見た告白、というか押し倒しの現場でのことだろう。その時の光景を思い出したのか微妙に顔が赤い。

「んー、どうすっかね?」

「どうするって……断るにしろ受けるにしろ、ちゃんと考えて答えるべきじゃないの?」

「いやそうじゃなくて、まず返事をすべきなのかって」

「……は? どういうこと? アンタそんな不誠実な人間だったの?」

 サイテー、という感じのゴミを見る目を向けられる。マゾか理子なら喜びそうだが、俺にそんな趣味はない。まあ、これだけ聞けばそう思われても仕方ないわな。

「去年の夏なんだけどな、ラブレター貰ったことあるんだよ。放課後屋上で待ってますなんてベッタベタな奴を」

「何、言い訳? それともアンタ彼女いたの?」

「まあ最後まで聞いてくれって。で、呼び出したのは理子だったんだよな」

「……そ、それでどうなったの?」

 さっきと違い興味津々な様子のアリア。「恋愛なんて下らない!」って前に言ってませんでしたっけあーた? ああ、他人のならいいのか(適当)。

 あと白雪、聞き耳立てるのはいいけど鍋吹きこぼさないでくれよ? お前の飯はマジで美味いんだし。

「ああ、名前を呼んでみたらアイツが振り返って、

 

 

『わーユーくん珍しく緊張してるー! かーわいいくふふー!』

 

 

 ……ってほざいた後、『ドッキリ大成功!』ってプラカードを出したな」

 ズコー!

 そんな幻聴が聞こえそうなほど鮮やかに、二人はコケた。アリアなんか梯子からずり落ちて顔からぶつかってるし。芸人かお前ら。

 いやあ、あの時の理子の満面の笑みはかつて見たことないレベルだったなあ。……思い出したら腹立ってきた、今度殺そう。

「あいたた、なにそれ……で、その後はどうなったの?」

「ガチでボコボコにして向こうが土下座するまで口利かなかった。ちなみにバレンタインを最後に計三回は似たことをやられてる」

『うわあ……』

 二人は何とも言えない顔をする。まあ普段のアイツのキャラから考えても、アレはないわな。

「というか、よく三回も受けたわねアンタ……それでよく理子の友達やってるわ」

「毎回ボコボコにしてチャラにしてるからな。まあ『仏の顔も三度まで』言うし、今回はどうするか微妙だ」

「寧ろ考えるだけ偉いと思うわよ……何か、ゴメン」

「いいよ、気にすんな」

 何とも微妙な空気になったが、その後夕食となり和食料理がギガウマだったため、場の空気は良くなった。白雪の顔が妙に嬉しそうだったのが印象的である。

 あ、そうだ。

『戻ってきたらボコる』

『Σ(゚д゚lll)ナンデ!?』

 自業自得だろーよ。

 

 

おまけ

 その日の夜、親交を深めてから各々の部屋に戻った後アリアの部屋にて。

「……で、何でそんなことしたのよ理子? 返答次第ではアンタとの友達関係も考え直さないといけないんだけど」

『えーと、それはまあ、何と言いますかね……』

「謝罪会見みたいに濁してないでハッキリ言いなさい。アタシの勘だけど、アンタにそんなつもりはなかったんでしょ?」

『……アリアんの直感は凄まじいね~。ええと、実はその日のお昼くらいまでは告白する気だったんだよ?』

「本気だったのね」

『ハッキリ言うね……まあそうなんだけど。でもさ、直前になってドッキ土器し過ぎて頭の中スパークしちゃって、「もういいや誤魔化しちゃえー!」って大急ぎでプラカード用意してた。てへっ☆』

「てへっ☆ じゃないでしょ何がどうなったらそういう結論になるのよ!?」

『そんなの理子が聞きたいよ~~!!? いざリベンジと思って秋とバレンタインにもチャレンジしたけど、同じ結果になっちゃったし! どうしてこうなった!?』

「要するに直前でヘタれたのよね」

『グボァー!!?』

「あ、死んだ」

『死んでないよ生きてるよ!? ああんもう、いっそのことユーくんが押し倒すなりチューするなりしてくれればいいのにー!!』

「ヘタレの理論よねそれ」

『ベヘァ!? 今日のアリアん容赦なさ過ぎない!?』

「正直アンタに同情の余地は欠片もないわよ」

『うぐ、まあそうなんだけどさ……うわーん、やっぱりどうしよう助けてアリえもーん!』

「人を某ネコ型ロボットみたいに呼ぶな!! 大体助けて言われても、もう白雪に中立宣言しちゃったわよ」

『そんなー!? どうしてそうした!?』

「アンタ達の修羅場に巻き込まれるのが嫌だからに決まってるでしょうが!」

『あぁんまりだー!!』

「やかましい!! ……まあ、全く希望ないわけじゃないでしょ。アイツ、返事するかどうか考えてたし」

『……え? それ本当?』

「ホントよ、ここまで性悪な嘘吐かないわ」

『アリアん嘘吐くの下手だもんねー』

「……やっぱ白雪に味方しようかしら」

『わー嘘嘘!? アリアんは男を騙して搾り取りまくる魔性の女です!』

「どっちにしろ褒めてないわ!? ……まあ、愚痴くらいなら聞いてやるわよ。味方するつもりはないけど、『友達』の恋路くらい応援するわ」

『……ううぅ、アリアーん!!』

「ガチ泣きされるとそれはそれで反応に困るんだけど……」




登場人物紹介
遠山潤
 告白した相手から三度フラグを折られている男。そんな目に遭っても理子と友人関係を築いているのは、単純にあまり気にしていないから。
 白雪の手綱を握れる数少ない人間。彼女が暴走しがちなためいる時は宥め役になる。


神崎・H・アリア
 天使な対応をした苦労人。理子に対して割と同情的な態度なのは、過去の自分(ツンデレ)を省みて「仕方ないわね」と思うところがあったため。
 トラップ設置が好きという新たな一面を見せる。なお実際に作動して引っ掛けるのではなく、設置している間が好きらしい。


星伽白雪
 天誅主義の武装巫女。アリアに刃を向けなくなったのは、理子の告白に関して話を聞いてそれどころではないと感じたため。寧ろ中立宣言をしたことでアリアに好印象を持っている。
 恋愛は一気に攻め込むのではなく外堀からじっくり埋めていくタイプ。ただしSSRの研修で度々いないため理子に比べて機会は少ない。


綴梅子
 煙草に加えて酒も必要になった尋問科教師。尋問に必要だろうという作者の偏見により五感が優れている。ただしヤニ切れを起こすと能力は半減。
 生徒を弄り倒すのも好きなドS。ちなみに潤からよく賄賂()を貰い、酒盛りしている。


峰・理子・リュパン
 いてもいなくても話題になる問題児。アリアの言うとおり恋愛面ではヘタレで、要するにツンデレが相手のことを素直に好きと言えないのと同じ状態である。理子のは非常に分かりにくく、割と鋭い潤ですら気付かずにキレた。


後書き
 男の純情を弄んではいけない(何か違う)。
 はい、というわけで魔剣編第一話です。……魔剣要素ないですねこれ、理子VS白雪の乙女の対決? ですわ。まあとりあえず潤君、お前彼女できねーから!!(ゲス顔)
 次回は魔剣が仕掛ける頃を予定しています。潤達を嵌める策士か、あるいはカオスに巻き込まれる哀れなコメディアンか!?(オイマテ
 最後に五十件近いお気に入り登録、感想を書いてくださった皆様、本当にありがとうございます!! 読んでくださると分かるので本当に嬉しい……(泣)
 これを励みに、これからも執筆頑張りたいと思います! 艦これとFate/GOのイベントも終わったし!(オイ)
 では引き続き感想・リクエスト・誤字訂正・キッツイ批評どれでもお待ちしています!(←スライム並の耐久力を誇るハート)。


追記
1/6 本文・後書き修正しました。

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